春秋園事件

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

春秋園事件

こんばんは。小学生の頃、クラス内での相撲じゃ横綱級。得意技は内掛け、ぼすみんです。

さて、大勢の力士が野球賭博で謹慎欠場、なんとも面白味に欠けた感のあった先日の大相撲名古屋場所。しかし何ごとにも上には上があるもので、過去の相撲界には大半の幕内力士が脱退、本場所開催どころか協会存続すら危ぶまれるような非常事態があった模様。

「春秋園事件」として知られる1932年(昭和7年)のこの一件、引き金となったのは待遇改善を要求する力士たちの労働争議。今でこそ力士は強くさえなれば高給取りのイメージがありますが、昔は強くなっても生活カツカツという時代があったようで、過去にはこの事件の前にも1911年(明治44年)の「新橋倶楽部事件」、1923年(大正12年)の「三河島事件」など、力士によるストライキが。「●●じゃ食べていけない」とはよく聞くセリフですが、食べることも仕事の力士にとって、食べていけないことは死活問題!

で、「春秋園事件」なんですけど、要求を拒まれた力士たちは協会を集団脱退、独自に興行を行うべく新団体設立へ!・・・これ、幕内は40人中29人、十両は22人中19人が脱退したっていいますから、とんでもない事態です。大量離脱で究極の人材難に襲われた協会側では、幕下力士たちが十両を飛び越えて一気に幕内にジャンプアップするなど異例の大出世。

結局この事件、離脱組の新団体が早々に崩壊、協会を飛び出した力士たちも一部を除き1年ほどで続々と帰参して落ち着いたようですが、やはり歴史ある大相撲。長い歴史の中にはホント色々なことがあるようです。

(追伸)

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