マネックスメール 1999年9月13日

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 1999年9月13日

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
楽しい!学べる!得をする
マネックスメール(第25号 1999年9月13日夕方発行)
  http://www.monex.co.jp/
マネックスメールはマネックス証券株式会社が発行するメールマガジンです。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。その責を負いません。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

===================================<口座開設キットお申し込みのお客様へ>
予想を上回る多くのお客様からお申し込みを頂き、ありがとうございます。
◆口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。
◆お申込みされてから約1週間ほどお時間を頂きます。

===================================<ホームページに関して>
マネックスのホームページ(http://www.monex.co.jp/)はお客様のご意見をできるだけ取り入れ、日々内容の更新を行っております。

マネックスで取扱う投資信託の過去の運用実績を知りたい、というお客様のご要望をいただきました。取扱い商品のページ

(http://www.monex.co.jp/j/merchandise/selectshop.html)

に商品別の騰落率を表示いたしました。(データはS&Pアイフィス社提供)
今後も内容を更に充実させていきます。少しでもお役に立てるようなページにしていきたいと思います。ご期待下さい。
===================================<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。

単位株式であれば可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提
出していただければ、1週間程度で手続き完了となります。

詳しい内容等について、「マネックスFAQ」にも掲載しておりますので
ご参照いただければと思います。http://www.monex.co.jp/j/faq/qa.html#3-5
===================================<株式売却時の税金について>

お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。

 「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」

詳しい内容等について、「マネックスFAQ」にも掲載しておりますので
ご参照いただければと思います。http://www.monex.co.jp/j/faq/qa.html#3-7
===================================
本日の目次

1.マネックス相場概況
2.マネックス社長 松本大のつぶやき
3.FP教室

========================<マネックス相場概況>========================
<相場概況>
18000円の大台寸前で足踏み、しかし変化の兆しも。

日経平均 17909.29円(+198.27)

ハイテク株を最大の相場牽引役として上昇。18000円の大台寸前まで値を上げる場面もありましたが、結局大台には届かずに大引け。先週金曜日に続いて本日もNEC(6701)が値を上げ相場牽引役となりました。

先週金曜日と大きく異なる点は、NEC(6701)、富士通(6702)以外に物色が広がらなかったのに比べ、本日は日立(6501)、ソニー(6758)などに物色が広がりました。さらに連結業績の赤字転落が報道された東芝(6502)も、寄り付き直後売り込まれた後、次第に下げ渋り、結局先週末比プラスで大引けています。牽引役だった富士通(6702)は前場の時点から下げに転じていました。それでも他のハイテク株を物色する展開。これは評価してよいのではないでしょうか。
また、もう一つ強烈な物色テーマとなっているのが介護関連銘柄です。パラマウント(7960)、ベネッセ(大9783)など、買い気配でストップ高という銘柄が続出しています。

18000円を上値抵抗ラインとして強く意識させられた一日とも言えますが、同時に先週後半の、「前場高、後場安」といった展開から脱却したことは評価できるのではないでしょうか。まだ多くの投資家(特に目先筋)は、今日も大引けにかけて値を消すだろうという読みをしていたと思います。しかし、大引けまで値を保った今日の相場を見て、明日以降投資スタンスを変更させられるのではないでしょうか。

多分表向きには、「18000円台は上値が重い」とコメントしながらも、同様の姿勢を取ったら一気に値を上げた8月の相場を覚えているはずです。本格的な買い出動とはならなくても。乗り遅れまいと買い姿勢を変化させるのではないでしょうか。

チャート的に本日13日から変化が出てくるのではとコメントしていましたが、予想通りの展開になりつつあります。転換線、基準線ともに上昇。本日大引けにかけて高値圏を保ったのも、抵抗帯から完全に上放れたために圧迫感がなくなったとも言えるでしょう。まだ完全に上昇トレンドに入ったとは言いきれないのですが、9/29の変化日に向けた短期上昇トレンドという雰囲気が強まりつつあります。

◆個別銘柄◆

日立(6501) 1220円(△110)、NEC(6701) 2250円(△90)
NECは先週金曜日に続き相場の中心銘柄の一つ。牽引役の富士通(6702)が下げに転じても、代わって日立(6501)が新たな中心銘柄に昇格した感じです。明日以降先駆して上昇していた銘柄は、利益確定の売りで調整、出遅れ銘柄を探す動きが期待されます。出遅れ銘柄物色と同時に、利食い売りで調整を余儀なくされている主力銘柄には、安値を拾うスタンスで対応されればよいのではないでしょうか。

介護関連銘柄軒並み高。
ベネッセ(大9783) 25900円(△2000)、パラマウント(7960) 16490円(△2000)、フラベッド(7977) 669円(△100)、ユニチャーム(8113) 7430円(△1000)などこれら銘柄群に関して、特にコメントする必要もないと思います。それほど相場に勢いがあり、また中小型株が中心のため、”乱舞”という表現しかできないという感じです。

万有薬(4515) 2245円(△60)
QUICK画面に米メルク社製のエイズ感染症治療剤「ストックリン カプセル200」を14日から販売するとのニュースが流れました。2100円台前半でもみ合っていた株価は急伸、2500円台まで上昇。しかしディーラーなどの買いが中心で、売買高が薄いため物色は長続きしませんでした。

