ドランドの悲劇

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

ドランドの悲劇

こんばんは。7月27日開幕のロンドン五輪が近づいてきましたが、昨日は柔道の日本代表メンバーが決定。私事で恐縮ですが、福見友子選手(女子柔道48キロ級)と伊調馨選手(女子レスリング63キロ級)のファン、ぼすみんです。

ロンドンでオリンピックが開催されるのは第4回大会(1908年)、第14回大会(1948年・日本は非参加)に続き、今回の第30回大会で計三度目。ちなみに水泳競技でプールを使うようになったのは1908年のロンドン大会からで、それまでの五輪ではなんと川や海、湖などを使っていた模様です。かつてのロンドンは公害に悩まされ、テムズ川もひどく汚染されてたと聞きます。さすがのオリンピアン達もそんなテムズ川じゃ泳ぐ気になれなかったという事か?

1908年のロンドン五輪で有名なのが、マラソンにおける「ドランドの悲劇」。トップを走るドランド・ピエトリ選手(イタリア)、後続に差をつけたまま大観衆が待つ競技場へ。ゴールは目前、あとトラック1周を残すのみ!・・・しかしここまでの力走で疲労困憊してしまったか、ドランド選手はバタリと転倒。必死に立ち上がって再び走り出すも、また横転。その繰り返しで、計5回も倒れてしまいます。最後は見かねた大会役員たちが彼に手を貸し、支えられるようにして1位でゴール。

倒れても倒れても立ち上がり、満身創痍になりながらも勝ち取った金メダル!・・・と思いきゃ、そうは問屋が卸しません。ゴール直前、大会役員たちが力を貸したって事で、哀れドランドは失格に!なお、ドランドに手を貸した役員の中に『シャーロック・ホームズ』シリーズでおなじみの作家コナン・ドイルがいたとか、いなかったとか。

それにしても第三者が選手に手を貸すなんて、絶対御法度だと常識で分かりそうなモンでしょーに!と言いたいとこですが、なんせ今から100年以上も前の話。当時の常識は今のそれと若干違ったのかもしれません。驚いた事にこの時代のマラソンでは「苦痛緩和」という名目で給水所にブランデーだとかシャンパンを用意していたらしく、ドランドが倒れたのもアルコールの影響では?とする説がある様子。・・・お酒飲んでフルマラソンとは恐るべし。市民ランナーの皆さまはゆめゆめ真似などなさらぬように!

(追伸)
マラソンは42.195キロの長丁場ですが、こちらは本日から5日間の長丁場。視聴は無料、5夜連続・日本株オンラインセミナー。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2012/news1205_04.htm

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