マネックスメール 1999年10月20日

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マネックスメール 1999年10月20日

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 マネックスメール(第49号 1999年10月20日夕方発行)
    http://www.monex.co.jp/
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本日の目次

 マネックス相場概況
 マネックス社長 松本大のつぶやき
 編集長の独り言
 ご質問の多い項目について
  口座開設手続について
  マネックスへの振込入金について
  マネックスへの株券の移管について
  株式売却時の税金について
  
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
大引け間際にややチャートを意識した値動きになった感じもします。

日経平均   17534.71(△280.54)
TOPIX   1507.31(△ 35.51)
単純平均     654.25(△ 12.12)
東証2部指数  2431.91(△ 84.36)
日経店頭平均  1914.28(△107.21)

東証1部
 値上がり銘柄数    777銘柄
 値下がり銘柄数    422銘柄
 変わらず       138銘柄
 比較できず       10銘柄
 売買高     535.77(百万株;概算)
 売買代金    691437(百万円:概算)
 時価総額   3817381(億円:概算)
為替(17時現在) 106.35円

 NY株式市場の続伸で、先週末の急落からは落ち着いたとの判断。朝方からリバウンドを期待した買い先行の展開となりました。本日ポイントとなった水準に基準線、17500円などといった節目がありました。両水準とも前引けで突破したことから後場一段高。しかし後半はこれら水準で上値を押さえられる展開となっていました。大引け間際に値を上げ、結局両ラインとも上回って大引けましたが、チャートの節目を意識したディーラー達の仕掛け的な動きも感じられます。
 物色も焦点ボケというか、やや思惑先行という感じが強いです。東京証(8616)、東海丸万(8620)など中堅証券の上昇が目立ちますが、証券業界の再編という思惑先行といった雰囲気です。実際に再編を発表済みのさくら銀(8314)、興亜火(8762)などは小幅高もしくは値を下げており、株式市場が物色銘柄を探すために無理矢理再編の思惑を作っているとも言えるのではないでしょうか。合併は白紙とコメントしたKDD(9431)がストップ高となったり、昨日は次の再編は商社とかいう話が一部で流れた模様です。本日の売買高上位で値を上げているのは日重化(5562)、大平金(5541)など個別材料株が目立ち、相場の先行き不安は依然強く、主力株を避けた目先のリバウンド狙いという感じが強い内容でした。
 チャート的には本日基準線は回復して終了しました。しかしこれ以上の上昇には、下降中の転換線、抵抗帯などが待ち構えています。本日のような、いかにも目先のリバウンド狙いといった物色内容では、チャートの節目を突破するには力不足といった感じが強いです。主力株の上昇を伴わない相場では、基準線までの回復でとりあえず目標達成。もみ合いの後に次の展開を探るといった感じになりそうな気配を感じます。9月初旬も基準線と転換線の水準でもみ合い、一旦下値を試した後に上昇しましたが、同じ様なチャートになりそうな気配を感じてしまいます。

◆個別銘柄◆
トヨタ(7203) 3490円(△40)
 米GMと共同研究している次世代の環境技術車で、電気自動車では小型の充電装置の開発が完成に近づきつつあることを明かにしました。両社はEVのほかにハイブリッド車、燃料電池車などでも研究を進めています。

東映(9605) 450円(△79)
 同社が大株主となっているテレビ朝日の上場計画を材料に物色されました。実際に上場すればかなりの含み益となる可能性はありますが、まだ上場準備委員会を設置した段階。本日の上昇は目先筋の短期物色の雰囲気が強いです。
NTTドコモ(9437) 227万円(△16万円)
 大幅反発。NTT(9432)の第5次放出が発表されて以来軟調な展開でしたが、この間株価は約1割の調整済み。本日iモードの好調や、日刊工業新聞で「米マイクロソフトとの合弁会社設立」という記事も。値幅調整の進んでいたところに支援材料が重なり一気に値を戻す展開でした。

オンワード(8016) 1649円(△79)
 ウォーバーグ証券が投資判断を「Hold」から「Buy」に引き上げた模様。

OBC(4733) 42000円(△3000)
 新規公開以来大きく売り込まれる展開を続けていました。本日もストップ安まで売りこまれ、その後は買い気配を交えながら結局ストップ高と荒い値動き。過熱感から一転悲壮感のあった新規公開銘柄も、OBCの値動きでやや落ち着いた雰囲気に。

