マネックスメール 2006年4月18日(火)

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マネックスメール 2006年4月18日(火)

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 マネックスメール<第1647号 2006年4月18日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.今日のマネオク
 3.ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
 4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 5.だから投資は面白い
 6.投信売れ筋ランキング
 7.投資信託基準価額
 8.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 9.今週のプレゼントコーナー

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
買い意欲は依然として強く、前日の下げ幅を戻す急反発

日経平均            17,232.86 (△232.50)
日経225先物         17,240 (△210 )
TOPIX            1,741.75 (△ 22.70)
単純平均             549.92 (△ 6.54)
東証二部指数           5,064.15 (△ 20.99)
日経ジャスダック平均       2,671.37 (▼ 1.14)
東証一部
値上がり銘柄数         1,327銘柄
値下がり銘柄数          274銘柄
変わらず             92銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           103.90%  ▼ 1.36%
売買高            15億9237万株(概算)
売買代金        2兆3871億7700万円(概算)
時価総額          554兆3917億円(概算)
為替(15時)          117.88円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が軟調となりましたが、寄り付き前の外国人売買動向は欧州市場が休みとなったこともあって売り買いとも少なく、また、ADR(米預託証書)の終値を見ても昨日の終値から大きく下げるようなこともなく、軟調ながらも底堅い始まりとなりました。昨日の地合いを引き継ぎ売りが優勢となったものの寄付きの売りが一巡し、日経平均が17,000円を割り込んだところではしっかりと押し目買いも入るといった展開でした。

 いったん底堅い動きが見えると途端に買戻しや押し目買いも多くなり、買い意欲が湧いてくるような感じで堅調な動きとなりました。先物にもまとまった買いも見られ指数を押し上げる動きとなり指数が堅調な動きとなると買い安心感や買戻しを急ぐ動きから一段高となりました。昨日とは反対に買いが買いを呼ぶような動きで、昨日の下げはいったい何だったのかと思うほど買い意欲が強いように思われました。

 小型銘柄はまちまちの動きとなって日経ジャスダック平均は軟調、二部株指数もかろうじて前日比プラスといった状況でした。昨日大幅安となった東証マザーズ指数は本日は大幅高となりました。先物も指数を牽引するような動きとなって出来高も膨らみ、昨日の下げ分をしっかりと戻した形となりました。
 米国市場の動向や外国人売買動向に大きく左右されることは無いようです。個人投資家を中心に買い意欲は依然として強いことが分かりました。これから決算発表も本格化してきますが、好決算への反応が鈍くても、あるいは材料出尽くし感などでもたつくような場面があれば押し目買いは入って来るのではないかと思います。


 (投資情報センター 清水洋介)


−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ADR(えー・でぃー・あーる)
 American Depositary Receiptの略で、日本語では米国預託証書という。外国 企業などが発行する株式などの所有権を示す預かり証書のこと。ドル建てで 通常の株式のように売買される。一部の日本企業もADRを発行しており、 米国市場で取引されるADRの値動きが注目されることもある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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◆個別銘柄◆

 昨日とは反対に薬品株が軟調、金融株が堅調

荏 原 (6361) 689円 △9 円 
 談合容疑で強制捜査が入ると報じられましたが、最近は下げが続いていただ
けに悪材料出尽くしと受け取る声もあり、買いが集まって堅調に推移しました。

住友鉱 (5713) 1,754円 △55 円 
 金先物価格が上昇したことで今期の収益拡大を期待する買いが集まり、大幅
高で引けました。

日東精 (5957) 684円 △58 円 
 国内証券系シンクタンクが投資判断を新規に5段階で上から2番目で格付け
して開始したことがきっかけとなって、買いが入って堅調に推移し、引けは大
幅高となりました。

スクリ−ン (7735) 1,163円 ▼20 円 
 米国市場で半導体株が下落したことや、外資系証券が今後の受注動向などを
理由に投資判断を引き下げたことなどが材料となって売りが優勢となり、さえ
ない展開が続きました。

資生堂 (4911) 2,365円 △60 円 
 朝方から堅調に推移し、一時年初来高値を更新するなど、引けは大幅高とな
りました。景気敏感銘柄として注目が集まっているほか、前期業績の上方修正
を期待する声などもありました。

武富士 (8564) 7,320円 ▼30 円 :10株単位
 出資法の上限金利が引き下げられると報じられましたが、収益悪化の懸念は
かなり株価に織り込み済みとの見方もあって株価に目立った反応は見られず、
引けは小幅安となりました。


