マネックスメール 2006年7月27日(木)

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マネックスメール 2006年7月27日(木)

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 マネックスメール<第1715号 2006年7月27日(木)夕方発行>
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さくらインターネット 代表取締役社長 兼 最高経営責任者 笹田 亮氏       VS マネックス証券代表取締役CEO 松本大
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8月21日(月) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
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 インターネット接続サービスをはじめ、インターネットに関するサービスを 幅広く提供する さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 兼 最高 経営責任者 笹田 亮氏をお招きします。
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.きょうの「マネいち」
 3.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
 4.サンプラザ中野の株式ロックンロール
 5.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
 6.投資信託基準価額
 7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
好業績銘柄の物色で主力銘柄を中心に大幅高

日経平均            15,179.78 (△295.71)
日経225先物         15,180 (△290 )
TOPIX            1,541.81 (△ 21.37)
単純平均             446.51 (△ 4.90)
東証二部指数           4,019.75 (△ 1.27)
日経ジャスダック平均       2,156.64 (▼ 11.37)
東証マザーズ指数         1,120.38 (△ 10.26)
東証一部
値上がり銘柄数         1,205銘柄
値下がり銘柄数          395銘柄
変わらず             91銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           80.38%  △6.29%
売買高            16億5788万株(概算)
売買代金        2兆2796億9100万円(概算)
時価総額          488兆5445億円(概算)
為替(15時)          116.08円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は好業績に反応する動きとなったものの業績の芳しくないものへの反応も大きく、もたついた展開となり、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が引き続き売り越しとなったことから、しっかりした動きながらももたついた始まりとなりました。シカゴ市場(CME)の日経平均先物が高かったことから先物主導でしっかりとする場面もあったのですが、小型銘柄を見切る動きが続き軟調となりました。

 それでも前場中ごろから好業績銘柄を中心に堅調な展開となり、売り飽き気分もあってか、割安感の出ているものなどにも買いが入り、先物へのまとまった買いもあって大幅高となりました。昼の市場外取引も売り買いの偏りはないと伝えられたのですが、後場に入っても先物への買戻しを交え、堅調な動きが続きました。前引け後やザラ場に発表になった業績なども好調なものが多く、好業績銘柄を中心に押し目買いなどが一斉に入ったという感じです。

 小型銘柄も底堅いものや反発するものが多くなりました。ただ、業績面に不安のあるものや割高感のあるものは値動きも悪く、値動きの悪さに見切り売りがかさむものも見られました。さすがに東証マザーズ指数は大幅高となり、日経ジャスダック平均以外は堅調となりましたが、主力銘柄に比べては上値が重いものが多く見られました。先物はまとまった買いが断続的に入り指数を押し上げる要因となっていました。昨日の大幅下落もあってまとまった買戻しもあったのかもしれません。

 いったん15,000円を割り込んだ日経平均も再び15,000円回復となりました。注目される節目だけに超えているかいないかでセンチメントも変わって来るものと思います。業績発表が相次ぐ中で、予想通り、あるいは予想以上に好調な業績を示す銘柄も多く、いったんは材料出尽くし感や慎重な見通しへの失望感で売られた銘柄も買い直されていました。

 (投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ザラ場(ざらば)
 通常、取引所で取引が行われている時間帯を言います。取引時間中のこと。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆個別銘柄◆ 

 業種でどうの、と言う動きよりも決算発表に反応する動き

アドバンテ (6857) 11,250円 △340 円 :100株単位
 第1四半期の連結業績が好調だったことが伝わり、朝方から買いが集まって堅調に推移し、大幅高となりました。

JAL (9205) 208円 ▼1 円 
 個人株主による新株発行の差し止めを求める仮処分申請が却下されたことが伝わり、事態悪化の懸念が後退したことで買い安心感が拡がり、しっかりとした動きが続いていました。しかし、後場は戻り売りなども入って上値が重く、小幅安で引けました。

マツダ (7261) 766円 △6 円 
 前場はさえない動きとなりましたが、後場に入ってから押し目買いも入り、堅調となりました。昼休みに、同社の輸出車両を載せた運搬船が航行不能になったとの報道もありました。

商船三井 (9104) 744円 △20 円 
 同社など海運大手の第1四半期の連結業績がいずれも大幅経常減益となったことが伝わり、朝方は売りが優勢となりましたが、相場全体の地合いが好転したこともあって前日比プラスに転じ、堅調となりました。

