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マネックスメール<第1720号 2006年8月3日(木)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
3.サンプラザ中野の株式ロックンロール
4.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
5.投資信託基準価額
6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
底堅い展開ながら上値も重く小動き
日経平均 15,470.37 (△ 6.08)
日経225先物 15,510 (△20 )
TOPIX 1,569.53 (▼ 0.12)
単純平均 454.81 (▼ 0.61)
東証二部指数 4,155.67 (▼ 3.71)
日経ジャスダック平均 2,215.05 (△ 5.47)
東証マザーズ指数 1,281.85 (△ 4.55)
東証一部
値上がり銘柄数 658銘柄
値下がり銘柄数 918銘柄
変わらず 118銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 89.52% △4.16%
売買高 14億2817万株(概算)
売買代金 1兆8845億5300万円(概算)
時価総額 499兆0560億円(概算)
為替(15時) 114.80円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が堅調となったのですが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しとなったことで上値の重い展開となりました。それでも日米共に好調な業績を発表する銘柄が多いことなどを好感して買い先行で始まりました。前場は日経平均の節目と見られる15,500円を超えて推移し、好業績銘柄を中心に堅調な動きが続きました。
昼の市場外取引は金額も大きく売り越しと伝えられたことで後場に入ってからは利食い売りがかさみますます上値の重い展開となり、その上値の重さを確認して先物にまとまった売りが出ると、前日の終値を割り込み、軟調な展開となる場面もありました。結局、利食い売り一巡後は押し目買いや買戻しで切り返し、堅調となったのですが、節目と見られた15,500円を抜けずにほぼ変わらず、TOPIXは小幅安となりました。
小型銘柄も引き続き堅調な始まりでしたが、目先筋の利食い売りや戻り売りに押される場面もありまちまちの動きとなりました。主力銘柄に比べて出遅れ感が強いことや業績面から見ても売られ過ぎの銘柄も多く、底堅いものが目立ちましたが日経ジャスダック平均と東証マザーズ指数は小幅高、二部株指数、小型株指数は小幅安となりました。先物へのまとまった売り買いも散発的にあって、後場に入ってまとまった売りには目先筋の追随するような動きも見られたのですが、しっかりと押し目買いが入ることが確認されると買戻しも早く、目先的な動きが中心と見られましたが、どちらかと言うと買い方に分があるような感じでした。
堅調な相場が続いていますが、7月4日につけた高値(15,710円)を超えてこないと「二番底」確認とは言い切れないのではないかと思います。15,500円を超えて引けてくれば、来週にでも抜けるような感じで強気になって来るのではないかと思います。足元の業績が好調な銘柄が多いだけに下値は売り叩き難いのではないでしょうか。
(投資情報室 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・押し目(おしめ)
相場が上昇している局面での、一時的な下げのことをいう。この局面で買う ことを、「押し目買い」という。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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◆個別銘柄◆
路線価の上昇を好感して不動産株が高いなど個別の材料に反応
トヨタ (7203) 6,110円 △150 円 :100株単位
7月の米新車販売台数が米フォードを抜いたこともあって、まだ発表されて
いない第1四半期の業績への期待感も膨らんで買いが集まり、大幅高となりま
した。
商船三井 (9104) 736円 ▼12 円
通期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気されて売りが優勢となり、軟
調となりました。
