若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。東西冷戦の象徴ともいえる「ベルリンの壁」が崩壊したのは今から22年前、1989年のきょう11月9日の出来事なんだとか。あまり関係ありませんが学生の頃に住んでた四畳半アパートは極端に壁が薄く、隣がどのテレビ番組を見てるのかはおろか、どのゲームソフトで遊んでるのかまで丸分かりだった事を思い出します、ぼすみんです。
さて、ベルリンの壁が崩壊した頃に書かれたものを読んでみると、世の中がとにかく平和ムードというか明るいムードだったことが伺い知れます。分断されてた東西ドイツは統一に向けて歩み出しましたし、ソ連もゴルバチョフ書記長のもとペレストロイカが進展、冷戦の終結が見えてきましたから当然といえば当然。結果として期待外れに終わった感があるものの、冷戦が終われば莫大な軍事費を削減して他の事に色々活用できるという『平和の配当』が叫ばれたのもこの頃か?
その頃の日本はというとイケイケドンドン、バブル景気の真っ盛り。ベルリンの壁崩壊から遅れること約1ヶ月半、89年の大納会(12月29日)に日経平均株価は3万8915円87銭の史上最高値をマーク!きょう現在の4倍を遥かに上回る水準です。まさかこの後に「失われた20年」が待っていようとは・・・。
話題は再びヨーロッパへと戻りますが、ベルリンの壁が崩壊した後のヨーロッパでは色々な壁が相次ぎ壊れた模様。まずソ連崩壊で社会主義の壁が崩れ、次いで「国の間の壁、しがらみをブッ壊せ!」ってな感じでEUが発足し、ついには「通貨の壁もブッ壊せ!」とばかり統一通貨ユーロが誕生。
それにしても通貨の壁を壊したユーロ圏の国々に、欧州債務問題という見えない壁が立ちはだかるとは、これいかに。
(追伸)チーフ・エコノミスト 村上尚己に直撃、動画【月刊】マーケットの歩き方。今月は「欧州債務問題は予断を持たないことが重要」です。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2011/news1111_13.htm
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