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マネックスメール<第2437号 2009年7月8日(水)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 ミニ日経225先物シミュレーション~どこまで殖やせるかチャレンジ!~ 3 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
4 岩瀬大輔の 目からウロコの保険塾
5 ゴールドマン・サックスeワラントの開発者 土居雅紹が語る投資のツボ 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
10 リスクおよび手数料等の説明
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【動画】調整時期の今、取るべき投資スタンスは?
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1 相場概況
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日経平均6日続落から9,500円割れ
日経平均 9,420.75 (▼227.04)
日経225先物 9,410 (▼230 )
TOPIX 888.54 (▼ 20.59)
単純平均 256.78 (▼ 4.72)
東証二部指数 2,181.27 (▼ 30.21)
日経ジャスダック平均 1,203.52 (▼ 13.54)
東証マザーズ指数 463.19 (△ 2.46)
東証一部
値上がり銘柄数 200銘柄
値下がり銘柄数 1,441銘柄
変わらず 57銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 101.61% ▼ 7.19%
売買高 21億2825万株(概算)
売買代金 1兆4460億1300万円(概算)
時価総額 291兆0170億円(概算)
為替(15時) 94.32円/米ドル
◆市況概況◆
本日の日本市場は昨日の米国市場が大幅下落となったことで売り先行でのスタートとなりました。日経平均は昨日の終値を100円近く下回り9,500円台半ばで寄り付くと、さらに下落し9,500円を割り込み下げ幅を一時190円超まで広げました。日経平均は9,400円台半ばでは下げ渋ったもの、戻りは鈍く前場は9,400円台後半で引けました。
後場の日経平均は円高がさらに進んだこともあり、前場の安値を下回り9,400円台半ばで寄り付くと一段安となりました。日経平均は9,400円を割り込むことなく9,400円台前半では下げ渋ったものの、目立って切り返すことなく安値圏での推移が続き、結局下げ幅220円を超す大幅下落で引けました。
主力銘柄はほぼ全面安でした。円高が進んだことでハイテクや自動車といった輸出関連銘柄が安く、商品市況の下落から石油や非鉄、商社などの資源関連も値を下げました。また、鉄鋼や機械、小売、銀行なども軟調で指数を押し下げました。こうしたなか東証マザーズ指数はプラスとなったものの、東証2部株指数、日経ジャスダック平均は大幅なマイナスとなりました。
本日の日本市場は大幅続落となりました。昨日の米国市場が景気の早期回復期待が後退したことで大幅下落したことに加え、為替が1ドル94円台へと円高に振れたことが嫌気されました。また、寄り付き前に発表となった機械受注が予想を下回り前月比でマイナスとなったことも相場の重しとなり、こうしたなかで日経平均が下値の目処の9,500円を割り込んだことで見切売りが膨らみ下げを加速させる格好となりました。日経平均が節目の9,500円を下回ったことで先高期待は一旦後退しています。したがって早い段階でこの水準を回復できないと調整が長引くことになるかもしれません。
マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部
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◆個別銘柄◆
三晃金 (1972) 374円 △24 円
政府・与党が2020年までに全国すべての公立小中学校、約3万2千校に太陽光
発電を導入する方針を固めたと報じられたことで、太陽光発電一体型の屋根材
を手掛けることから買いを集め大幅高となりました。
日電産 (6594) 6,040円 ▼240 円 :100株単位
業積上振れを織り込んだことで株価の上値余地は限定的で、HDD生産がやや
過剰気味で推移している可能性があるとして、外資系証券が投資判断と目標株
価を引き下げたことで大幅下落となりました。
ミクシィ (2121) 687,000円 △99,000 円 :1株単位
ソフト開発会社や個人など外部の技術者らが開発したゲームなどをSNSで提
供する「mixiアプリ」を評価して、外資系証券が投資判断と目標株価を引き上
げたことで急伸しました。
日立国際 (6756) 662円 ▼28 円
半導体の微細化ストーリーは不変ながら設備投資規模縮小の影響は避けられな
いとして、外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げたことで大幅下落とな
りました。
パ ル (2726) 1,705円 △85 円 :50株単位
衣料事業が好調に推移し、2010年2月期の第1四半期の連結営業利益が前年同
期比24%増と大幅増益となったことが好感され大幅上昇となりました。
米 久 (2290) 941円 ▼92 円 :500株単位
買い控えや低価格品へのシフトといった節約志向が顕著となったことなどで、
2010年2月期の営業利益見通しを65億4,000万円から52億6,000万円に下方修正
したことで大幅下落となりました。
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ログイン後、「投資情報」→「市況概況・レポート」→「リサーチペーパー」
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2 ミニ日経225先物シミュレーション~どこまで殖やせるかチャレンジ!~
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ミニ日経225先物を使った日計り取引(デイトレード)、3つの取引パターン
で、どこまで殖やせるかチャレンジ中。本シミュレーションの取引内容などの
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news906s.htm
検証13日目で、ついにパターン3が2連敗。この日の損失は6,605円で、通算の
利益もついに1万円を割ってしまいました。パターン1、2も損失と完敗です。
さて、明日はパターン3の新規建は【 買い 】です。上昇相場となって、明
るいご報告ができるでしょうか?