ファーストリテイ (9983) 9,530円 △130 円 :100株単位
「ユニクロ」の7月の既存店売上高が前年同月比で増加したことが好感され
て買いが集まり、堅調となりました。
住友ベ (4203) 947円 ▼67 円
第1四半期の連結経常利益は前年同期比で増益となったものの、通期の見通
しに対する達成率が低かったことなどから売りが優勢となり、大幅安となりま
した。
セガサミーHD (6460) 3,980円 △240 円 :100株単位
アニメキャラクターがデザインされたパチンコ遊技機の受注が好調と報じら
れたことなどから買いが入って、堅調となりました。
PCDEPOT (7618) 45,550円 ▼1,950 円 :1株単位
元社員をインサイダー取引で告発したことが伝わり、同社の情報セキュリティ
体制を不安視する向きなどから、朝方に小幅に値を上げた後は売りが優勢とな
り、軟調となりました。
◆ランキング◆
詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測
であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は
予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的
として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的とした
ものではありません。
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2.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
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第5回 商品先物取引のルール −取引条件と証拠金制度−
これまでのコラムで商品先物取引とそのメリットについて取り上げましたが、
実際にどのように取引が行なわれているのでしょうか。今週は、商品先物取引
のルールについて見ていきたいと思います。
商品先物取引は将来の一定時期に物を受渡しすることを約束して、その価格
を現時点で決める取引です。各商品取引所での売買(取引)単位は、「枚」が
使われ、1枚あたりの商品の数量は各商品ごとに異なります。なお、商品取引
所で決められる価格は、1枚当りの価格ではなく、それよりもっと小さい単位
の数量に対する価格です。
※呼値 :取引所の立会で決められる価格の単位
(例:「金」の取引単位(1枚)は1000g、取引所の立会での
単位(呼値)は1gです。)
値幅制限:売買価格における1日の上限・下限
限月 :商品先物取引を決済する期限となる月
建玉 :まだ決済をしていない取引
商品先物取引に必要な取引証拠金も、各商品ごとに異なります。以下に一部
を列挙いたしますが、いくつかの取引証拠金がありますので、拠出を求められ
て慌てることのないように、資金に余裕を持って投資を行なうことが大切です。
・取引本証拠金 :新規に取引を開始する時に拠出するもの
・取引追証拠金 :計算した損失が取引本証拠金基準額の50%を上回った
場合に拠出するもの
・取引定時増証拠金:当月限のある一定日以降、値幅制限が解除されるため、
この変動に備え、取引本証拠金のほかに預託しなければ
ならない証拠金
・取引臨時増証拠金:相場が大きく変動していて不安定なときや、激しい値
動きが予想される場合に、商品取引所の判断で「臨時に」
増額徴収される証拠金
専門用語が並びましたが、取引条件や証拠金制度は投資家の方々が価格変動
リスクを過度に負うことがないように設定されているものです。ただ、それで
も商品価格は時に大きく変動するため、価格変動リスクは他の金融商品と比較
しても大きくなっています。
「交通ルールを守って、安全運転を」ではありませんが、商品先物取引に
“暴走”は禁物です・・・。
参考:マネックス証券 マネックスCX 取引ルール
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1700/cx/rule.htm
次回は、商品先物取引の決済方法について取り上げてまいります。
(マネックス証券 投資情報室)
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3.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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疑惑の映像。サンプラザ中野だー!
