資産の棚卸し

新年を迎え、一年の目標を立てるこの時期は、ご自身の資産状況を見直して、目標と現実のギャップを調整するのによい機会です。この「資産の棚卸し」をする際に考慮すべきポイントをいくつか挙げてみましょう。

●資産計画を見直しましょう
結婚や住宅の購入など、昨年ご自身を取り巻く状況が変化したのであれば、資産形成の目標から逸れてしまっていないかを確認してみましょう。まだ資産計画のない人は、ぜひ作ってみてください。最初は簡単なもので構いません。
●アセット・アロケーションを見直してください
昨年の混乱した市場環境で、ポートフォリオの株式、債券、短期金融商品の配分比率が変わっていないでしょうか？現在の資産配分がご自身の資産計画に合っているかを確認して、必要であればリバランスをしましょう。

●貯蓄を把握しましょう
十分な非常資金は確保できていますか？突然の出費に自分の長期投資資金を取り崩すことのないように、あらかじめ万が一の備えを別に貯えておきましょう。多くの人が昨年までは非常時に必要となる資金の重要性を過小評価していました。バンガードでは非常資金として約6ヶ月分の生活費を確保しておくことをお勧めしています。昇給やボーナスがあれば、可能な限り貯蓄に回しましょう。貯蓄や投資の自動積立プランの導入も検討してみてください。

●負債をコントロールしてください。
クレジットやローンなどの負債に身動きがとれなくなっていませんか？負債をコントロールするには、「どれだけ借りられるか」ではなく、「どこまで使えるか」を基に予算をたてること、そして無駄な出費を抑えることが肝心です。
プランを持って投資していますか？（関連コンテンツはこちら）
http://www.vanguardjapan.co.jp/vanguardjapan/investing/columns/columns_home.cfm?obj_uuid=EE889A86-19B9-F74F-13F7-5C990E9EF1D2
(バンガード・インベストメンツ・ジャパンのウェブサイトに移動します。)
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