マネックスメール 1999年9月8日

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マネックスメール 1999年9月8日

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マネックスメール(第22号 1999年9月8日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
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====================================<口座開設キットお申し込みのお客様へ>
予想を上回る多くのお客様からお申し込みを頂き、ありがとうございます。
◆口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。
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<ホームページに関して>
マネックスのホームページ(http://www.monex.co.jp/)はお客様のご意見をできるだけ取り入れ、日々の更新を行っております。

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「マネックスFAQ」にお客様からお問い合わせの多い質問をまとめております。マネックスの商品・サービス・情報などに関して疑問がある方は、まずはこちらをご覧下さい。

今後も内容を更に充実させていきます。少しでもお役に立てるようなページにしていきたいと思います。ご期待下さい。

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本日の目次

1.マネックス相場情報
2.マネックス社長 松本大のつぶやき
3.FP教室

========================<マネックス相場概況>========================
<相場概況>
全体は様子見、個別に乱舞

日経平均 17641.38円 (−66.12)
様子見気分の相場展開は今日も続いた。明日のGDP、あさってのSQ清算。これを経過しないと動けないというか、動かない理由とする投資家が多い。全体は動かないけれども、個別には大きく値を飛ばす銘柄も見られる。明日以降もこういう展開を余儀なくされそうです。
まず、今日の値動きで目につくのがソフトバンク(9984)、セコム(9735)など。ソフトバンク(9984)は前場に上場来高値、今までは高値を更新すると急速に値を消すパターンだったが、今日は後場に入って持ち直し4万円の大台乗せ。セコム(9735)も後場一段高でストップ高。ごく一部の銘柄は急騰する。これも様子見といいながら、値動きの良い銘柄のみには参戦する。そういう感じです。 昨日相場の先行指標として注目とコメントしたNTTドコモ(9437)は悩ましい値動きです。200万円の大台を割り込んだものの、大引け間際に下げ渋って199万円で終了。今日の値動きでは200万円で目標達成感という雰囲気にはなっていません。まだ先高期待は持てます。
今後の相場展開として、今週もみ合い、来週から動き出すという予想は変えていません。NTTドコモ(9437)の値動きがはっきりしないのですが、現時点では方向も上と考えています。
◆個別銘柄◆

ソフトバンク(9984) 40000円(△700)
上場来高値更新。しかも前場に伸び悩んだ後、後場に息を吹き返して4万円乗せ。日経平均非採用銘柄であり、今の相場では手掛け易いと言えます。明日以降は利食い売りも増え、正念場ともいえるでしょう。

セコム(9735) 19150円(△1950)
一時ストップ高。手口は日興証券の買いが突出していた模様。日興証券のアナリストは「連結の事業基盤を再構築している。成長株かつディフェンシブ業種でもある」とのコメント、同社の投資判断は「強気・低リスク」

富士通(6702) 3570円(△120)
前場から堅調を保っていたが、後場に入って一段高。チャート的に今週に入って三角持ち合い上放れと指摘する声も。日経平均も同様に三角持ち合い中。来週からの上放れ期待、富士通の様な値動きをたどれるか注目。

資生堂(4911) 1525円(△77)
雑誌に同社が「仏モエ・ヘネシー・ルイヴィトン社に買収される」との記事が掲載された模様。朝方からディーラー中心に目先筋が飛びつき大幅高。会社側は完全否定のコメントを発し、一旦は落ち着いたものの値を保ったまま大引け。

角川書店(9477) 28000円(△1800)
和光証券が目標株価を41000円とするレポートを出した模様。足元の業績は下方修正されたが、中期的にインターネット等のデジタルコンテンツの将来性を評価。

芝浦メカ(6590) 1698円(△197)
 先週外資系証券のレポートをきっかけに上昇。昨日は利食い売りに押され一服となったが本日早くも出直る。

日トムソン(6480) 844円(△69)
ウォーバーグ証券が投資判断をBuyからStrong Buyに引き上げた模様。後場に入って一段高。

武田(4502) 5660円(▲40)など
ワシントン・ポストに武田(4502)、第一薬(4505)、エーザイ(4523)などがビタミン販売で国際的なカルテルを結んだとされる事件で、和解金を支払うことに同意した」との報道。

===============<マネックス社長 松本大のつぶやき>===================9月8日   「ブラック博士の想い出」

フィッシャー・ブラック博士の言った含蓄のある話をもう一つだけ御紹介しましょう。
市場がある方向に勢いよく動いている時は、象の大群が暴走しているのと同じで、止めることは不可能で、決して抗ってはいけないと。
但し、その暴走の理由を完全に理解し、把握している時だけはその限りでないと。
私自身がトレーダーであったので、博士の言葉は実際のトレーディングの中で何度も何度も噛み砕きましたが、この考え方は特に味わいの深いものでした。
=============================<FP教室>============================●FP教室(8月25日開講しました)

FP教室が新しく内容追加されました。

わかりやすく、楽しいページを目指します。下記ホームページをご覧下さい。

現在、内容をご覧いただけるのは次の講座です。

A.インターネットトレード編
第1回 インターネットトレードとは
インターネットを使った証券取引の4つのメリットを説明しています。

B.投資編
1.入門コース
第1回 上手なマネープランは自分を知ることから
証券取引を始める前にやっておくべきことをチェックしてみましょう。
どれだけの金融資産を持っているか、生活費、将来の予定、
リスク許容度はどのくらいか、と4つのポイントを考えてみることをお勧めしています。

第2回 手持ちの資金を色分けしよう(短期、中期、長期)
資産運用の具体的な商品選定に入る前に手持ちの資金を分類することをおすすめします。あなたの資金も必要時期に応じて色分けしてみてはいかがでしょうか?

5.投資信託
第1回 投資信託の分類方法
マネックスでは、わかりやすい6つのカテゴリーに分類しています。
投資信託で分散投資を始める前に、まずはどんな投資信託があるのかを知っておけば、きっと役に立ちます。

第2回 投資信託は何銘柄ぐらい持つのがいいの?
第1回で分類した投資信託の中から何銘柄くらい保有するのか。その選び方を提案します。そして分散投資により資産を着実に増やす方法を具体的にアドバイスします。

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<編集長の独り言>
米国の証券界は、コンピュータの2000年問題で、準備完了宣言をしました。例年通り1月3日から取引を開始するそうです。
日本の証券界はどうなっているのでしょう?
昔私も(今の会社とは別の)証券会社のシステム部門に在籍していたことがあります。日本の場合、昭和天皇の崩御が89年にありました。その当時、和暦でデータ処理をしていたプログラムを一斉に西暦処理に替えた覚えがあります。なにぶん、時間がなかったので、”和暦(昭和)+25年”という修正を多数行いました。もともと西暦で処理していた米国に対し、多くを和暦で処理していた日本。さらに昭和天皇の崩御で上記のようなその場しのぎの対応に追われ・・・。
証券界だけでなく、すべての業界に言えることですが無事にお正月を迎えたいものです。
ちなみに明日は危ないと一部で言われている 1999年9月9日です。
これからもマネックスならではの楽しく為になる情報をお届けしたいと思っています。ご意見は大歓迎です。マネックスまでどんどんわがまま言って下さい。ではまた明日お会いしましょう。
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マネックスからのご留意事項

「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
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