疑惑の判定で沸き返る日本列島。しかし俺は昨夜の試合を観ていない。だか
ら巻き込まれずにすんだ。正直ホッとしている。観てしまって嫌な気持ちにな
らずにすんだから。彼らは株を上げられなかった?さて俺が今回書こうとして
いるのは、あの「911」のテロのことだ。あのテロを検証するドキュメント映画
を観たのだ。それは「911ボーイングを捜せ」である。サブタイトルに「911は
世界を変えた このビデオは911を変える」とある。俺は知り合いにもらった。
そして何となく観た。完璧に考え方が変わった。これを制作したのはアメリカ・
ミズーリ州の小さなラジオ局「ザ・パワー・アワー」のパーソナリティー、デ
イブ・ヴォンクライスト氏。氏ももちろん911に対して疑問を持ってはいなかっ
た。しかし「ペンタゴンに激突したのは旅客機ではない」と主張しているサイ
トを発見。「そんなバカな!」と思い調査を開始。とDVDの解説に書いてある。
そして911のニュース映像や市販のDVDやら、とにかく資料を片っ端から集めて
調査。結果、できあがったのがこのドキュメンタリーなのだそうだ。
観るとわかるが、のっけからビックリさせられる。だってボーイングの旅客
機が突入したとされるアメリカ国防総省・ペンタゴンのビルの被害がとっても
小さいのだ。おまけに飛行機の残骸が一欠片も見あたらないのだ。そして貿易
センタービルに突入したあの飛行機にも疑惑があった。普通の旅客機ではない
ようなのだ。
911のドキュメンタリーといえばマイケル・ムーア監督の「華氏911」が有名
だ。これはブッシュ大統領親子やその側近の大物達が石油産業界の出であるこ
と。そしてオサマ・ビンラディン氏らともともと強く関係していたことなどを
告発している。つまり、911は石油の利権に絡んで仕組まれた「見せかけのテロ
である」と主張していた。その主張をまさに裏付けてしまうのがこの「911ボー
イングを捜せ」なのである。
以前、ある格闘技を観た。あまりの素晴らしさに俺は興奮した。そしてその
素晴らしい試合をとある放送関係者に語った。俺の話を聞いた後、彼はこう言っ
た。「中野君。筋書きのない格闘技はないよ」。そうなのだ。たぶん「筋書き
のない戦争もない」のだ。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で
活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/
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4.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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再チャレンジ(2006年8月3日号)
値固めの動きが続いています。
昨日の終盤は急速に値を戻したことに加え、米国株式も反発したことで、本
日は買い先行。
日経平均株価は下値を次第に切り上げ、今週月曜日につけた戻り高値15536円
を上回ると、一旦は15580円まで上値を伸ばしました。その後は戻り売りにやや
上昇幅を縮めたものの、前場は15500円台を維持していました。
しかし、後場に入るとその15500円を割り込み、さらには昨日の終値を下回る
場面もありました。昼のバスケット取引が売り越しになっていました。また、
朝方の外資系証券の注文が小幅ながらも5日ぶりに売り越しだったことも合わせ
ると、15500円水準ではやはり戻り売りが厚いとみて、目先筋中心にポジション
整理の売りがでましたね。
さらに、海運株が通期業績予想の下方修正で売られたことも、買い手控え気
分を強める材料になりました。ここにきて相場全体で好業績の発表への期待が
高まっているだけに、これに水を差す格好となり、日経平均株価の重石になり
ました。
ところで、昨日の米国株式市場ではP&Gやタイム・ワーナーが好決算を発表し、
これらの銘柄が急伸したことが好感されていました。NYダウは一旦は11229ドル
まで上昇し、過去2日間の下落分を取り戻す場面もありました。
しかし、市場参加者にとっては、昨日の米国株式の上昇については意外感が
強かったようです。そもそも、週末の雇用統計の発表を控えて動きにくいタイ
ミングですから。
先々週のバーナンキFRB議長の議会証言で、利上げ休止の思惑が強まりました。
さらに、先週末に発表された第2四半期の実質GDPは前期比年率2.5%増と、第1
四半期の5.6%増からすると景気の減速感を強めるものでした。
そのため、フェデラル・ファンド先物市場では、8月8日のFOMC(結果発表は東
京時間9日未明)で0.25%の利上げが行われる可能性は、30%程度にまで下がり
ました。
それが今週に入ると、8月1日に発表されたインフレ指標の6月のコアPCEは、
前年比+2.4%と1995年5月以来の高い伸びで、FRBが安心できる+1.0%〜+2.0%
の範囲からさらに上に放れました。
加えて、原油相場も上昇しています。米国での熱波の影響やハリケーンの発
生への懸念、そして中東情勢の悪化から昨日の原油先物相場は一時76ドル台半
ばまで上昇しました。したがって、インフレ懸念はなかなか払拭できず、利上
