ロボット(R.U.R.)

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

ロボット(R.U.R.)

こんばんは。子供の頃、巨大ロボット物のアニメは欠かさずチェック、ぼすみんです。

産業用ロボット、人型ロボット、巨大ロボット・・・今や子供から大人まで日常的に使っている「ロボット」という言葉ですが、この言葉が初めて世の中に登場したのは今からちょうど90年前、チェコの作家・チャペックが書いた戯曲『ロボット(R.U.R.)』だといいます。

岩波文庫から発売されてるこれ、読んでみると物凄く深い作品!この物語に登場するロボットは今日私たちが連想する金属製メカとは違い、バイオ技術で試験管から造り出された人間そっくりの人工生命。いわば人造人間なんですが、本物の人間と違って「魂」は持っておらず、ただ労働力として持ち主からの命令を忠実に実行するのみ。ロボットは大量生産され、各地に売られて行きますが、勝手に生命を創造した人類に対する神の怒りか?人類の出生率はなぜかゼロになってしまいます。

また、黙々と働くだけのロボットへの同情心から一部の試作ロボットに「心」を与えたところ、世界中のロボットが団結して人類に反乱。たった一人の人間(働き者だったのでロボットと間違われた)を残し、人類は滅亡してしまいます。かくしてロボットは世界を支配しますが、各ロボットの寿命は約20年。そのうえ、ロボット達は新たなロボットを造ることができません。人間たちが書いたロボット製造マニュアルはとっくに焼失。絶滅の危機に瀕し、恐怖を覚えるロボットたち・・・。果たして結末やいかに!?

ロボットが人類に反旗を翻すSF作品は数多くありますが、「ロボット」の語源となったこの作品はその原点。それほど厚い本でもないうえ、戯曲形式なので普通の小説よりもスラスラ読めます。SFファンならずともオススメの一冊!

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http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2011/news1107h.htm-----
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