姿の仏法僧、声の仏法僧

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

姿の仏法僧、声の仏法僧

こんばんは。野鳥観察のため、本格的な双眼鏡(当然高額)を買おうかどうか思案中。多趣味人間・ぼすみんです。

日常生活の中でよく見かける野鳥といえばスズメとカラス、ハトですが、ちょっと注意してみると他にも色々な鳥が身近にいるものです。例えばスズメとほぼ同じサイズのシジュウカラなどは、市街地でも比較的よく見る野鳥の一つ。そのシジュウカラは、首から伸びた黒いネクタイのような模様がトレードマーク。クールビズでノーネクタイのサラリーマンも多い中、律儀に年中ネクタイ着用とは何ともご苦労なお話です。

さて、日本国内でその姿を確認できる野鳥は数百種類に及ぶと思われますが、その中でも特にバードウォッチャーたちから人気なのがブッポウソウ(漢字で書くと、仏法僧)。日本には夏鳥として渡来するこの鳥、絶滅危惧種になるほどレアな存在ゆえにありがたいって点もありますが、なんといっても容姿自体がとても綺麗。体色は青緑とも青紫ともつかぬ独特かつ幻想的なカラーで、くちばしと脚だけが燃えるような真紅色。こりゃあ野鳥ファンならずとも一目で虜になること必至です。

それにしても「仏法僧」とは何とも奇抜なネーミングですが、これには深いようで浅い、浅いようで深~い理由が。林の中から「ぶっぽうそう、ぶっぽうそう」という不思議な鳴き声が聞こえてくる → 林を探ってみると見慣れない鳥を発見 → 鳴き声の主はきっとこの鳥に違いない → 鳴き声にちなんで、この鳥を「ブッポウソウ(仏法僧)」と名付けよう!

ところが問題はこの後です。ブッポウソウと命名したのはいいものの、いざこの鳥を鳴かせてみると「ゲゲッ、ゲーゲゲゲゲ」ってな調子で、決して「ぶっぽうそう」とは鳴きません。あれ、何かおかしいぞ・・・?と思ってたところ、ブッポウソウとは似ても似つかぬ姿、形のコノハズク(フクロウの仲間)こそが「ぶっぽうそう、ぶっぽうそう」と鳴くことが判明。そうです。本当はコノハズクの鳴き声だったのに早合点、鳴き声にちなんだ名前をまったく別の鳥につけてしまったのです。

命名した人にとっては痛恨の大ミステイクですが、すでに「この青い鳥はブッポウソウ」と名前が一人歩き、定着しちゃってるので後の祭り。今さら撤回、改名するわけにもいかないので、勘違いで名付けられた方を「姿の仏法僧」、正真正銘「ぶっぽうそう」と鳴くコノハズクの方を「声の仏法僧」と呼んだりしてる様子です。ハイ。

(追伸)
視覚情報だけでもダメ、音声情報だけでもダメ。双方に頼らないと、ブッポウソウ命名時のようなことが起こり得ます。動画視聴の際は音声、すなわち講師のコメントもどうぞお聞き逃しのないように。「【4週連続】 信用取引はじめて講座」、第1回を公開しました。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1400/sinyo/lecture.htm

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