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マネックスメール(第78号 1999年12月2日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
マネックス相場概況
マネックス社長 松本大のつぶやき
編集長の独り言
ご質問の多い項目について
口座開設手続について
マネックスへの振込入金について
マネックスへの株券の移管について
株式売却時の税金について
マネックスからのお知らせ
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
NTTドコモは300万円割れで下値到達感、ソニーは到達感に今一つ
日経平均 18514.41(△18.46)
TOPIX 1601.93(▲ 9.38)
単純平均 660.07(▲ 5.62)
東証2部指数 2536.85(▲72.95)
日経店頭平均 2114.85(▲82.30)
東証1部
値上がり銘柄数 547銘柄
値下がり銘柄数 685銘柄
変わらず 111銘柄
比較できず 14銘柄
売買高 615.08(百万株;概算)
売買代金 1055901(百万円:概算)
時価総額 4085501(億円:概算)
為替(17時現在) 102.62円
NY株、為替の落ち着きで朝方は買いが先行、しかしNTTドコモ(9437)が大幅続落となったことで日経平均も下げに転じてしまいました。後場はNTTドコモが300万円の大台割れをきっかけとして下値到達感、急速に切り返す動きをみせたことで安心感から押し目買い気分が広がりました。大引け間際に日経平均は上昇に転じています。
300万円割れから急速に切り返しをみせたNTTドコモですが、大引けは前日終値を回復できませんでした。また同様に18000円の大台を割り込んだソニー(6758)は、戻りがやや鈍く下値到達という雰囲気には今一つといった感じです。両銘柄の切り返し次第で相場全体のムードは一転する可能性があり、明日以降の値動きに注目したいところです。
終始堅調だった業界は、自動車といえるのではないでしょうか。昨日から新車販売の回復を期待して、本田技(7267)などが逆行高を演じていましたが、本日はそれに加え富士重(7270)がGMと資本提携という報道でストップ高です。国内販売回復、世界的規模での業界再編という2つの思惑が材料となっています。
さて本日のチャートは、上値を転換線に見事に押さえられるという形になってしまいました。上下ともにヒゲの部分が長く、十字足に近い形です。この形は今までの方向感に対し、反転か加速か悩んでいる形とも言えます。何度も繰り返しますが、本日は抵抗帯がクロス、今後基準線の上昇、12/8に再び抵抗帯のクロスというチャート上のポイントが集中している時です。今の段階では下げトレンドの反転というポイントにあると考えて良いのではないでしょうか。
NTTドコモの動向が、今後の相場に大きな影響を与えることは確かですが、情報通信関連銘柄という枠組みで日本を代表するハイテク企業群があり、更にここ2日間はもう一つの日本を代表する企業群、自動車株が値を上げています。NTTドコモが底打ち感で上昇ムードを強めれば、ハイテク、自動車といった世界に誇れる代表的な”日本”企業の上昇という相場展開が起こる可能性があります。その場合、一転して年内2万円という相場も想定できるのですが。
◆個別銘柄◆
NTTドコモ(9437) 319万円(▲3万円)
寄り付き直後は小幅高でしたがすぐに急落。この時点で押し目買いといった雰囲気であった相場は一変してしまいました。300万円の大台を割り込んだことで押し目買い、突っ込み狙いといった感じになり切り返し。この動きが相場全体に与える影響は非常に大きく、明日以降も要注目の銘柄です。
NTTデータ(9613) 218万円(▲10万円)
NTTドコモ(9437)とともに相場の上昇牽引役となり現在はそろって下降の牽引役です。NTTドコモは本日売買高を増加させ急速な切り返しを演じ、底打ち期待も高まっていますが、同社はあまり話題となっていません。両社の比較感から戻りの鈍さを材料として手掛けられる可能性を秘めています。
ソニー(6758) 18130円(▲300)
為替の問題は懸念材料ですが、18000円の大台割れでも今一つ底打ち感が感じられません。ただ上記のNTTデータ同様に、比較感からリバウンド狙いの対象となる可能性は秘めています。引き続き要注目銘柄の一つといえるのではないでしょうか。チャート的には25日移動平均線水準まで調整しており、下値到達感は出ています。
本田技(7267) 4470円(△150) など
昨日も相場全体の雰囲気に逆行高、本日も他の銘柄の値動きに全く影響されずトヨタ(7203)、日産自(7201)など揃って堅調な展開。今まで物色の圏外に長らく放置されていた自動車業界ですが、新車販売の本格的な回復期待、富士重(7270)のニュースで再編の思惑なども絡んでいる模様です。いずれにせよ自動車業界に物色が向えば、情報通信関連銘柄とともに日本を代表する産業が物色されるという構図。意外な大相場へとつながる可能性があり動向が注目されます。
デオデオ(8199) 1250円(△57)
新型ネット通販開始を材料に直近上昇、本日は利益確定売りなどで弱含み。均衡表からは、上値を抵抗帯下限、遅行スパンが日足の水準という2つの節目に押さえられた形となっています。一旦は利益確定売りなどに押されるとは思いますが、現在典型的なボトムから出直りというチャートを形成中。同時に下値を支えるラインもあり、N文型の波形を描きながら上昇を目指す可能性。
ヤマハ(7951) 992円(△42)
先週の急上昇からスピード調整中。均衡表からは、現在株価は抵抗帯の中でもみ合い。転換線の急上昇も見込まれ、一気に抵抗帯突破という可能性。前述のデオデオ(8199)よりも一歩先を進んだ出直り波形を形成中とも言えます。
ソフトバンク(9984) 63700円(▲5000)
寄り付き直後から速くもストップ安。切り返しの気配を伺わせる局面も見られましたが結局ストップ安比例配分。12万3300株の売り注文を残しています(うち成行10万3100株、指値2万200株)。
