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マネックスメール(第46号 1999年10月15日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
マネックス相場概況
マネックス社長 松本大のつぶやき
編集長の独り言
ご質問の多い項目について
口座開設手続について
マネックスへの振込入金について
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
賑わった銘柄が翌日急落する最悪の展開が続いています
日経平均 17601.57(▲178.69)
TOPIX 1510.26(▲ 26.48)
単純平均 656.57(▲ 10.20)
東証2部指数 2466.64(▲ 54.58)
日経店頭平均 1952.35(▲ 76.76)
東証1部
値上がり銘柄数 453銘柄
値下がり銘柄数 746銘柄
変わらず 137銘柄
比較できず 9銘柄
売買高 769.47(百万株;概算)
売買代金 894390(百万円:概算)
時価総額 3824863(億円:概算)
為替(17時現在) 105.75円
朝方こそ前日終値近辺でのもみ合いでしたが、前場中頃からはジリ安の展開で、力無く下げ幅を拡大していくという相場でした。悪材料として、週末のポジション整理、銀行株の下げ、グリーンスパンFRB議長の発言により今夜のNY株式市場への警戒感、NY株安によるドル売りで円高懸念、NTTの第5次放出など、次から次へと出てくる一日でした。全ては今夜のNY市場で、どのような判断が下されるかといったところでしょうか。
日経平均の下げ以上に気になる点は、昨日もコメントしましたが、賑わって値を上げた銘柄が軒並み翌日暴落するといった展開です。ここ数日日産自(7201)あたりから始まり、本日は銀行株の軒並み安です。今週後半は多くの投資家が高値で買いを入れ、翌日は急落してしまい損失(含み損)を出すという繰り返しとなったのではないでしょうか。仮にNY市場が今夜高くても、新たな買いを入れる余裕がない、もしくは戻り売りのタイミングを探すことが先決とされる地合いで来週のスタートとなるのではないでしょうか。単純に反発とは言いにくい環境になってしまった様な気がします。
本日のチャートは上値を抵抗帯上限、下値は基準線近辺という形になっています。さらに遅行スパンは日足を割り込み、転換線は下降転換となってしまいました。基準線は当面横這いが続き、反発または出直りという予想は立てにくいチャートです。小幅なリバウンドはあっても、基本は下値模索というトレンドになっています。目先基準線水準でもみ合い、一旦下値を模索した後でやっと出直りに入る可能性があるという程度でしょうか。時期的には今月いっぱいは下値模索、11月に入って次のトレンドといった雰囲気も感じられます。
◆個別銘柄◆
大京(8840) 318円(△26)
マンション販売好調で黒字転換の報道。これを素直に好感して買い気配を切り上げていきましたが、寄り付きを高値にジリジリと値を消してしまいました。物色が続かない今の地合いに加え、マンション販売自体もこれ以上の販売増加には疑問の声が高いことがあげられます。
サンマルク(店 7479) 3800(△20)
ドイチェ証券の投資判断引き上げを材料に急伸。4000円の大台を一時回復しました。しかし物色が継続しないのが今の相場とも言えます。結局20円高にとどまってしまいました。
損保各社
銀行株が一転軒並み安となってしまいましたが、マーケットでは金融再編に対して、証券、銀行から次は損保という見方で期待感も。
本田技(7267) 4000円(▲180)
大引けは大台を回復したものの一時4000円の大台割れ。本年2月以来です。為替に対する警戒感が非常に強いことに加え、期待されていたモーターショーですが、本田は先に2人乗りのハイブリッドカーを発表済み。トヨタ(7203)の「プリウス」と比較すると”2人乗り”という点は普及にマイナスという見方があります。
さくら銀(8314) 915円(▲85)
昨日ストップ高比例配分で大量の買い注文を残していましたが、本日は朝方だけ高く、後は急落する展開。ストップ高(100円)に対し、品実85円安と前日の上げ幅をほとんど吐き出しています。住友銀(8318)が昨日あっさりと寄り付いてしまった様に、提携、合併の発表だけでは相場は評価しない雰囲気になりつつあります。
大平金(5541) 276円(▲25)
週末でさらに全体の方向感を失った地合いでは今まで短期物色される代表的な個別材料株でした。本日は前場に一時18円高まで買われたものの、後場急落です。売買高は776万株と膨らんでいますが、この値動きだと損失を抱えた投資家も多いということ。目先筋も動きづらい地合いはやや危険なシグナルではないでしょうか。日重化(5562)も同様です。
NTT(9432)の第5次放出に関して
売り出し価格と株数:11月5日から9日かでのいずれかの日に決定。 売却株数:最大で95万2000株
日米欧の市場で同時に売り出し
25日に仮条件決定、26日からブックビルディング
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 第一家(8172) +14.73 △14 109 344 シルバ精(6453) +13.11 △40 345 743 米久(2290) +13.05 △172 1490 232 木村化(6378) +12.50 △25 225 22 住精化(4008) +11.65 △36 345 1038
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 なみはや(8525) −17.76 ▲27 125 0.41 三井信(8401) −13.39 ▲41 265 32691 ユニシス(8056) −12.43 ▲500 3520 99 大和銀(8319) −10.78 ▲58 480 26436 太陽電(6976) −10.71 ▲390 3250 816
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比
さくら(8314) 58249 915 ▲85
三井信(8401) 32691 265 ▲41
大和銀(8319) 26436 480 ▲58
東京三菱(8315)18190 1716 △46
大和証(8601) 15835 1112 △9
=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========10月15日 「オリエンテーション・コミティー」
以前から発表して参りましたオリエンテーション・コミティーの計画をいよいよ稼働させようと思います。お客様の中から20人の方に特別委員という形でマネックスの商品・サービス・経営の方向などにつき代表取締役に対する諮問機関という位置づけで御意見を頂くというものです。
「顧客主義、ただそれだけ」とうたっているマネックスの理念の実現を担保するための仕組みです。コミティーの内容や、コミティー・メンバーへの応募のページを、今晩HP上にアップ致しますので、宜しくお願い致します。
=============<編集長の独り言>=============
JR東日本(9020)が「GALA湯沢」スキー場を運営していた子会社を年内で解散するそうです(スキー場の運営は新会社で継続します)。先日もこのコーナーで最近スポーツがすっかり下火になってしまったと嘆きましたが。私の世代では「GALA湯沢」というのは画期的なスキー場でした。新幹線を降りて、一度も外へ出ないでゲレンデに到達できるとして。土曜日に午前中仕事をしても、午後から新幹線に乗って、スキーを楽しみ夜には自宅に帰れるとも言われていました。当時、「ZOO」の歌とダンスに合わせたコマーシャルもテレビで流れていたと思いますが・・・。
時代の移り変わりと、本当にスポーツを楽しむ機会、人口が減ってしまった様な気がします。21世紀に働き盛りの世代、体力は大丈夫なのでしょうか?
ここでまたもふと気付いたのですが、私自身「GALA湯沢」の周りのスキー場には何度か行ったことはありますが、何故か一度も「GALA湯沢」には行ったことがありません。これも広い意味での身近な投資情報でしょうか。
===========<ご質問の多い項目について>==========
<口座開設キットお申込みのお客様へ>
・口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。・口座開設申込書をいただいてから約1〜2週間ほどで口座開設通知をお届け いたします。
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<マネックスへの振込入金について>
お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。
●三和銀行 東京為替集中店
東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。
●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
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<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)
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<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
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