若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。1,100億ユーロのギリシャ支援策に続き、先日はギリシャ危機の波及を防ぐため最大7,500億ユーロもの緊急融資制度創設も決定。ところがそれでも下げ止まらないユーロ、本日ついに1ユーロ=116円台に突入!円高による輸出への影響も気になります、ぼすみんです。
で、問題のギリシャはこれから一体どうなるのか?これ、悲観論と楽観論があるようです。
通常、経済危機に陥った国は通貨が暴落。しかし、自国通貨が下がったことにより輸出競争力が急回復、輸出しまくることで景気回復の芽が出てきます。ところがギリシャは統一通貨ユーロを使っているので、自分だけ通貨を切り下げるわけにいきません。景気の悪い時は金利を下げるのも常套手段ですが、これまたユーロという枠組みの中にいるため、自分だけ金利を下げるわけにもいかず。つまり、にっちもさっちもいきませんよ、というのが悲観論。
これに対し、「今までのギリシャはリタイア後の年金も現役時代の9割出るわ、公務員の給料は毎年上がるわで、まさに神話のような楽園だったんだよ。これから他の国と同じレベルにすれば、大丈夫」という楽観論も。・・・これまで神話のような楽園だったとは、さっすが神話の国ギリシャ!
果たしてギリシャの、そしてユーロ圏の明日はどっちだ!?それは神話の国だけに「神のみぞ知る」といったところでしょうか。
あまり関係ないですけど、岩波文庫から出てるハイネの『流刑の神々 精霊物語』という本は、キリスト教の登場により昔ながらのギリシャの神々はどこへ行ったのか?というお話で、オススメです。
(追伸)
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