マネックスメール 2006年2月8日(水)

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マネックスメール 2006年2月8日(水)

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 マネックスメール<第1599号 2006年2月8日(水)夕方発行>
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 みずほ証券、マネックス証券共催 「第三回 個人投資家向け株式セミナー」
   大和システム株式会社 代表取締役社長 上島貫志氏
      VS マネックス証券代表取締役CEO 松本大

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2月27日(月) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
東京国際フォーラム D1
(地図: http://mail.monex.jp/?4_16951_6_2 )

 時代のニーズにマッチした土地活用の企画・提案で躍進中の大和システム の代表取締役社長 上島貫志氏をお招きします。
 企業のトップが事業内容・経営状況・企業ビジョン等についてのプレゼン テーションを行ない、また、参加者からの質問にもお答えいただける絶好 の機会です。奮って、ご参加ください。
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.10年後に笑う!マネープラン入門
 3.フィデリティと考えるこれからの投資
 4.HSBCの中国情報
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
外国人売りへの懸念やオプションSQに絡んでの思惑で先物主導で大幅安

日経平均            16,272.68 (▲448.31)
日経225先物         16,300 (▲430 )
TOPIX            1,671.39 (▲ 42.08)
単純平均             565.92 (▲ 13.96)
東証二部指数           5,359.67 (▲ 53.58)
日経ジャスダック平均       2,801.07 (▲ 21.56)
東証一部
値上がり銘柄数          126銘柄
値下がり銘柄数         1,520銘柄
変わらず             25銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           110.32% -2.92%
売買高            22億1935万株(概算)
売買代金        3兆1135億7700万円(概算)
時価総額          530兆0118億円(概算)
為替(15時)          118.02円/米ドル


◆市況概況◆

 本日は米国市場が軟調な動きとなったことや外国人売買動向が大幅売り越しとなったこと、目先的な利食い売りなどもあって軟調となりました。それでも、好業績銘柄を中心に底堅い動きとなっていたのですが、前場の引け際から先物にまとまった売りが出て、大きく下押すような展開となりました。為替が円高になったことを嫌気する動きも見られ、利益確定売りや見切り売りがかさんだようです。

 さすがに主力銘柄は下値を売り叩くと言う動きよりも押し目をしっかり拾う、といった動きが中心となっているようですが、「下がれば買い」といったスタンスも外国人の売りなどを懸念して少し変化も見られるようです。米国市場や外部環境は「今ひとつ」という感じですが業績の裏付けがある銘柄は折に触れ物色される状況ではないかと思います。

 前場の引け際には先物から値を崩すような動きとなり、後場も昼の市場外取引でも売り越しであったと伝えられ先物の仕掛け的な売りも断続的にあったことで大幅安となりました。先物には週末のオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む思惑があるとの見方もあり、ほぼ全面安といった状況で一部の好業績を発表した銘柄を除いて、売りが優勢となりました。

 業種を問わずほぼ全面安となりましたが、特に原油価格の下落や貴金属価格の下落もあって、石油関連銘柄や非鉄株に大きく値を崩すものが見られました。好業績銘柄には底堅い動きとなるものも散見されましたが積極的に買い向かう動きは見られず、軟調な地合いとなりました。


---- お知らせ ------------------------------------------------------ 相場の心構えについて解説した「相場の世界」が本として出版されました。 昨年までマネックスメールに連載されていました「相場の世界」が加筆されて『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」』としてパンローリング社より出版されました。
 セミナーのDVD(ビデオ)「ローソク足と酒田五法」と合わせて是非、ご利用ください。

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 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・見切り売り(みきりうり)
 上値が重いなどの理由で、これ以上の値上がりを期待できずに売ることをいう。
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◆個別銘柄◆

石油関連銘柄、非鉄金属株が大幅安

トヨタ自動車 (7203) 6,050円 ▲70 円 :100株単位
 昨日に発表された第3四半期の決算は好調だったものの、円高基調にあること
で市場の反応は今ひとつで、朝方から軟調な展開が続きました。

エイベックス・グループ・ホールディングス (7860)3,750円 △420 円:100株単位
 国内証券が投資判断を引き上げたことが材料となって、朝方にストップ高を
つけるなど高値圏で推移し、大幅高で引けました。

東京放送 (9401) 3,090円 ▲70 円 :100株単位
 同社の2005年4−12月期連結業績が発表されましたが、前年同期比で経常減益
となったことが嫌気されて売りが優勢となり、軟調な引けとなりました。

スターバックス コーヒー ジャパン (2712)63,000円 △5,000 円 :1株単位
 今期の業績(非連結)予想を上方修正したことを好感して買いが優勢となり、
ストップ高となりました。なお、同社の上方修正は今期に入って2度目。