げ継続への懸念は消え去りません。
それでも、米国株式は週明け2日間は軟調でしたが、下落幅は大きくはありま
せんでした。神経質な値動きとはいえ、金融市場では利上げ休止の予想がなお
60%を超えていることから、株式を積極的に売り込む状況でもないからです。
そして、神経質という意味では、不透明感が強い割には株価が大きく下がら
ないことを今度は相場の底固さとみて、これが昨日の買戻しにつながった部分
もあります。
結局、昨日のNYダウの終値は、先週末比では19ドル安(0.2%)にとどまって
います。したがって、今週の米国株式は保ち合い、ないしは様子見といえるで
しょう。
一方、東京市場の方は底固い動きといえるでしょう。昨日の日経平均株価は、
先週末の終値15342円の水準まで下げると、押し目買いから直ちに反発しました。
昨日の終値は、先週末の終値比では121円(0.8%)の上昇です。
なお、今週の日経平均株価の終値を見ると、月曜日は15456円、火曜日は
15440円、水曜日は15464円そして本日は15470円と、上下で30円の極めて狭い範
囲にあります。これは、この水準での値固めの動きというべきでしょうね。
このようにみると、今週のここまでの相場は、米国は様子見、そして東京市
場は値固めと見られます。ただ、いずれの市場も終値が結局戻ってきてしまう
ことからすると、やはり週末の米雇用統計の発表を強く意識していることだけ
は確かなようです。
さて、テクニカル的に見ると、現在の日経平均株価は中期的な上昇トレンド
が見られます。本日の日経平均株価は、今週月曜日につけた戻り高値15536円を
上回ると、15580円まで上値を伸ばしました。
その結果、7月10日の高値15555円も一旦は上回りました。ここは7月4日の高
値15710円をつけた後の最初の戻り高値水準。ですので、15555円を上回ったこ
とで、次の目標はいよいよ15710円ということになります。
ところで、この15710円が注目されるのは、もちろん7月の高値ということも
あります。ただし、テクニカル的な重要性はそれだけにとどまりません。実は、
5月高値〜6月安値までの下落に対する50%戻しが15710円でした。具体的には、
5月高値17375円(5月8日)〜6月安値14045円(6月14日)までの下落に対する50
%戻しが、ぴったりと7月4日の15710円なのです。
5月の高値は、世界的な金利の上昇懸念から各国株式が急落となる直前の株価
です。そして、6月の安値は年初来安値であり、同じ日にNYダウも10698ドルで
底を入れています。したがって、これらの高値・安値は中・長期の相場にとっ
ても意味のある転換点でした。それだけに、その真ん中の株価である50%戻し
は注目されるということなのです。
観念的な話ですが、5月の高値から6月の安値をつける間、コンスタントに売
りつづけたトレーダーにとっては、50%戻し水準はその人の平均売値です。逆
に、その下落の間コンスタントに買いつづけたトレーダーにとっても、50%戻
し水準は平均買値です。言い方を換えれば、50%戻しの株価は、買い方にとっ
ても、売り方にとってもそのポジションのコストということです。
ですので、50%戻しの15710円より下の株価ならば、平均的には売り方が儲か
っている状況であり、買い方が損を抱えている状況です。しかし、仮に15710円
を突破すれば、今度は買い方が儲かり売り方が損を抱えている状況に変わりま
す。すなわち、15710円を境にして、売り方有利な現状から、買い方有利な状況
に移り変わるということ。
そして、15710円を超えると買い方有利なのですから、今度は不利になった売
り方の買戻しが入ってさらに大きな上値追いが期待できるはず。この意味では、
15710円は売り方・買い方のせめぎあいになりやすい株価、すなわち強い攻防ラ
インです。
なのですが、7月はここで跳ね返されました。そして15710円が戻り高値となっ
たことで、売り方有利な状況が続き、不利な買い方の投げが出て、ふたたび
14000円台前半まで値を下げました。
しかし、本日は15555円という先述の節目を突破したことから、再チャレンジ
の可能性が出てきました。ということで、注目していきたい7月の高値15710円
です。
(トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予
測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等
にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた
します。
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6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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8月3日 <いいものだけを世界から>
「いいものだけを世界から」はヤナセのキャッチフレーズだったでしょうか。
ストーブからクルマに到るまで、まだまだ日本が欧米に大きく遅れていた時代