【 何時まで取引できる? ミニ日経225先物の取引時間 】
イブニング・セッション(夕場)の取引時間は16:30~20:00。ナイターを観
ながら取引ができます。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1950/fop/evening_session.htm
●パターン3の取引のロジック(手法)は、2009年7月22日(水)に先物・オプ
ション取引口座のログイン後の「お知らせ画面」で公開の予定です。ご覧にな
るには、 先物・オプション取引口座の開設が必要です。
★★先物・オプション取引口座のお申込み★★
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1950/fop/apply.htm
■日経225ミニ先物【2009年9月限】の動き(取引日ベース:2009年7月8日)
イブニング寄付:9,620円
イブニング引け:9,675円
前場寄付:9,535円
前場引け:9,470円
後場寄付:9,455円
後場引け:9,415円
注)イブニング寄付、イブニング引けは前営業日の価格です。
■各シミュレーションの成績 [手数料(税込)も考慮しています]
本日までの順位:1位
(パターン3)前場寄付(買)⇒前場引けに売り決済
9,535円で1枚買建てし、9,470円で決済。 本日の損益-6,605円。
【本日までの通算損益 9,135円 / 勝率61.54% (8勝5敗)】
◆明日の(パターン3)の新規建の売買は【 買 】です。◆
本日までの順位:2位
(パターン1)前場寄付き(買)⇒後場引けに売り決済
9,535円で1枚買建てし、9,415円で決済。 本日の損益-12,105円。
【本日までの通算損益 -9,365円 / 勝率46.15% (6勝7敗)】
本日までの順位:3位
(パターン2)イブニング寄付(買)⇒前場寄付き売り決済
9,620円で1枚買建てし、9,535円で決済。 本日の損益-8,605円。
【本日までの通算損益 -23,365円 / 勝率53.85% (7勝6敗)】
【ご参考】 本日の取引はいくらあればできるか?
日経225ミニ先物の取引をする際には、必要証拠金を振り替えておく必要が
あります。
マネックスにおける日経225ミニ先物の必要証拠金額は、
【SPAN(プライス・スキャンレンジ) × 1.4 ÷ 10】
です。
本日はSPANが42万円なので、ミニ日経225先物を1枚お取引いただくための
必要証拠金は【 58,800円 】でした。
※デイトレードの結果、手数料(税込)も考慮した当日の損益がプラスの
場合は「勝」、マイナスの場合は「敗」とカウントしています。
※売買益に対する税金は考慮しておりません。
※採用した3つの取引は、新規建ての売り、買いと分けて例示したもので、
これらの取引手法を推奨するものではありません。また、将来の数値を
保証するものではありません。
※リスク・手数料等に関しては、『 10 リスクおよび手数料等の説明』をご
覧ください。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
3 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
現在お申込み可能な新規公開株式(IPO)はございません。
◆公募・売出株式(PO)◆
みずほフィナンシャルグループ(8411)
新規公開株(IPO)・売出し(PO)に関してはこちら
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/gue
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4 岩瀬大輔の 目からウロコの保険塾
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第23回「第一生命の株式会社化」
第一生命は6月30日、株式会社の株主総会にあたる総代会を開き、2010年4月
に相互会社から株式会社に転換することを決定しました。実現すると、これま
で株主が最も多いNTT(約100万人)の3倍に当たる300万人の契約者が株式
の割り当てを受け株主となり、国内最大級の株式会社となります。ある分析に
よれば、1株当たりの価値は約10万円程度になりそうということで、同社の保
険契約者にとっては嬉しい夏のボーナスになりそうです。
さて、わが国で最古の相互会社である第一生命が株式会社に転換することは、
業界に大きな波紋を起こしています。