オリックス (8591) 30,300円 ▲1,000 円 :10株単位
 増配を発表したことや、外資系証券が目標株価を引き上げたことを材料に朝
方は買いが優勢となりましたが、目先的な利益確定売りなどに押されて上げ幅
を縮小し、引けは軟調となりました。

ACCESS (4813) 3,120,000円 △180,000 円 :1株単位
 前日の引け後に株式分割を発表したことが材料となって買いが集まり、株価
が300万円台を回復しました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。

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2.10年後に笑う!マネープラン入門 第99回
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投資のはじめ方、学び方(1)

 昨日、マネックス・ユニバーシティの設立パーティーに出席させていただい
た。遅ればせながら『「長期」「分散」「最適」で考える世界一シンプルな投
資法』も読ませていただいた。そして感じた。こりゃあ、やっぱりまだ難しい
なあと。なぜだろう。

 FPの個人相談にくるお客さんも、セミナーの参加者も、最近は圧倒的に「投
資をはじめたいんですが、どう始めたらいいかわからないんです」という方が
圧倒的に増えてきた。証券会社をはじめとする金融機関、マネーリテラシー向
上を目的としたいろいろな団体が「投資教育」に力を注いでいるにもかかわら
ず、いまだに「何をどう始めたらいいかわからない」という人が多いのだ。ど
うしてだろう。
 理由をいくつか考えてみた。その対策もあわせて考えてみたい。

1、間違った先入観がじゃまをする。
 長らく日本の「投資」環境は、金持ちのためのものでその上フェアじゃなかっ
た。
 まとまった金を持っていないと投資できなかったし、不正ははびこっていた
し、情報は偏っていたし、投資ノウハウは確立されていなかった。その結果、
投資=金持ちがやる品の悪い「バクチ」というイメージが出来上がってしまっ
た。実際5〜10年位前までは、大きな変化はなかった。

 なので、市場がだいぶ整備され、商品の質もよくなり、サービスも向上し、
投資金額が小口になっても、悪いイメージや間違ったイメージを持ち続ける人
がいても無理はない。そろそろいいかなと思う頃に、証券取引所のトラブルや
上場企業の不正などが次々と起こると「やっぱり変わってないんだ」というこ
とになってしまう。

 しかし、何に対してもそうだが「古い知識」や時代遅れの「思い込み」を持
ち続けると、間違った判断をしてしまい、間違った行動をしてしまう。「○○
だから投資をしない」というのも間違った行動だ。
 もし読者の中に、投資はよくない、普通の人がやることではない、投資をす
る価値はないと感じている人がいたら、一度頭の中の古いデータをデリートし
て、新しい情報を先入観なしでインストールしてみよう。
 そのとき、証券会社が投資促進のために提供している「売り手情報」ではな
く、中立な情報が手に入るのが望ましい。マネックス・ユニバーシティがその
役割を果たしてくれるのを期待したい。

2、新しい言葉、概念が思考をブロックする。
 投資を始めるには、新しい言葉の意味を理解する必要がある。指値とか前場
とか投資信託とか、、、
 でも、多くの人たちにとって、なじみのない新しい言葉や概念をマスターす
るのは簡単じゃない。パソコンを始めるときにやっぱり障壁になるのは専門用
語。アイコンとかクリックとか。まあ、なじんでしまえばなんでもないのだが、
なじむまではかなり大変だ。
 これを本や雑誌、ネットだけでマスターしようとするのはけっこう難しい。
ここが難関だと思う人は、ちょっと詳しい人に口頭で説明してもらうのがいい。
証券会社や銀行の窓口でもいい。そして、わからないことはどんどん質問する。
口で説明してもらい、疑問点をわかるまで説明してもらった「新しい言葉」の
障壁はだいぶ低くなっているはずだ。
 でも、ベースボールを「野球」と翻訳した先人のように、粋なセンスで投資
のさまざまな用語をしっくりくる日本語に翻訳してほしいなあとは、まえまえ
から思っている。MRFっていわれるとやっぱり、普通預金よりもずっとむずかし
げだ。

3、完璧にわかってから始めようとする。
 ものの本には「わからない投資に手を出してはいけない」と書いてある。し
ごくもっともだ。でも、実際にやってみないと本当にはわからないというのも
投資の現実だ。
 ひととおりのことを勉強して、だいたいの仕組みがわかったら、小さな金額
で実際に投資してみることをオススメする。大体わかるというのは、カンニン
グしないで概要を他人に説明できるというくらいだろうか。
 よく提案するのは「インデックスファンドを1万円だけ買ってみよう。」と
いうことだ。そのためには、証券会社に口座を開き、入金し、買い注文を出す
という一連の「行動」をすることになり、ひとつひとつをこなすために、新し
い言葉や概念にぶつかるので必然的にそれを経験し(望むらくは)マスターす
ることになる。
 買った後、インデックスファンドの値動きを経験することができ、そのとき
の自分の感情の動きを経験することができる。そして、その経験の中からいろ
んなことを学ぶことができる。
 
