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マネックスメール<第1730号 2006年8月17日(木)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.きょうの「マネいち」
3.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
4.サンプラザ中野の株式ロックンロール
5.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
6.投資信託基準価額
7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-1.相場概況
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米国株高や外国人の買いはあったものの利食い売りに押されて軟調
日経平均 16,020.84 (▼50.52)
日経225先物 16,040 (▼20 )
TOPIX 1,631.46 (△ 1.73)
単純平均 471.27 (△ 0.10)
東証二部指数 4,319.62 (△26.89)
日経ジャスダック平均 2,239.90 (△12.45)
東証マザーズ指数 1,355.91 (△ 1.49)
東証一部
値上がり銘柄数 767銘柄
値下がり銘柄数 799銘柄
変わらず 129銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 110.37% △6.53%
売買高 22億8946万株(概算)
売買代金 2兆6810億8800万円(概算)
時価総額 518兆7943億円(概算)
為替(15時) 115.62円/米ドル
◆市況概況◆
前場の市場は米国市場が連日の大幅高となったことや寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたことなどから堅調な展開が続きました。小型銘柄を中心に出遅れ感のあるものや割安感の出ているものが買われました。一方で先駆していた主力銘柄などは目先筋の利食い売りや戻り売りに押され上値の重い展開になり、指数は高寄りしたあとは小動きとなりました。
前場も引けにかけては目先筋の利食い売りなどもあって上げ幅を縮小しましたが後場に入ってからも、昼の市場外取引が売り買いの偏りがなかったことなど特に材料らしい材料もなかったことなどから利食い売りや戻り売りがかさみもたついた上値の重い展開となりました。結局、ここまで急騰して来たところだけに外部環境が好転したからといって改めて積極的に買い上がるというよりは目先的な利食い売りをしながら、押し目をしっかりと買って行くような動きが中心で指数は軟調となりましたが下値をむきになって売り叩く動きも少なく底堅い展開となりました。
小型銘柄もさすがに割安感や出遅れ感を評価する動きになり、堅調なものが目立ちました。主力銘柄の上昇に比べ出遅れ感も強かったことからようやく底入れ感も出てきたようです。先物へのまとまった売り買いも散発的に出てはいたのですが、方向感を示すような展開にはならず、目先的な売り買いが中心となっていましたが、後場の中ごろ過ぎになってからはまとまった仕掛け的な売りを見て、売り急ぐ動きもあって軟調となりました。
先物に振り回されたり、新興国の株式市場動向に振り回されることが無くなってきたようです。ここまで弱気を言っていたむきも徐々に強気に転じてきているのではないかと思います。一方で、「やれやれ」といった安堵感も出て来て、改めて株式市場を見直す動きも出てくるのかもしれません。昨年の8月以降の相場と同じような展開になって来るのではないかとの期待も膨らみ始めているのではないでしょうか。
(投資情報室 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・堅調・軟調(けんちょう・なんちょう)
堅調とは、相場が好調つまり株価が高いことを指し、逆に、軟調とは、相場 が不調つまり株価が低いことを指す。
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◆個別銘柄◆
小型銘柄が出遅れ感から高く、先駆したものは利食い売りに押される
住 金 (5405) 485円 △25 円
商品価格などの値動きが落ち着いてきたことなどが材料視されて、朝方から商いを伴って堅調に推移し、大幅高となりました。なお、本日の出来高は6月14日以来の1億株超えとなりました。
キリン (2503) 1,630円 ▼19 円
相場の地合いが良い中で、ディフェンシブ銘柄ということもあって同社など食品株は物色の対象となり難く、朝方に値を上げた後は見切り売りなどに押され、軟調となりました。
キヤノン (7751) 5,660円 △10 円 :100株単位
米ヒューレット・パッカード(HP)のプリンター部門が好業績だったことが伝わり、HP社にプリンターをOEM供給している同社にも収益拡大の期待から買いが集まり、堅調となる場面も見られましたが、利益確定売りなどに押されて小幅高にとどまりました。
ビックカメラ (3048) 196,000円 ▼5,000 円 :1株単位
出遅れ感の強い小型銘柄を物色する動きで日経ジャスダック平均は堅調でしたが、値動きの悪さが嫌気されて売りがかさみ、軟調となりました。
リゾートトラス (4681) 3,270円 △130 円 :100株単位
会員制ホテル事業向けの投資を拡大することが報じられ、収益拡大を期待する買いが入り、堅調となりました。
エネサーブ (6519) 681円 ▼29 円 :100株単位
同社株の偽造株券が見つかったことが発表され、悪材料視する向きの売りがかさみ、軟調となりました。
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、 「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではありません。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-2.きょうの「マネいち」
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本日の各世銀債の参考利率
米ドル2.5年債:4.32% (-0.08%)
豪ドル4年債 :5.60% (-0.08%)
NZドル2.5年債:6.28% (-0.04%)
◆きょうのはてな◆
Q2.「今月の銘柄」ってなに??
