テコの原理にもたとえられる、FX(外国為替証拠金取引)。 実際の取引金額よりも少ない資金で大きな額の外貨取引を可能にします。 マネックス証券では、 「FX PLUS口座」を開設いただくと、この外国為替証拠金取引をご利用いただけます。
2007年8月14日~8月19日に「マネックスメール」でFX(外国為替証拠金取引)の体験談を募集しました。お客さまから寄せられた体験談の一部をご紹介します。
ゆりかもめ さん(ニックネーム)の体験談
忘れもしません、思い立ってマネックスでFXの口座を作ったのが今年(2007年)の7月24日。
内藤忍さんの本を読んでレバレッジをかけずに運用しようと思い、とりあえずやってみなくては何も分からないと入金して、ユーロ(166円台)とドル(120円台)そしてポンド(247円台)を買ってみました。まずはのんびりと長期でスワップポイントをもらう予定でした。
ところがその直後から、サブプライム問題などで怒濤の下げが始まったのです。
ユーロはみるみる161円台、ポンドなんか一日で5円以上値下がりしました。まるで免許取り立てで交通量の激しい高速道路に放り込まれるようなものでした。
ともかく長期と言っている場合ではないことだけは分かりました。元金の2割ぐらいは授業料だと思っていたのですが、いきなりの損切りで1割が綺麗になくなりました。
FXは売りもできるのが特徴なので、円高に向かって売ればいいのではないかと思い、両建てをしてみましたが、片方がマイナスになれば片方がプラスになるので、やっている意味があるのか(手数料取られるだけなんじゃないのか)と、非常に虚しく思いそのまま決済。後で冷静になって考えれば、プラマイゼロにするのが両建ての目的だったのでしょうが、その時は完全にテンパってました。
このままでは為替に翻弄されるだけだと思い、損切り地点を決め、さらにこの際レバレッジ1倍などと言っている場合ではないと、少しずつ購入単価を下げ、上のものは利益が出たところで売ることに作戦変更しました。レバレッジ10倍ぐらいまでやってみましたが、為替の変動が大きい場合、5倍ぐらいが安全圏だということも学習しました。
現在、利益がでるところまではとてもとても行きませんが、FXを始めた当初にこのような貴重な経験が出来て、返って良かったのではないかと思っています。
sakirina さん(ニックネーム)の体験談
2007年5月、ゴールデンウィークにFX取引を始めた。数年前からネット銀行で外貨預金を取引していたので概要はだいたい分かっていた。
もともとは現物株の取引をしようと考え、ネット証券数社に口座を申し込んだ。その過程でFXを初めて知り興味を持ち取引を始めた。
最初は順調だった。7月26日までに数十万円を元手に30万円以上の確定利益を上げた。しかし、7月27日早朝悪夢は起きた。起床し取引を確認すると、自動ロスカットが発注されており、約80万円の損失となり、元金といままで積み上げた利益がほとんど吹き飛んだ。
しかし、この一度の過ちから学んだことは大きかった。その後まだ少しの期間しか経っていないが、より慎重に取引しつつも十数万円の利益を積み上げた。
私はFXをはじめ投資をするには3つのモノが必要であると考えている。
1つは知識。これは絶対必要不可欠なモノであり土台となるべきモノだと思う。
2つは経験。これも必要不可欠なモノではあるが、こればかりは実際に取引を始めないことには得ることのできないモノである。
3つは理性。つまりは感情のコントロールとも言うべきモノだ。ある意味これが1番重要かもしれない。相場が大きく動くとどうしても感情的になってしまうし、連戦連勝が続いているとどうしても舞い上がってしまう。
結局私には3つとも足りなっかたといえるが、やはり理性が最も不足していた。つい調子に乗ってポジションを大きくしすぎた。しかし、前回の失敗で3つとも少しは成長した。もちろんまだまだ未熟者ではあるが...。
余談ではあるが、ここ数日少し旗色が悪い。もちろんポジションを小さくし、常に損切りを考え取引しているが、やはり感情的になりがちだ。やはり感情のコントロ-ルは難しい!!
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