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マネックスメール(第30号 1999年9月21日夕方発行)
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===========<お知らせ〜NEW!!>============マネックス・キャラクター・アイコン登場!
パソコン画面上でクリックするだけでマネックスのホームページが立ちあがるマネックスキャラクターアイコンを作りました。
ホームページ(http://www.monex.co.jp/)から簡単にダウンロードできます。是非ご活用下さい。
今後も内容を更に充実させて、少しでもお役に立てるようなページにしていきたいと思います。ご期待下さい。
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本日の目次
1.マネックス相場概況
2.マネックス社長 松本大のつぶやき
3.編集長の独り言
4.FP教室
5.ご質問の多い項目について
口座開設キットお申込みのお客様へ
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
ホームページに関して
=======================<マネックス相場概況>=========================<相場概況>
意外高、ただ先物の終値が気になります。
日経平均 17932.79円(+357.53)
後場中頃までは200円高程度のもみ合いを続けていましたが、大引け間際に日経平均は一段高。本日の高値で取引を終了しました。1万8000円寸前まで値を上げたことは評価したいのですが、気になる点は先物です。200円ほど逆ザヤとなる17740円で終了しています。昨日ほぼ解消された逆サヤが再び拡大。この傾向は、円高を嫌気して下げた局面で絶えず起こっていた現象でもあります。為替に対する不安感がまだまだ根強く、先物が上昇しないという構図でしょう。
一方、現物株では明るい兆しも見受けられます。昨日から相場牽引役として期待の高まっているソニー(6758)です。前場に17000円の大台に乗せ、一旦は目標達成感の様な雰囲気もありましたが、後場に入って一段高。17250円で大引けとなりました。またもう一つの注目銘柄とされるNTTドコモ(9437)も、取引中は205万円という分割後の高値が上値を押さえましたが、205万円での大引け。こちらも明日以降の展開に期待したいと思います。
さて今後の相場展望ですが、今日の相場はやや上昇しすぎたのではと思います。先物と200円も逆ザヤというのも気になります。すべてこれらが考え過ぎで、今夜の海外為替市場で円安進行となればよいのですが。まだ為替に関してひと波乱あってもおかしくない状況ではないでしょうか。木曜日に日本市場が祭日というスケジュールも気になっています。
チャート的に、中途半端な戻りをしてしまうと、7、8月高値を結んだ上値抵抗線に到達し、抵抗帯のクロス(変化日)を迎えるという形になってしまいそうな気がします。この場合、変化日が下に向かう変化日という感じがしてしまうのです。
このコメントを書き終えて、ふとQUICK画面を見ると為替は104円台で推移しています。日銀の金融政策決定会合が終了し、失望感が広がっている様です。明日の朝までに海外為替市場でどのような判断が下されているかが、株式市場に大きな影響を与えるでしょう。現時点での予測できるものは、ある程度の円高進行は仕方がないといえるでしょう。問題は、円高進行となったとき、相場の牽引役としてソニー(6758)、NTTドコモ(9437)がどれだけ持ちこたえられるかポイント。
◆個別銘柄◆
ソニ−(6758) 17250(△790)
前場に17000円の大台乗せ、一時目標達成感の様な雰囲気で伸び悩みましたが後場に入って一段高。17250円で大引けました。今夜の為替動向に対し、明日どの様な値動きになるか注目です。
NTTドコモ(9437) 205万円(△4万円)
あと一歩のところで分割後の高値更新できず。204万円までは買い優勢の雰囲気ですが、分割後の高値205万円には売り板が厚く上値を押さえられるという繰り返し。ただ205万円で大引け、205万円の売り板もかなり消化した模様です。
DDI(9433) 83万3千円(△3万4千円)
IDOとの合併報道で朝方売買停止。10:40に再開され買い気配のままストップ高。ただ寄り付いた後は急激に値を消していき、小幅高にとどまりました。
岩崎通(6704) 436円(△56) ただし 特別売り気配 426円
大引け間際、QUICK画面に「米ルーセント・テクノロジーと提携−音声・データハイブリッド市場開拓」との報道。それまで株価は小幅安、薄商いから急伸。ただ、大引け間際に売り気配となる荒い値動き。
セイコー(8050) 609円(△100)
セイコーエプソンが2001年にも上場との報道を好感。買い気配のまま推移し、ストップ高。ただ、エプソンの上場は先の問題であり業績等大きな変化は見込みにくいのも事実。短期的視野での買いが中心と思われます。
東洋通(6708) 1181円(△170)
3日続伸。業績の大幅上方修正を受け昨日まで2日連続のストップ高。本日から制限値幅が200円に拡大、ストップ高寸前まで値を上げました。2日間のストップ高局面では売買高が少なく、本日から業績上方修正を受けた相場が始まったといっても良いのではないでしょうか。
富士通(6702) 3430円(▲70)
輸出関連銘柄が大引け間際、急速に切り返したのに対して戻りの鈍さが目立ちます。先駆したために利益確定の売りが出るのは当然とも言えますが、相場全体の本格的な上昇局面に入っていない証拠とも言えるのではないでしょうか。
井筒屋(8260) 491円(▲84)
井筒屋を始め、東海観(9704)、日重化(5562)など個別材料株の一角に大幅安の銘柄が散見されます。仕手系材料株価らソニーなど主力株に乗り換える動きであれば問題は少ないのですが、これらの下落で信用取引の追証発生、投資家の株式投資見送りへとつながると恐いと思います。
