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マネックスメール<第1591号 2006年1月27日(金)夕方発行>
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●日本ロジスティクスファンド投資法人 (8967・東証)募集・売出のご案内・仮条件(ディスカウント率) 2%〜4% (申込株数単位1株)
・ブックビルディング期間 1/25(水)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格等決定日 1/31(火)〜2/2(木)のいずれかの日
●ツルハホールディングス (3391・東証1部) 募集・売出のご案内
・仮条件(ディスカウント率) 3%〜5% (申込株数単位100株)
・ブックビルディング期間 1/27(金)0:00〜募集価格等決定日まで
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注)募集価格等決定時にブックビルは締切となりますのでお早めに参加下さい
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ドリコム(3793)、グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー(8783)、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人 (8981)、丸千代山岡家(3399)、いい生活(3796)、ファンダンゴ(3797)、パシフィックネット(3021)、ウルシステムズ(3798)、誠建設工業(8995)、藍澤證券(8708)、
山下医科器械(3022)、荘内銀行(8347)、東海運(9380)
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≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.資産設計への道
その203 会社の中身を知らないと投資できないか? 内藤 忍 3.チャートの世界 −第30回−
4.投資信託基準価額
5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-米国株高、主力銘柄の好業績発表を受けて連日の大幅高!
日経平均 16,460.68 (△569.66)
日経225先物 16,470 (△560 )
TOPIX 1,690.32 (△ 47.03)
単純平均 572.31 (△ 13.03)
東証二部指数 5,228.31 (△ 81.95)
日経ジャスダック平均 2,777.82 (△ 31.35)
東証一部
値上がり銘柄数 1,451銘柄
値下がり銘柄数 175銘柄
変わらず 41銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 120.21% +8.19%
売買高 24億2646万株(概算)
売買代金 3兆6043億8000万円(概算)
時価総額 534兆5545億円(概算)
為替(15時) 116.40円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が大幅高となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系証券12社ベース)が大幅買い越しとなったこと、昨日の引け後に発表になったソニー(6758)の業績が予想を上回ったことなどから買い先行の始まりとなりました。シカゴ市場(CME)の日経平均先物やADRが大幅高となっていたことも優良銘柄や主力銘柄への買いを急がせる動きとなりました。
寄り付きの買いが一巡した後も週末の手仕舞い売りや利食い売りをしっかりとこなし、堅調な展開が続きました。利食い売りに押されるものはすかさず買いが入るといった状況で、買い意欲は最後まで衰えず、連日の大幅高となりました。ライブドア(4753)の問題や東証のシステムの問題なども市場では一服感があり、年初からもたついていただけに好業績の発表にも素直に反応し易いということなのでしょう。
ここまで、ライブドアショックや東証のシステム問題から、軟調な場面が見られたことで、先物への売りもかさんでいたものと思われ、買戻しを急ぐ動きもあって引け際には上げが加速されました。日経平均の16,500円を意識する水準では利食い売りや「やれやれ」といった戻り売りも出てくるものと思われ、上値が重くなってくるのではないでしょうか。
小型銘柄も堅調な動きとなっていましたが、主力値がさ銘柄が物色の中心となっていたこともあって相対的に上昇が鈍くなっていました。日経ジャスダック平均や東証マザーズ指数、二部株指数も上値の重い展開となっていました。
---- お知らせ ------------------------------------------------------ 相場の心構えについて解説した「相場の世界」が本として出版されました。 昨年までマネックスメールに連載されていました「相場の世界」が加筆されて『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』としてパンローリング社より出版されました。
セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」と合わせて是非、ご利用ください。
