マネックスメール 2000年5月2日

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マネックスメール 2000年5月2日

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 マネックスメール(第180号 2000年5月2日夕方発行)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 投資信託情報
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 展示会・イベント情報
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
主力株の一角は物色継続、ただ連休前でその他の銘柄は様子見気分。

日経平均   18439.36(△ 36.28)
TOPIX   1702.58(△  7.35)
単純平均     712.60(△  3.81)
東証2部指数  2709.08(△ 36.63)
日経店頭平均  2086.53(△ 36.92)
東証1部
 値上がり銘柄数    723銘柄
 値下がり銘柄数    556銘柄
 変わらず       119銘柄
 比較できず        5銘柄
 騰落レシオ(25日) 93.90%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     531.80(百万株;概算)
 売買代金    899953(百万円:概算)
 時価総額   4551725(億円:概算)
 為替(17時現在)   108.49円

 東芝(6502)、日立(6501)といった主力銘柄の一角が続伸となり、日経平均、TOPIXとも堅調な値動きを続けていました。しかし5連休前ということもあり、積極的に買いポジションを取る動きは控えられています。
 東芝、日立など主力株の一角に物色が集中し、その他の銘柄には拡大しないのは連休前という日程から仕方のない状態といえます。特に後場の相場展開は、ポジション整理を終えた後、新規ポジションは控えてただ様子を見ているだけともいえる内容でした。取引終了間際になると、最後のポジション調整から上げ幅を縮小してしまいました。TOPIXは1700ポイントという節目を回復したものの、日経平均は18500円という水準を回復できずに終了してしまいました。

 ゴールデンウィークの谷間で売買高自体は減少しているものの、指数の値動きとしては、主力株を中心とした戻り歩調の兆しを見せたことはプラス評価できそうです。連休中に海外市場での混乱が起こらなければ、連休明け、本格的な5月相場入りという流れも期待できます。決算発表が本格化するという点も株式市場にとってはプラスとも言えそうです。ここ2日間の相場において、主力株に注目が集まった要因に、決算発表があったと思われます。

 決算発表が本格化するということは、株式市場自体への注目度が当然高まるでしょう。各社の決算発表内容において、期待以上、失望など様々な形になると思われます。しかし期待以上と言われても、株価が上昇すれば上がり過ぎと評価されたり、失望とされて売られれば、逆に売られ過ぎとの評価でリバウンド狙いの動きも出ると思われます。こういう動きをする中で、株式市場は次のトレンド、注目業界、牽引役などを探して行きます。相場に新たな流れが起き易い時期といえるのではないでしょうか。

 日経平均のチャートは、本日ちょうど転換線を挟んだもみ合いという形で終了しました。連休明けの転換線は、18200円台まで下落する見込みです。この転換線に戻りを押さえられるか、突破するかの分岐点で終えた1日です。
◆個別銘柄◆
東芝(6502) 1143円(△15)
 市場全体が連休の谷間で手控え気分を強める中、連日の大商いで相場を支えたといえそうです。売買高があまりに膨らんだことで、一旦調整局面を迎える必要もありそうです。2日間相場を支えた同社に代わる銘柄が現れるかどうかが、連休明けの相場のポイントにもなりそうです。

東エレク(8035) 19310円(▲160)
 昨日アドバンテスト(6857)との比較感から物色され、前場に2万円の大台に乗せて上場来高値を更新しました。ただ後半は利益確定売りに押されて下げに転じてしまいました。連休谷間の2日間で急騰しただけに、後半は典型的な手仕舞い売りという雰囲気です。

ソフトバンク(9984) 28590円( 0)
 買い気配で始まったものの、寄り付き直後を高値に徐々に上げ幅を縮小し、一時はマイナスとなる局面も。同社および光通信(9435)は、あまりに荒い値動きを続けており、連休を挟んで買い継続を避ける雰囲気といえます。ただ光通信は前日比マイナスで終えたのに対し、ソフトバンクは前日終値まで戻して取引終了。このあたり両社に対する投資家心理の微妙な差ともいえ、同社には押し目買い意欲も感じられます。

