マネックスメール 1999年12月3日

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マネックスメール 1999年12月3日

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 マネックスメール(第79号 1999年12月3日夕方発行)
    http://www.monex.co.jp/
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=============<お知らせ NEW!>===========
弊社HPの「市況・ニュース」、「市況概況」にて相場の動向に関してコメントさせていただいております。刻々と変わる株式市場に関し、動向、注目ポイント等をコメントしています。こちらも合わせてご参考下さい。

更新予定時刻
 寄り付き前(8:45頃)
 前場中間(10:10頃)
 前引け(11:15頃)
 後場中間(13:45頃)
 大引け(15:15頃)
 今日のまとめ(18:30頃)

===================================本日の目次

 マネックス相場概況
 投資信託Q&A 第2回(週末のみのコーナーです)
 マネックス社長 松本大のつぶやき
 編集長の独り言
 ご質問の多い項目について

  口座開設手続について
  マネックスへの振込入金について
  マネックスへの株券の移管について
  株式売却時の税金について
 マネックスからのお知らせ

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
NY株高を材料とできず。ただ日経平均先物は急速に値を戻して終了

日経平均   18368.14(▲146.27)
TOPIX   1611.25(△  9.32)
単純平均     664.95(△  4.88)
東証2部指数  2555.72(△ 18.87)
日経店頭平均  2188.77(△ 73.92)

東証1部
 値上がり銘柄数    514銘柄
 値下がり銘柄数    718銘柄
 変わらず       119銘柄
 比較できず        3銘柄
 売買高     584.96(百万株;概算)
 売買代金    883955(百万円:概算)
 時価総額   4109261(億円:概算)
 為替(17時現在) 102.38円

 NY株式市場がハイテク株を牽引役として上昇したことを好感、買い先行で始まりました。しかし戻りは今一つ。ハイテク株の上昇でTOPIXか高いものの、日経平均はハイテク株以外の採用銘柄がほぼ全面安といった感じです。ここ数日ハイテク株の下落に対し、それ以外の日経平均採用銘柄が上昇し、日経平均の下げ渋りとなっていたのでその反動でしょうか。一斉に朝方からハイテク株に移行し、その他の採用銘柄が売られたという雰囲気です。

 今日は週末という要因や、今夜の米雇用統計、6日の日本GDPなどが控えており、ハイテク株のリバウンドも、早い段階から利益確定売りで伸び悩みという形になりました。後場後半はほぼ買い方はポジション整理を終え、既に今日の仕事を終えたといった雰囲気さえ漂っていました。大引け間際になって、今度は売り方のポジション整理が出て買い戻しが入った感じです。日経平均は大引け間際に一瞬値を戻しましたが、終値は150円ほど安くなっています。一方、日経平均先物は18500円で前日比変わらずまで買い戻されて終了。非常に方向感の掴みにくい一日となりました。

 方向感の読みにくい相場を表しているのが新潟鉄(6011)、クラリオン(6796)などの値動きでしょう。多くの銘柄が後場後半から目立った値動きがなく、参加者不在という展開の中、両銘柄とも大引け間際まで活況。手掛ける銘柄の無くなった目先筋が、取引終了間際までこの個別材料株に対して売買を行ったという結果だと思われます。更に通常この様な目先筋が物色する銘柄は、休日を挟んでまでポジションを持つことは少なく、大引け間際に急激に手仕舞う動きが出るものです。取引終了間際まで売買が活況で高値を保ったと言うことは、週明けも方向感がなく個別材料株物色という雰囲気があります。
 来週は週末に先物、オプションのSQがあり個別材料株という見方もできます。ただ雇用統計を受けたNY株、為替市場、そしてわが国GDP。これら内容によって主力株、個別材料株と大きく分かれる可能性もあります。

 本日上昇期待を裏切られたとの声もありますが、チャート的には今までの上昇局面における、当然ともいえる調整という範囲内です。

◆個別銘柄◆
ソニー(6758) 18150円(△20)
 情報通信関連として賑わった銘柄が軒並み値を上げる中、終始上値の重い展開でした。後場に入ると下げに転じる局面さえありました。昨日の続きチャートは25日移動平均線を下支えとした調整局面という形です。上値が重いとの指摘がある反面、チャートからは下値が堅いというイメージも。