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(マネックス証券 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ADR(エイ・ディー・アール)
American Depositary Receiptの略で、日本語では米国預託証書という。
外国企業などが発行する株式などの所有権を示す預かり証書のこと。ドル
建てで通常の株式のように売買される。一部の日本企業もADRを発行し
ており、米国市場で取引されるADRの値動きが注目されることもある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◆個別銘柄◆
銀行株やハイテク値がさ銘柄を中心に大幅高
ソニー (6758) 5,800円 (△720) :100株単位
今期の連結業績見通しを上方修正したことで、予想以上に業績改善が進んで
いることを好感して買いが入り、一時6,000円を超す場面もあるなど堅調な推移
となりました。
三井住友FG (8316) 1,300,000円 (△50,000) :1株単位
朝方に発表された12月の全国消費者物価指数(CPI)が上昇したことなど
を材料に、大手銀行株は後場に入ってから一段高となり、同社株は上場来高値
を更新しました。
アイフル (8515) 8,410円 (▲730) :50株単位
金融庁が消費者金融など貸金業の融資ルールを見直し、利用者ごとの借入総
額に上限を設けると報じられたことで、同社など消費者金融銘柄は収益悪化が
懸念されて朝方は売りが優勢となり、引けは大幅安となりました。
アドバンテスト (6857) 14,000円 (△1,250) :100株単位
フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)が上昇したことなど
を材料に堅調な動きとなり、大幅高で引けました。
安藤建設 (1816) 458円 (△52)
ハザマ(1719)との資本・業務提携強化について発表されることが伝わり、
昨年来高値を上回る場面もみられました。
ファナック (6954) 10,040円 (△250) :100株単位
前日に発表された第3四半期の連結業績が好調だったことが評価されて、朝方
から堅調に推移し、大幅高で引けました。
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
個別の材料から、買いが買いを呼び値を上げています。
東証一部値下がり上位
その他金融業株が値を下げています。
東証1部売買高上位
電機株や鉄鋼株が上位となっています。
東証1部売買代金上位
好業績を発表したソニーが1位となっており、大手銀行株が続いています。
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
2.資産設計への道
〜その203 会社の中身を知らないと投資できないか? 内藤 忍
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=============<資産設計情報>==============
2月23日のセミナーもすでに半分以上席がうまっています。
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会社の中身を知らないと投資できないか?
ライブドア事件をきっかけに「企業の経営内容を徹底的に調べあげて投資す
る強じんな投資家」(日経新聞)にならなければ投資は成功しないという意見
が出てきました。
前から書いているように自分が知っている会社、自分が好きな会社というよ
うな「身近な投資」では長期的なリターンが実現できないと思います。一方で
投資先の企業の中身を理解できないと投資すべきではないというのは時間に制
約のある個人投資家にとっては現実問題として無理があります。少なくとも私
自身が実践している銘柄選択手法とは異なります。
●指標を使ったバリュー投資
株式分析のファンダメンタルズ指標としてPER、PBRといった数値があります。
これらの数字はネット上で誰でも簡単に調べることができます。公開されてい
る分析指標を使って相対的な割安株を探し投資対象を決定するのが私が実践し
ている方法です。
PER、PBR、配当利回り、などを使って同じ業種の中での割安な銘柄をスクリ
ーニングし投資対象を選択しています。データはしっかりチェックしますが個
別の企業の業務内容や経営者の資質、ビジネスモデルといったことは判断材料
にはしていません。
(詳しい投資方法は拙書「資産設計塾 実践編」144ページをご覧ください)
結果はすべての銘柄で成功しているわけではありませんが、市場平均を上回
る実績が出ています。
マネックス証券の勉強会でも銘柄選択手法について講義を行った実績のある
運用会社、バリューサーチ投資顧問では東証33業種別のPER、PBR、そして配当
利回りをホームページに公開しています。自分が投資しようとする企業を業界
平均と比較してみることは投資の参考になると思います。
http://www.value-search.co.jp/hint.htm
このような業種平均と個別企業の数字を比較すれば会社の中身を知らなくて
も投資判断は可能だというのが私の考えです。
●業務内容を調べても理解できなければ意味が無い
例えば特許や新しい技術、特殊な業界の取引慣行など企業分析の細かい話に
なるとキリがありません。しかも自分が完全に理解できなければいくら調べて
いっても最終的な判断材料にはできないのです。経営者の資質といっても社長
に直接話を聞ける可能性も低いでしょうし、もし会えたとしても客観的な判断
ができるのかどうか。少なくとも私には自信がありません。