応化工(4186) 2460円(△270)
 5連休前という日程から、後場に入って短期物色の様相を強める銘柄も目立ちました。同社の場合、100株単位で手掛け易く、200〜300円の銘柄と同じ感覚で値幅取りの動き。

日重化(5562) 126円(△13)
 前場の売買高25万株に対し、1日トータルでは80万株と後場出来高を急増させて一段高。ポジション整理を終え、後場の相場で様子見気分を強める中、目先の値幅取りを狙った売買が中心といえそうです。

旭硝子(5201) 978円(△34) など
 帝人(3401)、コマツ(6301)、三井不(8801)、日航(9201)など各業界を代表する銘柄が総じて堅調な値動き。東芝など主力ハイテク株に注目が集まったことで、幅広く代表銘柄を見直す雰囲気も感じられます。ただ全業種の代表銘柄が上昇し、指数を上昇させるには売買高不足という感じになってしまいました。

本田技(7267) 4820円(▲120)
 このところ独自の上昇トレンドを続け、さらに昨日5000円の大台に乗せたことで一旦目標達成感から利益確定売りが先行、本日は終始軟調な展開となってしまいました。

ソニー(6758) 12500円(▲80)
 INGベアリングが投資判断を「BUY」から「HOLD」に引き下げた模様。これを悪材料に売りも見られましたが、後半は押し目買いもあり下げ渋り。INGベアリングでは、決算発表内容からエレクトロニクス分野が競争激化、円高などで伸び率の鈍化を指摘した模様ですが、他の主力ハイテク株に注目が集まる地合いにおいて、単独では売り込み難い環境といえます。

◆各社のプレスリリースなど◆
富士通(6702)
 仏アルカテルは、次世代移動通信システムに関する合弁会社設立について基本合意したと発表。新会社は、IMT−2000に対応した次世代移動通信システムの開発・製造を行う。両社は次世代移動通信システム市場での優位性を確保するために、両社の強みを生かして開発の効率化を図り、W−CDMAシステムの早期開発を目的とする合弁会社の設立に合意したとしている。

トレンドマイクロ(4704)、フォーカスシステムズ(4662)
 このほど技術提携を結んだと発表。トレンドのウイルス対策技術とフォーカスのカオス暗号技術を融合した製品を今後開発していく。

キリン(2503)、雪国まいたけ(1378)
 ブナハリタケに高血圧を下げる効果があることを発見。雪国まいたけと共同で大量生産の共同開発を行う。
 
富士通(6702)
 富士通グループと第一勧銀情報システムが債権流動化ビジネスで基本合意。日本初の中堅リース業界向け債権流動化・証券化サービスを提供する。

商工ファンド(8597)
 警視庁は、法人としての同社を貸金業規制法違反容疑で書類送検した。
資生堂(4911)
 米男性化粧品会社に資本参加する。新ブランドの投入で海外での売上を伸ばしたいとしている。

ナムコ(9752)
 福岡に九州最大のアミューズメント施設を開業。年間110万人の来場を見込み、年商12億円を計画。

協栄生保、米プ社と提携交渉
 中堅生保の協栄生命保険が、米最大手の生保プルデンシャル保険と資本提携交渉を進めていることが明らかに。資本提携していた第一火災海上保険の破たんで、拠出していた基金300億円が損失になることがほぼ確実となっている。
<新市場>ナスダックジャパン
 連休明けの8日から上場申請の受付を発表。デジキューブ(7589)など数社が上場申請をする予定。

