山本権兵衛

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

山本権兵衛

こんばんは。本日9月1日は1923年(大正12年)の関東大震災にちなむ「防災の日」。今日は二百十日とあってか台風も接近してますし、皆さまくれぐれもご注意ください、ぼすみんです。

さて、このたび誕生した野田新首相は震災後の難しい舵取りを強いられそうですが、同じく震災直後に就任した首相としての先輩格が「海軍の父」と呼ばれた山本権兵衛。2度にわたり首相になってる山本権兵衛ですけど、2度目の就任は1923年の9月2日。つまり、関東大震災の翌日です。先代首相・加藤友三郎が大腸ガンで他界したことに伴い再登板となったわけですが、帝都が大震災に見舞われた翌日の船出ですから、これは大変!

悲運の首相といえば肺炎のため僅か65日で辞任した石橋湛山が真っ先に思い浮かびますが、山本権兵衛もまた首相としてはかなりアンラッキー。まず1回目、1913年に第16代首相として就任した際はドイツ・シーメンス社による日本海軍への贈賄事件「シーメンス事件」の余波をうけ、1年ちょっとで志半ばの辞職。関東大震災後に第22代首相となった2回目は、摂政宮(のちの昭和天皇)が銃で狙われた「虎ノ門事件」の責任をとらされ、約4カ月でまたまた辞職・・・。

この山本首相、総理としての在任日数をカウントしてみると1回目は421日、2回目は128日。どちらも短命に終わってしまったわけですが、安倍→福田→麻生→鳩山→菅→野田・・・という1年ごとの首相交代劇を見ていると、山本政権もそれほど短命に見えなくなるのは何とも皮肉な話です。ハイ。

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