に、「世界のいいもの」には瞠目したものです。今はストーブもクルマも、日
本は世界をリードする水準のものを作っています。しかし金融商品に関しては、
まだまだ発展途上の部分が多くあります。
私たちは、「世界にあるいいものを、機関投資家にしかアクセスのなかった
いいものを、小口化して日本の個人投資家に案内していこう」という強い夢と
使命感を持っています。本日プレスリリースをした、2つのオルタナティブ・
ファンドは、まさにこの「いいものだけを世界から」のフレーズにマッチした、
私たちの会心の作です。愛称「プレミアム・ハイブリッド 2006」は、世界
のプライベート・エクイティ(非上場株式)・ファンドとヘッジ・ファンドを
組み合わせたファンド・オブ・ファンズです。愛称「チャイナ フォーカス」は
外国人投資家の取得が制限されている人民元建ての中国A株についても、株価
連動証券を通じて投資をし、中華圏の株式を投資対象にオルタナティブ投資を
行い、絶対収益の獲得を目指すファンドです。これらはまさに世界水準、機関
投資家水準の商品であり、簡単にどこでも手に入るものではないものと自負し
ています。
御興味のある方は是非、当社ホームページで詳細を御確認頂きたく存じます。
これからも「いいものだけを世界から」を着実に実行していきたいと思います。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月21日(月)マネックス証券、さくらインターネット主催「企業研究会」
さくらインターネット 代表取締役社長 兼 最高経営責任者 笹田 亮氏
VS マネックス証券 代表取締役CEO 松本大
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
自社でインターネットのバックボーンとデータセンターを所有する、独立
系のインターネットサービス事業者 さくらインターネット 代表取締役
社長 兼 最高経営責任者 笹田 亮氏によるプレゼンテーションと、マネッ
クス証券代表取締役CEOの松本大を交えてディスカッション形式で、さく
らインターネットの今後のビジネス展開などをたっぷりとお聞きいただけ
ます。
8月21日(月) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
丸の内ビルディング 8F コンファレンススクエア Room4
詳しい内容とお申込みはこちらから
≫≫ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/kigyo060821.html
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8月30日(水)マネックス証券、そーせい主催 「企業研究会」
株式会社そーせい 田村 眞一 代表執行役社長
& ロビン・バニスター 執行役副社長
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
製品開発型バイオ医薬品企業として、医薬品開発を主力事業とする株式
会社そーせいの、田村 眞一代表執行役社長とロビン・バニスター執行
役副社長(Sosei R&D社担当)のプレゼンテーションと、お客様との
質疑応答形式を予定しております。
8月30日(水) 18:30開場 19:00開演 20:30終了
丸の内ビルディング 8F コンファレンススクエア Room4
詳しい内容とお申込みはこちらから
≫≫ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/kigyo060830.html
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9月4日(月)マネックス証券、カカクコム主催 「企業研究会」
株式会社カカクコム 代表取締役社長 田中 実氏
VS マネックス証券代表取締役CEO 松本大
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
価格比較サイト『価格com』、旅行のクチコミサイト『フォートラベル』
などで有名な株式会社カカクコムの代表取締役社長 田中 実氏をお迎
えし、事業内容・経営状況・企業ビジョン等に関するプレゼンテーション
と、お客様との質疑応答形式を予定しております。
企業のトップが事業内容・経営状況・企業ビジョン等についてのプレゼン
テーションを行ない、また、参加者からの質問にもお答えいただける絶好
の機会です。奮って、ご参加ください。
9月4日(月) 18:30開場 19:00開演 21:00終了
ベルサール神田 3F
詳しい内容とお申込みはこちらから
≫≫ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/kigyo060904.html
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www2.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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