デンソー (6902) 3,790円 △210 円 :100株単位
 今年度からの5年間で連結ベースで1兆5000億円の設備投資を行うことが報じられ、事業拡大を期待する買いが集まり、堅調に推移していましたが、昼休みに発表された第1四半期の連結業績も好調と伝わり、一段高となりました。
イオン (8267) 2,565円 ▼45 円 :100株単位
 朝方から売りが優勢となり、相場全体が堅調となる中で軟調な動きとなりました。3月期決算の企業が続々と第1四半期の決算を発表する中で、決算期が2月である小売株から乗り換える動きがあるとの指摘もありました。

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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
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「今月の銘柄」の参考利率

豪ドル3年債:5.56% (+0.04%)

◆きょうのはてな◆
Q9.為替の損益計算シミュレーションって??

A9.為替レートは日々変動します。ある債券を購入した場合に、受け取る利息と円高が進んだ場合の損失との損益分岐点がどこにあたるかを、シミュレーションすることを言います。なお、その際に過去の為替レートを参照することも有効です。

損益シミュレーションの例は↓
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http://www2.monex.co.jp/lounge/toranomaki/saiken.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
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 第4回 商品先物取引の“いいところ”

 −その2− 

 商品先物取引は株式における信用取引と同様、「買い」からだけでなく「売り」からも取引を始めることが可能です。また、手持ちの資金が少なくても、それらを商品先物取引では取引証拠金、信用取引では担保として、より大きな金額を動かすことができます。2つの取引手法には、共通点がある訳です。 「それだったら、株式の信用取引のほうが馴染みもあるし入りやすいと思うけど…」そう思われた方も多いのではないでしょうか。

 ただ、商品先物取引の“いいところ”は、今年の日経平均と原油価格の動きを比較してみると分かります。

 日経平均の1月4日の引値は16,361.54円。その後、4月7日に年初来高値である17,563.37円をつけましたが、4月、5月は下落の一途となり、6月13日に年初来安値14,218.60円まで下落しています。
 それに対して、原油価格の世界的な指標である米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物は、日経平均の年初来高値をつけた4月7日は1バレル=67.39ドル。その後急速に価格が上昇して、4月17日には1バレル=70.40ドルをつけています。日経平均が6月13日に年初来安値をつけるまでも1バレル=70ドルを大きく割り込むことはなく、高値圏で推移しました。 この時期は米国で原油価格や貴金属価格が高騰しインフレ懸念が台頭、金利が上昇し株式市場はもたついた動きとなりました。企業業績の先行きにも懸念が強く、景気減速懸念がくすぶり出し、好調だった日本の株式市場も米国市場の下落のあおりを受けて下降局面に入っていました。それに対して原油や貴金属など商品の価格は、株式市場が伸び悩む中で投機的な資金が市場に入り、上昇するものが多く、「買って」儲けるには商品市場の方に分があったということなのです。

 このようにして株式市場や債券市場で上手く立ち回れないときでも、商品相場を上手く利用すればしっかりと儲けることも出来ます(もちろん損をすることもありますが)。また、株式市場が値動きに乏しい時でも商品相場は投機的な資金を集めて賑わっていることもあり、投資の手段の一つとして考えてみても良いのではないかと思います。

 株式、債券、為替、商品など、投資対象となる金融商品はいくつもありますが、おカネは世の中の情勢に応じてより多くの利益を得られる、あるいは将来的により多くの利益を得られると予想される金融商品に向けて流れていくのです。商品先物取引を投資手法の一つとして取り入れれば、株式、債券、為替など以外に資産の分散先も増えてリスクをより軽減させることもできますし、世界のおカネの流れに今以上にうまく対応でき、より多くの運用益を得られることもあるかもしれません。

(マネックス証券 投資情報室)

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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 八丈島に行ってきた。サンプラザ中野だー!

 夏祭りにてアコースティックライブをやったのだ。アンコールでは「Runner」を島太鼓とあわせて演奏した。太鼓とのセッションは初めてだった。でもとても良かった。演奏者全員とても楽しい時間を過ごせた。観客も多分、と思う。
 以前も書いたが八丈太鼓は独特だ。和太鼓ではあるがジャズである。和太鼓は威勢良く人心を煽るもの、と俺は認識している。それからは大きくはずれる演奏スタイルなのである。演奏の際、太鼓は1台だけ使用する。2名の奏者が1台の2面をそれぞれ敲く。