これまで、わが国の主要な生命保険会社は相互会社形態を取ってきました。
相互会社は一人ひとりの契約者が会社のオーナーであるという建前になってお
り、メリットとして契約者への利益還元が大きくなりうることと、短期的な株
式市場の動きにとらわれずに長期的に会社の経営が安定する、ということがあ
げられます。
にもかかわらず、第一生命がこのような相互会社形態を捨てることにした背
景には、国内市場が少子高齢化で縮小するなか、海外展開などを通じて成長し
ていくためには、より機動的な資金調達やM&Aなどの事業再編を行うために
株式会社の方が有利である、と理解されています。
他の大手相互会社は今のところ、追随する動きは見られませんが、契約者に
とっては、株式会社化は望ましい動きだと考えます。なぜなら、我が国の相互
会社は経営者に対するチェックがほとんど働いていない、という問題がうまく
解消できないままだからです。
相互会社は株式会社と違って、契約者の中から会社が代表として選んだ「総
代」しか総代会に参加できないことになっています。これでは、会社側が自社
に都合のよい人を選ぶことを防ぎようがありません。
実際、第一生命の株式会社化に対する議案では、参加した186名のうち、1名
しか反対の票を投じなかったそうです。どんな案件でも、99%の賛成で通って
しまうというのは、とてもチェック機能が働いているとは思えません。あるい
は、99%が賛成するということは、99%が相互会社であることに反対をしてい
たか、少なくとも問題意識を持っていたことになりますので、これまでの会社
形態に問題があったとも言えるでしょう。
このように、相互会社の問題は、経営者が高度の経営者倫理を持って、契約
者のために最適な経営をしていることに依存することにあります。もちろん、
例えば全国都道府県民共済のように、相互会社的な組織形態でありながらも、
契約者への利益還元を第一として優れた経営を続けている組織も存在します。
しかし、「いかなる権力も必ず腐敗する」というのは不変の原理であり、経営
者の力量といった属人的な要素に頼らずとも、中長期的に契約者やオーナーな
どの利害関係者の利益を最適化するよう、チェックアンドバランスを図る仕組
みが不可欠であると考えます。
投資ファンドなどが金融危機で下火になり「株主による経営の監視」という
言葉が一時の勢いを無くしつつありますが、わが国の生命保険業界についてい
えば、行政、株主、市民など、多くのステイクホルダーによるチェックアンド
バランスを強化することが求められていると強く感じています。(以上)
岩瀬大輔
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役副社長
ハーバードMBA留学を経て開業したのは、生命保険会社!
http://www.lifenet-seimei.co.jp/index.html
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5 ゴールドマン・サックスeワラントの開発者 土居雅紹が語る投資のツボ
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- 第206回 「2009夏 シナリオ別投資法」 (難易度 ★☆☆☆☆)
春先の急反発直後の楽観的な見方から一転、株式市場の先行きを懸念する声
が増えつつあり、総悲観でもユーフォリアでもない時期にあるようです。そこ
で、今後の投資シナリオをいくつか想定し、それに基づく投資法を考えて見ま
しょう。
■シナリオ1)選挙でGO?
政局がどう動こうとも、衆議院の任期満了が迫っているため、8月末までに
は衆議院選挙が行われることになります。これを、株式市場の視点から見るな
ら与党のある程度の苦戦はおそらく織り込み済みではないかと考えられます。
そうであるとすると、株式市場にサプライズを与える可能性があるのは、野党
の地崩れ的勝利となる場合なのではないかと個人的には考えています。
仮に、野党の地崩れ的な勝利となれば、1993年夏の細川内閣誕生時とよく似
た状況になる可能性があります。当時は、日本の不動産・株バブル崩壊後の
1992年に一旦株価が底をうった後のやや戻したタイミングで衆議院選挙があり、
政権交代が実現しました。この時、新政権に対する国民の期待は非常に大きい
ものがあったと記憶しています。なお、当時株価は7月初めから9月にかけて日
経平均で7%程度上昇しています(ただし、その後失速)。今回も同様の展開
になると思うのであれば1-2ヶ月程度の期間での日経平均コールによる投資が
有効と考えられます。
■シナリオ2)やっぱり春高秋安?
