マネックスメール 1999年11月25日

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マネックスメール 1999年11月25日

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 マネックスメール(第73号 1999年11月25日夕方発行)
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===================================本日の目次

 マネックス相場概況
 マネックス社長 松本大のつぶやき
 編集長の独り言
 ご質問の多い項目について

  口座開設手続について
  マネックスへの振込入金について
  マネックスへの株券の移管について
  株式売却時の税金について

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
昨日総強気の反動?、19000円で目標達成感という雰囲気が強まりました
日経平均   18721.78(▲174.43)
TOPIX   1648.91(▲ 19.44)
単純平均     676.38(▲ 13.02)
東証2部指数  2693.94(▲ 12.68)
日経店頭平均  2323.46(▲ 63.50)

東証1部
 値上がり銘柄数    277銘柄
 値下がり銘柄数    972銘柄
 変わらず        94銘柄
 比較できず       11銘柄
 売買高     663.21(百万株;概算)
 売買代金   1339476(百万円:概算)
 時価総額   4202807(億円:概算)
 為替(17時現在) 104.46円

 朝方はNASDAQ高もあり、情報通信関連銘柄を中心に上昇、日経平均も一時19000円に乗せる局面も見られました。しかし他の銘柄には物色が拡大せずに伸び悩みをみせ、さらに頼みの情報通信関連銘柄にも利益確定売りが出始めました。次第に日経平均は上げ幅を縮小していき、一旦下げに転じてからは売りが加速したといった雰囲気でした。

 NTTデータ(9613)、NTTドコモ(9437)、日立(6501)といった今回の上げの牽引役となった銘柄群は売りが先行。昨日あたりから動きが出始めたNEC(6701)、富士通(6702)は比較的堅調を維持。特に87年の上場来高値をついに更新したNECの強張りが目立ちます。 全体の値動きの悪さから物色は個別材料株に移行しました。新潟鉄(6011)、クラリオン(6796)などが後場一段高となりました。方向感を失った時の典型的なパターンとも言えます。

 本日の相場の雰囲気は良くありませんが、チャートからみればまだ当然の調整といえる範囲内です。一旦は抵抗対水準まで調整し、再度高値を目指すという形が想定されます。ちょうと11月中旬に一旦調整に入り、今に至った時と同じ様な展開です。
 昨日あまりにも相場に対する強気コメントが氾濫したことの反動とも考えられます。また今夜は米国で株式市場をはじめ、ほとんどの金融市場が休場です。さらに明日も時間短縮などの処置が取られ、本格的な市場の再開は29日からといわれています。この点で一部ディーラーなどが早くも今週のポジション整理に走ったことも本日の相場に影響を与えたとも考えられます。
 調整らしい調整を行わないままにここまで駆け上がった日経平均ですが、米国の休みを適度な調整局面として利用できれば今後につながると思われるのですが。

◆個別銘柄◆
NEC(6701) 2645円(△115)
 87年10月14日につけた上場来高値を本日更新。主力銘柄が軒並み後半値を消す展開において、久々に動意付き、年初来、上場来と高値を更新したことで目新しさも。徐々に売買高も増加しており注目。ただ相場全体の牽引役には本日役不足であまり話題とならなかったことも事実です。

NTTドコモ(9437) 356万円(△5万円)
 ここ1週間で約100万円上昇しただけに利益確定売りが先行。売買高は本日も高水準を保ってはいますが、やや過熱感も出てきています。調整局面が欲しいところ、この間をNEC(6701)、富士通(6702)などが代わりに主役を演じられれば良いのですが、今日の地合いではまだ同社への依存度が高いようです。

本田技(7267) 4280円(△140)
 ダイムラーが同社に対し買収を計画しているとの一部報道。4000円台前半での値動きが続いていただけに久々の材料として買い気配を切り上げました。しかし4500円あたりからは戻り売り圧力も強く、次第に上げ幅を縮小。結局本日の安値で大引けを迎えてしまいました。物色の圏外に放置されていた他の自動車株にも波及せず。

東芝(6502) 765円(△25)
 本日の日経新聞に「メモリーカード事業の売り上げを、2002年度には現在の20倍にあたる5000億円規模に拡大」との記事が掲載されて上昇。日立(6501)との出遅れ感を指摘する声も一部であるようです。

ヤマハ(7951) 1070円(△100)
 本日もストップ高比例配分。4日連続のストップ高となっています。まだ買いは611万5000株(成行605万株、指値6万5千株)を残しています。
セガ(7964) 2355円(△340)
 一時ストップ高まで上昇。ドリームキャストの北米での販売好調を材料視。またこのところ急騰を演じた親会社のCSK(9737)が、ドリームキャストをネット端末として展開していく趣旨の発言をした模様。明日に決算発表を控え、好業績期待の買いも入った模様。

