若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。このたびプロ野球では、グラウンド上で対戦相手との私語や談笑を禁止することになったとか。試合中、ベース上で野手と走者が和やかに談笑するシーンには違和感を覚えていただけに、今回の通達は至極納得、ぼすみんです。
さて、視聴率低迷が伝えられ、最近はめっきり地上波での放送も減ってしまったプロ野球。ここは人気回復のため原点回帰、お茶の間の視聴者を感動させてやまない高校野球のような全力プレーを徹底し、ひたむきな熱さを伝えて欲しいところ。
例えばプロ野球では凡フライを打ち上げたバッターは早々にあきらめて全力疾走しませんが、ここで万一の落球に備えてなりふり構わず全力疾走するのです。平凡な内野ゴロでも全力疾走するのです。何億円もの高額年俸を受け取ってる選手も、常に高校球児のようにがむしゃらに・・・これがお茶の間の胸を打ち、視聴率は急回復!
これに気をよくしたプロ野球、要は高校野球の真似をすれば良いのだと悟り、今度は見る者を魅了するヘッドスライディングを連発!本来ならスライディングせず走り抜けた方が早いような場面でも、視聴者を感動させるために無駄にヘッドスライディングを乱発!この泥まみれのプレーがバカ受けし、プロ野球視聴率はまたまたうなぎ登り!
調子づいたプロ野球、こうなりゃなんでも高校野球、甲子園を真似してみようという流れになり、試合の前後に全選手整列しての挨拶を導入。ついには勝利チームが校歌ならぬ球団歌を斉唱する習慣までできちゃうわけですが、これで青春の高校時代を思い出しちゃったか、感極まって歌いながら号泣する選手が続出。大の男が毎試合、勝負の行方ひとつで大粒の涙を流すのです。これでテレビ視聴率はますますヒートアップ!
プロ野球がこれだけ視聴率を取れるとなると、球団を運営する親会社も当然、動き出します。ひときわ視聴率を稼げる球団歌斉唱タイムをCMタイムにしちゃえ!とばかり、各チームの球団歌は親会社の製品名をひたすら羅列するだけのシュールなものに続々変更されてしまいます。例えば昨年日本一に輝いた千葉ロッテの球団歌は『We Love Marines』ですが、これが『We Love クールミントガム』、『We Love コアラのマーチ』などに。
そんなCMソングを公共の電波に乗せづらいのは当然で、まず個別商品名入りの球団歌を嫌ったNHKが真っ先にプロ野球中継から撤退。その他の民放テレビ局もスポンサーからのクレーム等で続々撤退、プロ野球は再び冬の時代に・・・そんなこんなで、やはり球界改革は難しいとあらためて悟った次第です。ハイ。
(追伸)
そのプロ野球、今回アマチュアとの垣根をこえて大学との交流試合が可能になった模様。垣根をこえるといえばこちら。SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券、楽天証券の大手ネット証券4社による共同プログラム『資産倍増プロジェクト』
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2011/news11035.htm-----
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