このほかにも、投資が始められない理由として

4、わからないまま手を出して失敗してしまい、わからないままイヤになって
  しまった。
5、矛盾する情報が交錯している。
6、カリキュラムがととのっていない。
7、算数が苦手だ。
などが考えられる。次回はこれらについて考えてみたい。


(ファイナンシャル・プランナー 中村芳子)


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3.フィデリティと考えるこれからの投資
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企業の変化を見逃さない〜投信で日本株を(後編)

 Corporate earnings drive the stock price.---「企業業績が株価を決める」
ということを今まで何度も訴えてきました。1月に調整が入りましたが、上場企
業の業績には関係ないことだったからこそ短期的な調整でマーケットは落ち着
きを取り戻しました。

 では、もっと長い目で見たらどうでしょうか? 年が明けるたびにご紹介して
きましたが、昨年末までの10年間の日本株の動きを振り返ってみましょう。長
期で見ると、個々の企業の株価はマーケット全体の動きにはとらわれないとい
うことがはっきりします。対象となる銘柄は2005年末に東証一部に上場してい
た企業で、10年前(つまり1995年末)からどこかしらの市場で取引されていた
1,373銘柄です(出所: ブルームバーグ、分割は考慮、配当は考慮せず)。こ
の10年間、上昇した銘柄と下落した銘柄を分けてみると、次のようになります。

上昇した銘柄 707社(+93.3%)
下落した銘柄 666社(▲34.1%)

 ご覧のように、上がった銘柄と下がった銘柄の数はほぼ半分ずつになります。
下がった銘柄の平均騰落率は3割以上の下落となっているのに対し、上がった銘
柄は平均で倍近く上昇しています。ちなみに、同じ期間のマーケット全体の動
きはといいますと─

日経平均 ▲18.9%
TOPIX +4.6%

 やはり日経平均やTOPIXというのはあくまで“平均”であって、個々の企業の
動きはばらばらなんですね。「森よりも木を見よう」とはよく言われることで
すが、上昇と下落を繰り返すマーケットの荒波にもまれてここまで差が出ると
いうのは、株価はマーケット全体の動きではなく、個々の企業の要因によって
動くと考えたほうがよさそうです。ご参考までに、この10年間の上昇率が1,000
%を超えた5銘柄を列挙してみましょう。バブル崩壊という大きな出来事を経て
も、業績をしっかりあげている元気な企業の代表格といってもいいでしょう。

1. ヤマダ電機 (+1540.0%)
2. レオパレス21 (+1515.1%)
3. ライトオン (+1482.0%)
4. 住商リース (+1151.5%)
5. 日本電産 (+1075.3%)

 では、実際に株式投資する場合はどうしたらいいでしょうか? 「銘柄選びに
自信がある」という方はもちろんご自身で個別銘柄への投資にチャレンジすれ
ばいいでしょう。「いやー、銘柄選択はやっぱり難しいなあ・・・」という方
は投資信託という器をご利用になることをお勧めします。投資信託を利用する
と、企業調査を行う専門家(アナリスト)と銘柄選びと株式売買の専門家(ポ
ートフォリオ・マネージャー)に運用をお任せする形になり、銘柄の選別が難
しいとお考えの方にはぴったりの金融商品です。

 これまで200回にわたって連載してまいりましたが、「これからの投資」とい
う大きなテーマを理解する一助となりましたでしょうか? 最近「景気回復」と
いう言葉が使われるようになりましたが、これは企業業績の回復が原動力になっ
ていることは疑いの余地がありません。いままで苦しんできた多くの企業がま
さに“変化”しているわけで、この変革を捉えることが「これからの投資」に
必要だと思います。それが大きな果実となって投資家のみなさまが手にするこ
とができるように、今こそ新たな一歩を踏み出すときではないでしょうか。

「フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型)」、「フィデリティ・
日本成長株・ファンド」、「フィデリティ・日本小型株・ファンド」はマネッ
クス証券でお申込みいただけます。
当資料に記載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考とし
て申し述べたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するもの
ではありません。
投資信託をお申込みの際には、「投資信託説明書(目論見書)」にて詳細をご
確認ください。


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4.HSBCの中国情報
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パンダ海を渡る