 下打ちと呼ばれる一人がリズムを刻む。それに乗せてメロディーを奏でるように相方が演奏を繰り広げる。二人の意気が演奏の長さや盛り上がりを決めていく。場を読み互いの心を読み奏でていく。自由なのである。即興性が高いのである。だからジャズなのである。

 これを東京に、そして世界に広めたいと思う。もちろん海外から呼ばれて演奏に行くこともある。でもまだまだこれからだ。そこで良い考えが沸いてきた。みんなで飲みながら話したのだ。あ、八丈島の焼酎は美味いのだ。1万人に満たない人口なのだが、酒造会社が5軒もあるらしい。銘柄は10個ほどあるらしい。生産量の半分は島内で消費してしまうらしい。だから本土では少ししか販売されないのだそうだ。希少である。さておき、そのアイデアは今は書かないでおこう。真似されちゃうと困るから。

 アシタバもあるし黄八丈もある。もちろん魚もね。サーフィンにもダイビングにもかなりgoodなスポットだと聞く。未来があるぞ八丈島。羽田から45分で着いちゃうぞ。だから機内での飲み物サービスがない。出している暇がないからだぞ、きっと。

 ライブが終わって一息ついて打ち上げに行った。店に入ろうとしたとき、中学生くらいの男子が10人くらい走ってきた。そして「ライブ最高でした!」と言ってくれた。嬉しかったぜ。ありがとう。島の未来は君たちにかかっているのだぞ。島ごと上場するような気持ちで、島の未来を考えるのだぞ。

 ちなみに「レレレのおじさん」の衣装は黄八丈なのだぞ。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

http://www.sunplazanakano.com/

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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 ポジティブ・サプライズ(2006年7月27日号)

 急反騰になりました。

 朝方は、昨日の急落した流れを引き継ぎ、さらに米国株式が反落したこともあり、軟調な値動きになりました。

 ただし、これは今週月曜日の安値14560円から昨日の高値15108円までの上昇に対する修正の動きととらえることもできます。そのため、日経平均株価は14839円まで下落しましたが、これは今週の上昇分の半値押し(14834円)の水準です。

 ということで、この時点でひとまずは売り一巡となり、押し目買いも入り始めました。まず、期待通りの好決算を発表した松下やホンダが買われました。また、同じく好調な決算を発表したアドバンテストも堅調だったことから、主力銘柄やハイテク銘柄が下値支えになりました。

 これに加え、セイコーエプソンの営業損益が黒字転換し、大幅高となったことも好感されましたね。とりわけ、同銘柄は、赤字決算が予想されていました。それだけに、この決算発表は、市場ではポジティブなサプライズ(前向きな、良い意味での驚き)。明日にかけて集中する決算発表を前にして明るい材料です。おのずと決算発表に対する期待が膨らみます。

 さらに、新興市場が前場終盤に切り返したことも、反発の大きなきっかけになりました。

 というのも、東京時間の昨日早朝に発表されたアマゾン・ドット・コムの決算は、市場の失望を誘いました。これが、昨日の東京市場でインターネット関連銘柄の下落を誘い、さらに新興市場の下落を通じて、市場のムードを悪化させました。それだけに、今日のマザーズ指数の反発は、市場心理にも良い影響を与えました。

 なお、日経225先物には、前場終盤に1件600枚程度の大口買いが連続して入り、日経平均株価を15000円台まで押し上げました。そして、これが呼び水となって後場には先物に買戻しが殺到し、相場全体の上昇に拍車をかけました。

 ところで、米国市場も一見神経質な値動きではあるものの、NYダウを見る限りは底固い値動きが続いています。NYダウは、7月18日に10683ドルの安値をつけてからは、ここを底値として昨日の高値は11157ドルと、すでに500ドル近く値を戻しています。ちなみにNYダウの100日移動平均線は11151ドル。昨日は、これを一旦上回っています。

 この底固さを支えるのは、S&P500銘柄の平均で、前年同期比13%程度の増益と見られる好調な企業決算です。アマゾン、ボーイングなど悪いものが目立ちがちですが、全体としては期待を上回っています。

 ここまでの決算でも、ポジティブ・サプライズ(決算数値が市場予想を上回る)となった会社数がネガティブ・サプライズ(決算数値が市場予想を下回る)となった会社数を大幅に上回っているようです。

 そして、米国株式の底固さを支えるもう1つの要因が、8月の利上げ休止観測です。

 昨日はベージュ・ブック(地区連銀報告)が発表されましたが、その内容は、6月終盤の2週間と、7月はじめの2週間は、全地域で景気は拡大したものの、成長のペースは鈍化したというものでした。そして、地区連銀12行のうち6行が、全体的な経済成長率は低下していると指摘しています。