東芝(6502) 891円(△14)
連結業績の赤字転落との新聞報道。朝方売り込まれて始まりましたが、売り一巡後は下げ渋りで前引け。後場は会社側が業績に関し正式に発表。ハイテク株軒並み高の地合いもあり、悪材料出尽くしとの雰囲気となり上昇に転じました。

サンリオ(8136) 7690円(△560)
本日大引け後に中間期の業績を上方修正。

98.9期
売上高 51300(53000)
経 常 12000( 7800)
利 益 11600( 7800)
単位、百万円。( )内は前回予想

富士通(6702) 3730円(▲30)
ハイテク株の中でも先駆して上昇していた富士通。さすがに利益確定の売りに押されました。しかし今日のマーケットは富士通を利食い売り、日立(6501)などが新たに物色されるといった好循環。先週金曜日の富士通、NEC(6701)に売買が集中し、次の銘柄に広がらないという環境から大きく変化しました。循環物色された後、通常再び柱となる中心銘柄に物色は回帰すると思われす。安値を拾うスタンスが良いのではないでしょうか。

板硝子(5202) 589円(▲31)
もともとチャート妙味があり値を飛ばしていた銘柄ですが、本日の下げで上昇期待の形から崩れた雰囲気があります。上げピッチが急だっただけに、一旦チャートが崩れて下げが始まると加速する危険性があります。要注意の銘柄であり、中途半端な水準での押し目買いは避けたほうが良いかも知れません。
<ご参考>
ソニーコンピュータエンタテイメントが「プライステーション2」を2000年3月4日に発売を発表。発売第1週で100万台を出荷。2000年夏にはアジア、秋には欧米でも発売予定だそうです。

===============<マネックス社長 松本大のつぶやき>===================9月13日      <リスク>
先週の金曜日にお話ししました損切りと利食いの話には、御興味を持たれた方も多いようです。そこで今週はトレーディング哲学シリーズ第二弾として、どの程度のリスクを取るのが適当かなど、いわゆる「リスク」についてお話ししましょう。
よくリスクを取らないとリターンも取れないなどと言われますが、一つ決して忘れてはいけないことは、リターンには方向性があり、儲からなければ意味がないのですが、リスクは「大きさ」であって「方向」は一般にはないと言うことです。
リスクは損益の振れ幅の目安であって、収益の目安ではないのです。ではリスクは、その取るべき最適値といったものが存在するのでしょうか?つまり、その人その人、或いは会社ごとに、取るべきリスクの大きさは違うのでしょうか?ここから先はまた明日お話しします。

==============================<FP教室>============================●FP教室(8月25日開講しました)

FP教室が新しく内容追加されました。
わかりやすく、楽しいページを目指します。下記ホームページをご覧下さい。
現在、内容をご覧いただけるのは次の講座です。

A.インターネットトレード編
  第1回 インターネットトレードとは
インターネットを使った証券取引の4つのメリットを説明しています。

B.投資編
1.入門コース
第1回 上手なマネープランは自分を知ることから
証券取引を始める前にやっておくべきことをチェックしてみましょう。
どれだけの金融資産を持っているか、生活費、将来の予定、
リスク許容度はどのくらいか、と4つのポイントを考えてみることをお勧めしています。

第2回 手持ちの資金を色分けしよう(短期、中期、長期)
資産運用の具体的な商品選定に入る前に手持ちの資金を分類することをお すすめします。あなたの資金も必要時期に応じて色分けしてみてはいかがでしょうか?

5.投資信託
第1回 投資信託の分類方法
マネックスでは、わかりやすい6つのカテゴリーに分類しています。
投資信託で分散投資を始める前に、まずはどんな投資信託があるのかを知っておけば、きっと役に立ちます。

第2回 投資信託は何銘柄ぐらい持つのがいいの?
第1回で分類した投資信託の中から何銘柄くらい保有するのか。その選び方を提案します。そして分散投資により資産を着実に増やす方法を具体的にアドバイスします。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
<編集長の独り言>
昨日の日経新聞1面に、「振興券、大量に休眠」という記事が出ていました。受給資格があると知らず、受け取っていない人も多いそうです。しかし、振興券という制度に私は賛成ですが、使い方、受給資格者が限定されて中途半端になってしまったのは残念です。
というのも、私自身も使用期限の問題で、先日半ば無理やり使い切りました。居住する市内でしか利用できないのですが、私の家は某市の外れにあり、生活の中心は隣の市にあります。いつも買い物をするお店はすべて使えない。結果、使うために普段行かない街へ行き、知らないお店で使い切る。何だかとっても疲れてしまいました。
そういえば、金曜日にキティちゃんと私の娘の話を書きましたが、翌日振興券で娘の靴を買ったのです。その時、キティちゃんの靴よりも、全然キャラクターの入っていない靴を娘は選びました。キティブームに陰り?それとも娘の単なる気まぐれ? 今後の動向もご報告します。
これからもマネックスならではの楽しく為になる情報をお届けしたいと思っています。ご意見は大歓迎です。マネックスまでどんどんわがまま言って下さい。ではまた明日お会いしましょう。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

マネックスからのご留意事項

「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。

商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

マネックスメール登録・解除

5000号以降のマネックスメール

コラム一覧