A2.お客様からの人気に応じて決定される、発行保証が付けられた銘柄のことです。
「マネいち」開始後約1週間の時点で申込み条状況を基に最低1銘柄指定されます。(お申込みが多ければ、2銘柄以上が選ばれる場合もあります。)為替レートが一定以上円安に動かない限り、「今月の銘柄」の発行は保証されます。
8月の「今月の銘柄」決定日は23日(水)です。
詳しくは↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/auction.htm
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-3.はじめてみよう!商品先物取引(CX)
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第6回 商品先物取引のルール −注文方法(1)−
今週から、商品先物取引の注文方法について解説していきます。
<その壱−商品先物取引口座の開設>
実際に注文を行う前に、マネックス証券で商品先物取引を行う場合にはまず証券口座を開設しなければなりません。
証券口座開設はこちらから行うことができます。
http://www.monex.co.jp/AccountRegistration/0/guest/G300/acc/index.htm
証券口座を開設できた方、また、すでに証券口座をお持ちの方は、次に商品先物取引(マネックスCX)口座を開設していただきます。
ログイン後、左メニューの「商品先物」をクリックすると、マネックスCXのトップページに移動することができます(カスタマイズメニューでログインした場合には、その他商品・サービスの「商品先物」をクリックして下さい)。 そうしますと、左メニューに「口座開設お申込み」とありますのでクリックして下さい。「口座開設お申込み」画面が出てまいります。
お取引の規定にある、
・受託契約準則 ・特定の電子取引に関する利用取扱規則
・受託業務管理規則
を必ず読んでいただき、商品先物取引について理解を深めていただいてから、記載してある順序に従って口座開設お申込みを行って下さい。
これまでの手続きで、マネックスCX口座の開設が全て終了した訳ではありません。
お手元にマネックスCX口座の開設手続き書類が数日後に届きますが、これらの書類にご記入・ご捺印いただいた内容について、弊社でマネックスCX口座開設の可否を審査させていただきます。
審査を通過した方に、口座番号とパスワードなどマネックスCXを取引するために必要な事項が入ったご案内を改めてお送りいたします。
これで、取引証拠金を入金していただければ、マネックスCXで商品先物を取引できるようになるのです。
参考:マネックスCX お申込み方法
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1700/cx/howto.htm
<その弐−いろいろな注文方法>
マネックスCXには、いろいろな注文方法があります。株式取引で聞き慣れた方も多いかと存じますが、商品先物取引は相場の変動が激しい局面も多々あります。改めてしっかりと認識していただき、相場の変動に柔軟に対応できるようにしましょう。
・成行(なりゆき)
・引成(ひけなり)
・指値(さしね)
・指成(さしなり)
・ストップ・オーダー
・ストップ・リミット・オーダー
・IOCオーダー
・FOKオーダー
来週は、それぞれの注文方法の特徴を取り上げてまいります。
(マネックス証券 投資情報室)
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商品先物取引(CX)の詳細・お申し込みなどはこちら
口座をお持ちでない方
https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1700/cx/index.htm 口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=Etc&url2=/member/M1700/cx/index.htm
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-4.サンプラザ中野の株式ロックンロール
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あと79年。サンプラザ中野だー!
終戦の日をもって俺は46歳になった。誕生日だったのだ。今年もますます励みます。楽しんでいただけるように。さて俺の目標は125歳まで生きること。だからあと79年なのだ。頑張るぞ。俺がそんなことを思っていたその日、あの人は神社にお参りをした。「たとえブッシュ大統領に行くなと言われても行く」と言って行ったらしい。これでブッシュ大統領とあの人の政権の関係がばれちゃったね。まるで親子だね。日本がアメリカに働かされていることを実感しちゃったよね。直近で言えば「牛肉」だよ。全頭検査しなくて善いのかね。本当にみんな平気だと思って食べるのかな?だって異常タンパクのプリオンは800度の熱を通しても変性しないんだそうだよ。つまり煮ようが焼こうが狂牛病の原因として効力が変わらないのだ。怖いでしょ?
なんて言っているこの俺は、去年から完璧なベジタリアンを目指しているのだ。その前10年くらいも「ポゥヨゥ・ベジタリアン」だった。これは肉の中で鶏肉だけは食べる、そして魚も食べるベジタリアンのこと。肉は一切食べないけど魚は食べる人は「フィッシュ・ベジタリアン」。昔、日本人はずっとこれだったはず。戦後のアメリカの政策で肉食にさせられたのだから。そして病気が増え続けているわけ。肉食をやめてからこの方、俺は本当に体調が良い。元気である。本当である。みんなにもチャレンジしてみることを進める。1年くらいやってみても良いんじゃない?身体に興味のある人、どう?
