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マネックスメール(第38号 1999年10月4日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
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==============<お知らせ>===============本日の目次
1.マネックス相場概況
2.マネックス社長 松本大のつぶやき
3.編集長の独り言
4.ご質問の多い項目について
口座開設手続について
マネックスへの振込入金について
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
日銀短観期待も期待外れ?、結局為替の動向次第という相場
日経平均 17763.71(△51.15)
TOPIX 1515.98(△ 0.90)
単純平均 679.19(△ 0.56)
東証2部指数 2596.36(△26.58)
日経店頭平均 2037.91(△47.26)
東証1部
値上がり銘柄数 568銘柄
値下がり銘柄数 657銘柄
変わらず 103銘柄
比較できず 11銘柄
売買高 434.23(百万株;概算)
売買代金 591643(百万円:概算)
時価総額 3839302(億円:概算)
為替(17時現在) 106.19円
朝方こそ、日銀短観の発表値が事前予想の上限に近いことを好感して買い先行となりましたが、結局短観を受けての為替変動の方が気になる相場。前場は為替の動向によって上下しましたが、後場に入ると様子見気分。為替を見ながら売買すること自体避けられたというか、投資意欲を削がれてしまったという雰囲気でした。売買高も先週末より1億株程度減少してしまい、この点からも物色意欲の乏しさが伺えます。
今日の相場は主力株見送り、ごく一部の材料株のみ物色という展開でした。経営再建にメドと報じられた長谷工(1808)、三井ハイテク(6966)などに加え、取引時間内に業務提携を報じられた西松建などが買われました。主力株の一角で唯一独自の動きをした日産自(7201)も、生産能力削減という報道で、個別材料株として人気化した雰囲気です。
今後の相場展開ですが、非常に上値の重さを感じてしまいます。本日の抵抗帯上限は17808円ですが、結局これを突破できずに大引けてしまいました。抵抗対下限は17752円で、抵抗対に突入とも取れますが、この上下50円という薄い抵抗帯を一気に突破できないことは相場の弱さと判断すべきではないでしょうか。すでに3日連続で抵抗帯の突破に失敗しています。日銀短観の発表内容に対し、今日の相場であれば材料出尽くしとして一旦失望売りが出てもおかしくない地合いだと思われます。
◆個別銘柄◆
長谷工(1808) 72円(△11)
再建計画にメドとの一部報道を好感、ただ株価が低位で手がけやすく本日の方向感の掴みづらい地合いもプラス材料でしょう。あくまで目先筋の短期物色という展開なので要注意でしょう。
三井ハイテク(6966) 2820円(△325)
米半導体ベンチャー企業のボール・セミコンダクターが球面半導体の製造技術などで特許獲得を材料。同社に出資しており、協力関係にあるそうです。相場の先行きが読めない本日の地合いにおいて個別材料株として人気化。ストップ高の買い気配に。
電産コパル(7756) 1430円(△200)
23年ぶりの経常利益が過去最高を更新との一部報道を好感。ストップ高まで買い進まれました。三井ハイテク同様に、本日の全体の地合いの中で業績という裏付けにある個別材料として人気化。
西松建(1820) 607円(△18)
戸田建(1860) 600円(△27)
14時半過ぎにQUICK画面上に両社が業務提携するとの報道。それまで両社とももみ合いで推移していましたが、この報道をきっかけに急伸。手掛り材料難からディーラー等の目先筋による売買が中心となった模様。
日産自(7201) 690円(△40)
生産能力の25%減とい報道を好感。ルノーの傘下で経営再建中ですが、今後の経営体制に関して、具体的な数字として報道されたことがプラス材料。輸出関連銘柄でありながら、為替の動きには関係無く堅調な推移。
フジテレビ(4676) 78万円(△2万円)
このところ為替の影響を避けるかの様に放送株が上昇。先駆した日テレ(9404)が朝高後に下げに転じる中、後場一段高で上場来高値を更新。
京セラ(6971) 8320円(△220)
三田工業が会社構成計画案を発表、京セラ常務を社長に迎え入れ、資本金の120億円は全額京セラが引き受ける。
安川電(6506) 493円(△32)
業績予想を下方修正。黒字予想を赤字予想に
2000.3期 単独
売上高 1330(1300)
経 常 10( 10)
利 益 ▲12.6(17.8)
任天堂(大 7974) 16200円(▲790)
週末に円高などによる大幅な業績下方修正を発表。売り気配で始まったものの、寄り付いた後は安値圏でのもみ合い。朝方の売り一色に対して底堅いというか、売り込む動きはあまり見られませんでした。
住友鉱(5713) 391円(▲36)
先週末、放射能漏れ事故を悪材料にストップ安。本日も朝方売り気配で推移。寄り付き後も安値圏のもみ合いのまま大引けを迎えました。悪材料に対し、金価格の上昇期待などから突っ込み狙いの買いも入り売り買い交錯。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 長谷工(1808) +18.03 △11 72 17308 電産コパル(7756)+16.26 △200 1430 1539 シャディ(8048) +14.79 △500 3880 152.4 共和レザ(3553) +13.30 △64 545 53 三井ハイテ(6966)+13.02 △325 2820 2036.3
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 東海観(9704) −17.81 ▲31 143 2724 デンセイ(6917) −10.82 ▲420 3460 81.1 東洋水(2875) −9.28 ▲116 1134 52 ヤマウラ(1780) −8.79 ▲43 446 7.5 タンガロイ(6139) −8.48 ▲28 302 41
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比
住友鉱(5713) 36404 391 ▲36
長谷工(1808) 17308 72 △11
東芝(6502) 9135 795 △17
新日鉄(5401) 7610 289 △2
オリコ(8585) 7148 454 ▲6
=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========10月4日 「二日目」
第二日目が終わりました。初日は一部地域で中々新画面が見えないというインターネット特有の問題もありましたので、本格開業は本日といった感じでした。初日の5倍の注文を処理し、システム・トラブルもなく、つつがなく一日を終えました。いよいよ本格的に始動したという興奮と共に、皆様の御要望を見極わめ、皆様の期待に応え、皆様に御迷惑をかけないようにしなければいけない、という責任感と緊張感を強く感じています。
今後とも御指導のほど宜しくお願い申し上げます。
==============<編集長の独り言>============ 7月末だったと思いますが、某株式を売却しました(投げ売り、見切売り、損切り、いろいろな表現ができますが損失確定の売りです)。ところが、土曜日に中間期のお知らせというものがその会社から送られてきたのです。時期的に、9月末の株主に対してではなく、3月末の株主に対して送られたのかも知れませんが・・。
ひょっとすると次の株主の方が名義変更をされていない、このまま3月まで名義書換(実質株主の同意)がされないと配当金のお知らせも私のところに?と喜んだのですが、良く考えてみればその会社、来年3月は無配かも知れません。それよりも、配当がありそうだと名義書換をされてしまいますよね通常。
これからもマネックスならではの楽しく為になる情報をお届けしたいと思っています。ご意見は大歓迎です。マネックスまでどんどんわがまま言って下さい。
===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設キットお申込みのお客様へ>
・口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。・口座開設申込書をいただいてから約1〜2週間ほどで口座開設通知をお届け いたします。
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<マネックスへの振込入金について>
お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。
●三和銀行 東京為替集中店
東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。
●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
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<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)
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<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
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