マネックスメール 1999年11月12日

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マネックスメール 1999年11月12日

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 マネックスメール(第65号 1999年11月12日夕方発行)
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===================================本日の目次

 マネックス相場概況
 マネックス社長 松本大のつぶやき
 編集長の独り言
 ご質問の多い項目について

  口座開設手続について
  マネックスへの振込入金について
  マネックスへの株券の移管について
  株式売却時の税金について

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
上昇派、下落派ともに強弱感が対立、物色に広がりか焦点ボケか

日経平均   18258.55(▲68.73)
TOPIX   1592.19(△ 9.67)
単純平均     666.25(▲ 1.00)
東証2部指数  2681.15(△13.08)
日経店頭平均  2423.15(△31.53)

東証1部
 値上がり銘柄数    371銘柄
 値下がり銘柄数    860銘柄
 変わらず       122銘柄
 比較できず        2銘柄
 売買高     755.15(百万株;概算)
 売買代金   1218680(百万円:概算)
 時価総額   4054997(億円:概算)
 為替(17時現在) 104.71円

 前場は相場に対する上昇派、下落派の駆け引きで前日終値を挟んだもみ合いで終えました。前場後半からジリジリとソニー(6758)が値を上げ、後場一段高で上場来高値を更新。本日はこれを好感する形で日経平均も上昇しました。昨日はソニー(6758)の値動きに日経平均が追随せず失望売りで急落しただけに、本日はとりあえず一安心といったところ。しかし今日は週末であり、上昇派がお祭り的にソニーを買い上げたものの、高値更新といった目標を達成すると一斉に手仕舞いに走るという展開でした。

 物色は対象が拡大したとみるか、焦点ボケとなったとみるか非常に微妙なところです。日債銀買収でイトーヨーカ堂(8264)がストップ高となったり、藤沢薬(4511)へ新薬の思惑、地銀再編といった思惑で賑わった千葉銀(8331)、横浜銀(8332)が再び上昇。ハイテク一辺倒といった相場からはやや変化が伺えます。ただ週末という要因で、本日の段階ではまだまだ”中継ぎ”的な物色テーマという感じが強いと思われます。

 本日のチャートはほぼ転換線まで調整を行いました。物色が拡大したとの見方も一部ではありますが、ここ2日間の相場の中でまだまだソニー(6758)の値動きによる影響が強いのも事実です。本格的な物色の拡大とは考えにくく、もうしばらくハイテク株の様子を見ながら高値圏でもみ合い。一旦調整局面を迎え、この間に情報通信で拡大した対象銘柄が絞り込まれ、また同時に新たなテーマも並行して取捨選択されるのではないでしょうか。
 前にもソニー(6758)、富士通(6702)に対し、値動きよりも売買高の増減がポイントとコメントしていましたが、両銘柄ともオプションSQという要因がありながら売買高は減少してしまっています。さすがに求心力を失いつつあるといえるでしょう。ちょうど来週は抵抗帯のクロス(変化日)を迎えることからも、一旦調整という相場展開も想定しておく必要があるのではないでしょうか。

◆個別銘柄◆
ソニー(6758) 18490円(△410)
 連日の上場来高値を更新、ただ今までの様な求心力は失った雰囲気です。売買高が激減してしまったことが気になります。本日の相場は上昇派と下落派の駆け引きが中心、売買高の減少は上昇派が上放れ期待で買い上げたものの、今までと違い下落派が慌てて買い戻しに出なくなったという感じもします。上昇派自身も、上場来高値を更新した途端に利益確定に走った雰囲気です。

藤沢薬(4511) 2845円(△350)
 市場ではアトピー性皮膚炎の治療に使う新薬「プロトピック軟膏」が近く発売されるとの噂。会社側は否定していますが、ハイテク株の求心力が薄れ、週末という要因もあり目先筋の材料にされた模様。

アドバンテスト(6857) 17200円(△1300)
 本日大幅高。10/12の上場来高値から1ヶ月の調整を行ったこともあり見直し買い。物色の圏外に放置されていたものの、値動きの良さで追随買いが入り後場一段高。

東電(9501) 2760円(△280)
 昨日日経金融新聞に、21世紀には情報通信関連として飛躍するとのコメントを受け人気継続。情報通信関連でというテーマに対し、意外性の銘柄として買われています。原油高などから電力料金値上げという話も。

NTT(9432) 185万円(△7万円)
 買い気配で始まり続伸。市場では第5次放出に対し、投資家の人気は上々。放出株を入手できなかった投資家の手当買いと言われて2日続伸。ただ185万円の昨日高値は何度トライしても超えられず。

本田技(7267) 4040円(▲220)
 4期ぶりの減益見通しを発表して以来さえない展開を続けています。10月中旬の下げ局面では4000円の大台割れをきっかけとして反発に転じています。今回もほぼ同水準まで到達しており動向が注目されます。逆にこの大台を割り込んでも軟調な値動きだと、年初来安値3430円さえも視野に入れる必要があるかも知れません。

