若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。明日11月23日は勤労感謝の日。食材を作ってくれた皆さん、流通に携わった皆さん、販売店の皆さんにいつも以上に感謝しながら食事をいただきたいと思っています、ぼすみんです。
さて日本人の主食・コメですが、その1人当たり消費量はグングン低下、今やピーク時の約半分で年間60キロ弱と聞きます。この食生活の変化、コメ離れに一役買ったとされる本が、昭和33年に発行され数十万部売れた『頭脳』。著者は慶応大学医学部教授、大脳生理学者の林髞(はやしたかし)氏。この林氏、実は推理小説の大御所として知られる「木々高太郎」その人で、直木賞まで受賞しているマルチ人間。
その林先生の著書『頭脳』をアマゾン通販で入手したので紹介しますが、その内容たるや実にショッキング&センセーショナル!かなりストレートにパン食を推奨する内容で、コメを主食とすることが脳に与える弊害を力説した後、「日本ではいつも不足がちの働きしかしない頭脳のままで成長発育するから、大人になってからたいへん不都合なことが起こっていることは、よく理解できる。そこで、主食として白米を食するということは、とくに少年少女のためにたいへんなことであると考えなければならない(原文ママ)」。「これはせめて子供の主食だけはパンにした方がよいということである。(中略)せめて子供たちの将来だけは、私どもとちがって、頭脳のよく働く、アメリカ人やソ連人と対等に話のできる子供に育ててやるのがほんとうである(原文ママ)」。
唐突に「ソ連人」が出てきましたが、これは若き日の林先生がソ連に留学、「パブロフの犬」で有名なイワン・パブロフ博士の下で学んでいた影響か?絶好調の林先生はコメ作りをメインとする日本農業も批判、小麦生産への切り替えまで提言!
今でこそ「米はうまいだけで生命のためにもたいへんに害がある(原文ママ)」なんて説は笑い飛ばせますが、当時はまだ終戦10年ちょっと、今から50年も昔。そんな時代に大学教授が自信満々でこんなこと書けば、あっさり信じちゃう人がいるのも仕方ないってモンで。
最近はTPPの賛否、放射線が人体に与える影響度など専門家の間でも意見が真っ二つに分かれる問題が相次いでますが、これまた後世の人に笑い飛ばされるトンチンカンな主張をしている学者、何らかの力に操られている御用学者が紛れてるんだろうな・・・と思うと、なかなか興味深かったりします。
余談ながら前述の林髞氏、夫婦は15年もすると倦怠期が来るので、お互いパートナーを換えてしまおう!という「第二結婚」「結婚2回説」なんてのも提案していた模様。ぶっちゃけ、米食・パン食の話題は興味ありませんが、こっちはちょっと興味あります。ハイ。
(追伸)農業関連、食料関連の投資信託も。テーマ特化型のファンドはこちらです。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/trt/fund_theme.htm-----
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