日経平均や外国為替などのテクニカル分析が「マーケットメール−夕刊−」に
詳しく解説されています。是非、日々の投資にご活用ください。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘、売買推奨を目
的としたものではありません。


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
2.今日のマネオク
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◆今日のマネオク◆

本日の各世銀債の参考利率
米ドル3年債:4.50% (-0.02%)  豪ドル3年債:5.20% (+0.06%)
米ドル5年債:4.70% (-0.02%)  豪ドル5年債:5.36% (+0.04%)

( )内は前日比

<今日のはてな>
Q2.マネオクにはどうやって申込むの??
 マネオクトップページ>取扱銘柄一覧・お申込みの表から申し込みたい銘柄を
選択していただき、概要を確認のうえ注文画面へ進みます。申込額面、利率の
それぞれ希望する数字をご入力いただき、申込ボタンを押せば完了です。あと
はニーズが集まるかどうかお待ちいただくだけです。
詳しくは↓
https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/auction_flow.htm

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
3.ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-

 日本の株式は年初来高値を抜いた後、もみ合いとなっています。社内外で同
業のファンドマネージャー、ストラテジストと話す限りにおいては、足許の日
本経済、日本株に対して、弱気の人は少数派だと思いますが、徐々に方向性や
マーケットを見る目線の高さが異なってきたように思います。

 筆者は、基本的には長期上昇相場の過程にあり、調整はあっても一時的で強
気の見方を変えていないのですが、足許ではネガティブサプライズも散見され、
抜粋すると以下のような要因が考えられます。

 (1)日本のゼロ金利政策の解除は、量的緩和解除時期が当初のマーケット
の想定より早期に実施されたのと同じく、早ければ7月にも実施されるであろう
との見方が台頭してきたこと。この結果、日本の長期金利も、ゼロ金利解除を
織り込む動きから、長期債利回りが2%近くまで上昇したのは悪材料。また米国
の利上げは、5月10日のFOMCで0.25%利上げがほぼ確実と見られ、続く6月の
FOMC(27、28日)でも利上げ継続観測が浮上しており、米国長期金利はじりじ
りと上昇を続けていること。

 (2)今2007年3月期は、1ケタ台半ばに増益率が鈍化するとみる向きが増加
しつつあり、東証1部の予想PERは24.4倍(14日付日経調べ)であるため、絶対
水準でみて割安感は乏しい。また単純比較では、既に欧米市場よりも高い水準
にあること。

 (3)イラン核開発問題に関する政治リスクの高まりなどによる原油高に加
え、金・プラチナなど貴金属の国家管理強化の動きに見られるように政治介入
リスクが増大しつつあること。資源価格高騰継続→金利高止まり懸念が燻って
いること。

 特に(1)−(2)については、株式の理論的な価値に直結する問題である
ため重要です。まず(1)については、内外の長期金利が上昇し、金融政策運
営が難しい局面ですが、CPI上昇率が低位に留まる中では、日銀は国内要因に重
きを置き、ゼロ金利政策の解除を慎重に行う(年度後半くらいまでない)ので
はないかという期待を持っています。少なくとも物価上昇率を上回る水準まで
短期金利が上昇するのは当分の間なさそうです。この実質低金利状態は、景気
拡大を前提とすれば、株式など資産価格にとってプラスに働くでしょう。(2)
については、2006/3期の企業収益は上方修正で着地した模様ですが、焦点は
07/3期で、この期は当初慎重な予想に留まるとの見方がこれまでのところ一般
的です。この場合の株式市場の反応ですが、前期も同様のパターンであり、先
行きの上方修正を見越して必ずしもネガティブにはならないと見ています。
(3)については、リスクプレミアムの上昇=理論株価の押し下げ、を通じて
株価にマイナスに働くと考えます。後段の資源価格高騰に合わせた国家管理強
化の動きは、古くはオイルショックを想起させ、不穏な感じがしますが、当時
と比べ国際協調体制が格段に進歩しているため、現時点では大事には至らない
と見ています。


◆「DKAアセットシンフォニー」
内外の株式、公社債等にバランス良く分散投資を行うバランス型ファンド。
清水毅ファンドマネージャーをはじめとする運用チームで安定感のある運用を
目指します。

*詳細は当社ウェブサイトをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、
「目論見書」をご確認ください。


