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マネックスメール(第31号 1999年9月22日夕方発行)
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ホームページ(http://www.monex.co.jp/)から簡単にダウンロードできます。是非ご活用下さい。
今後も内容を更に充実させて、少しでもお役に立てるようなページにしていきたいと思います。ご期待下さい。
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本日の目次
1.マネックス相場概況
2.マネックス社長 松本大のつぶやき
3.編集長の独り言
4.FP教室
5.ご質問の多い項目について
口座開設キットお申込みのお客様へ
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
ホームページに関して
=======================<マネックス相場概況>=========================<相場概況>
為替の一言です。
日経平均 17325.76(▲607.03)
TOPIX 1479.28( ▲50.05)
東証2部指数 2487.76( ▲94.75)
日経店頭平均 1901.44( ▲69.51)
日銀金融政策会合が期待に反した形となり、海外市場で大幅な円高進行。NY株安もあり日経平均は急落して始まりました。明日の祭日、そして週末と休みを控えた日程では押し目買いも入りにくく、買い板のないところを一気に値を下げていったという形です。
相場牽引役として期待されていたソニー(6758)ですが、前場中頃までで戻りが終了してしまった雰囲気に。大引け間際になって、前場の安値を割り込み相場全体に嫌なムードを漂わせてしまいました。牽引役との期待が高かっただけに、戻りの鈍さから損失覚悟の売りで値を消した模様。売り方の買い戻しより、損失覚悟の投げ売りという雰囲気が優勢になってしまいました。
相場全体が急落となり、呆然とするなか、NTTドコモ(9437)は特異な動きをみせました。朝の早い段階で切り返しを始め、前引け間際に上昇に転じました。昨日は分割後の高値205万円には非常に多くの売り物が控えていましたが、本日の急落局面でこの水準を突破したことは非常に評価できるでしょう。一時は210万円まで値を上げたものの、大引け間際の地合い悪化で結局前日比変わらずで終了。牽引役としての期待は高いのですが、やや判断に悩んでしまう大引けになってしまいました。
さて今後の相場展開ですが、金曜日も非常に動きにくい一日でしょう。それ以前に明日国内の休日中に、海外市場で為替がどの様な動きになるかも予想できません。また為替が大きく動いたとしても、G7を週末に控えていてはどうしてもG7の結果待ちという姿勢を余儀なくされてしまいそうです。
今日の値動きではソニー(6758)を相場牽引役にするにはやや苦しい雰囲気です。とりあえず踏ん張ったNTTドコモ(9437)に期待したいところです。 牽引役不在では相場の上昇には力不足です。来週の抵抗帯クロス(変化日)にはG7で為替が落ち着くと期待するしか今の時点では言えません。為替が落ち着かなければ、下げの始まりへの変化日となるでしょう。金曜日にはどちらか一方の予測によってポジションを持つのはあまりにリスクが高すぎるでしょう。週明けを待つという形がベストではないでしょうか。
◆個別銘柄◆
NTTドコモ(9437) 205万円( 0)
いち早く切り返す動きを見せて、前場の段階ですでにプラスに転じました。後場に入って一段高となり、株式分割後の高値を更新しました。相対的には非常に強いという雰囲気はあるのですが、業界内で循環物色となる対象企業が少ないのも事実です。独歩高となっても牽引役としてはやや力不足の感じです。
宝酒造(2531) 1590円(△25)
「DNAチップ発売」を材料に朝方値を飛ばしました。全体の急落でバイオをテーマに飛び付いた雰囲気ですが、追随する動きはあまり見られませんでした。投資意欲の減退がやや気になるところです。
ラオックス(8202) 1080円(△101)
本日ストップ高。家電量販店の中では出遅れ感があり、パソコン好調や新型ゲーム機などを話題にする声も。買い材料にやや無理やりな感じがあり、またストップ高も上がり過ぎという雰囲気は否めないところ。それだけ相場の地合いが悪いということでしょう。
セコム(9735) 20100円(▲1820)
急上昇して上場来高値を更新した後だけに、利益確定の売りが出ている模様です。上昇幅に比べると下げはまだ軽微ですが、”値がさ株”が物色のキーワードにもなった反動はまだ続くのではないでしょうか。
富士通(6702) 3200円(▲230)
直近まで相場の牽引役を努めていた富士通ですが、下げに転じてから依然底打ち感が出てきません。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高
アキレス(5142) 31.64 △50 208 2511
日ビルド(1916) 16.37 △57 405 392
日カーリット(4271) 11.85 △71 670 204
沢藤電(6901) 9.79 △33 370 194
モリタ(6455) 8.19 △25 330 20
東証1部値下がり上位銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高
シルバ精(6453) 18.77 ▲80 346 3201
岩崎通(6704) 14.90 ▲65 371 2287
ラウンドワン(4680) 13.60 ▲200000 1270000 1.942
住友鋼管(5457) 13.36 ▲100 648 117
コナミ(9766) 11.12 ▲1190 9510 385.8
東証1部売買高上位銘柄 売買高 終値 前日比
日立(6501) 15705 1187 ▲38
さくら銀(8314) 11883 720 ▲5
富士通(6702) 11560 3200 ▲230
新潟銀(8538) 11413 50 ▲6
新日鉄(5401) 11162 280 ▲11
=================<マネックス社長 松本大のつぶやき>================9月22日 「日銀、金融政策変更せず」<本日の日経新聞の見出し>
一昨日、市場の期待についてお話ししましたが、それに応えないとどうなるかという格好の例が昨日ありました。
日銀が昨日発表したことは、まさに経済の教科書通りの内容です。あまりにも正しい。不胎化政策の点についても、とても正しく、市場が昨今騒いでいたことがどれだけ的を外していたかを適確に審らかにしました。しかしそれが何の役に立ったでしょう?市場参加者の考えが正しいか正しくないかを教科書的に指摘することによって市場のコントロールはできません。
市場の誘導地点を決定し、市場の考え・期待を把握し、その二つの関係から必要な施策をすることを金融"政策"というのではないでしょうか?
