マネックスメール 2006年8月10日(木)

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マネックスメール 2006年8月10日(木)

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 マネックスメール<第1725号 2006年8月10日(木)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.相場概況
 2.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
 3.サンプラザ中野の株式ロックンロール
 4.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき

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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
オプションSQやGDPの発表を控えて方向感のない展開

日経平均            15,630.91 (▼25.68)
日経225先物         15,570 (▼90 )
TOPIX            1,582.88 (△ 4.45)
単純平均             456.35 (△ 2.15)
東証二部指数           4,162.57 (△20.49)
日経ジャスダック平均       2,195.16 (△ 3.35)
東証マザーズ指数         1,259.75 (△ 2.08)
東証一部
値上がり銘柄数          956銘柄
値下がり銘柄数          611銘柄
変わらず             129銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           83.69%  △4.31%
売買高            17億1977万株(概算)
売買代金        2兆1973億9900万円(概算)
時価総額          503兆2523億円(概算)
為替(15時)          115.17円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株が引き続き軟調となったこともあって売り先行の始まりとなりました。それでも市場筋の推計として伝えられる外国人の売買動向(外資系13社ベース)が大幅買い越しとなったことで下値を売り叩き難く底堅い展開となりました。明日のオプションSQ(特別清算指数)算出を控えて積極的にポジションを取り難い中で先物へのまとまった売り買いを気にする向きも多く、そういった先物の動きに引きずられて動く目先筋の動きが中心で方向感のない展開が続きました。

 昼の市場外取引はやや売り越しと伝えられたことで、後場に入ってからは前場の安値を割り込む場面も見られたのですが、日経平均は15,500円を割り込むことはなく底堅い動きが続きました。結局、引けまで先物の動きに振らされる展開が続きましたが、海運株が大幅高となるなど、業績面からの割安感の目立つ銘柄、出遅れ感の強い銘柄、売られ過ぎの銘柄が修正高となっていました。
 小型銘柄はまちまちの動きとなりました。大型銘柄と同様に売られ過ぎの修正などもあったようですが、全面的に買われるような場面はなく小型株指数やTOPIXスモールなどは大幅高となったものの新興市場や二部株指数は上値の重い展開となりました。先物にも仕掛け的な売りが見られ追随する動きも見られたのですが目先筋の小掬い商いも多く、方向感を出すまでには至りませんでした。

 明日のオプションSQやGDP(国内総生産)の発表を控えて積極的にポジションを取り難いなかで、方向感のない展開となりました。明日のSQが終われば足元の業績をもう一度見直すような展開になって来るのかもしれません。本日のもたつきの中でも日経平均が15,500円を保てたことで、少し、強気筋が増えてくるかもしれません。

 (投資情報室 清水洋介)

−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・SQ(えす・きゅー)
 特別清算指数とも言い、先物やオプション取引などにおいて最終決済に用い られる指数のことをいう。 SQが算出される日は、先物取引の場合は、3、6、 9、12月の第二金曜日(取引最終日の翌日)、オプション取引の場合には毎月 の第二金曜日(取引最終日の翌日)となる。SQは、算出される日の寄付き の株価から算出されるため、SQの算出日の寄付きには様々な思惑から株価 が大きく動くことが多い。※寄付きとは、その日の最初に付いた株価のこと。 始値ともいう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆個別銘柄◆ 

 割安銘柄の修正で小型銘柄の一角や海運株が高い

三菱紙 (3864) 271円 △14 円 
 王子製紙(3861)の北越製紙(3865)へのTOB(株式公開買付)を巡り、北越製紙が同社との協力体制の構築にも前向きな姿勢を示したことが伝わり、業界再編への思惑から買いが入って、大幅高となりました。

コマツ (6301) 2,135円 ▼55 円 :100株単位
 米国市場で建設機械株など景気敏感株が軟調となったこともあり、同社など建設機械株に連想売りがかさみ、軟調となりました。

スズキ (7269) 2,845円 △45 円 :100株単位
 国内の新工場建設など生産能力を強化することが報じられ、収益拡大を期待する買いが集まり、堅調となりました。

日 揮 (1963) 1,898円 ▼34 円 
 前場は堅調となっていましたが、前引け後に発表した第1四半期の受注高が前年同期比で大幅に減少したことで、業績低迷を懸念する売りがかさみ、軟調となりました。