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4.土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
            第45回−銅eワラントで銅相場に投資
(難易度 ★★☆☆☆)
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 4月3日(月)より1ヶ月間、春のeワラント体験企画として、新聞等でなじ
みがあり投資対象として分かりやすいと思われる日経平均eワラントの販売価格
と買取価格の差を通常の半額に低く設定するキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間中は、日経平均eワラント全銘柄の売買スプレッド(販売価格
と買取価格の差)が通常の半額となります(但し、最低スプレッドは0.02円)。

キャンペーン詳細
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(注意)取引手数料は通常通り発生します。日経eワラント取引におけるその他
一般的なリスクに関しても、通常の取引におけるリスクと変わりはなく、ハイ
リスク・ハイリターンな商品です(損失は投資金額に限定)。
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■銅eワラント取扱開始!
 4月24日(月)より、銅eワラントの取り扱いを開始します。「何で銅なの?」
という疑問をお持ちの方もいるかと思われますので、今回は銅eワラントについ
て解説したいと思います。

■BRICsの発展で増す銅需要
 銅は太い送電線から家電用の配線、各種機器のコイルから冷却用機材まで幅
広く用いられています。このため経済発展に伴い、生活レベルが上がると必然
的に銅の需要も増えます。それが特に顕著なのが中国。電力需要をまかなうた
めに全土に電線を張り巡らす必要があり、また銅製品の利用が多い自動車や家
電の消費が増え、銅の需要が増えています。この結果、2004年時点で中国の銅
消費量は約20%で世界第1位になっています(1999年は約11%で2位 出所:WBMS
)。分かりやすいところでは、冷蔵庫の裏側にある放熱板が銅で、そういった
家電の普及もこれから、と考えると、銅需要の底堅さがイメージできると思い
ます。ちなみに銅は一物一価なので、世界のどこでもほぼ同一の価格で取引さ
れます。つまり、世界全体の需要が増えれば日本も当然影響を受けます。

■株と銅相場への投資を比較する
 今までは、銅相場堅調と考えるなら、鉱山株への投資を考えるのが一般的で
あったと思われます。しかし、その相場観が鉱山会社の業績なのか、銅相場な
のか常に考えておく必要があります。鉱山株に投資した場合には、銅相場を前
提としていても下記のような要因も株価に影響を与える可能性があります。

○ 株式相場全体の影響:日本株全体のトレンド
○ 他の鉱物資源の価格動向:その企業が扱う銅以外の金属価格の影響
○ 鉱山会社の在庫評価方法による影響:保有在庫のその決算期の評価損益
○ 保有鉱山、権益の所在(カントリーリスク):天災、個別鉱山のストライ
 キ等
○ その他会社固有のリスク:経営陣の不祥事等

 このように、鉱山株への投資は、銅相場の相場観だけに基づいて投資するだ
けでは十分とはいえないわけです。そこで、銅相場の相場観に基づくなら、銅
相場への投資を考える必要があります。別の言い方をすれば、鉱物資源への需
要が増え、価格が上昇すると思うなら、鉱山株よりコモディティに投資した方
がストレートな投資といえるわけです。

■銅eワラントとは
 今までは、銅への投資を考えたとしても、残念ながら国内での投資手段はあ
りませんでした。そこで登場したのが銅eワラントです。銅eワラントは、銅価
格の世界的な指標とされるロンドン金属取引所(LME)の銅スポット価格に連動
する債券(銅リンク債)を対象原資産としたeワラントで、これにより、銅相場
への投資が可能になります。銅スポット価格が上昇し、連動する銅リンク債の
価格が上昇することを予想するコール型と、銅リンク債の価格が下落すること
を予想するプット型があります。

銅eワラントの説明
http://www.ewarrant.co.jp/admin/whatsnew/419.html

■銅eワラント投資のメリット
 銅eワラントの最も大きなメリットは、そもそも投資手段がなかった銅相場へ
の投資を可能にする点です。銅先物は国内では上場されていませんし、銅を何
トンも現物で購入することも、個人ベースでは現実的ではありません(なにし
ろ重たい)。
 銅eワラントに投資するメリットを整理すると、以下のようになります。

◎銅相場への投資が可能になる
◎インフレ懸念に対するヘッジ
◎分散投資
◎ハイリスクながら損失は投資元本に限定(手数料は除く)
◎下がると思えばプットもある
◎株式口座の資金で円のまま投資可能
◎数万円程度から投資できる

