1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
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マネックスメール(第10号 1999年8月23日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
マネックスメールはマネックス証券株式会社が発行するメールマガジンです。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。その責を負いません。
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※ 手数料等に関するお知らせ ※
マネックス証券では、手数料体系、その他料金体系およびサービス内容等は8/25に発表する予定でございます。恐れ入りますが、もうしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
本日の目次
1.マネックスメール御購読の皆様へ
2.マネックス相場情報
3.FP教室(8月25日開講予定)
================<マネックスメール御購読の皆様へ>====================平素マネックスメールを御愛読頂き、誠にありがとうございます。
サービスを始めてまだ2週間足らずですが、お蔭様で既に大勢の方の御購読を頂いております。
予想以上の御購読者の増加に伴い、弊社においてはメーリング・リストの運営の抜本的な改善を実施致しますので、ここに謹んでご報告させて頂きます。
マネックスメール配信に関する運用体制を見直し、リスト管理者と配信者を完全分離し、登録者情報に対するアクセスに制限を設けるなど、より強化された体制に本日より移行致しました。
また25日配信分より、アドレスの登録・解除、及び配信処理など、システム側につきましても、人的ミスを排除するための自動化を実施する予定です。
今後も皆様の御意見を取り入れながら、より良いマネックスメールの運用に努めて参りますので、宜しく御理解のほどお願い申し上げます。
マネックス証券株式会社
代表取締役
松本大
========================<マネックス相場概況>========================
<相場概況>
続伸だが、後半急速に伸び悩み
日経平均株価 18233.55円(+135.44円)
先週末のNY市場が高かったことで安心感。銀行株や証券株が大きく買われる流れを継続して始まった。引き続き興銀、第一勧銀、富士銀が買い気配を切り上げ値のつかない展開。さくら銀、三和銀も同様の動き。金融株の大幅高を受けて、建設株、不動産株にも物色が拡大し日経平均も続伸歩調で前場を終えた。
前場中頃から為替が110円台後半の取り引きとなり、ソニ−が弱含みに転じ、後場に入ってからは値を保っていた富士通、本田技など、輸出関連株にもマイナスに転じる銘柄が出始め、日経平均もやや上げ幅を縮小する形となった。本日も為替が急激な円高になるなど、やや方向感をつかみにくい展開に。大引け間際に先物がマイナスに転じる場面もみられた。外国人投資家は銀行業界の再編をプラス評価として日本株買いの姿勢を強めた感じだが、為替動向によるマイナス要因もあり、後半の伸び悩みにつながった感じ。
銀行株は本日も軒並みストップ高という状態で、証券株に関してもほぼ同様の値動き。ただ、新日本、和光、勧角といった興銀、第一勧銀、富士銀系列証券会社は値を下げる展開。輸出関連株に関しては、前場こそ為替に対して堅調さを保っていたが、後場に入って下げ時幅を拡大。
さて、今後の相場展望ですが、先週までとやや考えを変える必要が出てきたかも知れません。日経平均の上昇という見方は変更しませんが、物色において輸出関連株は当面見送りに変更すべきかと感じてきました。先週も為替が円高に進めば安値を拾うチャンスと考えていましたが、思った以上に円高の反転が起こりません。為替の落ち着きが感じられるまでは、少し様子見にすべきではと思います。
銀行の再編で、内需関連として建設、不動産関連銘柄に高いものが目立ちますが、現時点でこれら銘柄は、あくまで短期的視野での投資スタンスが良いのではないでしょうか。銀行再編、不良債権処理の進展という期待でこれら銘柄が動いている感じですが、あくまで期待感で動いているというところに注意が必要でしょう。
さて、本日も銀行株には買い注文を残してストップ高です。相場も上昇しているのですが、銀行株に対する買い注文(買い気配)が続いている間に、為替の反転とか、明確な物色テーマの確立等ができなければ上昇相場に警戒感を唱えなければならないと思います。最も良いパターンは為替の反転、輸出関連株、内需関連株とそろって上昇ですが、今の相場で銀行株の上昇が止まったとき、輸出関連株なしで、内需関連株だけで相場上昇を続けるのは苦しいでしょう。基本的にはまだ相場は上昇と考えていますが、銀行株の勢いがあるうちに為替の反転というのを前提としての考えです。