先日、とあるエコノミストの方とお話をさせてもらった。彼は言った。「サマーラリーは今年もあり得る」と。つまり毎年夏に日経平均が上がる傾向がある。そしてそれは今年もあるだろう、という意味。ただし9月の早い時期まで。理由は、アメリカのファンドが決算を控えて秋には売りに向かうから、だそう。個人投資家諸君、この上げも深追いするとアメリカの餌食だぞ。秋を超えれば年末からまた良くなるとのことだ。特に来年はアメリカの中間選挙の年。なので、現政府としては景気を悪くするわけにはいかないのだ。だからアメリカの景気が良くなり日本株も上がるはず、とのこと。頑張って参りましょう!
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-5.相場の花道−先物・オプションも演歌同様歌えます!
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外国人投資家(2006年8月17日号)
今週だけで600円を超える上昇になりました。先週初の安値からはすでに1000円以上の上昇です。
相場は機械受注の発表があった8月9日に急騰し、それまでの上値抵抗線であった15500円を突破してからは市場センチメントが一変。押し目買いに買い戻しが加わり、テクニカル的な上値の節目を次々に上回ってきました。
とりわけ注目されたのが7月の高値15710円(7月4日)。ここは、世界的な利上げ懸念で株価が急落する直前の5月の高値17375円から、年初来安値14045円(6月14日)までの下落に対する50%戻しにも当たります。これを突破したことで、目先では8月14日の安値15549円を底値とする上昇トレンドや、年初来安値14045円(6月14日)からの中期的な上昇トレンドが確認されました。
そして、5月の高値から年初来安値までは3330円の下落でしたが、本日はその値幅の61.8%戻し16100円も達成。なお、ここは年初来安値14045円(6月14日)〜7月高値15710円(7月4日)までの上昇幅1665円を、7月安値14437円(7月18日)に加えた水準。すなわち、注目される目標株価でした。
さらに、5月下旬の戻り高値も16111円とほぼこの水準。実は、昨年末の終値も16111円でした。すなわち、この水準を上回ると年足で陽線になるという意味でも注目されるところ。ただし、テクニカル的な節目がこれほど重なっているということは、ここでは利益の確定売りや戻り売りが出やすいともいえます。
実際、本日は終盤にかけては利益の確定売りが増え、相場は反落に転じています。ただし、この節目を一旦突破できたということは、その売りが一度はこなせたということ。それはすなわち相場の基調が強いということの証明ともいえます。したがって、目先では戻り売りはあっても、押し目があれば買いが入る底固い値動きが続きそうです。
なお、年初来高値17563円(4月7日)〜年初来安値までの下落幅の61.8%戻しは16220円。本日は16204円まで上値を伸ばしたことで、黄金比である61.8%戻しにほぼ届いたことになります。その意味では、目標達成感から売りは出やすいところ。それでも仮に61.8%を上回ると、つぎの上値目標としては100%戻しとなる年初来高値も意識されてきます。
さて、本日も日経平均株価は16000円台をキープしました。東京市場は7月18日に14437円で2番底を入れてからは、上昇トレンドを形成。事前の予想を上回る企業業績の発表をうけて、好業績銘柄に押し目買いが入ったことを反映しています。
さらに、先週水曜日に発表された機械受注統計が市場予想を大きく上回りました。同統計は設備投資の先行指標とされていますが、実は3ヶ月連続で発表数値は事前予想を上回っています。そのため、国内景気は底固いとの見方が広がり、市場センチメントが好転しました。
その一方で、米国株式の停滞が東京市場での上値を押さえる1つの要因になっていました。米国では8月8日のFOMCで利上げ休止が決定されたものの、その後の株価の値動きは芳しくありませんでした。これは、今後の経済データ次第では、利上げがふたたび行われる可能性が残されたためです。とりわけ、ここまで発表されたPCE価格指数などのインフレ指標が極めて高い数字であったことから、利上げ再開への思惑を強めていました。
この観点から、昨日発表された7月の消費者物価指数が注目されていました。というよりも、ここで高い数値が出ることを警戒して、株価は軟調な値動きを続けてきました。そのため、週明けもレバノンでの停戦発効により原油相場が軟化したことなどを受けてNYダウは100ドルを超える上昇になったものの、戻り売りを浴びて終盤には値を消しました。
しかし、15日に発表された7月の生産者物価指数のコア指数は、前月比で−0.3%と、前月の+0.2%だけでなく予想の+0.2%も大きく下回りました。この統計数値がサプライズとなり、それまで株価の上値を押さえてきた利上げ再開への懸念が大きく後退。株価は大幅高になりました。そして、昨日の米国株式市場は、注目された7月の消費者物価指数(CPI)の発表を受けて大幅続伸になりました。コアCPIが前月比で0.2%の上昇と、3月〜6月のデータで続いていた0.3%の上昇のペースを下回ったことが好感されました。
もっとも、コアCPIは前年比では2.7%の上昇と2001年以来のスピードであり、手放しで喜べる材料とまではいえません。それでも、前日発表された生産者物価指数とあわせると、利上げ再開論はトーン・ダウン。とくに、FOMC後の米国株式は低迷していましたが、これはまるで利上げの再開を織り込むような動きにも見えました。ですので、少なくとも今週発表された物価指数はこの行き過ぎた懸念を後退させ、市場センチメントを中立に戻す効果はありました。
