マネックスメール 1999年11月11日

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マネックスメール 1999年11月11日

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 マネックスメール(第64号 1999年11月11日夕方発行)
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===================================本日の目次

 マネックス相場概況
 マネックス社長 松本大のつぶやき
 編集長の独り言
 ご質問の多い項目について

  口座開設手続について
  マネックスへの振込入金について
  マネックスへの株券の移管について
  株式売却時の税金について

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
ソニーの上場来高値に追随買いが入らず、失望感などで売り一色に。

日経平均   18327.28(▲240.59)
TOPIX   1582.52(▲ 11.41)
単純平均     667.25(▲  9.70)
東証2部指数  2668.07(△ 18.12)
日経店頭平均  2391.62(△ 49.81)

東証1部
 値上がり銘柄数    212銘柄
 値下がり銘柄数   1073銘柄
 変わらず        64銘柄
 比較できず        9銘柄
 売買高     839.51(百万株;概算)
 売買代金   1435643(百万円:概算)
 時価総額   4030367(億円:概算)
 為替(17時現在) 105.09円

 前場は売り、買いともに拮抗し、強弱感が対立して指数は前日終値を挟んだもみ合いでした。この睨み合いが後場一気に崩れたといった雰囲気です。きっかけとなったのはソニー(6758)の値動きでしょう。前場もみ合いから後場ジリ高となり上場来高値を更新。今までの相場はソニーの強さをみて、先物などに買いが入り日経平均株価も上昇するという動きでした。しかし本日はソニーの値動きに対して先物などが全く反応せず。これで失望感が一気に拡大して下げを予想していた投資家が俄然有利になって下げ幅拡大という感じでした。
 全体の売買高が膨らみ、上場来高値も更新したにも関わらず、ソニー(6758)の売買高が減少している点は警戒が必要な水準に達しているかも知れません。本日個別銘柄で目立ったのはTBS(9401)です。もともと日テレ(9404)、フジテレビ(4676)に比べ出遅れ感が強く、やっと上場来高値更新といったところです。

 ハイテク、放送ともに中心銘柄に陰りが出始め、周辺銘柄、同業種の中の出遅れ銘柄に物色が向っていることは、そのテーマの末期的な状況と考えておく必要性も出始めました。

 チャート的にはまだ転換線を下支えとした上昇トレンドの範囲内にはあると思います。本日のソニーなどに対し、押し目買いという雰囲気はまだ続き、高値圏でのもみ合いといった感じでしょうか。昨日もコメントしましたが、今までの勢いをまだ残しながら高値圏でもみ合い、来週示現する抵抗帯のクロス(変化日)あたりで調整局面入りという感じになりそうな気配です。
 いったん調整局面を迎え、12月初旬の次の抵抗帯クロス(変化日)あたりで再度上値を伺う展開へ。この時は情報通信だけでなく、その他のテーマ、業界にも牽引銘柄が必要とされるのではないでしょうか。決算発表が終了し、冷静に内容を吟味して次の主役が選出される。そのタイミングを12月初旬と考えるのが時期的にも妥当ではないでしょうか。

◆個別銘柄◆
ソフトバンク(9984) 57400円(△3200)
 前場中頃に、”本日15時15分から孫社長が出席し、新規事業に関して記者会見”との報道。後場に入ってストップ高まで買われ、その後買い気配に。後半は軟調な地合いと、同社の次々に発表される材料には内容を十分吟味するという最近の姿勢もあり上げ幅を縮小しました。

TBS(9401) 3300円(△210)
 双方向TVで新会社を設立するとの報道で急伸。日テレ(9404)、フジテレビ(4676)が連日の上場来高値更新と比較して出遅れ感。本日やっと89年12月29日の上場来高値を更新。新会社設立に名前のあがったNTT(9432)も後場一段高。

NTT(9432) 178万円(△9万円)
 第5次放出価格の発表から株価は全くといって良いほど値動きを止めていました。本日その反動もあり一気に上昇。年初来高値更新となりました。ただ後半全体の地合いに引きずられ上げ幅を縮小。

東電(9501) 2480円(△120)
 本日の日経金融新聞に、HSBC証券のアナリストのコメントとして同社の通信事業には”21世紀のインフラとして巨大な成長余地がある”と評価されている模様。

ソニー(6758) 18080円(▲220)
 前場は上場来高値寸前で伸び悩み。後場に入ってジリジリと値を上げ、上場来高値を更新。ただソニーの上昇は先物買い、日経平均の上昇という形を誘発していた地合いとは一変してあまり反応なし。売買高も低下傾向にあり、主役の座からは後退した雰囲気も。