 お正月明け、いかがお過ごしでしょうか。え、タイミングが遅い?
いやいや、旧正月(春節、1/29)から見れば、まだまだお正月です。

 さて、旧正月、例年通り胡錦濤国家主席・温家宝総理ともに寒村を慰問し、
発展するなかにも弱者へ配慮する姿勢を示しましたが、もうひとつ政治的なメッ
セージがありました。それは中国版紅白歌合戦とも言える春節晩会(≒旧正月年
越し大宴会)で、台湾へ贈呈されるパンダの名前が視聴者投票で決まったことで
す。

 そもそも、なぜまた今更パンダなのか? 台湾にはパンダがいないんです。
日本では上野のほかに神戸にもいますが、世界的にはまだまだ珍しい動物、特
に台湾は微妙な政治状況もあって、これまでパンダがいなかったんです。その
台湾にパンダを贈ろうという機運が高まり、すでに2頭が選ばれ、送り出される
日を待っています。

 このパンダの名前を、おそらく大半の家庭が必ず見るであろう、視聴率が最
も高いと言われる春節晩会の視聴者投票で決めるというのは、非常に大きな宣
伝効果があることでしょう。見ていると、歌手が歌い、漫才師がひとしきり笑
わせた後に、アナウンサーが「さてパンダの名前の集計状況は」と何度も中間
報告を入れていました。投票は電話・携帯・ネットで行われました。

 その結果、パンダの名前は団団(たんたん)と圓圓(ゆんゆん)となりました。
団圓で「家族再会」の意味ですから、およそ言わんとするところが知れます。
春節で里帰りして家族団欒で見る年末の紅白、いや春節晩会とピッタリ合う言
葉ですね。

 そのほかの候補には、和和・美美、歓歓・楽楽などがありましたが、団団(た
んたん)と圓圓(ゆんゆん)が一番上にありましたから、なんとなくこれに決まり
そうな予感がありました。今回、最初の歌も、中国本土・香港・台湾の歌手に、
マカオの女性の剣舞でした(「百家姓」)。2006年の春節は台湾同胞がキーワー
ドだったのかも知れません。


「HSBCチャイナオープン」はマネックス証券でお申込みいただけます。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。


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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託コーナー」
トップ画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

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    オモシロくて、タメになる! 投資のテレビ局『マネテレ』 
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  投資のツボを動画で紹介する『マネテレ』は旬の話題を放映中。
  2月は「株のがっこう」など、見どころが目白押し!
  松本大・内藤忍のほか、佐藤まり江さんも登場。
  http://mail.monex.jp/?4_16951_6_14

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6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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2月8日      <MU>

 MUとはマネックス・ユニバーシティのことです。昨晩、MUの御披露目レ
セプションを開きました。会場は東京駅八重洲口のレストランでしたが、もと
は或るメガバンクの支店だった所です。合併に伴って、すぐ近くにあるもう一
つの(合併先銀行の)支店に統合され、その空いた所を改装して最近オープン
したお店です。

 MUはマネックス・ビーンズ・ホールディングスが70%、トヨタファイナ
ンシャルサービス株式会社が10%、株式会社講談社が10%、株式会社ネッ
トラーニングが10%出資している会社で、投資教育に力を入れていきます。
ささやかな集まりではありましたが200人ほどの方が来て下さり、新聞やマ
ネー誌などのマスコミ関係の方が30%、FPの方など投資教育関係の方が3
0%、金融機関などMUの潜在顧客となられる方が30%、そして出資会社な
どその他関係者が10%程度という内訳でした。

 当社は、投資家のリターンは、それが機関投資家であれ、個人投資家であれ、
投資に対する理解度から大きな影響を受けると信じています。クルマの世界で
は、教習所がなければ高速道路や高性能車があっても意味がないように、投資
の世界では、高速道路のようなインフラたる市場や、高性能車にあたるとも言
えるオンライン証券の仕組みはあっても、教習所にあたる場がほとんどありま
せん。投資やマーケットに関する正しい理解を持つことは、投資家にとってよ
り良いリターンを得るための助になるだけでなく、市場に関する正しい制度設
計や金融行政がされていく上でも、必須の条件だと思います。個人向けの投資
教育は数年前に政策目標として掲げられましたが、投資教育者や教材の不足な
どが理由と思われますが、現状では遅々としてあまり成果を上げているように
見えません。

 MUは小さな存在ですが、昨晩集まって頂いた方々の範囲と熱気を感じると、
本件に対する興味と潜在ニーズが如何に高いかがよく分かります。お客様の、
延いては市場全体の健全な育成のために、少しでも多く貢献できるように、大
切にMUを育てていきたいと思います。


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の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
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