1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
楽しい!学べる!得をする
マネックスメール(第63号 1999年11月10日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
=============<お知らせ NEW!>===========<ポケットマネックスプレゼントのお知らせ>
ご希望のお客様先着5000名様に「ポケットマネックス」(PHS文字電話端末機・本体のみ)を無料で差し上げます!
しかもマネックスURL入り「オリジナルストラップ」付き!
マネックスオリジナルマーケットレポート「まねっくすボンボン」や登録銘柄価格情報メール(2000年以降サービス予定)をはじめとする各種情報サービスが楽しめます。
※11/1〜12/31の期間に、ポケットマネックスをお申込み頂いたお客 様は、更にDDIポケットの初回登録料(2700円)が無料となります。 是非この機会をお見逃しなく!!
http://www2.monex.co.jp/j/pocket/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<DKA 公社債投信 11月号 募集締切迫る!>
安全性の高い好利回り投信、公社債投信(第一勧業アセットマネジメント運用)のお申し込みは18日までとなっております。
今回の予想分配率は2.0%。販売時の手数料はございません。
お申込み単位は1万円(1口1円)単位と少額から投資が可能です。
またマル優制度をご利用になれます。
中長期的な資産形成に是非ご活用下さい。
詳しくはマネックスホームページの
投資信託画面→投資信託一覧→DKA公社債投信の詳細、でご覧いただけます。
(注)お客様からのご応募が、弊社への割当に達した場合は18日以前で募集 締め切りとさせていただきます。その時はあらかじめご了承下さい。
===================================本日の目次
マネックス相場概況
マネックス社長 松本大のつぶやき
編集長の独り言
ご質問の多い項目について
口座開設手続について
マネックスへの振込入金について
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
重い重いと言われた年初来高値、ソニーの急伸であっさりと更新。
日経平均 18567.87(△275.71)
TOPIX 1593.93(△ 21.53)
単純平均 676.95(△ 4.53)
東証2部指数 2649.95(△ 55.36)
日経店頭平均 2341.81(△ 65.95)
東証1部
値上がり銘柄数 461銘柄
値下がり銘柄数 767銘柄
変わらず 119銘柄
比較できず 4銘柄
売買高 703.30(百万株;概算)
売買代金 1109036(百万円:概算)
時価総額 4059422(億円:概算)
為替(17時現在) 104.77円
ハイテク株の一服でNY株が反落。この地合いでは同じくハイテク株を主役とした国内株式市場は打つ手も無く、利益確定売りに押される展開を余儀なくされてしまいました。しかし後場に入って環境は一転です。まず一部通信社で、明日の経済対策は”総事業規模が16兆円”という報道です。この報道にはディ−ラー達が飛び付き上昇に転換。すぐに失速するかと思われましたが、動きの鈍かったソニー(6758)がジリジリと値を上げ18000円台乗せ。その後は一気に上場来高値を更新していきました。このソニーの値動きをみて、ディーラー達が慌てて先物に買いを入れて一段高といった相場です。さらに日立(6501)、松下(6752)が”米社と提携”、”グループ再編”という要因で16時から記者会見との報道加わり上昇基調を強めました。
いったん18500円台に乗せ、7月の年初来高値を更新してからは大引けで高値更新というのを強く意識した相場になり、先週金曜日から4回目の挑戦でついに高値更新となりました。今まで18000円は上値が重い、年初来高値は上値が重いと口にする相場関係者が多かったのですが、柱となる銘柄がある時の相場の強さを見せつけられた1日です。口では重いといいながら、柱の明確な相場では”売り”という行動を起こせないという典型的な例といえるでしょう。
チャート的には本日年初来高値を更新したことで、完全に次の上昇トレンドに入ったといえるのではないでしょうか。本年前半の上げに続き、年後半の上昇局面です。中期的な上げ相場といえると思います。
ただ目先的には、今の上昇は異常ともいえるほどの上昇であり、調整局面を必要としているのも事実です。短期にチャートを考えると、来週17日に抵抗帯のクロスがあります。この時期までは今の勢いが持続し、抵抗帯のクロスを変化日として調整。12月の初旬に再び抵抗帯のクロスがありますが、この前後に再度出直りといった感じでしょうか。一旦調整局面を迎えたときに、冷静になり、ハイテク株以外の銘柄にも目を向け、全体の水準訂正という相場が必要だと思います。
◆個別銘柄◆
日立(6501) 1244円(△26)
QUICK社のニュースで「米社とSI事業で提携し、16時から記者会見」という報道で上昇に転じました。
松下(6752) 2495円(△265)
こちらもQUICK社のニュースで、「16時から同社グループの放送機器や産業機器部門の事業再編について記者会見」と流れました。
ソニー(6758) 18300円(△310)
富士通(6702) 3470円(△80)
ともに本日も相場の主役は継続。両銘柄とも前日と比較して売買高が細っている点は気がかりです。前場は総見送りで売買高減少、後場盛り返しましたが、引き続き株価の動きよりも売買高の増減に注意しておきたいところです。
伊藤忠(8001) 480円(△45)
丸紅(8002) 386円(△26)
情報通信関連銘柄として人気化し、大商いで値を上げました。確かに情報通信には関連していますが、株価が低位で出遅れという点が人気化の理由とも言えます。ハイテク、情報通信といったテーマでも、違う業界に目を向けたいという相場の流れ、物色意欲の強さではないでしょうか。
本田技(7267) 4410円(▲150)
