死海文書とバベルの塔

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

死海文書とバベルの塔

こんばんは。1947年、洞窟の中で偶然発見された「死海文書」。紀元前3世紀~1世紀頃に書かれたというこれ、聖書成立の謎を解くカギとも言われてますが、このたび米Googleではその死海文書のオンライン公開を開始!どんな内容なのか非常に気になる、ぼすみんです。

ところがこの死海文書オンライン、ヘブライ語テキストをクリックすると英訳してくれるものの、日本語訳はしてくれない様子。ヘブライ語はもちろん、英語もからっきしのぼすみん、涙目。生まれた時から世界中が共通言語だったら外国語で苦しむこともなかったでしょーに、国や地域によって言葉が違うっていうのはホント不便!

ここで思い出すのが旧約聖書に出てくる「バベルの塔」の物語。あれは確か天にも届くほどの高い塔を作ろうとしたところ神の逆鱗に触れ、人間への罰として意思の疎通がしづらくなるよう使う言語をバラバラにした・・・というお話だったと記憶してます。つまり、バベルの塔を作るまでは世界共通言語だったわけです。嗚呼、もしそのまま現代に至っていれば。

世界の人口は約70億。いかに英語が世界共通語になりつつあるとて、70億人全員が英語をマスターするのはまず不可能。しかし、統一言語の夢をあきらめてはいけません。なんとか頑張ってタイムマシンを開発、過去にさかのぼってバベルの塔建設工事に待ったをかければ良いのです!過去が塗り替わるので、現代人は労せずして世界共通言語を習得。外国語、言葉の壁という概念自体なくなるので、もちろん学校では外国語の授業もありません。素晴らしい!語学学校などからの猛反対はあるでしょうが、今すぐタイムマシンを開発するべし、するべし!

ところが『ドラえもん』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をご覧の方ならピンとくるとおり、過去の歴史を変えてしまうと、現代に思いもよらぬ影響が出たりします。まずバベルの塔のような高い建物を作ると神様に怒られちゃって元の木阿弥となるため、建造物はすべて平屋に!東京タワーや東京スカイツリーはおろか、高層マンションもありません。そうなると土地が物凄く貴重になってくるので、深刻な土地不足から地価がどんどん高騰。土地への投資はマネーゲームの様相を呈して投機に変わり、バブル経済の始まり始まり。

バベルの塔を作るの止めて、バブル発生とはこれいかに。

(追伸)バベルの塔があったとされる街がバビロン。その昔『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』という映画があったようです。金つながりでこちらをどうぞ。「【調査】日本の個人投資家の76%は金や関連商品を購入せず」。

http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G903/invest/survey.htm-----
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