若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。三度の食事よりも好きな物がボクシング。ボクシングの事なら何でもおまかせ、ぼすみんです。
さて、今年のボクシング界は国内外を問わずビッグマッチが目白押しですが、最大のトピックはやはりこれ。
「ロンドン五輪金メダリスト・村田諒太、8月25日プロデビュー」。
昨年の夏、日本中を沸かせた村田諒太選手(三迫ジム)がこの夏、いよいよプロのリングに上がるのです。しかもそのデビュー戦の相手は現役日本王者にして現役OPBF(東洋太平洋)王者でもある、2冠王の柴田明雄選手(ワタナベジム)なのです。アマチュアの最高峰たるオリンピックの金メダリストが、初陣でいきなり国内最強、否、アジア最強のプロ選手と激突です!
相手の柴田選手はチャンピオンなのに王座が懸かっていないノンタイトル戦、村田選手は8回戦(8ラウンド)以上の試合ができるA級ライセンスを取得したのに6ラウンドだけの短い勝負・・・ってあたりは残念ですが、とにかくこれは見逃せません。アマチュアに続きプロの世界でも頂点を目指す村田が幸先良く初陣を飾るのか?はたまた柴田がプロの意地を見せるのか?
村田諒太選手といえば、最近日本のアマチュアボクシング界に通称「村田ルール」と呼ばれるモノが登場しました。これ、早い話が有力アマチュア選手のプロ転向に一定の歯止めをかけようというモノのようで、その内容は大雑把にまとめると
●プロがアマ選手をスカウトの際は選手強化寄付金(事実上の移籍金)をアマ 連盟に支払う
●その金額はアマチュア側の委員会が精査(当然、強い選手ほど高額に)●アマ選手が引退(選手登録を終了)しても、2年間上記ルールを適用
●アマ選手がテレビやCMに出演の際は、ギャラの3割をアマ連盟に納める
●小学生から成人まで、アマ選手全員に上記ルールを守る誓約書を配布
・・・と言ったモノ。アマチュア界の至宝・村田選手のプロ転向に危機感を覚えたアマ側が急遽設けてきたってことで「村田ルール」なんて呼ばれてるようですが、「アマチュアで経験を積んでいずれはプロに」と考えてる青少年は少なからずいるはずで、そんな若者にとってこのルールはあまりにも厳しすぎ、結果としてアマ人口の減少を招く気も・・・。
とはいえ、アマチュア選手の強化にも遠征やら何やら、色々とお金がかかります。オリンピックでメダルを狙えるような選手を育てるとなると、ビックリするぐらいお金がかかります。手塩にかけて育てた選手をプロ側にボンボン引き抜かれるとなるとアマチュア側はたまったモンじゃなく、こうした規制を設けたくなるのもまた分かります。
程度の差はあれ、どの競技にもつプロ・アマ問題はあるようですが、とりわけボクシング界のそれは根が深いように思われます。ボクサーの選手寿命は極めて短命、「村田ルール」に泣くボクサーが出てこないことを願って止みません。ハイ。
(追伸)
本日はプロ・アマ問題についての話でしたが、日本株のプロフェッショナルは果たして今後のマーケットをどう見てるのか?
「日本株のプロフェッショナルが語る!日本株の見通し」。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2013/news1307_02.htm
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