若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。三菱重工が最後のF2戦闘機を防衛省に納入、これにてひとまず戦闘機の国内生産はすべて終了。子供の頃、プラモデルを作りまくってたので戦闘機には結構詳しい、ぼすみんです。
その戦闘機で比較的有名なのがアメリカのF4(ファントム)やF14(トムキャット)、F15(イーグル)、そして現在最強と言われるF22(ラプター)など。なお、冒頭につく「F」は戦闘機を意味する「Fighter」のFで、これが攻撃機だと「Attacker」のA、爆撃機なら「Bomber」のBになるといいます。
「F15とかF22とか、数字が大きくなるほど新型ってことでしょ?じゃ、日本のF2ってめちゃくちゃ旧型だったんじゃん!」と考える方も多いと思われますが、さにあらず。かつてアメリカでもF2(バンシー)という戦闘機がありましたが日本のF2とは似ても似つかないまったくの別物。三菱重工製のF2はアメリカのF16(ファイティングファルコン)をベースにしたもので、運用開始からまだ10年ほどしか経ってません。
戦闘機は値段が超お高いことでも知られてますが、一説によると日本のF2の価格は1機につき約120億円。「2013年から所得増税とか言ってるけどさ、そんな高い戦闘機買うぐらいなら税金を減らさんかい!」なんて声が聞こえてきそうですが、これは国や防衛省としても実に悩ましいところ。
1976年、当時ソ連の最新鋭戦闘機だったミグ25が北海道の函館に突如として飛来!自衛隊はこれをレーダーでキャッチ、千歳から戦闘機をスクランブル発進させるも、ミグ25の機影を見失ってしまいます。そんでもってこのミグ25、函館空港に強行着陸!・・・この一件、ソ連パイロットの亡命だったわけですが、「他の国の戦闘機をあっさり着陸させるなんて、政府や自衛隊は何やっちょるの!たまたま亡命だからよかったけど、もし錯乱したパイロットが攻撃してくるようなケースがあったりしたら、どうなっちゃうの!?」
と大騒動に。また、函館に着陸したミグ25はなんせ最新鋭だけに軍事機密の塊。この中身を西側諸国に見られないよう、ソ連がミグ25を奪回に来る・・・なんて噂もあったようで当時の緊張、察して余りあります。この事件を機に日本は当時最強といわれていたF15を購入することになったとか。
平時には「装備の値段がめちゃ高い!そのぶん税金安くしろ!」と叩かれ、その一方でミグ25亡命事件みたいなことがあると「しっかりしてよ!」と叩かれる。さて、価格や性能から考えて次期主力戦闘機(FX)は国内生産するべきか、はたまた輸入調達するべきか・・・防衛省職員の苦悩、推して知るべし。
(追伸)
次期主力戦闘機のことをFXといいますが、外国為替証拠金取引もFX。これから始める方は必見、「現金10,000円プレゼント!FX新規口座開設キャンペーン」。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2011/news1109_03.htm
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