若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。「ミスタープロ野球」の長嶋茂雄、日米球界で活躍した「ゴジラ」こと松井秀喜の両氏に国民栄誉賞が授与されることが正式決定。国民栄誉賞で思い出すのは、「そんなん貰ったら立ち小便もできなくなる」と受賞を拒否した「世界の盗塁王」福本豊、ぼすみんです。
これまで各界の第一人者に授与されてきた国民栄誉賞、そのジャンルは芸能・スポーツなど多岐にわたりますが、選出された顔触れを見ると、やや野球関係が有利な気も。人気・実績とも申し分ない長嶋&松井両氏の受賞に異論はまったくありませんが、こと野球に関して言えば400勝投手の「カネやん」こと金田正一、打者・捕手・監督のいずれにおいても偉大な「ノムさん」こと野村克也、日本人メジャーリーガーのパイオニア的存在・野茂英雄あたりが選出されてもいいのでは?と思ったりもします。
さて、国民栄誉賞に限らず、何らかの賞を貰ったりするほどの選手というのは実力はもちろん、俗に言う「運」も持っているもの。潜在能力はピカイチ、その力を開花させるための努力も怠りなし、されど運がなかったばっかりに大成できず・・・という選手は枚挙に暇がありません。今でこそ登板ローテーション、先発や抑えなどの分業体制が確立され、投手は肩を休ませることができますが、昔はそんな概念すらない時代。毎日が出たとこ勝負、ピッチャーは監督の気持ち一つでマウンドへ。弱小チームに所属したばっかりに連日連夜過酷な登板を強いられ壊れる投手、横暴な監督の下についたばっかりに便利屋としてフル回転させられ壊れる投手が続出!これなどは運がなく、時代の巡り会わせも悪かった好例と言えましょう。
不運な選手の筆頭格は、超大型新人と期待されていたのにプロ入り直前に暴漢に襲撃されて視力が急低下、結果として平凡な成績のまま球界を去って行った荒川尭(あらかわたかし)か。ヤクルト入りを熱望していた荒川は1969年のドラフトで大洋から1位指名されるも入団拒否 → ドラフトから2か月後、犬を散歩させていた荒川は2人組の暴漢に襲われ、棍棒で頭部などを殴られる・・・。
後遺症で左目を患った荒川、紆余曲折の末に希望球団ヤクルトに入団するも視力がどんどん低下して持ち前の打棒が活かせず、苦し紛れにスイッチヒッターに転向するも、これも失敗。実働5年、生涯打率2割5分3厘、本塁打34本と、期待の大器としてはやや寂しい成績で現役生活を終えました。
いわゆるこの「荒川事件」、襲われた本人が不幸なのは言うに及ばず、期待の新戦力がこんなことになって、ヤクルトファンも当然不幸。また、ただの酔っ払いとかの犯行だったかもしれないのに「入団拒否に腹を立てた大洋ファンの犯行」とか囁かれ、大洋ファンもまた不幸・・・。文字通り全員が不幸となったわけですが、犯罪というのはえてしてそういうもの。今回のボストンマラソンの爆発事故においても、直接・間接を問わず、に大勢の人の人生が狂い、歪められることになるんだよなぁ・・・と切なくなります。ハイ。
(追伸)
各界の実力者がズラリ居並ぶ国民栄誉賞。実力といえば、「【特集】注目の実力派日本株ファンド」はこちらです。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2013/news1304_10.htm
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