NTTドコモ(9437) 329万円(△10万円)
 最も本日戻りを期待された銘柄ですが、前場だけで戻り終了という感じになってしまいました。チャート的にはソニー同様に25日移動平均線で下値を固めるといった形。今は上値を試すというよりも、下値を固める展開が必要なのかも知れません。

クラリオン(6796) 881円(△62)
 相場全体の方向感が乏しいことで、新潟鉄(6011)とともに個別材料株物色の柱となりました。週末という要因にも関わらず、大引け間際になっても手仕舞う動きもあまりなく活況。来週は先物、オプションのSQもあり、個別材料株物色が継続されるとの見方もあるようです。SQ前は確かに過去、個別材料株が賑わうことが多いのですが、NY株、債券、為替、そしてわが国GDPなどによって大きく物色対象が変わる可能性も考えられます。

オリンパス(7733) 1480円(△127)
 昨日ストップ高となり、本日も続伸。ただ前場の高値に対し、後場は軟調な展開。市場の一部では、ここ2日間の上昇で水準訂正が終了し、今後上値は限られているとの声もあるようです。

三菱ガス化(4182) 245円(▲59)
 昨日「東新潟ガス田で新たに天然ガスと原油の産出を確認」という材料に急伸。ただ、「日産量は少なく業績への影響はない」と同社がコメントしたことで一転急落。目先筋が大材料と期待した様ですが、期待を裏切られた形で株価も急落。

アドバンテスト(6857) 17600円(△1660)
 日興ソロモンが投資判断を最上級に引き上げた模様、これを材料にして株価は大幅高に。同様の格上げがあった東エレク(8035)も上昇。半導体製造装置関連は受注の好調が続いている模様。

◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高 アマダメ(6959) +16.95  △78   538   151 アマダ(6113)  +14.23  △81   650  1240 一工薬(4461)  +14.06  △64   519   199 佐藤商(8065)  +13.90  △47   385    11 石井鉄(6362)  +13.70  △27   224    19
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高 三菱ガス(4182) −19.40  ▲59   245  2928 オーエム製(6213)−12.50  ▲20   140     9 三協ア(5932)  −12.06  ▲14   102  1806 藤井(8100)   −10.43  ▲12   103    31 ツカモト(8025)  −9.95  ▲20   181    15
 東証1部売買高上位
    銘柄      売買高    終値    前日比
 新日鉄(5401) 26185  257    △5
 東芝(6502)  21395  810   △33
 新潟鉄(6011) 16708  211   △24
 三菱重(7011) 11738  328   ▲13
 川鉄(5403)   8351  218    △7

==========<投資信託Q&A 第2回>============
先週はマネックスで投資信託を購入するとお得、というお話でした。
今回は実際に商品購入の前にチェックしたい大切なポイントについてです。
Q:マネックスの投資信託の最新の運用成績を知りたいのですが、
A:先月の運用成績ベスト10をご覧下さい。

<騰落率ベスト10>(99年11月の1ヶ月間)
1  JF店頭株オープン’96           23.9%
2  パートナーズ・グローバルスターオープン    23.6%
3  DKA株式オープン              17.7%
4  さくら日本株オープン             12.9%
5  パートナーズJオープン(店頭・小型株)    11.7%
6  野村アセット ジャパンオープン21       9.3%
7  ユニバーサル ブル・ベア セレクト(ダブルブル)5.9%
8  ユニバーサル ブル・ベア セレクト(ブル)   4.6%
9  MSCIコクサイ・インデックス・オープン    3.5%
10 ロスチャイルド ヨーロッパ・ブランド・ファンド 3.4%

1〜5位までは2桁の上昇です。やはり株式投信のパフォーマンスが好調でした。ベストテンのうち日本株のアクティブファンドが5本と半分を占めています。(1、3、4、5、6位)
日経平均の月間上昇率が3%台であることを考えればこれらのファンドの上昇率はかなり際立っているということができるでしょう。

第2位のパートナーズ・グローバルスターオープンは外国株式を中心とした運用ですが日本株も一部組入れており、好成績となりました。また株式のインデックスファンドも相場に連動した動きとなりベストテンにランク入りしております。(7、8、9位)

さらに詳しい運用方針や長期の運用実績はマネックスのホームページでご覧いただけます。組入れ銘柄や投資方針をチェックすれば投資のヒントになるかも知れません。

もちろん運用成績は過去の実績であり、将来の運用成績を保証するものではないことに注意が必要です。

(マネックスの取扱う投資信託のうちMRF、MMF、外貨MMF、公社債投信を除く商品が対象、分配金込、データ提供はS&Pアイフィス社)

