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マネックスメール(第43号 1999年10月12日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
1.マネックス相場概況
2.マネックス社長 松本大のつぶやき
3.編集長の独り言
4.ご質問の多い項目について
口座開設手続について
マネックスへの振込入金について
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
18000円、下値は堅いものの、上値も今一つ。
日経平均 18090.81(△28.63)
TOPIX 1542.80(△11.97)
単純平均 677.67(△ 0.32)
東証2部指数 2549.21(▲31.01)
日経店頭平均 2069.33(▲27.56)
東証1部
値上がり銘柄数 617銘柄
値下がり銘柄数 595銘柄
変わらず 125銘柄
比較できず 14銘柄
売買高 692.63(百万株;概算)
売買代金 890747(百万円:概算)
時価総額 3907256(億円:概算)
為替(17時現在) 106.29円
先週の18000円大台乗せ、8日のNY株高などもあり朝方から買い先行で始まりました。しかし更なる上値トライには材料不足という感じも否定できません。主力の輸出関連銘柄が依然として上値を伺う兆しが見られないのも本格的な買いを入れられない理由の一つでしょう。金融、石油、通信などの一角に業界再編をテーマに物色が見られましたが、結局限定的な個別材料株物色の範囲を超えることは出来ませんでした。
主力の輸出関連銘柄では、NEC(6701)が金曜日に続き堅調な値動きとなった程度です。これら主力の輸出関連銘柄がそろって値を上げる展開になれば全体の一段高へつながると思うのですが。
NTT(9432)、NTTドコモ(9437)、NTTデータ(9613)のNTTグループ3社がそろって値を飛ばしているのが目立ちます。逆に値を消したのが三菱自(7211)です。ボルボとの資本参加で期待されましたが売りが先行した模様。大幅株式分割を材料に値を上げていたイオンクレ(8570)も利益確定の売りに押されました。
さて今後の展開ですが、金曜日、そして本日と下値の堅さは確認されつつああります。上値を追うにはやはり輸出関連の主力株の上昇が不可欠でしょう。チャート的にも下値不安はあまり感じられません。スピード調整を交えながら次への上昇へのきっかけ待ちといった雰囲気です。本日は横這いであった転換線ですが、明日以降上昇が見込まれます。本日17700円台にあった転換線が、今週末には17950円まで上昇の見込みです。転換線も抵抗帯を突破し、日足に急接近したあたりで株価を押し上げるといったイメージでしょうか。週内はスピード調整の展開で、主力株の安い場面を仕込むというスタンスが意外に効果があるかも知れないと思います。
◆個別銘柄◆
日石三菱(5001) 457円(△54)、
コスモ石(5007) 218円(△50)
両社の全面提携との報道を好感。コスモ石に関しては、買い気配のまま値がつかず、1741万株の買いを残してストップ高比例配分に。200円台にやっと乗せたという株価水準であり、当面利食い売りを交えながらも低位材料株としての人気は継続する可能性は大。
KDD(9431) 14600円(△2000)、
DDI(9433) 1010000円(△72000)
9日付けの読売新聞で、KDD、DDI、IDOが来年にも合併に向けて最終調整中との報道。この記事を材料に朝方から買いを集めました。KDDは後場買い気配で推移し、ストップ高。
ボディソニ(6819) 3290円(△90)
店頭市場の牽引役という感じのボディソニですが、本日業績を上方修正。 2000.3期 単独 連結
売上高 70(49.54) 115.60(62.03) 経 常 7.6( 4.85) 11.00( 5.20) 利 益 4.85( 4.85) 5.02( 5.02) 単位:億円、( )内は前回予想
丸紅(8002) 323円(△10)
8/23の年初来高値を更新。大和総研が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた模様。撤退すべき事業からは撤退し、リストラの進展にメドが立ってきたという判断をされた模様です。
NTT(9432) 140万円(△9万円)
NTTドコモ(9437) 230万円(△12万円)
NTTデータ(9613) 145万円(△8万円)
朝方からそろって上昇。日経平均が後半急速に値を消す展開において、3社とも高値引けとなりました。全体に対して強さが際立っています。
三菱自(7211) 619円(▲59)
先週末にボルボと資本提携との報道があり売買停止。このニュースが流れた直後から目先筋に買いで値を上げていましたが、売買停止になったことでこれら目先筋が売りもできない状態で終了していました。朝からこれらの売りと、トラック部門だけでは先行き不透明との見方もあり急落しました。
新日鉄(5401) 258円(▲5)
特許紛争の激化と報道されて以来、下げ止まる兆しすら見せません。業界再編が物色のキーワードともなっていましたが、再編の必要がある業界の一つでありながら、一向にその雰囲気さえないことで更に様子見、処分売りという悪循環になっている感じです。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 新潟中銀(8538)+100.00 △1 2 4741 コスモ石(5007) +29.76 △50 218 795 トヨカネツ(6369)+24.16 △29 149 710 北川鉄(6317) +16.66 △31 217 763 日揮(1963) +16.60 △42 295 4181
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 住友鉱(5713) −11.61 ▲41 312 7776 イオンクレ(8570)−11.49▲2000 15400 183.9 三菱自(7211) −8.70 ▲59 619 1811 キヤノン電(7739) −8.29 ▲95 1050 10 文化シヤタ(5930) −8.17 ▲22 247 334
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比
大和銀(8319) 29188 427 △52
さくら(8314) 22674 900 △31
新日鉄(5401) 16593 258 ▲5
日重化(5562) 14834 373 △8
大平金(5541) 13582 327 △38
=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========10月12日 「新聞休刊日」
今日は新聞休刊日。
世界広しといえども、しかもこのような文明大国において、ジャーナリズムが自ら報道の自由を放棄している国なんて恐らく日本だけでしょう。しかもお互いに仲良く手を取り合って各紙一斉にお休みです。まぁ、インターネット版の方はちゃんとアップ・デートされているみたいだし、いずれ新聞”紙”なんて減って、多くの人がインターネット上で見るようになるのだから構わないのでしょうか?
=============<編集長の独り言>=============東京近郊では3連休は連日”夏”を思わせる陽気でした。読者の皆様の地域ではどの様な天気だったのでしょう?
10月だというのに、半そでで外出できるような気候だと、秋冬商戦に多少問題が出てくるのではないかなと思います。衣料品の売り上げは今一つという状況だと思いますが、アパレル業界にはさらに苦しい”秋”かも知れません。先週一時、急に涼しくなり、そろそろ秋物の衣料品でも買おうかと思った矢先、夏を思わせる陽気で結局我が家では何も買いませんでした。我が家の消費支出なんて微々たるものですが、これが積み重なると消費盛り上がらず。という構図になってしまうと思うのですが。
日本において、”メリハリのきいた四季”は結構消費、景気にとって大切なものだと思うのですが。
===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設キットお申込みのお客様へ>
・口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。・口座開設申込書をいただいてから約1〜2週間ほどで口座開設通知をお届け いたします。
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<マネックスへの振込入金について>
お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。
●三和銀行 東京為替集中店
東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。
●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
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<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)
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<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
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