であればそのような主観的な要素が入る可能性があり、しかも時間と手間の
かかる定性的分析(数値化しにくい分析)には時間を使わず、PER、PBRといっ
た定量的な株価の分析指標を使って機械的に銘柄を選んだ方が合理的と思うの
です。
●プロでも間違えることはある
日経新聞に某運用会社が昨年末にライブドアの株式の7%弱を保有していたと
の記事が掲載されています(本日1面)。ファンドの運用成績は良いに越したこ
とはありませんが、投資先すべての銘柄でリターンを得るというのは非現実的
です。プロでも投資した会社がすべてプラスのリターンになることなどはあり
ません。プロの腕の見せ所は分散投資によってファンド全体でインデックスを
上回るリターンが実現できるか、です。
そのためにも特定の銘柄に資金を集中させるのではなく株式投資も銘柄分散
をすることが必要条件と思います。また銘柄だけではなく業種も分散し特定業
種に偏らないポートフォリオを作るのが最悪の事態を招かないための方法です。
●公開されている情報が正しいことが前提の株式投資
しかしそのような投資を安心して行えるためには、企業が開示しているデー
タが正確であるという前提が必要です。なぜならデータの信頼性がすべての基
本になっているからです。
公開されている情報が虚偽であったり、誤った情報が流されてしまうとそん
な前提が崩れてしまいます。
正確な情報に基づき投資を行った場合結果は自己責任です。しかし開示され
ている情報に虚偽や粉飾があるのなら個人投資家は報われません。そのような
企業があれば市場から退場させなければフェアな投資はできないのです。
投資は勉強しないと成功しません。しかしその勉強の方法にはどれが正しい
という正解は無いと思っています。私も自分が実践している方法が絶対正しい
とは思っていません。ただ言えることは自分のお金で実際にやってみた方法で
あるという事実だけです。
今回の話のまとめ---------
●会社の中身を知らなくても投資判断は可能
●個別の売買ではなく運用資産全体でのリターンが重要
●正確な情報に基づく分析が投資の前提
ではまた来週・・・。
内藤 忍
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/c_naitou/index.html
資産設計について聞いてみたいことがある方はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp まで(コラムで紹介させていただく場合があります)
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3.チャートの世界 −第30回−
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「相場の世界」が本として出版されました。
昨年までここで連載されていました「相場の世界」が加筆されて『江戸の賢
人に学ぶ相場の「極意」』としてパンローリング社より出版されました。
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利用ください。
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−実践編:「三山(三尊)天井・逆三山(逆三尊)底」 −
今週からは「酒田五法」が実際のチャートでどのように現れてくるのかを見
てみたいと思います。三つの山を作って「大天井」となるケースや大相場と言
われる大きく上昇する相場の始まりとなるケースがどのような形であらわれ、
そのように見たらいいのかを検証して見たいと思います。
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sanzan.htm
「三山(三尊)・逆三山(逆三尊)」
図1.では赤い点線のところで、「ダブルトップ」(毛抜き天井)のようにも
見えますが、図の青い点線を引いて見ると「三山(三尊)天井」と考えられま
す。図の矢印のところで青い点線を割り込んだことで、「三山(三尊)天井」
完成となり、「売り」が正解とされます。その前に図の赤い丸で囲んだ部分も
「三川」のようになり、しかも直前の高値(図の赤い点線)を抜けることが出
来ず、見切る動きで下落となったと考えられます。青い点線で下げ止まるかと
期待もされましたが、一気に下に抜けたことで、このチャートの後も下落が予
想されます。
図2.は図1.の最後で予測した通りの下落となりました。「三山(三尊)天
井が確認されると一気に売られた形となりました。「三山(三尊)天井の計算
値(山の高値から「ネックライン」までの値幅を「ネックライン」を割り込ん
だところから計算すると図の赤い矢印のようになり、ほぼ予測通り(予測以上
に下落しましたが)で下げ止まったと考えてもいいのではないかと思います。
図3.は現時点では「三山(三尊)天井」であると結論付けるには若干早い状
況です。最後の砦、と言う感じでこの水準で下げ止まると図の赤い点線(下の
点線は「ネックライン」)で挟まれた、「三角保ち合い」の始まりとも見れる
のです。AとBでは若干ですがBの方が高く、図1.2.のように「毛抜き天井」
のようにも見えます。それでもCと言う戻り高値をつけたことで「三山(三尊)
天井」のように見えてくるのです。ここでも三つの山の谷と谷を結んだ「ネッ
クライン」(図の赤い点線)を割り込むと「三山(三尊)天井」完成となるの
です。
図4.は図3.と同じような時期に同じような形になっています。ただ、こち
らのチャートの方が「三山(三尊)天井」がはっきりとしており、「ネックラ
イン」(図の赤い点線)を割り込んでここから一段の下落が予測されます。