==========================<編集長の独り言>=========================
またも為替に振り回される一日でした。
自民党の越智氏が為替に関して、「日銀の決定で米の協調介入はなくなった」「1ドル=100円を視野に入れる状況になった」との発言も報じられました。まあ、確かにご指摘通りといえばそれだけです。別にコメントされなくても、皆わかっていることだと思います。
こんなコメントするくらいなら、昨日の続きですが、台湾への援助に奔走して欲しいものです。為替、台湾の大地震という大変な昨日、総裁選挙に一喜一憂した自民党の皆さんにはなんだか「ヘイワタイコク ニッポン」を感じてしまいます。
さらにもうひとつ、QUICK画面に流れたのですが、「ジジコウ」に続き今度は「ジュウギュウ」。何かと思えば、小淵首相、ご自分を鈍牛、猛牛、闘牛と変じ、今度はジュウギュウ=優牛だそうです。
一体何をしたいのですか? 何を目指されているのでしょう?
為替、株、景気、台湾の大震災。鈍でも猛でも闘でも優でも何でもいいです。「ヘイワタイコク」を実感している方々は、永田町の一部の方々だけだと思いますよ。
============================<FP教室>==============================●FP教室(8月25日開講しました)
FP教室が新しく内容追加されました。
わかりやすく、楽しいページを目指します。下記ホームページをご覧下さい。
現在、内容をご覧いただけるのは次の講座です。
A.インターネットトレード編
第1回 インターネットトレードとは
インターネットを使った証券取引の4つのメリットを説明しています。
B.投資編
1.入門コース
第1回 上手なマネープランは自分を知ることから
証券取引を始める前にやっておくべきことをチェックしてみましょう。 どれだけの金融資産を持っているか、生活費、将来の予定、
リスク許容度はどのくらいか、と4つのポイントを考えてみることをお勧 めしています。
第2回 手持ちの資金を色分けしよう(短期、中期、長期)
資産運用の具体的な商品選定に入る前に手持ちの資金を分類することをお すすめします。あなたの資金も必要時期に応じて色分けしてみてはいかが でしょうか?
5.投資信託
第1回 投資信託の分類方法
マネックスでは、わかりやすい6つのカテゴリーに分類しています。 投資信託で分散投資を始める前に、まずはどんな投資信託があるのかを知 っておけば、きっと役に立ちます。
第2回 投資信託は何銘柄ぐらい持つのがいいの?
第1回で分類した投資信託の中から何銘柄くらい保有するのか。その選び 方を提案します。そして分散投資により資産を着実に増やす方法を具体的 にアドバイスします。
=======================<ご質問の多い項目について>===================<口座開設キットお申込みのお客様へ>
多くのお客様からお申込みを頂き、ありがとうございます。
・口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。 ・お申込みいただいてから約1週間ほどお時間を頂きます。
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<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
単位株式であれば可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出していただければ、1週間程度で手続き完了となります。
詳しい内容等について、「マネックスFAQ」にも掲載しておりますので
ご参照いただければと思います。
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<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
詳しい内容等について、「マネックスFAQ」にも掲載しておりますので
ご参照いただければと思います。
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<ホームページに関して>
マネックスのホームページはお客様のご意見をできるだけ取り入れ、日々内容の更新を行っております。
http://www.monex.co.jp/
マネックスで取扱う投資信託の過去の運用実績を知りたい、というお客様のご要望をいただきました。取扱い商品のページに商品別の騰落率を表示いたしました。
(データはS&Pアイフィス社提供)
今後も内容を更に充実させていきます。少しでもお役に立てるようなページにしていきたいと思います。ご期待下さい。
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これからもマネックスならではの楽しく為になる情報をお届けしたいと思っています。ご意見は大歓迎です。マネックスまでどんどんわがまま言って下さい。ではまた明日お会いしましょう。
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