(次回は投資銘柄についてです)

=========<マネックス社長 松本大のつぶやき>========12月3日      「投資家指数」

今朝の日経新聞によると、米国のオンライン証券会社であるアメリトレード社が、自社で受付ける株式の売買注文における「買い」注文の比率を「オンライン投資家指数」として今後公表するとのことです。
つまりその指数が50を超えるか下回るかで投資家全体の動向を知る材料となり得るということで提供しようとのことです。このような数字は私も案外好きなので、早速マネックスでの開業以来の同様の指数を計算してみました。結果は・・。うっかりしていました。信用取引なしで、しかも開業したばかりですから、初日の指数は100%で、そこから徐々に減って来ているというもので、マーケットの動きとの相関関係も今のところはまだ興味深い結果が得られませんでした。(ちなみに昨日の指数は55.2%でした。)今後注意深く検証した上で、例えば前日分の指数と、当日分の場が開く前の段階での指数を毎朝発表するなど考えてみたいのですが、皆さんはどう思われますか?

=============<編集長の独り言>=============”新車の販売動向を読者の皆様とともにリサーチしましょう”という企画ですが、早くも貴重な情報を頂いております。大変ありがとうございます。
また自動車以外の注目テーマなどもお寄せいただいております。近いうちに第2、第3と皆様から頂いたテーマについても調査開始ができればと思います。
さて自動車販売についてですが、今度の土日でディーラーの前を通られたとき、是非その店内のお客様動向をテェックしてお寄せください。12月最初の土日、ボーナス商戦の出足をチェックし、最初の集計報告ができればと思います。
ところで少し前になりますが、私自信がDVDを購入してしまったことをこのコーナーに書きました。今までのところ、DVDに関しては何もメールを頂いていません。ということは、ボーナス商戦で盛り上がると読んだ私は見事に外れてしまったのでしょうか?

土日は私自身もボーナス商戦で期待できそうなものを探し、街に出てみたいと思います。もちろん”小さなトレンドウォッチャ−”の娘とともに。ちなみに最近娘がお気に入りの商品は、”踊るサンタさん”です。ダンシングベイビーのサンタバージョンというのでしょうか。店頭で見つけると、いっしょに踊ることも・・・。
===========<ご質問の多い項目について>==========<口座開設などについて>

弊社代表取締役 松本よりホームページにて弊社の状況などを説明をさせていただいております。そちらもご覧下さい。

 「マネックスからのお知らせ」や、
 「マネックスからのお知らせ」の中の「マネックス最新情報」などを
  ご覧下さい。

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<マネックスへの振込入金について>

お振込は、「口座開設のご通知」でお知らせの銀行口座に、ご本人様名義でお願い致します。振込入金先の銀行口座ですが、一部の金融機関のATMに未登録のため、ATMによる振込ができないことがあります。その場合は、お手数ですが、ATMを設置している銀行の窓口までお問い合わせ下さい。窓口からの振込は可能です。

●三和銀行 東京為替集中店
 東海銀行、一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合が あります。

●住友銀行 東京第一支店
一部地方銀行、信用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。
●富士銀行 シラカバ支店
 本年9月20日支店登録のため、富士銀行以外の都市銀行、地方銀行、信 用金庫でATMによる振込が出来ない場合があります。

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<マネックスへの株券の移管について>

他社で取引していますが、マネックスに株券の移管はできますか?というお問い合わせが増えています。

可能です。手続きは簡単でしかも手数料は一切かかりません。

マネックスの口座開設が完了した後、お客様が現在お使いになっている証券会社の店頭で、「口座振替依頼書」を手に入れ、必要事項をご記入の上、証券会社に提出して下さい。手続には1週間程度かかる場合があります。
(詳しくはホームページのヘルプにあるQ&Aをご参照下さい)

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<株式売却時の税金について>

お客様から弊社へのご質問で、売却の都度、源泉分離課税と申告分離課税を選択できますか?という内容を非常に沢山いただいております。

 「ご売却のたびに、源泉分離課税、申告分離課税をお選び頂けます」

==========<マネックスからのお知らせ>===========投資信託のご案内(詳しくはホームページの投資信託画面をご覧下さい)
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