<新市場>Qボード
 福岡証券取引所は新興企業向けの新市場「Qボード」を11日に開設する。
◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率    上昇幅   終値   売買高 そごう(8243)  +18.64   △11   70  3962 ソキア(7720)  +15.79   △30  220   742 日石輸(9074)  +12.87   △26  228   398 応化工(4186)  +12.33  △270 2460  1062 日重化(5562)  +11.50   △13  126   808
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率    下降幅   終値   売買高 小松建(1865)   −8.39   ▲13  142    14 山水電(6793)   −8.00    ▲2   23   997 富士興(5009)   −7.79    ▲6   71    11 乾汽船(9113)   −7.79    ▲6   71    18 アスク(5391)   −7.76    ▲9  107     8
 東証1部売買高上位
    銘柄            売買高    終値     前日比 東芝(6502)       28251  1143     △15 三洋電(6764)      16155   740      △2 日立(6501)       14301  1427     △38 エルカクエイ(8826)   11913     3      ▲3 三菱電(6503)      11744  1000     △13 新日鉄(5401)       8236   242      ▲1 富士通(6702)       7014  3300     ▲40 スクリーン(7735)     5158   797     △19 住金(5405)        4921    72      △2 NEC(6701)       4676  3010     ▲80
 東証1部売買代金上位
    銘柄           売買代金    終値     前日比 NTTドコモ(9437)   55394 384万円    △4万円 日本オラクル(4716)   45599 80100   ▲1900 ソフトバンク(9984)   41335 28590       0 東芝(6502)       32460  1143     △15 NTT(9432)      27512 142万円    △5万円 ソニー(6758)      24766 12500     ▲80 富士通(6702)      23709  3300     ▲40 京セラ(6971)      21796 17480   ▲1020 日立(6501)       20240  1427     △38 松下通(6781)      17653 15800    ▲550
============<投資信託情報>===============募集は5月9日まで。募集期間中のお申込みであれば基準価額10,000円からの運用となります。 
<JF中小型株・アクティブ・オープン>

目論見書のご請求受付中!
<techWINゴールドマン・サックス・テクノロジー戦略ファンド>
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投資信託の画面が変わりました!

<投資信託の基準価額>
マネックスで取扱いを行っている投資信託の基準価額は市況・ニュース画面の基準価額情報のメニューで一覧できます。原則として前日の価額を表示しております。時系列の推移もご覧いただけますので是非ご活用下さい。

<投資信託の運用状況>
投資信託の運用状況レポートが投資信託一覧からご覧いただけるようになりました。マネックスの投資信託買付注文画面で商品別に表示しております。組入銘柄がご覧いただける商品もございます。商品選択のご参考にどうぞ。

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◆ DKA株式オープン 最新銘柄組入れ状況(毎週火曜日掲載)
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組入銘柄上位10社
1.伊藤忠テクノサイエンス
2.東京エレクトロン
3.京セラ
4.サン・マイクロシステムズ(外国株)
5.日本電気
6.ローム
7.野村證券
8.シスコ・システムズ(外国株)
9.テキサス・インストュルメント(外国株)
10.NTTドコモ

(4月28日現在、DKAディスクローズ資料より)

少額で分散投資ができる投資信託を日本株投資に是非ご活用下さい。

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<ミューチュアルファンド産みの親 MFS社の外国投信>
 基準価額(5月1日現在、Jシェア、USドル)
 マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 20.55(+0.21) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 36.74(+0.40)
(ご購入価額の決定方法)
当日午後3時までのお申込みの場合、
基準価額は当日の米国で発表される価額(翌朝判明)
為替レートは翌日の午後2時半の市場実勢レートを基準といたします。

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========5月2日   <電磁波>

郵政省は、携帯電話から出る電磁波と脳腫瘍の関係を疫学調査することとしたらしい。2つ気になる点があります。1つは、携帯電話から出る電磁波だけを調査の対象として意味があるのでしょうかということです。世の中には電磁波の元となるようなものはかなり多くあるように思われます。電信柱、送電塔の類から、テレビ、こたつ、電気毛布、地下鉄の中、皆さんの使われているパソコン。そもそも宇宙から降ってくるニュートリノとか、身の回りはいずれにしろ電磁波だらけのような気がするのですが、まぁ私の心配は素人考えですので的外れかも知れません。もう1つは、疫学調査の結果を出すのが2004年だということです。4年間・・。もし本当に体に悪いのなら、もう少し早く結果を出して頂きたい気がするのですが、そう思うのは私だけでしょうか。