郵 船 (9101) 751円 △15 円 
 悪材料出尽くし感や出遅れ感もあって、同社など海運株に買いが集まって、堅調な動きが続きました。

熊谷組 (1861) 268円 ▼13 円 
 第1四半期の連結業績がふるわなかったことや、日経平均を構成する銘柄の入れ替えへの思惑などもあって、朝方から売りが優勢となり、大幅安となりました。

◆ランキング◆

詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。

 本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 第6回 商品先物取引のルール −決済方法−

 今週は、商品先物取引の決済方法について、解説していきます。

 商品先物取引の決済方法は、株式の信用取引における「株式」の役割を商品が担っている、と考えていただければ分かりやすいと思います。
 決済方法は2つ、あります。

 ●受渡決済…商品を受け渡す決済方法。
  ・買い方の場合
    買い取る商品の総取引金額を、商品先物取引会社(受託会員)に提出   する。
  ・売り方の場合
    売り渡す商品に係る倉荷証券を、商品先物取引会社(受託会員)に提   出する。
  ※なおマネックス証券では、受渡しによる決済はお取扱いしておりません。
 ●差金決済…反対売買を行い、約定値段等の差額(当初の建値と仕切り値の      差)により、差引損益金の受払いを行う方法。

  ○相場の上昇を予測し、金を2,400円/gで1枚「買い」を行った場合  ・2,500円で「売り」を行った場合
    (2,500円−2,400円)×1,000g×1枚=+100,000円
  ・2,000円で「売り」を行った場合
    (2,000円−2,500円)×1,000g×1枚=−500,000円
  ※手数料、税金は考慮しておりません。

  ○相場の下落を予測し、金を2,400円/gで1枚「売り」を行った場合  ・2,500円で「買い戻し」を行った場合
    (2,400円−2,500円)×1,000g×1枚=−100,000円
  ・2,000円で「買い戻し」を行った場合
    (2,500円−2,000円)×1,000g×1枚=+500,000円
  ※手数料、税金は考慮しておりません。

 手元に商品が無くても売り契約ができ、また買い契約をした場合であっても差金決済をすれば商品を受取らなくてよい差金決済が、商品先物取引での主流となっています。

 参考:マネックスラウンジ 投資のヒント 商品先物取引ABC
http://www2.monex.co.jp/lounge/hint/monex_cx/abc/cx03.html

 次回は、商品先物取引の注文方法について取り上げてまいります。

(マネックス証券 投資情報室)

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 商品先物取引(CX)の詳細・お申し込みなどはこちら
  口座をお持ちでない方
  https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1700/cx/index.htm  口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
  https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=Etc&url2=/member/M1700/cx/index.htm
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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 地域密着型・音楽レーベル。サンプラザ中野だー!

 たぶん日本初だろう。地域密着型・音楽レーベルを8月8日に立ち上げた。その名も「柏兄弟」である。我が青春の町・千葉県柏市で立ち上げた。俺は柏の高校に通った。大学時代は柏でバイトや音楽活動に明け暮れた。間違いなく、今の俺を育ててくれた町なのである。その町にいま若者が集まっている。300店を超える美容室。多くの古着屋・カフェ。そして8軒ものライブハウスがひしめき合っている。ストリートミュージシャンも数多い。もちろん大手百貨店もある。あの「そごう」の唯一の黒字店舗もあるのである。言うなれば、やたらと元気な町なのだ。

 そもそもは10年ほど前にさかのぼる。ミュージシャンが全国的に路上に現れた。ほとんどの町では彼らを排斥した。うるさい・通行の邪魔、などと理由をつけて。しかし柏は違った。商店会の人々がミュージシャンと話をしたのだ。そして約束を作った。その約束の範囲内で自由に演奏して良いと決めた。そうしたらである。若者が増えだしたのだ。歌いに来る者、聴きに来る者。そして見物に来る者、と。次にそれをマスコミが取り上げた。そしてその流れに拍車がかかったというわけだ。その流れを作ったのが「柏ストリートブレイカーズ」という市民団体だ。俺は今回その方々と連携した。レーベルを作ることでより音楽家の質が高まる。そして聴く側の耳も肥える。つまり柏の音楽がレベルアップする。結果、日本でも一番の音楽の町になれるはず、と考えているのだよ。柏で育った俺からの柏への恩返しでもあるよ。