 これを受けて、FFレート先物市場では、ついに8月8日のFOMCで利上げが休止されるとの見方が、利上げが継続されるとの見方を上回りました。

 したがって、東京市場では相変わらず戻り売りへの警戒感は残るものの、これら内外の情勢を見れば、押し目買い意欲は少しずつ強まってくるはずです。実際、株価も今月半ばからは、上値・下値ともに切り上げており、上昇基調を保っています。

 特に、本日、日経平均株価が15130円にある25日移動平均線を7月13日以来はじめて上回ったことが注目されます。これは中期のトレンドを表すとされます。
 一方、短期のトレンドを表す5日移動平均線は現在14937円にあります。そして、この短期の移動平均線も、先述の中期の移動平均線もいずれも上昇基調にあります。その上で、本日の終値は15179円とこれらを上回ってきました。
 この状況は、テクニカル分析の教科書では買いのパターンです。すなわち、このままいけば、まもなく短期線が中期線を下から上に突き抜ける形、すなわち買いシグナルとされるゴールデン・クロスが訪れるからです。

 そして、ここまでは、上値の目標として、7月4日高値15710円〜18日安値14437円までの下落に対する61.8%戻し15224円がありました。本日は一旦15220円まで上昇し、ほぼこの水準に到達しました。

 仮に、7月4日から18日までの下落に対する反発が終わるとすれば、この水準です。すなわち、61.8%戻しとなる15220円水準は1つの強力な上値抵抗線であるはず。

 ということは、逆に見れば、ここを上回ると、相場の上昇基調の強さが証明されるということです。61.8%戻し水準も超える反発となるならば、さらなる上値追いも期待できるでしょう。

 その際には、先述の25日移動平均線突破による中期的な上昇基調が効いてきます。このとき、上値のターゲットとしては、やはり現在15589円にある200日移動平均線が意識されますね。

 さて、こう見ていくと、ますます明日集中する企業決算が注目されます。そして、米国では週末に発表される第2四半期の実質GDPの発表がポイントでしょう。

 もちろん、この内容はフタを開けてみないとわかりません。ただ、今週のここまでの相場を見る限り、新たな材料をポジティブ(前向き)に評価する環境にはなってきた―少なくともそれだけは言えそうですね。

            (トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予   測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等   にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた   します。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱いファンドが騰落率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ 画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。

■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   マネックス・ユニバーシティの廣澤知子がテンプスタッフの
キャリア&マネーセミナーで講演しました
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7月8日に開催された、テンプスタッフ社のキャリア&マネーセミナー 「ピンチをチャンスに変える! 女性の転機の見つけ方」にて、廣澤が 「将来のために考えよう!今始めるマネープラン」と題し、講演を行な  いました。
  http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2006/07/post_3.html


■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   マネックス・ユニバーシティの内藤忍が
「e-Learning WORLD 2006」で講演を行いました。
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e-Learningの普及促進と健全なる市場の発展を目的とする「e-Learning WORLD 2006」で、マネックス・ユニバーシティの内藤が、ゲストスピー  カーとして、マネックス・ユニバーシティのeラーニング、<マネックス・  キャンパス>について講演を行いました。
  http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2006/07/elearning_world_2006.html

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 7月27日     <ホンダジェット>

 ホンダが飛行機事業を行う会社をアメリカに設立し、今秋から受注を開始、2010年には第一号機を納入する予定とのこと。その名も「ホンダジェット」いわゆるプライベートジェットです。従来機に比べ燃費とキャビン効率が格段に向上しているそうで、実験機によって既に最高速度412ノット(時速760キロ程度)も記録しているとのことです。バイクに始まりクルマの製造、それぞれのグランプリを優勝し、果てにはジェット機の生産。まさしく男のコの夢をどこまでも追求し続け、実現していく有様は、個人的にとても素敵に見えます。こういう「夢」を長い年月共有できる企業のDNAは一体なんでしょうか?

 かつてセナの駆るホンダF1がグランプリを優勝した時の表彰会場で、ブラジル人のセナと日本人の本田宗一郎さんが、タキシードに身に付けて、親子のように嬉し泣きしながら顔をくしゃくしゃにして抱き合っていた姿を鮮明に憶えています。チャレンジャー精神は、もっとも尊いと思う心の作用の一つです。私たちもこのチャレンジャー精神を、決して忘れずに進んでいきたいと思います。


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