春先にかけて上がり、その後秋に下がるという展開は何回となく繰り返され
ているように思えます。仮に一定の傾向があるとするなら、制度的・構造的な
要因が影響しているのかもしれません。例えば、年度末の2月頃には金融機関
の自己勘定でのヘッジ売り(株価指数先物の売りやプットオプションの買いな
どが用いられることが多く、株価の下げ圧力と考えられます)があり、これは
3月中旬には少なくなると考えられます。一方、年度明けになると現金にして
いた資金での買いが見られるようです。また秋には年末の12月に向けて、決算
や税金の影響で国内外の各種投資主体の売りが増えるという見方もあります。
今年も、このまま夏以降にも勢いが戻らないと思うのであれば、日本株であ
れば日経平均プット、米国株であればNYダウプット、中国株であればハンセン
指数プットの買いで相場下落をヘッジすることが考えられます。この時に用い
るプットの目安としては、満期日が長く、権利行使価格が現在の各株価指数の
水準に近いものを用いるとヘッジ効果が高いと思われます。プットの使い方に
ついてのさらに詳しい説明は下記オンデマンドセミナーの「01プット型eワラ
ントの使い方」をご覧下さい。
◎オンデマンドセミナーのURL
http://www.ewarrant.co.jp/invest/index8.html
■シナリオ3)デカップリング継続なら?
先進国経済がバランスシート不況に苦しむ中、金融バブル崩壊の影響が相対
的に少なかったインドや、政府の経済への影響力が相対的に強い中国は今年も
プラスの経済成長となると見込まれています。
一般に、中長期的にはGDPが成長する国への株式投資は良いパフォーマンス
となることが多いと考えられます。また、大規模な財政出動について懸念が出
始めている先進国通貨の下落が起これば、BRICsをはじめとする新興国の通貨
の価値が相対的に上昇し、これも米ドルベースでのGDPの上昇、外国人投資家
のパフォーマンス向上につながる可能性があります。そうであれば、トラッカ
ーeワラントや投資信託でインドや中国に投資することが引き続き有効と考え
られます。
(念のため付言しますと、上記はあくまで仮定のシナリオに基づいた筆者の
個人的な見解であり、ゴールドマン・サックスの見解ではありません。また本
コラムではすべてのシナリオを網羅できるものではなく、また、取り上げたシ
ナリオについても取り上げなかったシナリオよりも確度が高いとはいえません。)
◆◆ 本日のポイント:2009夏 シナリオ別投資法 ◆◆
土居雅紹(どい まさつぐ)
ゴールドマン・サックス証券 eコマース部長
※本資料は情報の提供を目的としており、本資料によって何らかの行動を勧誘
するものではありません。本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成
されておりますが、ゴールドマン・サックス証券は本資料が正確、完全あるい
は最新のものであることを表明するものではなく、またその責任も負いません。
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eワラントとは? http://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/abc.html
マネックスではじめるeワラント http://www.monex.co.jp/CwrntInformation/0/guest/G1300/cwrnt/index.htm
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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7月8日 <レントゲン>
東大地震研究所のチームが、「火山版レントゲン写真」を撮るのに成功した
そうです。これは超新星の爆発などで生じる宇宙線「ミュー粒子」を利用して、
火山の内部を透視するものだそうです。
研究チームは「ミューオグラフィー」と名付けたそうですが、この宇宙線が
数キロの岩石でも通過する特性を利用して、サーモグラフィーのような画像で
火山内部を表現するもの。実際の画像を見ると、マグマの状態などが明らかに
見えて、ビックリです。
私は素人なので良く分かりませんが、ニュートリノなんかと同じような宇宙
線なのでしょうか。今の時代、どんなものでも透視できてしまうんですね。し
かし形のないものは透視することが出来ません。
私の知人の御子息が高校生の時に、「レントゲン俺の心が映せるか」と云う
五七五を詠んだそうなのですが、なんともあっぱれです。形がないと云うより
も、小宇宙のように大き過ぎるのかも知れませんネ。
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7 マネックス証券からのお知らせ
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■■【動画】調整時期の今、取るべき投資スタンスは?