 このレーベルの特徴は二つ。一つはジャンルにとらわれない、ということ。とらわれるのは「柏」である。「柏を好きか?」「柏で演奏しているか?」が問題なのである。もう一つは「音楽ファンド」であること。つまりCDの制作費はファンドで集める。特に地元の人たちの投資を期待している。地元の音楽家を自分たちのお金で育てよう。全員参加型で柏を盛り上げていこうよ、という訳なのだ。もちろんその他の地域の方の投資だって決して拒みはしないけどね。
 第一弾は決まっている。それは柏のアイコン。サッカーチーム・柏レイソルの応援歌だ。俺が歌うぞ。作詞もするぞ。作曲は柏生まれのパッパラー河合だ。これは濃い。9月27日柏で先行発売予定。全国的には10月半ばを予定している。だからファンドも募集中なのだ。詳しいことはミュージックセキュリティーズという会社のホームページにあるので見てね。応援してね。

 明朝、NHK「おはよう日本」に出るから観てね。朝7時半くらいに。この件で。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

http://www.sunplazanakano.com/

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           サンプラザ中野の出演情報                       8月11日金曜日 朝7時半頃                     ☆★ NHK・おはよう日本 ★☆          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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 支持線・抵抗線(2006年8月10日号)

 しっかりとした相場になっています。

 本日の日経平均株価は、節目となる7月の高値15710円に迫りました。ここは、年初来安値14045円(6月14日)からの反騰局面において上値を止められた水準。株価はその後、14437円(7月18日)までの大幅反落を余儀なくされました。
 それだけに、この15710円を上回ることになれば、年初来安値からの上昇トレンドがあらためて確認されます。なお、その場合には、14045円が年初来高値17563円(4月7日)からの下落相場の大底、すなわち中期あるいは長期での底値と評価できることになります。

 さらに、15710円が、15375円(5月8日)〜14045円(6月14日)までの下落に対してちょうど半値戻しであったことも、テクニカル面では注目されます。
 ゴールデン・ウィーク明けは、世界的な利上げ懸念により各国の株価が連鎖しながら急落しましたが、5月の高値はその起点です。一方、6月につけた年初来安値14045円は、これと同じ日にニューヨーク・ダウも底値を入れているように、この世界的なファンダメンタルズの変化を織り込んだ終点ともいえます。
 そして、50%戻しは高値・安値の中間であることから、この下落相場の中で参加した売り方・買い方の損益分岐点とみなせます。

 したがって、50%戻しのポイントを超えれば買い方が有利となる状況であり、それは先のファンダメンタルズの問題を相場が織り込み、新たな上昇トレンドを形成し始めた状態とみることもできます。その意味では、15710円は売り方・買い方の攻防ラインです。

 実際、本日はこれにトライしたものの高値は15690円までと、すぐには突破できませんでした。明日のオプションのSQを控えていることもあって、上値の買いは慎重でした。

 ただ、本日のように押し目買いが続くならば、あらためて15710円を試し、そして上抜ける可能性は小さくないでしょうね。

 とはいえ、日経平均株価は後場からは下げ幅を拡大する場面もありました。朝方は15710円の手前で上値を押さえられ、そして後場寄り直後の戻りも15600円台半ばで頭打ち。そのため、ひとまずは利益の確定売りを出す動きが強まりました。

 ただ、日経平均株価は15500円に近づくと、押し目買いによりすぐに値を戻しました。

 日経平均株価は7月31日にザラバで15500円台に乗せてからは、昨日の終値でこれを上回るまでは、連日のようにこの水準で上値を止められていました。それだけに、逆に15500円を突破した現在はここが下値支持線として期待されています。

 さて、第1四半期の企業業績については、多くの企業が好決算を発表しました。また、企業の発表する今後の見通しに関しても、慎重なものが多いことがかえって先々における業績の上触れへの思惑を呼びます。これは、株式にとっては押し目買いの材料です。

 しかし、景気については、やや慎重な見方もあります。米国では8月のFOMCで利上げの休止が決定されましたが、同時に米国景気が減速局面にあることが確認されました。

 また、FOMC声明で、インフレ圧力は次第に緩和されていくとしながらも、今後の状況次第で利上げを再開する余地を残したことから、先々の利上げによって景気が一段と減速することを懸念する声も聞かれます。

 とりわけ、ここにきて原油相場は3日続けて77ドル台をつけるなど騰勢を強めています。また、8日に発表された米国の第2四半期・単位労働費用の伸びは予想を上回る+4.2%と、2004年第4四半期以来の高水準になりました。これらのデータから、早晩利上げが再開されると見る向きは少なくありません。これが、利上げ休止に対する前向きな評価を妨げています。