日テレ(9404) 94500円(▲5000)
 放送関連株はネット関連銘柄として人気化し、同社も連日のストップ高となるなど大きく値を上げていました。一部では業績から説明できるレベルを大きく株価は上回り、期待感だけの上昇と指摘する声もありました。また映像やソフト関連の主役とする期待感に対し、マイクロソフトの進出も嫌気されたとの声も。

銀行株
 ほぼ全面安の展開。決算発表を先日行いましたが、改めて不良債権処理問題の負担を警戒する声や、合併・再編といったテーマも出尽くし感から買い材料なし。引き続き持ち合い解消売りが続くとの懸念もあります。

◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高 太平発(8835)  +28.00  △35   160  1194 新潟鉄(6011)  +18.18  △36   234 29491 セガ(7964)   +16.87 △340 2355 4875.9 松下冷(6583)  +13.80  △62   511  4518 帝ピストン(6463)+12.07  △32   297     9
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高 日本橋梁(5912) −15.15  ▲25   140     2 ナック(9788)  −13.98 ▲200  1230 366.2 明和産(8103)  −13.04  ▲18   120    15 青山商(8219)  −12.30 ▲320  2280  54.1 太平海(9123)  −12.30   ▲8    57    21
 東証1部売買高上位
    銘柄      売買高    終値    前日比
 新潟鉄(6011) 29491  234   △36
 東芝(6502)  23087  765   △25
 富士通(6702) 19879 3810  △100
 NEC(6701) 17266 2645  △115
 日立(6501)  13650 1505   ▲19


=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========11月25日    「錬金術」

この世に、特に投資の世界において、果たして錬金術はあるでしょうか?必ず上がる株とか、いつも儲かるトレーディングというのはまずあり得ません。但し1つだけ錬金術的なものがあるとするとそれは分散投資によるメリットでしょう。以前にもつぶやきに少々書いたことがありますが、モダン・ポートフォリオ理論によると、2つ以上の資産を持った際に、ポートフォリオ全体の収益性は各資産の収益性の和に等しいのですが、ポートフォリオのリスクは最大値が各資産のリスクの和であり、最小値は各資産の差になります(資産の数が2の場合)。
実際には各資産のリスクの相関・逆相関関係によってこの最大値と最小値の間になります。株を買う時にも、投信を買う時にも(もっとも投信はそもそもが分散投資された商品ですが)、なるべくこの分散投資のメリットを意識することにより、長期的なリターンを向上させることができると、私は信じています。
=============<編集長の独り言>=============相場の強弱感において、多くの場合多数決に従うと負けてしまいます。
今回の相場もその雰囲気があります。18000円に乗せた時は、相場に一極集中が起こっており、この状態では年初来高値はおろか、18000円の大台乗せも無理とのコメントが多数を占めていました。
今回(昨日)は、NTTドコモなどが上昇し、再び情報通信が主役となったために19000円、いや2万円という声が聞かれました。
結果は今日の相場です。途中出遅れ・低位株という声が高まった時期もありました。あの時も逆の動きになってしまった様な気がします。
極力相場の少数派となるように心がけてはいますが、ついまわりの雰囲気に飲まれ、多数派コメントになることもあります。
読者の皆様もマネックスメールの相場コメントに対し、少数派のコメントか、雰囲気に飲まれているコメントかを判断して下さい。雰囲気に飲まれてしまったコメントの時は、積極的?に逆張り指標としてご活用下さい。
逆張り指標とされないように努力しますし、逆張りで成功された方は、メールを頂きたいと思います。
大切なのは、複数のコメントを継続してテェックされ、当り屋、外れ屋、逆張り指標、順張り指標を皆様が持たれることです。私自身も名前は伏せますが、この方のコメントに対し、必ず相場は逆に動くという人をみつけています。===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設などについて>

弊社代表取締役 松本よりホームページにて弊社の状況などを説明をさせていただいております。そちらもご覧下さい。

 「マネックスからのお知らせ」や、
 「マネックスからのお知らせ」の中の「マネックス最新情報」などを
  ご覧下さい。

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<マネックスへの振込入金について>

お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。

●三和銀行 東京為替集中店
 東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。

●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
 本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。

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<マネックスへの株券の移管について>

他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。

可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。

マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)

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<株式売却時の税金について>

お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。

 「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」

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