富士重(7270) 871円(△100)
ストップ高比例配分
1613万5千株残り(うち成行1596万2千株、指値17万3千株)
オリンパス(7733) 1353円(△200)
ストップ高比例配分
315万5千株残り(うち成行306万株、指値9万5千株)
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 飯野海(9119) +29.94 △50 217 2534 三菱ガス(4182) +25.61 △62 304 1552 三協ア(5932) +18.36 △18 116 1404 オリンパス(7733)+17.34 △200 1353 387 富士キコウ(7260)+17.14 △30 205 23
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 CSK(9737) −13.77▲1750 10950 1947.9 デンセイ(6917) −12.19 ▲500 3600 88.2 石井鉄(6362) −10.45 ▲23 197 9 蝶理(8014) −10.08 ▲12 107 150 鈴丹(8193) −10.00 ▲20 180 76
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比
新日鉄(5401) 17744 252 △14
新潟鉄(6011) 16905 187 △2
三菱重(7011) 10408 341 △9
川鉄(5403) 8410 211 ▲9
日立(6501) 8360 1390 △19
=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========12月2日 「シャープ・レシオ」
ヴォラティリティーという言葉があります。日本語で言うと価格変動率といいます。(統計における標準偏差にあたります。)これはリスクと同じ概念です。アメリカにおいては、例えばあるファンドの成績を見る時に、単にリターンで比べるのではなく、リターンをヴォラティリティーで割った数字をシャープ・レシオと呼び、そのシャープ・レシオで比べることが最近では通常です。即ちリスクを調整した後のリターンを比べる訳です。これは特に有限の資金をもとに投資する時には極めて有効な指標です。ファンドと個別株価を一緒にはできませんが(何故なら個別株には個別の材料がありますから)、株式に対する投資を考える時にも、このような指標を一応見てみるのも興味深いのではないでしょうか。スプレッド・シートを使えば簡単に検証できますのでお試しになられると面白いと思います。
=============<編集長の独り言>=============昨日新設したコーナーですが、読者の皆様からの情報をお待ちしています。また昨日は、新車購入予定の方だけから情報を頂きたいようなコメントになってしまいました。皆様から様々な角度での情報提供をお待ちしています。例えば、”ご自宅の前に車のディーラーがあり、休日に何気なくみてみたら、お客様で溢れていた、または閑古鳥が鳴いていた”、”自分は車を買う予定は無いけれど、会社の同僚や友人に買い替えを考えている人が多い”、”ご近所で新車購入ブーム”などなど、様々な角度での情報をお待ちしています。このメールに返信していただく形でかまいません。よろしくお願いいたします。
また今回のテーマは私が新車の販売回復?という視点から始まりました。次のテーマなどもお待ちしています。ご自身の日常生活で、この商品、サービスに最近注目しているんだけど、実際はどの様な人気なんだろう?と感じられた点をお寄せ下さい。日本全国の読者の皆様から、私の街では、私の周りではという情報を頂き、相互に利用できることを目標にしています。
===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設などについて>
弊社代表取締役 松本よりホームページにて弊社の状況などを説明をさせていただいております。そちらもご覧下さい。
「マネックスからのお知らせ」や、
「マネックスからのお知らせ」の中の「マネックス最新情報」などを
ご覧下さい。
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<マネックスへの振込入金について>
お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。
●三和銀行 東京為替集中店
東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。
●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
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<マネックスへの株券の移管について>
他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。
可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。
マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)
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<株式売却時の税金について>
お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。
「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」
==========<マネックスからのお知らせ>===========投資信託のご案内(詳しくはホームページの投資信託画面をご覧下さい)
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