今すぐに売りたいわけではないが、株価が急落した時に損を最小限に抑えたい方は、逆指値の売り注文を出すとよいでしょう。
例えば、120円の時に購入した株式に対して、株価110円の設定条件(トリガー条件)で 逆指値の注文を出しておけば、株価が急落して設定価格の110円以下になった時点で自動的に注文が発注されます。
その後株価が80円まで下落した場合、何もしていないと購入した価格から 40円も下がってしまうところを、設定したトリガー条件に従い、事前に注文が発注されるのです。
※逆指値注文も通常の成行注文、指値注文と同じ株式売買手数料となります。
含み益が出ているが、売り時を迷っている方は、逆指値の売り注文を出すとよいでしょう。
例えば、120円の時に購入した株式が140円まで値上がりした場合、すぐに売れば利益を確定できますがまだまだ値上がりする可能性もあります。
そんな時には、例えば130円のトリガー条件にて逆指値の注文を出しておけば、指定のトリガー条件の株価になるまでは売り注文が発注されることはなく、万が一株価が急落して設定価格の130円以下になった時点で自動的に注文が発注されます。
もし株価が110円まで下がった場合、せっかく出ていた利益を逃してしまうどころか、購入価格を下回ってしましまうところでしたが、逆指値を活用したことにより、ある程度の利益を確保することができるのです。
※売買手数料は、通常のご注文と同じ手数料です。