■銅eワラント銘柄詳細と使い方のヒント
 今回発行される銅eワラントは下記のとおりです。使い方の目安としては、銅
相場に強気で、数週間から数ヶ月の投資期間を考えるのであれば満期の長いコ
ール3回、短期強気であれば残存期間が短く値動きの大きいコール2回を使う
という用い方をします。逆に、4月13日時点の銅価格が6,210ドル/トンまで上
昇しているので、ある程度の調整があると思えば、満期が長めで権利行使価格
が相対的に現在の価格に近いプット3回を用いることが考えられます。

 銘柄名権利行使価格満期日
銅eワラントコール1回5,500米ドル2006/08/16
銅eワラントコール2回6,000米ドル2006/09/20
銅eワラントコール3回6,000米ドル2006/11/15
銅eワラントプット1回4,500米ドル2006/11/15
銅eワラントプット2回5,000米ドル2006/08/16
銅eワラントプット3回5,000米ドル2006/09/20


■銅eワラント投資の注意点
 なお、価格変動リスクが一般に大きい、満期がある、時間経過のマイナスの
影響を受けるといったeワラントについての一般的な注意点に加えて、以下の銅
eワラント固有の注意点があります。

▽外国為替相場の影響:銅リンク債の原資産の銅価格は米ドルが取引通貨となっ
ており、国外で取引される米ドル建ての価格に大きな影響を受けます。この
ため、銅リンク債の価格は米ドルの対円外国為替相場の影響を受けます。
▽商品価格の変動要因:商品の取引価格は、株式投資の際には必ずしも注目さ
れないような原因によっても変動します。過去には株式のパフォーマンスと
の相関が低いと考えられる場合もありますが、過去の価格変動は将来の価格
変動を保証するものではなく、将来の価格変動も株式のパフォーマンスとの
相関が低いとは限りません。

本日のポイント:銅eワラントで銅相場に挑戦!

ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長 土居 雅紹 (どい まさつぐ)
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上記はあくまでも投資事例であり、何らかの行動を勧誘するものではなく、予
想した通りの将来の値動きを保証するものでもありません。最終的な投資の判
断は、ご自身の責任で行ってください。上記内容はゴールドマン・サックス証
券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容
は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自
己の責任で判断する必要があります。


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5.だから投資は面白い!
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−第6回 表情をつかむ。<下降期・その4>−

 これまで何回かに分けて「下降期」について取り上げてきました。

 収益を改善するべく、主力商品のテコ入れを図ったり別の収益源を模索する
など、諸策を講じて対応してみたものの、それらの諸策が空振りに終わって、
収益が伸び悩むどころか落ち込んでいく…。「下降期」の会社に見られる流れ
かと思います。
 その“悪循環”を繰り返しているうちに、会社の体力はどんどん弱体化し、
ついには、既存の体制を維持することが困難になってくるでしょう。資産売却
や人員削減など、リストラ(事業の再構築)を始める段階に来ているのです。

 リストラに取り組む会社よりも、最近では、増産のために莫大な資金を設備
投資に回すというような会社が目立ちますが、好業績企業が多いご時世でも、
負の資産を整理し、再スタートを切るための取り組みを始める会社はあります。
 “リストラ”と聞くと、どうしても後向きなイメージが頭に浮かんでしまい
ますが、事業の再構築ができることを考えれば、決して後向きなことばかりで
はないのです。「下降期」を終え、上昇に転じるための地盤を整備するのです
から。

 最近の事例としては、三洋電機(6764)のケースが挙げられるのではないで
しょうか。
 同社は2期連続(2005年3月期、2006年3月期)で連結当期利益で1,000億円
単位の赤字を計上する見通しとなるなど収益悪化に歯止めがかからず、身動き
のとれない状況が続いていました。
 社外からの経営支援を取り付けて社内体制を再構築させることが急務となっ
ていた時に、三井住友銀行や外資系投資銀行グループなどによる金融支援が決
まり、同社は「下降期」からの脱出に第1歩を踏み出し、本業以外の事業を連
結対象から除外したり不採算事業の売却を行うなど、矢継ぎ早にリストラ策を
講じています。
 これにより、株価は昨年240円を割り込む場面も見られましたが、現在300円
台まで回復するなど、同社の収益改善に対する取り組みを好感する動きが徐々
に表れてきています。

