若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。来年2013年の干支は「巳」ですが、ヘビというのは何かと嫌われることの多い、不憫な生き物。聖書によるとヘビはアダムとイブをそそのかし、「禁断の果実」を食べさせたため現在の姿にされたそうですが、なんせ大昔の悪事です。もうそろそろ許してあげてもいいんじゃないの?と思うこの頃、ぼすみんです。
さて、同じ爬虫類ながら、ヘビとは対照的に人気者なのがカメ。「鶴は千年、亀は万年」とか言われて縁起のいい生き物の筆頭格とされていますし、ウサギとカメの寓話においても、日本人好みなコツコツ形の頑張り屋。そのうえ国民的善玉怪獣・ガメラのモチーフにも抜擢されたりと、爬虫類の中ではまさに破格の待遇と言えましょう。
しかし、だからと言ってカメのことを幸運を呼び込むラッキー生物のように盲信しちゃうのは早計です。ここで思い出したいのが世界史に登場する偉人、アイスキュロス。この人は古代アテネ三大悲劇詩人の一人だけあって、その最期もまた悲劇的。
猛禽類の鷲の仲間に「ヒゲワシ」という鳥がいます。このヒゲワシ、なかなか頭の良い鳥で、まずはカメをくわえて空高く急上昇。その後、上空から地上の岩にめがけてカメを落下させ、固い甲羅を砕いてから中身を食べる習性が。
そんでもってヒゲワシがいつもの如く、餌となるカメを見つけたのです。口にカメをくわえて天高く舞い上がったヒゲワシ、あとはカメを砕くための岩を探すだけ。
「どこかに固そうな岩はないかな~?お、あれがいいや。あそこに落とそう」ご機嫌のヒゲワシ、喜び勇んで上空からカメをリリース。
・・・ところがです。上空のヒゲワシが岩と思い込んでカメを落下させた場所は実は岩ではなく、かの悲劇詩人・アイスキュロスの頭頂部だったのです。空から猛スピードで落下してきたカメはアイスキュロスの脳天を直撃ッ!偉大な悲劇詩人はこれで絶命。合掌。
空から突然カメが降ってくるなんて怖くておちおち外出もできませんが、幸いヒゲワシは日本には生息していませんのでご安心を。
(追伸)
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