チャートから日経平均株価をみると、こちらもやや方向感がつかみにくい悩ましい形です。転換線が明日にも基準線を上抜く見込みなのでこれはプラス材料ではありますが、今回の株価上昇に関して、下値を押し上げる形で今日まで支えてきた抵抗帯が明日以降はほぼ横ばいになってしまいます。大きく下げるというチャートではありませんが、上昇相場とは言いにくい形になりつつあります。この点も気になることろです。
◆個別銘柄◆
三菱マテ(5711) 341円 (△42)
モルガン、ゴールドマンからの買いで後場急伸。一時ストップ高まで値を上げる場面も。あまりに突如値を上げたため、金鉱脈の発見とかの材料性を期待して買い注文が集中した模様。
三共(4501) 3080円 (△85)
薬品株が総じて弱含む中で逆行高。ゴールドマンが投資判断をMP(アベレージパフォーマー)からRL(買い推奨)に3段階引き上げが材料。大型新薬ノスカールなどの臨床試験が通常より早く進められ、目標株価を
4000円とした模様。
日東電(6988) 3090円 (△135)
本日業績上方修正。
連結 単独
売上高 319000(305000) 196500(186500)
経 常 22100( 18500) 16000( 12000)
利 益 12600( 10300) 9200( 6600)
単位 百万円 ( )内は前回予想
フューチャー(店 4722) 3700万円 ( 0)
本日引け後株式分割を発表。1株→2株に。直近で大幅株式分割を発表した銘柄は値を飛ばしたものが多い。ただ株価が高すぎて買える投資家が限られることがマイナス要因ですが。
JT(2914) 142万円 (▲2万円)
日経新聞に「イネに導入した遺伝子の動きを数倍に高める技術にメド」との報道を好感して始まる。ただ後半は伸び悩み、前週末比マイナスで大引けとなった。
吉富薬(4509) 1599円 (▲131円)
朝方売り気配でスタート。6月に製品中からカビが見つかった問題で、FDA(米食品医療品局)の指示を受け、米国の血液製剤製造子会社が主力工場の創業を緊急停止。
HSBC証券、邦銀株の投資比率を7年ぶりに引き上げ。
HSBC証券は邦銀株の投資比率を7年ぶりに引き上げ、9%から13%とした。個別では興銀、富士銀、三和銀を「hold」から「add」に引き上げ。東海銀、あさひ銀を「add」から「buy」に引き上げた。また反対に、東京三菱銀は、「hold」から「reduce」に引き下げられた。
==================<FP教室(8月25日開講予定)>===================●FP教室
マネックスのホームページではフィナンシャルプランニング教室を開講いたします。これは投資に役立つ知識を初心者から上級者まで連載形式で学んでいただけるもの。こんな講座がもうすぐ始まります。
<オンライントレーディングコース>
インターネットでの株式や投資信託の取引をやったことの無い方に、取引の注意点や証券会社のチェックポイントなど役に立つ情報をわかりやすく解説していきます。
第1回は「インターネットトレードとは?」
<投資入門コース>
株式投資をやってみたいけど、どうやってやったらいいのかわからない。という方にフィナンシャルプランナーが資産の配分から投資対象まで具体的に指南。第1回は「上手なマネープランは自分を知ることから」ということで投資を始める前にやっておくべきことをアドバイスいたします。
<投資信託コース>
今話題の投資信託の選びかたを親切にお教えいたします。第1回は「投資信託にはどういう種類がありますか?」というタイトルで投資信託の種類についてのお話です。
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<編集長独り言>
先週末のメール送信におきまして、弊社のミスにより読者の皆様には多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。全く初歩的なミスであり、二度とこの様な事態を起こさないためにも深く反省し、今後のメールマガジン作成に取り組んでいきたいと思います。
読者の皆様にはより満足頂ける情報発信に努めていきますので、今後とも宜しくお願いいたします。本当に申し訳ありませんでした。
これからもマネックスならではの楽しく為になる情報をお届けしたいと思っています。ご意見は大歓迎です。マネックスまでどんどんわがまま言って下さい。ではまた明日お会いしましょう。
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マネックスからのご留意事項
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