日栄(大8577) 3480円(▲500)
 ここ数日反発していたものの、本日再びストップ安。昨日の参考人招致で同社社長の言い逃れというか、無責任発言と各メディアが取り上げています。マスコミの報道は全て嘘との発言をしたこともマイナス要因。今後もマスコミが同社元社員などの暴露的な内容を取り上げエスカレートする可能性大。前にもコメントしましたが、同社に対し安易な突っ込み狙いという投資は避けた方が良いと思われます。

◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高 データ通(9682) +17.36△1820 12300 597.2 JIP(9777)  +14.40 △500  3970 735.5 藤沢薬(4511)  +14.02 △350  2845  1919 イトヨカ堂(8264)+12.50△1000  9000  1606 Fマート(8028) +12.50 △850  7650 656.1
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高 東亜道(1882)  −20.60  ▲61   235    59 冨士工(1809)  −15.30  ▲15    83    91 日東精(5957)  −13.33  ▲24   156    30 日栄(8577)   −12.65 ▲500  3450 163.4 日ビルド(1916) −12.50  ▲35   245    95
 東証1部売買高上位
    銘柄      売買高    終値    前日比
 伊藤忠(8001) 20685  500   △28
 新日鉄(5401) 15763  233    △6
 住金(5405)  15524   82    ▲2
 日立(6501)  14304 1318   △18
 川鉄(5403)  10262  198    △4

=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========11月12日    「トレーダー達の想い出」

昨日LTCMのジョン・メリウェザーとその仲間たちの話を書きましたが、ひとつ想い出話を。
あれは1988年のことだったと思いますが、JMの配下のトレーダー達は自らの理論を信じてそれを実践し、市場の歪みから巨利を挙げており、文字どおりウォール・ストリートを闊歩していました。ある日みんなでアトランティック・シティーという隣の州にあるカジノに行こうということになりました。平日の午後2時半頃に早々に取り引きを手仕舞い、三々五々タクシーに乗り込み、当時まだウォール・ストリートの近くにあったヘリ・ポートに行き、そこからみんなで(総勢10名強だったと思います)アトランティック・シティーにヘリで乗り込みました。
カジノの理論は彼らにとっては正に専門分野であり、理屈でいうとお客さんに勝ち目は無いことは誰よりも熟知しており、あくまでもレクリエーションとして出かけた訳です。特に、長く多くの賭けをすると、着実にハウスが勝って行きます。私たちが選んだのはクラップスというサイコロ・ゲームでした。私たちだけでひとつのテーブルを、それもハウスが「打ち止め」となる額の低いテーブルを占拠し、各人がサイコロを順番に振って行きました。ミソは全員が常にお互いに同じ目に掛けたのです。違う目に掛ければ、二人が同時に勝つことはできませんから、当然ハウスが着実に上がりを取って行くからです。果たして、私たちは1時間ほどでそのテーブルを「打ち止め」に追い込みました。私たちも、ギャラリーも大喜びでした。綿密な理論武装と最後は運。彼らはトレーダーに必要なそれら2点を正に備えていた訳です。

=============<編集長の独り言>=============このコーナー何度も”身近な投資情報”と繰り返していますが私がそう考える理由です。
個人投資家の多くの方は、同時に多数も銘柄を保有することは困難だと思われます。銘柄数が限定される分当然リスクは高くなってしまいます。直接触れ合う機会のない企業に投資してしまうと、その企業に関しての情報収集などが出来ず、ここでさらにリスクを抱えてしまいます。
多くの投資家の皆様は、新聞などをもとに買いという情報で投資し、その後その企業の情報が全く得られず、売るべきか、継続かを悩んだ経験があるのではないでしょうか。
こうなると、買った後に判断できるのは、次に誰かがレポートを書いてくれたり、新聞等に記事が掲載されるまで身動きが取れなくなってしまいます。身近にふれ合う企業は実際かなりの数になると思います。そこからご自分の判断で買いと感じたら、その後の日常生活で売りか継続かも当然情報収集できるのではないでしょうか。
自分の判断だからこそ、成功、失敗も経験として次の投資に役立つはずです。===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設などについて>

弊社代表取締役 松本よりホームページにて弊社の状況などを説明をさせていただいております。そちらもご覧下さい。

 「マネックスからのお知らせ」や、
 「マネックスからのお知らせ」の中の「マネックス最新情報」などを
  ご覧下さい。

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<マネックスへの振込入金について>

お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。

●三和銀行 東京為替集中店
 東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。

●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
 本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。

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<マネックスへの株券の移管について>

他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。

可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。

マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)

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<株式売却時の税金について>

お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。

 「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」

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