このコーナーでは、毎月1回 マネックス証券チーフ・エコノミスト村上尚己に
マネックス・ユニバーシティ内藤忍が今後の株価など市場動向などについて直
撃します。
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news907d.htm
■■「お客様からのご意見・ご要望への回答」6月掲載分のお知らせ
マネックス証券では、お客様から頂いたさまざまなご意見やご要望についての
回答を、ウェブサイトの「お客様からのご意見・ご要望への回答」コーナーに
原則月2回の頻度で掲載しています。
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■■年利率7.65%(税引前) 人気の南ア・ランド建債券 満期3年
2009年7月29日(水)14時00分までのお申込みとなりますが、先着順受付で販
売金額に限りがございますので、どうぞお早めに。
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■■【告知】FX PLUS取引手数料無料化!7月13日より開始
マネックス証券では、お客さまのご要望におこたえして、2009年7月13日(月)
の約定分より、外国為替証拠金取引「FX PLUS」の取引手数料を無料化いたします。
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※リスク・手数料等に関しては、『 10 リスクおよび手数料等の説明』をご
覧ください。
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8 勉強会・セミナー情報
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■@オンラインセミナー
7月21日(火)19:00~
『松本大とここだけトーク』 オンラインセミナー編
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1217
■@東京
7月27日(月)19:00~
「マネックスグループ個人投資家向け決算説明会」
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1219
■@大阪
8月2日(日)13:00~
「マネックスグループ個人投資家向け決算説明会」in大阪
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1220
■@マネックスラウンジ@銀座
7月30日(木)18:30~
松本大とここだけトーク@銀座
マネックスよろず相談所【ナイター】
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1218
■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
★セミナー一覧★
→ http://lounge.monex.co.jp/seminar/
■■お好きな時間にゆっくりと是非、ご覧ください。
★オンデマンド★
→ http://lounge.monex.co.jp/video/ondemand/list.html
・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行う
ことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料
等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等によ
る損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なり
ますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資
料をよくお読みください。
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「南ア」
こんばんは。最近はペットボトルで売られているミネラルウォーターしか
飲まない方も多いようですが、僕はもっぱら水道水を飲用、ぼすみんです。
水は含まれているカルシウムやマグネシウムの量で「硬度」が決まり、
これらが多く含まれてると「硬水」、少ないと「軟水」になるんだとか。
ミネラルウォーター派の皆さまはこの硬度にこだわりがあるようで、
先輩OLなんぞはこれについて語り出すと止まりません。
「フランス料理は美味しいけど、あっちのミネラルウォーターはちょっと
パス。エビアンとかヴィッテル、私には硬すぎるのよね。私は南アルプル天然
水とか六甲のおいしい水とか、軟水派なのよ」
まるで専門家のような得意気な口ぶりです。
そりゃあ確かに飲む人が飲めば違いは分かるんでしょうけど、普段コンビニ
弁当とインスタントラーメンばかりの先輩にちゃんと水の違いが分かるのか?
このへん、甚だ疑問です。ペットボトルのパッケージデザインとか、「南アル
プス」っていう語感だけで美味しく感じてるだけなんじゃないの、と。
さて、南アフリカのことを略して「南ア」といいますが、山梨県の南アルプ
ス市も略して「南ア市」と表記する場合がある様子。
ならば南アルプスの天然水も「南ア天然水」と略せるはず。仮にパッケージ
の記載が「南ア天然水」に替わっても、先輩はちゃんと美味しく飲めるのか?
ぜひ一度、実験してみたいものです。
(追伸)
南アルプス、ではなく南アフリカランド建債券、本日より取扱いを開始
いたしました。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news9078.htm
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10 リスクおよび手数料等の説明
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各商品の取引手数料や諸費用は、取引ツールやチャネル、執行条件等により
異なる場合があります。また、ツールやチャネルによってはご利用いただけな
い商品・取引がございます。また、商品毎に投資のリスクは異なりますので詳
しくは当社ウェブサイト、「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、
「目論見書」等を十分にお読み下さい。
・・・・・・・・・・・・・・投資リスクについて・・・・・・・・・・・・
ご案内の商品・取引は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品
相場等の変動に伴い、価格や基準価額が変動することにより、投資元本を割り
込み、損失が生じるおそれがあります。
また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等
