レイラ夫人とイメルダ夫人

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

レイラ夫人とイメルダ夫人

こんばんは。先日、大規模デモが続いたチュニジアのベンアリ大統領が亡命、23年にわたる独裁政権崩壊。これに触発されたかエジプト、イエメン、ヨルダン、アルジェリアなどで反政府デモが続々。流血の惨事だけは避けて欲しいところ、ぼすみんです。

そのチュニジアですけど、ベンアリ元大統領の奥方・レイラ夫人は転んでもタダでは起きない人だったのか、国外逃亡時に中央銀行から大量の金塊を持ち逃げした疑いがある様子。その額、なんと約50億円!・・・レイラ夫人、以前から不正蓄財疑惑を囁かれていたらしく、そのド派出すぎる暮らしっぷりが国民の怒りに拍車をかけてた模様。

今回のチュニジア同様、怒れる国民に倒されたのがフィリピンのマルコス政権。1986年、「ピープル・パワー革命」を受けてマルコス一家はハワイに亡命しましたが、この時もイメルダ夫人の浮世離れした豪勢な暮らしっぷり、浪費っぷりに国民の怒りが爆発した、と聞きます。ともに我が世の春を謳歌しながら、亡命を余儀なくされたチュニジアのレイラ夫人と、フィリピンのイメルダ夫人。これはたとえ玉の輿に乗っても調子に乗るな、という戒めか?

さて、現在のフィリピン大統領は前述の「ピープル・パワー革命」で誕生した女性大統領コラソン・アキノ(故人)の息子、ベニグノ・アキノ3世。親子2代にわたって国を統べるアキノ家、さっすが名門。そりゃそうと、この革命で国を追われたマルコス一家は果たしてその後、どうなったのか?

夫・マルコス前大統領は革命から3年後、亡命先のハワイで失意のうちに一生を終えますが、特筆すべきはイメルダ夫人。92年にフィリピンに帰国するや、すぐさま大統領選に出馬。これには落選したものの、その後は国会議員になっており、昨年の下院選も当選。現在、バリバリの国会議員!しかもその長男も上院選で当選、長女も州知事選で当選と言いますから、亡命を余儀なくされたのも今は昔。さっすが名門!

(追伸)
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