隕石ハンター

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

隕石ハンター

こんばんは。1,500人の負傷者が出た今月15日のロシアの隕石、これがもう少し大きかったり、もう少し地表付近で爆発していたら壊滅的な被害が出るとこだったとか。映画『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』のような事態は勘弁、ぼすみんです。

ごくごく小さな物も含めると、地球には毎年3,300個もの隕石が落下してるとする説があります。今回ロシアに落下した規模の物は100年に一度レベルと聞きますが、ここで思い出すのが約100年前にロシアを襲った謎の「ツングースカ大爆発(1908年)」。シベリア上空で突如原爆の1,000倍という爆発が起きたこれも隕石説が非常に有力。・・・と言うことは、ロシアは2回続けて100年に一度クラスの隕石に襲われた、非常にアンラッキーな国ということか?

そんなロシアの皆さんは商魂逞しいというか、なかなかしたたか。本物か偽物かは分かりませんが、インターネット上では早くも今回の「隕石の破片」が高値で販売されてる様子。偽物の場合は詐欺罪にあたるとしてロシア地元警察は監視を強めてるようですが、はてさて。

もっとも、隕石を売買すること自体は決して珍しいことではありません。『月のきほん(白尾元理著・誠文堂新光社)』によると、売却目的で隕石を探し求める、プロの「隕石ハンター」なる方々までいる模様。虎ハンターや象ハンター、イモトさん扮する珍獣ハンター、往年のクイズ番組・100万円クイズハンターなどハンターにも色々ありますが、隕石ハンターとは新しい!
この本によれば、世界中で過去に発見された隕石は約4万個。そしてその8割は南極で発見された物だとか。南極なんて、人がほとんどいない所で8割発見?なんらかの事情により隕石落下は南極に集中してるのか?・・・と思いきゃ、単に一面真っ白なので隕石を発見しやすいこと、あとは氷河の移動で大昔の隕石が押し出され、特定の場所に集積しやすいことが理由とか。

とは言え、さしもの隕石ハンターたちもはるばる南極へ出向くのは大変なので、同じく隕石を発見しやすいリビア、モロッコ、オマーンなどの砂漠地帯が主な活躍の場となってる様子。普通の石と隕石を見分けるのは非常に大変そうですが、隕石は地球大気に突入した時の摩擦熱で「溶融皮膜」という黒っぽい皮に覆われる特徴があるそうです。

これまで発見された隕石のわずか0.1%、隕石の中でもひときわ希少価値の高いのが「月隕石」。これは太古の昔、月面に隕石が衝突 → 月の破片が隕石化して地球に届いたという、ロマンくすぐる激レア品!そんな貴重な品ならば、さぞお値段の方も凄いことになりそうですが、意外や同じ重さのダイヤモンドと比べると遥かに安価。偶然に次ぐ偶然、奇跡に次ぐ奇跡の末、気の遠くなるような年月を経て地球に届いた月隕石なのに、その価値がダイヤモンドに及ばぬとは・・・。このコーナー読んで隕石ハンターに転身しようかと思った皆さん、隕石よりもダイヤモンド鉱山探した方が効率良さそうです。ハイ。

(追伸)
大昔の隕石探しは大変ですが、お好みの投資信託探しはこれでカンタン!お気軽にご活用ください、「ファンド検索」。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/trt/fund_search.htm-----
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