により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場
合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合があり、取引額が保証
金・証拠金額を上回る可能性があります(取引額の証拠金額に対する比率は取
引により異なります)。これらの取引では、価格変動、金利変動、為替変動等
により、差し入れた保証金・証拠金(当初元本)の額を割り込み、損失(元本
欠損)が生じるおそれがあり、さらにその損失の額が、差し入れた保証金・証
拠金(当初元本)の額を上回るおそれがあります。
・・・・・・・・・・・・・その他費用等について・・・・・・・・・・・・
<国内株式売買手数料>
[インターネット]
【取引毎手数料】約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:指値1,575円、
成行1,050円、携帯電話取引の場合、約定金額の0.105%、最低手数料105円。
【定額手数料】1日何回取引しても2,625円(約定金額300万円ごとにかかります)
[コールセンター]
【オペレーター注文】約定金額に対し最大0.42%、最低手数料4,200円
【自動音声注文】約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:指値1,575円、
成行1,050円。
※夜間取引(マネックスナイター)と株式ミニ投資(ミニ株)は一約定につき
500円。
※単元未満株の売買手数料
インターネットの場合は、約定金額に対し1.05%(2009年7月27日約定分より
最低手数料52円)。
コールセンターの場合は、約定金額に対し2.1%(2009年7月27日約定分より最
低手数料105円)。
※新規公開株、公募・売出株、立会外分売は購入対価のみとなります。
※信用取引(インターネットのみ)には売買代金の30%以上でかつ30万円以上
の委託保証金が必要で、取引額の当該保証金に対する比率は最大約3倍程度
となります。諸経費として、「信用金利」「信用取引貸株料」「品貸料(逆
日歩)」「管理費」などがかかります。
<中国上場有価証券等>
【取引手数料】約定金額に対し0.2999%(最低手数料73.5香港ドル)
【現地手数料】取引所手数料(約定金額×0.005%)、CCASS決済費用(約定金
額×0.002%、最低2香港ドル)、税金などのその他諸費用がかかる場合があり
ます。他の現地諸費用額はその時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定され
ますので、金額等をあらかじめ記載することはできません。
<米国上場有価証券等>
【国内取引手数料】一約定につき25.2米ドル(上限)
その他、売却時のみ現地取引手数料(SEC Fee)が約定代金1米ドルにつき0.00
0.0000257米ドル(最低0.01米ドル、小数点以下第3位切上げ)かかります。
<債券>
債券をお取引される場合には、購入対価のみをお支払いいただきます。取引手
数料はかかりません。外貨建て外国債券を日本円で購入、または元利金を受領
される場合には別途為替手数料がかかります。
個人向け国債は中途換金に制約があり、中途換金される場合には調整額の負担
が発生します。
<カバードワラント>
【取引手数料】約定金額に応じて、最大1,575円。カバードワラントの権利を
行使できる期間は限定されており、設定期間を経過すると、その価値はなくな
り、投資元本全額が損失となるおそれがあります。
<投資信託>
【申込手数料】申込金額に対して最大3.675%
【信託財産留保額】基準価額に最大2.0%を乗じた価額
【信託報酬】純資産総額に対して最大2.197%(年率)
運用成績に応じた成功報酬やその他の費用を間接的にご負担いただく場合もあ
ります。
<株価指数先物取引>
【取引手数料】日経225先物は1枚あたり525円、ミニ日経225先物は1枚あたり
105円。なお、日計りの場合には返済手数料無料。SQ決済時には当該手数料が
かかります。
<株価指数オプション取引>
【取引手数料】売買代金の0.189%(最低手数料189円)
株価指数先物・オプション取引には「SPAN(R)に基づき当社が計算する証拠
金額×当社が定めた掛け目(※)-ネットオプション価値の総額」の証拠金を
担保として差し入れまたは預託していただきます。
※指数の変動状況などを考慮の上、証拠金額に対する掛け目は1.4倍を上限に
当社の任意で変更することがあります。
株価指数先物・オプション取引は取引額の当該証拠金に対する比率は証拠金の
額がSPAN(R)により、先物・オプション取引全体の建玉から生じるリスクに
応じて計算されることから、常に一定ではありません。
株価指数オプションは期限商品であり、買方が期日までに転売または権利行使
を行わない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになりま
す。
<外国為替証拠金取引>
【FXPLUS取引手数料】取引通貨数量1,000通貨あたり20円。
但し、南アランド/円、香港ドル/円の通貨ペアで、取引通貨数量1,000~
9,000の場合1,000通貨あたり10円、同1万~300万の場合1,000通貨あたり2円の
取引手数料がかかります。取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり
1,000円~25,000円の為替証拠金が必要となります。
※各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客さまはオ
ファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。オファー
価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価
格よりも高くなっています。
※取引額の当該証拠金に対する比率は最大約16倍程度となります。
※売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント)
の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失
(元本欠損)が生じるおそれがあります。
※損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルール)を設けています
が、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた証拠金を上回る損失が生
じることがあります。
※当社及びカバー取引先の業務又は財産状況の変化により、元本欠損が生ずる
おそれがあり、差し入れた証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。
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