 三洋電機のような会社に対する投資判断は、どのように行えばいいでしょう
か。

 株式市場における同社の株価は、同社が将来、収益を改善させることを期待
して、先行して上昇しているのです。どの銘柄でも同じことが言えると思いま
すが、株価の上昇は将来に対する「期待」が含まれていることを、投資をする
上で、まず、忘れないでください。
 三洋電機はリストラ(事業の再構築)が始まったばかりで、結果として業績
数値には表れていません。そういう意味では「下降期」をまだ完全には脱して
いないという慎重な見方もあるでしょう。また、メインバンクが支援に本腰を
入れたことで「下降期」を脱する可能性が高まった、と判断できるかもしれま
せん。
 投資を行うべきかどうかは、リストラの進み具合を慎重に見極めて判断した
ほうがいいかと思います。整理すべき不採算事業は残っていないか、本業など
強化すべき事業に資金や人材を集中できているかどうか、など。
 リストラがまだまだ必要なのか、もうリストラも終わりに近づいているのか
を考えた場合に、リストラも終わりに近づいているタイミングで投資をした方
が、投資判断のタイミングが良く、会社が再び上昇軌道に乗ってくれば、思わ
ぬ利益をあげられるかもしれません。

 皆様は、どのように判断されますか?

(マネックス証券 投資情報センター)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
6.投信売れ筋ランキング ベスト5
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 1.日経225ノーロードオープン
 2.HSBC インド オープン
 3.HSBC ブラジル オープン
 4.HSBC BRICs オープン
 5.HSBC チャイナ オープン


 ※マネックス証券の2006年4月10日〜4月14日における約定日ベースの販売
  ランキングです。
  当ランキングには、公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF及び
  マネーポートフォリオは含めておりません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
7.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest

※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     おかげさまで
        2005年度IPO引受金額 ネット証券No.1
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  おかげさまでマネックスの2005年度引受金額は、インターネット
  専業証券No.1(当社調べ)の109億円となりました。また、2005年度中
  に新規公開企業3社の主幹事を務めさせていただきました。
  http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news6045.htm


=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
8.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 4月18日    <黄砂>

 東京で6年ぶりに黄砂が観測されました。オフィスの西側の窓から外を見る
と確かに視界が悪く、太陽も薄いシルクスクリーン越しに見るように、ぼやけ
て見えました。小さい頃に見た黄砂は、もっと大胆に黄色くておどろおどろし
い感じがしましたが、今日の黄砂は光化学スモッグのようでした。

 黄砂現象は古からあった筈ですが、私の記憶する限りでは、黄砂を詠った歌
は万葉集にも古今集にもないと思います。何故でしょう?雷の歌もかなり少な
いですし、不吉な感じのする自然現象や、恐怖の念と云うものは、基本的に歌
として詠まなかったのでしょうか。和歌は自然現象などに触発された人の気持
ちを詠むもので、「恐い」と云う気持ちはある意味で恥ずかしいものであり、
貴族が愛でて詠う対象とはならなかったのでしょうか。折角の春ですから、早
く抜けるような青空に戻って貰いたいものです。


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 件名:あいはら友子さん書籍プレゼント係

 宛先:present@monex.co.jp
本文:お名前、郵便番号、ご住所を記載

締切日:2006年4月24日
抽選日:2006年4月25日

※当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。
※電子メール(Eメール)は、機密保持が保証されない公衆回線を使用し送信
 されるため、第三者により傍受、改ざん等が行われる可能性があります。
 あらかじめご了承ください。
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●書籍の紹介
 負け知らずの女相場師・あいはら友子の運と金をつかむ「儲けの哲学」
「財テク女優」と呼ばれ、テクニカルアナリストとしても活躍する著者は、
株で損を出さないという優れた経済感覚の持ち主。その感覚はどのようにして
身についたのか? 「お金が向こうからやってくる」人はどこが違うのか?
 あいはら流の運とお金のつかみ方、生き方の信条を綴るエッセイです。
・この世に一攫千金はない
・王道からはずれたものは、どれだけ儲かりそうでも、絶対に手を出さない
・こつこつ努力していると大きな果実が実って、“棚ボタ”がついてくる
など、あいはら本人の人生観を表す言葉が満載。儲けたい人、運を上げたい人
必読の一冊です。


●著者紹介 あいはら友子
女優・テクニカルアナリスト。兵庫県神戸市生まれ、関西学院大学法学部卒。
1978年、NHK朝の連続テレビ小説『わたしは海』のヒロイン役でデビュー。
現在、テクニカルアナリストとしてラジオNIKKEIの個人投資家向けの番
組などでキャスターを務めるほか、講演、執筆も多数。著書に
『株はこれから2年 絶対の売り時、買い時がわかる本』(マネックス証券
松本大氏との共著、幻冬舎)、『あいはら流「もうける株!」』(講談社)等

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