「ネックライン」を割り込んで「三山(三尊)天井」が確認されると、「ネッ
クライン」が上値の抵抗線となって来ます。この場合もこの「ネックライン」
を上に抜けてくるのかどうかが注目されます。
図5.は「逆三山(三尊)底」となるかとうかが注目されるところです。この
チャートの最後のところで「ネックライン」(図の赤い点線)を抜けるかどう
かといったところなのですが、実は直前にも(図の赤い矢印のところ)で「ネッ
クライン」をぬけずに「逆三山(三尊)底」となりそこねた、形になっていま
す。その後出直り、「逆『四』山(『四』尊)底」を試す動きとなっていると
いうことです。三つ目の谷は大きく落ち込んでいるというよりも、ほぼ横ばい
と言う感じで浅い谷となっています。それでも「三つ(四つ)の谷」を形成し
ているということで「逆三山(三尊)底」となる可能性があるのです。
図6.では図5.で「ネックライン」(図の赤い点線)を抜けるかどうかといっ
たところでしたが、しっかりと「ネックライン」を抜けてから、一気に上昇と
なりました。「ネックライン」をしっかりと抜けることが「逆三山(三尊)底」
を確認することになる、というのが分かったのではないかと思います。
図7.では大きく下落となったわけではなく、図の青い点線で示した安値を割
り込まずに反発となったように見え、これも「逆三山(三尊)底」となるので
はないかというように見えます。ただ、まだ、この時点では「ネックライン」
(赤い点線)を抜けて折らず、右肩下がりではありますが「ネックライン」を
抜けるまでは「逆三山(三尊)底」が確定されたわけではないと考えておいた
方がいいものと思います。
図8.図7.で一瞬「逆三山(三尊)底」となるかと期待されたものの赤い矢
印(図7.でも共通)のところで一転して下落となり直前の安値(図の青い点線
)を割り込んで安値更新となってしまいました。その後はじりじりと上昇した
ことで、図8.で見られるように図7.の時に「逆三山(三尊)底」と見えたも
のよりも大きな「逆三山(三尊)底」となったように見えます。今度はしっか
りと「ネックライン」を超えたようにも見え、図の青い線で示したような「逆
三山(三尊)底」となる可能性が高いのではないかと思います。
図9.図8.で「逆三山(三尊)底」ではないかと思われたところが、しっか
りと「ネックライン」を抜けて、大幅高となりました。ここの場合、直前の安
値、高値云々というよりも「逆三山(三尊)底」を意識したことで、「ネック
ライン」を抜けてから、一気に上昇した形となりました。
図10.はしっかり見ないと「逆三山(三尊)底」というのがわかり難いパタ
ーンです。3番目の谷(底)が右に広がっており、しっかりと「ネックライン」
を引かないとなかなか気がつきません。ただ、図の赤い矢印で示したところの
ように「何となく上に放れたのかな?」と見えた時には「逆三山(三尊)底」
の可能性を疑ってかかるに越したことはない、ということです。
図11.では図10.の赤い矢印の次の日に、この「逆三山(三尊)底」に気が
ついた投資家が買ったことで、大きな陽線をつけて上昇の始まりとなったよう
な感じです。遅くともこの時点で「逆三山(三尊)底」に気がつき、この動き
につくことがしっかりと儲ける秘訣となのではないでしょうか。
(マネックス証券 投資情報センター長 清水洋介)
「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
4.投資信託基準価額
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」
トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
5.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
1月27日 <優先席、再び>
昨日つぶやいた優先席について、何人かの方から情報を頂きました。海外の
方から、海外でも公共車両には優先席が設けられているケースがあるとのこと。
或いは身体障害者の方から、一般席はもとより、優先席であっても席を譲られ
ることは少ないとのこと。現実は私が感じていたのとは、少々違うようです。
みんなが譲る気があれば、確かに優先席は必要ありませんが、そうではないの
で、鉄道会社などの配慮から、優先席の設置とアナウンスがされているのかも
知れません。もしそうであれば、鉄道会社の気持ちを理解していなかったこと
を恥ずかしいと思います。人の本当の気持ちは、中々読み取れないものです。
しかしそういったことをよく想像できるようにならなければいけないと思い
ます。でもそういう風に想像を巡らすことは、或る意味でとても豊かな気持ち
になりますね。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今晩、マネックスのサイトが大幅リニューアル!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
より快適にご利用いただけるサイトを目指し、マネックスは本日
27日(金)の21時頃よりサイトデザインを一新します。
細部まで改善を重ね、分かりやすさ・使いやすさを追求しました。
(ログインボタンの位置が画面右上部に変わりますのでご注意ください。)
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news601c.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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