 もちろん、この米国景気の減速の影響は日本経済にも及びますから、東京市場でも好決算により株式の押し目は買うにしても、積極的に上値を買わない状況が見られました。そのために先月終盤から今月初めにかけては、個別銘柄では上昇するもが多くても全体の商いは低調でした。

 また、日経平均株価も15500円にまでは届くのですが、そこから上を積極的に買う動きは見られませんでした。

 国内でも、8日に発表された7月の景気ウォッチャー調査は、現状判断指数が、景気の良し悪しの境目となる50を2ヶ月連続で下回りました。ここから、景気の踊り場入りの可能性もささやかれていました。そういった状況では、株式の上値追いに慎重になったのも仕方ないでしょうね。

 しかし、昨日発表された6月の機械受注統計が、市場予想の0.3%増をはるかに上回る8.5%増となったことが国内景気の不透明感を払拭しました。景気への影響の大きい設備投資の先行指標といわれる機械受注が、特殊事情はあるにせよ堅調であったことが、市場での景気の先行き見通しを好転させました。
 なお、機械受注統計については、1月〜3月のデータを発表した際には、実際の数値は事前の予想通りないしはこれを下回っており、株式市場にとって波乱要因にもなりました。

 これに対し、4月〜6月のデータを発表した際には、発表された数値はいずれも市場予想を大きく上回っていました。すなわち、昨日発表された機械受注統計は、単に市場予想を上回っただけでなく、3ヶ月連続してのポジティブなサプライズ。これが市場センチメントを前向きにさせました。

 その結果、昨日の日経平均株価は15500円という節目を突破。また、商いも急増しました。

 したがって、15500円での押し目買いは、この水準が上値抵抗線の突破によるテクニカル的なサポートだからという理由だけでなく、先述のようなファンダメンタルズの見方の好転もその理由といえそうです。

 ということで、ここからは15500円の下値支持線を守れるのか、そして15710円の上値抵抗線を超えられるのかが、中期的に相場を見通す意味でも注目されますね。

           (トレーダーズ・アンド・カンパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予   測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等   にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた   します。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.投資信託基準価額
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詳しくは
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-6.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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  8月10日    <ダンス>

 先日久し振りに踊りました。所謂ダブルヘッダーで、ビジネス・ディナーを終えたあとに、NYから出張で日本に戻っていた嘗ての仲間に会いました。フルコースのあとにまた食べるのも大変ですが、久し振りの日本だというので鮨でも奢ろうと思ったのですが、先方もお腹がいっぱいであるとのこと。ここでバーなどに行って”飲み”に徹するのもカラダに悪いかと考え、思い切って踊りに行くことにしました。二度食べるよりも、お酒を飲み過ぎるよりも、カラダを動かして消化する方がいいと思ったのです。

 中年男二人で出掛けるのも変ですが、古い仲でもあるし、大昔から知っている、20人も入れば満員になってしまう小さな店に行きました。色気のない店で、懐メロ(ドゥービー・ブラザーズとか♪)中心の、安い店です。ところが問題が起きました。何故かこの日に限って知らない曲ばかり掛かるのです。ビミョーに設定年代がずれていたようです。そこで仕方なしにビールなどを飲み続ける。更にはお腹が空いてきてソーセージなどのジャンクを食べ始める。踊るには踊ったのですが、計画からは外れ、運動量は少なく、アルコールとカロリー摂取はやたら高い晩になってしまいました。

 まぁ、そんなこともありますね。しかし特段ダンスが好きな訳ではないのですが、たまにはスカッと踊るのも気持ちがいいと思ったのでした。


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ダイドードリンコ社長中間決算説明会&
  エジプト考古学の第一人者 早稲田大学客員教授 吉村 作治氏講演━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

清涼飲料市場において自動販売機を中心に、“D-1 COFFEE”や「復刻堂」 シリーズなどのユニークな独自ブランドを積極的に展開する、ダイドー ドリンコ株式会社 代表取締役社長より、同社の企業概要、平成19年1月 期中間決算の説明、及び今後の同社が取り組む企業活動等についてお話 しいただきます。

また、第2部では、メディアでもご活躍中のエジプト考古学の第一人者、 早稲田大学客員教授 吉村作治氏による「古代エジプトの食と文化」の 講演もございます。

  主 催: ダイドードリンコ株式会社
  協 賛: マネックス証券株式会社、みずほ証券株式会社、
       みずほインベスターズ証券株式会社、株式会社株式新聞社
9月5日(火)  九段会館 大ホール
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