日テレ(9404) 107000円(▲5000)
 放送株の中心銘柄でしたが本日軟調な値動き。外国人持ち株比率がほぼ20%に到達し、本日より外国人による名義書換の停止処置を行うと発表。情報ネットワークで放送株は注目されていますが、外国人の名義書換停止処置は投資見送りにさせる要因にはなりそうです。

新日鉄(5401) 227円(▲22)
 売買高を伴った急落。昨日の報道で鋼材値上げ難航で業績回復が一段と遅れそうな高炉、電炉業界ですが、特に本日の下げが目立ちます。新日鉄に関しては下げ幅も大きく、売買高も前日の3倍に膨らんでいます。テーマに外れた銘柄に対して、とことん売り込まれたことは警戒感が必要です。

◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高 TIS(9751)  +15.50△1000  7450   225 DDI(9433)  +15.03△20万円 153万円 13.74 タキロン(4215) +13.90  △47   385   570 CSK(9737)  +13.85△1000  8220 2401.1 JIP(9777)  +13.77 △420  3470 748.2
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高 三菱紙(3864)  −20.00  ▲34   136  1015 中越パル(3877) −15.00  ▲30   170   100 カントク(5633) −14.13  ▲13    79   148 インパクト(9944)−13.72 ▲350  2200  15.4 新明和(7224)  −12.94  ▲29   195   424
 東証1部売買高上位
    銘柄      売買高    終値    前日比
 丸紅(8002)  33457  396   △10
 新日鉄(5401) 27308  227   ▲22
 日立(6501)  24477 1300   △56
 伊藤忠(8001) 23034  472    ▲8
 三井信(8401) 20733  400     0

=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========11月11日    「LTCM」

かつて「ドリーム・チーム」と言われ、ノーベル賞受賞者2名を擁した、伝説のトレーダー、ジョン・メリウェザー率いるヘッジ・ファンド「LTCM」が、ロシア危機などを契機に大損失し、欧米の金融機関から36億ドルの緊急出資を受けたのは昨年の夏のことでした。
かつてソロモン・ブラザーズにいた頃、彼らの教育を受け、彼らのために働いたことのある私にとって、それは衝撃的な、そしてある意味でノスタルジックな出来事でした。「ひとつの時代が終わった」と。
しかし今日の日経新聞によると、その36億ドルのうち7割強を既に返済し、近く6億ドル強も返し、それで9割を返済すれば新規資金の導入を認めるという条件を満たし、新たなファンド「JWMパートナーズ」を近々設立するということです。いやはや、あっぱれとしか言いようがありません。しっかりと借りを返し、そしてまたあくなき挑戦に挑む。私にとっての先生でありヒーローであったJMとその仲間たちは、やはり私にとっては永遠のヒーローです。たとえ今回のファンドで失敗することがあっても。

=============<編集長の独り言>=============昨日このコーナーにコメントした、ホンダの営業マンとの続編です。
実は6年前に彼を通じて車を購入しましたが、2年前に”浮気”して、他店で車を購入しました(彼の勤務先で直接取扱いのない車種だったもので)。昨日帰宅すると、ポストの中に彼の名刺とメモなどが入っており、”もうじきお車の定期点検です、いかがいたしますか”と。通常点検のお知らせは、葉書で来ることが多いのですが、直接彼が自宅まで足を運んでくれています。他店で車を買い換えた事を彼は当然知っていますし、1度”裏切り”に出た私に対して、今の車の定期点検時期も把握している・・・。
車と証券という商品特性の違いはありますが、オンライン証券に勤務する私にとって、もし同じ土俵で勝負したら”強敵営業マン”になるのではないかと感じてしまいました。
私の友人がホンダ車の購入を考えていたら、安く買える可能性のある”ネット系”のディーラーよりも、”彼自身”を窓口とした車購入を勧めると思います。読者の皆様で、千葉・市川方面にお住まいで、ホンダ車のご購入をお考えなら彼をご紹介しますけど、如何でしょう?。このコメントで、どの様な反応があるかも本田技(7267)に対するまたひとつの身近な投資情報ですが。
===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設などについて>

弊社代表取締役 松本よりホームページにて弊社の状況などを説明をさせていただいております。そちらもご覧下さい。

 「マネックスからのお知らせ」や、
 「マネックスからのお知らせ」の中の「マネックス最新情報」などを
  ご覧下さい。

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<マネックスへの振込入金について>

お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。

●三和銀行 東京為替集中店
 東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。

●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
 本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。

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<マネックスへの株券の移管について>

他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。

可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。

マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)

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<株式売却時の税金について>

お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。

 「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」

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