ということで米国株式は出直りムードで、東京市場の風向きもますます良くなっています。そして、今回の上昇については、久しぶりに海外投資家の買いがこれをリードしています。
本日発表された今月第2週の投資主体別売買動向では、外国人投資家は3週連続で買い越しになっていました。5月の急落以降は海外投資家の売りが相場の下落をリードした面は否めないだけに、この動きはマーケットに安心感を与えています。また、同様に、ここにきて朝方の外資系証券の注文が買い越し基調になっていることも、海外投資家の買いへの期待につながり相場の下支えになっています。
寄り付き前の外資系証券の注文は、本日は3170万株の大幅買い越しでした。これに近い規模の買い越しは、1月30日の3150万株です。また、本日はグロスで7200万株の買い(売りは4030万株)だったのですが、これも2月21日の7040万株以来です。なお、買い越しは7日連続であり、また1000万株以上の大幅な買い越しも6日連続です。
なお、今月はここまで13営業日が経過しましたが、この間の外資系証券の注文は、買い越した日が11日、売り越した日が2日と、圧倒的に買い越しの日が多くなっています。今月の営業日数に対する買い越しの日の割合は85%です。
実は、今月に入ってからのここまでの買い越し日数のペースは、今年の中ではもっとも早いのです。特に、相場が急落し始めた5月以降7月までは、3ヶ月連続で売り越しが続いていました。月の営業日に対する買い越し日の割合は、5月は25%、6月は18%、7月は30%にとどまりました。したがって、今月は過去3ヶ月とは様変わりです。
もちろん、海外投資家からの買いについては、9月の中間決算に向けての借株の買戻しという説明もあります。ただ、最近の買い株数の規模を見れば、それだけにとどまらず、新たな資金が入り始めているといえるでしょう。
ちなみに、月の営業日に対して寄り付き前の外資系証券の注文が買い越しとなった割合が、80%を超えていたのは昨年の12月。このときは、前月末の日経平均株価の終値は14872円であり、12月末の終値16111円でしたから、月間では8.3%の大幅上昇でした。
今年7月31日の終値は15456円ですから、同じ8.3%の上昇ならば、今月末は16744円ということになりますが・・・もはや現実味のない株価でもなくなってきましたね。
(トレーダーズ・アンド・カナパニー 廣重勝彦)
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(注)本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予 測であり、情報の正確性について保証するものではありません。投資等 にあたっては、ご自身のご判断と責任においてされますようお願いいた します。
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=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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8月17日 <休市日>
お盆のため、14、15、16日と、三日連続で築地市場は休みでした。昨夕、「お寿司屋さんに外国からの知人を連れて行きたいのだけど何処がいいですか?」と聞かれて、「休市日だからやめときなよ」と答えたのですが、当の本人は探検心から敢えて寿司屋に行くことにしました。
寿司屋に入るなり開口一番、「今日は食べるものはあるんですか?」と聞くと、オヤジは不敵な笑みを浮かべて、「ありますよ」と答えました。三日程度ならネタは保存できるし、ものによってはちょっと寝かせた方がいい場合もあります。しかし当然、三連休市日の三日目ですから、残り物のネタには偏りがある筈だと思っていました。ところが、食べ進むに、全く無理のない、余裕のラインナップでした。不思議です。
オヤジに「市場は閉まってますよね?」と聞くと、「毎日築地に行ってます」と謎掛けのような答えが返ってきました。「えっ?!」と怪訝な顔をすると、オヤジはニターッと微笑んだ後に、「買い手市場ですから。ちゃんと開けている店があるんですよ」とのこと。特定のお寿司屋さんのために、なんとか仕入れルートを確保して、休市日であっても食材の供給をしている店があるとのことでした。
な〜るほど。お客様サービスの基本を見た気がしました。翻って考えるに、金融機関は土・日は休みと決め込んでいます。私たちはサービス業です、と云いながら、今時こんなにお客様にアンフレンドリーな会社もありません。反省して、何が出来るかを考えていきたいと思います。
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▽口座に登録しているメールアドレスを変更しても、マネックスメールの配 信先アドレスは変更されません。上記のページより変更のお手続をお願いし ます。
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●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送されない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解除させていただくことがございます。予めご了承下さい。マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されていることをご確認下さい。
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