本日は終始冴えない展開。4年ぶりの減益という決算見通しで売りが優勢といった感じでした。しかし物色の圏外にあったハイテク株も、決算発表から少し時間を置いて見直され、今の展開へとつながっています。タイミング的に、ハイテク株から違う業界にも物色が広がったとき、同じ輸出関連の主力株として注目される可能性は十分あるのではないでしょうか。
アジア投資(8518) 757円(▲100)
5日連続のストップ高となる957円で寄り付き。しかしその後は一転売り優勢の値動きとなり、結局ストップ安まで売り込まれて取引終了。店頭市場で1000万株近い商いを集めたことや、昨日の取引終了後も500万株以上の買いを残したりで異常ともいえる状況です。過熱しているだけに、一旦下げに転じた後の値動きは非常に粗いと思われます。
新日鉄(5401) 249円(▲8)など
高炉、電炉ともに冴えない銘柄が目立ちます。鋼材の値上げ交渉難航との日経新聞報道もあり手掛けにくさ。値上げを目指してもアジアの好調で増産となり需給悪化、内需不振、一部で目先の受注を目指し値下げの動きもあるなど、各社の足並みはそろわず苦しい業界競争は続きそう。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 武藤工(7999)+26.15 △85 410 440 光通信(9435)+17.27△19000 129000 262.5 CSK(9737)+16.07 △1000 7220 2571.1 日栄(8577) +16.02 △500 3620 322.2 住商情(9719)+15.01 △1000 7660 126
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 旭光学(7750) −11.76 ▲36 270 526 ナカノ(1827) −11.11 ▲13 104 122 山水電(6793) −9.67 ▲3 28 1257 戸田工(4100) −9.45 ▲49 469 190 理ビニル(4220) −9.36 ▲43 416 39
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比
安田信(8404) 26876 255 △23
伊藤忠(8001) 22376 480 △45
三井信(8401) 20957 400 △19
住金(5405) 16604 90 △1
大和証(8601) 15677 1293 △72
=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========11月10日 「まだはもう」
トレーダーがたまに口にする語り継がれて来た文句は中々趣のあるものがあります。その内のひとつに、「まだはもう、もうはまだ」というのがあります。但しこれは日本のトレーダーだけが言うセリフのようですが。
いわゆるファンダメンタルズに基づくトレンドを軸に、常に期待の形成とその修正が繰り返され、その結果としてマーケットは小刻みに行ったり来たりします。いち早く期待の形成に参加するトレーダー、人より先に見切りをつけるトレーダー、そういったトレーダーたちがトレーディングの世界では成功することが多いようです。
それに替えて、人の後を追って行く行動をトレーディングの世界では「提灯をつける」と言いますが、中々成功しないようです。ちなみに言葉の由来は残念ながら知りません。
=============<編集長の独り言>=============このコーナーで何度も肌で感じる身近な投資情報を探しましょうとコメントしていますが、これもひとつの私の経験です。
もう6年ほど前の話で、本田技(7267)の例です。当時バブル崩壊で車が売れない時期であり、本田技の株価も低迷していた時の話です。
そんな時、変な?私は新車を購入しました。日曜日の午後にディーラーに行き商談。休日の午後、広いディーラーでお客は私だけ・・・。
最も売れない時期、車を買った私を営業マンは大切にしてくれました。
当然購入後1ヶ月点検、6ヶ月点検、12ヶ月点検とあり車を持ち込みます。1ヶ月点検・・ディーラーの駐車場に車を止めると営業マンはお出迎え
6ヶ月点検・・お出迎えはなかったものの、店内で私を見かけると挨拶に来て くれてしばし雑談。
12ヶ月点検・・店内に他のお客様が溢れ、その営業マンは私を見つけて会釈 してくれたものの、忙しくて話はできず。
当時私も冗談半分で、アナリストとは異なる視点で投資情報とこの話をした記憶があります。株価もその後上場来高値を更新するといった展開です。
いかがでしょう、普段この様な出来事は読者の皆様のまわりでごく自然に起きている可能性は十分考えられます。株式投資と身構えて、知らない会社、ふれたことのない会社に投資しなくても、身近な親しみのある会社への投資でも十分情報を得て、利益を求めることは可能だと思います。
===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設などについて>
弊社代表取締役 松本よりホームページにて弊社の状況などを説明をさせていただいております。そちらもご覧下さい。
「マネックスからのお知らせ」や、
「マネックスからのお知らせ」の中の「マネックス最新情報」などを
ご覧下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<マネックスへの振込入金について>
お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。
●三和銀行 東京為替集中店
東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。
●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行する メールマガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可 なく複製・再配信等を行うことはできません。投資等のご判断は、ご自身 の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネ ックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、そ の責を負いません。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。