エニックス(9684) 10210円(△710)
 昨日に続き本日も一時ストップ高。ドラクエ発売で業績の上方修正に加え、本日は北米市場に再度参入との報道も。利益確定の売りもこなして比較的しっかり。明日以降は1万円を下値のメドとしながら更なる上値を伺う展開となるのでは。

富士通(6702) 3080円(△40)
 昨日の3000円大台割れで押し目買いという雰囲気にはなりましたが、まだまだ主力株に対し、本腰を入れた買いにはつながらない地合いのようです。一足先に4000円の大台割れで押し目買いの雰囲気となった本田技(7267)は、下値を固めた後で本日やや出直りの雰囲気です。

日産自(7201) 609円(▲11)
 経営再建策を発表した後も株価は下値模索の展開が続いています。外資系証券の一部では、投資判断の引き上げを行った模様ですが材料視されず。本日も続落となったものの、昨日の安値(590円)までは売り込まれず。600円割れを下値メドとできるかどうか、ここ数日の値動きがポイントでしょう。

◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高 化工機(6331)  +27.98  △68   311  2143 新日化(4363)  +27.62  △50   231  3713 東映(9605)   +21.29  △79   450  2763 日重化(5562)  +18.07  △62   405 11296 スタンレー(6923)+16.94 △100   690  3667
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高 サクラダ(5917) −11.30  ▲13   102    13 なみはや(8525)  −8.18   ▲9   101 2.223 チノー(6850)   −8.10  ▲21   238    57 日本橋梁(5912)  −7.01  ▲12   159     5 産車体(7222)   −7.00  ▲14   186   482
 東証1部売買高上位
    銘柄      売買高    終値    前日比
 さくら(8314) 12734  834    △8
 新日鉄(5401) 11604  275   △15
 日重化(5562) 11296  405   △62
 東京証(8616) 10405  468   △39
 大平金(5541)  8982  305   △43

=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========10月20日    「史上最大、世界最大の経済的出来事」

日本におけるインターネット人口は1500万人ぐらいと言われていますが、これから5年間で5000万人にまで増えると言われています。増加分の3500万人というと、日本の人口の約30%に当たります。インターネットを使う人の多くは労働可能人口でしょうから、これは労働可能人口の50%ぐらいになるでしょうか。5年間で、日本のGDPの担い手の50%近くに対して新しく普及するインフラ。これって、やはり史上最大、世界最大の経済的出来事ではないでしょうか?

=============<編集長の独り言>============= バブル期には9割を超えていた「社員旅行」がここ12年間で最低の実施率となったそうです。それでも実施率61.7%ですが。
 考えてみると、バブル期には私も当時所属した”課”単位での旅行には2回ほど行きましたが、その後は全く行っていません。社員旅行を辞めた理由は、「経費削減」という景気の問題と、「社員の参加意識」というのが大きな理由のようです。私も個人的な発想として、仕事とプライベートはしっかり区切りをつけるタイプなのですが、そういう考えの人が増えているのでしょう。 私の場合は更に、集団行動よりも自分の意思で行動するタイプなので、パッケージツアー等にはほとんど参加した記憶もないという人間です。新入社員の時に、夏休みに全く宿の予約なしに無計画で車を走らせて旅行した記憶もあります。3泊ほどして家に帰ったときは財布に800円ほどしか残っていませんでしたけど・・・。
 私の例は極端な例として、日本人が集団で行動しなくなると、バブルと言わないまでも景気にとってはマイナスなのでしょうか。集団行動の日本人気質として、車、カラーテレビ、海外旅行などブームで一気に売れるということは起こらなくなるのでしょうか。

===========<ご質問の多い項目について>==========
<口座開設キットお申込みのお客様へ>

・口座開設キットは、お申込みいただいた方から順次発送いたしております。・口座開設申込書をいただいてから約1〜2週間ほどで口座開設通知をお届け いたします。

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<マネックスへの振込入金について>

お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。

●三和銀行 東京為替集中店
 東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。

●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
 本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。

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<マネックスへの株券の移管について>

他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。

可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。

マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)

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<株式売却時の税金について>

お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。

 「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」

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