===================<マネックス社長 松本大のつぶやき>===============9月21日 <コール・センター=マネックスダイヤル>
今日は午後にちょっとコール・センターに行き、開業直前のシステムのチェックや、オペレーターの練習の様子を確認しました。
最新鋭のシステムによる、極めて近代的なオペレーションです。私自身も席に座り、実際に電話を受けて機器の操作をしてみました(電話はマネックス本部からのお客様を装ったコールです)。開業まで後10日となりましたが、まだ不慣れな点もあり、開業ぎりぎりまで、そしてその後も常に改善に努めて参りたいと思いますので、宜しくお願い致します。
==========================<編集長の独り言>==========================本日よりマネックスメールの構成を変更させていただきました。
読者の皆様から、概況、つぶやきなど日々内容が変わる部分を最初に、変わらない部分を後ろにという声を多数頂いていたための対応です。今後も読者の皆様のご意見を参考に、よりご満足頂けるよう随時変更は行う予定です。ご意見ご要望、アイデア等をお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。
本日自民党の総裁選挙が行われていますが、すぐそばの台湾では大地震により大変な被害が発生している模様です。この様な時、総裁選挙を中止して台湾への援助等、緊急対策に奔走するという姿勢はこの国では期待するのが無理なのでしょうか。また逆に、自分は立候補を取り消すからと、総裁選挙自体を中止させるような行動を取る方が総裁選挙に立候補して欲しいとも感じます。今夜のニュース番組は、再選を決めた”笑顔”と”悲惨な現地よりの報道”とが交錯する異様な雰囲気なのでしょうか。
==============================<FP教室>============================●FP教室(8月25日開講しました)
FP教室が新しく内容追加されました。
わかりやすく、楽しいページを目指します。下記ホームページをご覧下さい。
現在、内容をご覧いただけるのは次の講座です。
A.インターネットトレード編
第1回 インターネットトレードとは
インターネットを使った証券取引の4つのメリットを説明しています。
B.投資編
1.入門コース
第1回 上手なマネープランは自分を知ることから
証券取引を始める前にやっておくべきことをチェックしてみましょう。 どれだけの金融資産を持っているか、生活費、将来の予定、
リスク許容度はどのくらいか、と4つのポイントを考えてみることをお勧 めしています。
第2回 手持ちの資金を色分けしよう(短期、中期、長期)
資産運用の具体的な商品選定に入る前に手持ちの資金を分類することをお すすめします。あなたの資金も必要時期に応じて色分けしてみてはいかが でしょうか?
5.投資信託
第1回 投資信託の分類方法
マネックスでは、わかりやすい6つのカテゴリーに分類しています。
投資信託で分散投資を始める前に、まずはどんな投資信託があるのかを知 っておけば、きっと役に立ちます。
第2回 投資信託は何銘柄ぐらい持つのがいいの?
第1回で分類した投資信託の中から何銘柄くらい保有するのか。その選び 方を提案します。そして分散投資により資産を着実に増やす方法を具体的 にアドバイスします。
========================<ご質問の多い項目について>==================<口座開設キットお申込みのお客様へ>
多くのお客様からお申込みを頂き、ありがとうございます。
・口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。 ・お申込みいただいてから約1週間ほどお時間を頂きます。
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<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
単位株式であれば可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提
出していただければ、1週間程度で手続き完了となります。
詳しい内容等について、「マネックスFAQ」にも掲載しておりますので
ご参照いただければと思います。
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<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
詳しい内容等について、「マネックスFAQ」にも掲載しておりますので
ご参照いただければと思います。
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<ホームページに関して>
マネックスのホームページ(http://www.monex.co.jp/)はお客様のご意見をできるだけ取り入れ、日々内容の更新を行っております。
マネックスで取扱う投資信託の過去の運用実績を知りたい、というお客様のご要望をいただきました。取扱い商品のページに商品別の騰落率を表示いたしました。
(データはS&Pアイフィス社提供)
今後も内容を更に充実させていきます。少しでもお役に立てるようなページにしていきたいと思います。ご期待下さい。
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これからもマネックスならではの楽しく為になる情報をお届けしたいと思っています。ご意見は大歓迎です。マネックスまでどんどんわがまま言って下さい。ではまた明日お会いしましょう。
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