初心者コーナー
割安な銘柄を探したい株式Q&A一覧
銘柄の割安感、割高感を判断するためのひとつの方法として、「PER(株価収益率)」、「PBR(株価純資産倍率)」を確認すると良いでしょう。
PER:PERが低いほど割安な銘柄と予想できます。
PERは企業の収益力から株価の割安感を測る指標
PER=株価÷1株当たりの利益(企業の収益力)
(例)株価が500円の銘柄A,Bで迷っている場合。
A銘柄500円 PER:50倍 |
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株価500円でPER50倍ということは・・・ ⇒1株当たりの利益は10円 |
B銘柄500円 PER:25倍 |
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株価500円でPER25倍ということは・・・ ⇒1株当たりの利益は20円 |
銘柄Bの方が、収益力があるにもかかわらず、銘柄Aと同じ株価で買えるので、割安と考えられます。
PBR:一般的には、PBRが1倍に近づくほど底値に近づくと考えられます。
企業が所有する資産から株価の割安感を測る指標。
PBR=株価÷1株当たりの株主資本(純資産)
(例)株価が500円の銘柄A,Bで迷っている場合。
A銘柄500円 PBR:2倍 |
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株価500円でPBR2倍ということは・・・ ⇒1株当たりの株主資本は250円 |
B銘柄500円 PBR:1倍 |
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株価500円でPBR1倍ということは・・・ ⇒1株当たりの株主資本は500円 |
銘柄Bの方が、資産があるにもかかわらず、銘柄Aと同じ株価で買えるので、割安です。
業種によるPERやPERの水準は大きく異なりますので、比較する場合は、同業種で類似する銘柄を比較してみることがよいと思われます。
取引したい銘柄候補を絞り込んでいる方
- 気になる銘柄のPER、PBRを確認して割高、割安感をチェック
取引したい銘柄が決まっていない方
- PER、PBRを基準にして割安な銘柄を検索
知っておくと便利な知識
- 業績や事業内容を把握して投資したい
- 配当金を受け取りたい
- 株主優待に興味がある
- 割安な銘柄を探したい
- 成長性のある銘柄を取引したい