一縷千鈞

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

一縷千鈞

こんばんは。特技のない僕ですが、四字熟語は比較的得意、ぼすみんです。
さて、「一攫千金(いっかくせんきん)」と言えばみんなの夢、憧れですが、これと似たような字を書きながら全く別の意味になってしまうのが「一縷千鈞(いちるせんきん)」。わずか一本の糸で千の重さを支える、つまり非常に危険であることの例えと聞きます。

一本の糸で物凄い重さを吊るす・・・といえば芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を連想しますが、これが所変わってロシアになると蜘蛛の糸じゃなくてネギ(葱)になるらしく、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』には地獄の亡者をネギで救い上げようとする挿話が登場。内容は『蜘蛛の糸』とほぼ同じ。

地獄の罪人(女性)は生前、恵まれない人にネギをあげるという善行があった。
→ それに免じて、地獄から這い上がるためのネギを吊るしてもらえる。

→ ネギを使って天を目指すも、周りの亡者も便乗してネギにつかまってくる。
→ 他の亡者を蹴散らそうとするとネギがブチッ!と切れて、THE END。


あまり関係ないですけどドストエフスキーは大のギャンブル好きとして有名で、賭博の負けが込んで文士仲間の誰それからお金を借りたとか、賭博や借金、貧困生活にまつわる逸話が多数。一攫千金を狙ったところ、一縷千鈞・・・とはなんとも皮肉な話です。ハイ。

(追伸)

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http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/trt/target07.htm-----
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