若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。都内を走る地下鉄の両雄、東京メトロと都営地下鉄の経営統合は見送りになったとか。昨年、僕たちマネックス証券もオリックス証券との合併を経験しただけに、合併や統合にまつわる話に興味津々、ぼすみんです。
結婚は相手のご実家への挨拶、結納、式場選びに新居選び・・・と色々大変ですが(経験ないけどさ)、それ以上に大変と思われるのが企業合併。なんせ組織から文化、人事制度や給与体系まで違う会社どうしが一つになるワケですから、合併までの道のりは果てしなく険し。当然、一度は合併や統合に合意しながら、破談となるケースも出てきます。昨年のキリンとサントリー、新生銀行とあおぞら銀行、高島屋とH2Oリテイリングの破談は記憶に新しいとこですが、ちょっと遡るとまだまだ成就しなかった縁談が!
ザッと思い出すだけでも大正製薬と田辺製薬(現・田辺三菱製薬)、近畿日本ツーリストと日本旅行、三井化学と住友化学、ビックカメラとエディオン、日本製紙グループ本社とレンゴーなどが相次ぎ破談。
往年のトレンディドラマのように華麗な恋愛遍歴(?)を見せたのがセガ。まずバンダイとの合併を発表したものの、97年に破談。その後、セガは新たなお相手・サミーとの経営統合に向け歩み出しますが、まさかのマリッジブルーを迎えちゃったか、03年にこれを撤回!で、またまた新たな登場人物・ナムコとの合併を模索し始めます。展開、早っ!・・・サミーとナムコの間を揺れ動いたセガでしたが結局はサミーとよりを戻し(?)、04年にセガサミーホールディングス誕生。そしてこれまた恋愛ドラマ的というべきか、翌05年にはともにセガと破談したものどうしの2社がくっつき、バンダイナムコホールディングス生誕。
セガの統合劇がトレンディドラマ的なら、よりディープな泥沼の愛憎関係を描く昼ドラ的だったのが住友信託銀行とUFJ信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)の破談(04年)。固く愛を誓ったはずが、挙式直前でUFJ信託の母親・UFJホールディングスが三菱東京フィナンシャル・グループと結婚することになり・・・。
残業だ、出張だ、転勤だ、合併だ、とサラリーマンは大変です。すべての企業戦士に幸あれ。
(追伸)
サラリーマン生活を送るうえで参考になり、励みにもなるのが先人たちの体験談。体験談といえば、こちらの体験事例集もどうぞ。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G2004/casestudy/index.htm
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