=============<編集長の独り言>=============本日からGPSの高精度データが受信できるそうです。カーナビなどで今まではサッカーグラウンド程度の範囲が、テニスコート程度の範囲まで絞れるとか。道路が複数並行して存在するときなど、今までは誤差でどの道か分かり難かったのが、特定しやすくなるらしいです。
今まではこの情報を公開すると、軍事目的などに悪用される可能性があり、わざと”誤差”を出していたそうですが、平和利用のために高精度情報を公開することに決めたとか(紛争地帯などでは今まで通りの”誤差”付き情報しか受信できないそうです)。
つい先日の誘拐事件でハイテク機器を悪用したことが話題となりましたが、車にGPSアンテナを強制的に取り付けるとかで、車を使った犯罪を未然に防げるかもしれません。スピード違反を犯した警察官も・・・。
有効な平和利用をして欲しいという思いとともに、この様な使い道が頭に浮かぶこと自体情けない社会という感じも。
とりあえず私は買ったばかりのカーナビを使い、連休中に出かけてみたいと思います。皆様からリクエスト頂いた、ベスト型チャイルドシートの使い心地を試すためにも。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp

============<展示会・イベント情報>===========<BSデジタルフェア現場レポート>
4月29日〜5月7日(NHK放送センター)

 弊社社員がBSデジタルフェアに足を運び、実際に展示などを見てレポートしました。GWの谷間とあって、多数の観客が訪れていました。なぜか高齢者の姿が大半。そういえば、一番テレビを見る時間が多い世代です。彼らに受け入れられることも今後のポイントかもしれません。

●アンテナ需要は未知数

 BSデジタル放送を受信するには当然必要なパラボラアンテナ。実のところ今まで使っていたBSアンテナでまったく問題はありません。各社は「BSデジタル・ハイビジョン対応」と謳った新機種を展示していましたが、「別にこれがないと見られない、というわけでもないのです」と係員は説明していました。

 同様に、数年後の開始を予定している地上波デジタル放送に関しても、従来のUHFアンテナを更新することなく見ることができるそうです。これを覚えておけば、おそらく出てくるであろう「NHKの方から来ました。アンテナを取り替えなければだめです」というような消火器・旧型電話機の交換で問題となった悪徳商法から逃れることができるでしょう。

 しかし各社がなぜBSデジタル放送の開始に合わせて新機種を投入しているかに関しては、顧客を騙すためではありません。アンテナというものは屋外に設置され、苛酷な環境にあります。衛星放送が始まった初期に取り付けられたアンテナはそろそろ買い替え時期に来ています。もちろんそのままでも特に問題はなく、衛星の方向も同じなので移動する必要はありません。各社は「新しいテレビと一緒に新しいアンテナを」ということで買い替え需要を喚起したいとしています。

 また、ここ数年でSKYPerfecTV!のようなCS放送が加わり、テレビ受信の幅が広がりました。ただしそれぞれ周波数帯は違います。家庭のテレビコンセントはVHF・UHF・BS・CSと4つの電波を分配する必要性が高まっています。そこで、これを機に集合住宅などでの大規模な分配器交換工事を行うところも出てくるかもしれないそうです。

 アンテナそのものに関する需要増は未知数ながらも、普段は気にとめない部分をクローズアップすることで、各社は買い替えを勧めたいとしています。
<関連出展企業>
日本アンテナ(6930)
八木アンテナ(6805)
マスプロ電工(6749)

●テレビの買い替えは当面必要ない?

 すでに電気店に行くと「BSデジタル対応端子付き」と銘打ったテレビが発売されています。これにチューナーを接続すると、BSデジタル放送が楽しめるというものです。

 しかし、必ずしもこれが必要だというわけではありません。確かに、高画質でデジタル放送のスペックをすべて楽しむには最適ですが、とりあえず見る、という分においては、チューナーさえあれば今までのテレビでも見ることができるそうです。

 12月の放送開始には、フル機能のチューナーが戦略的な価格で登場するといわれています。三菱電機の係員によれば、今年のシドニー五輪ではなく、むしろ2002年のサッカーワールドカップにフォーカスを合わせた商品展開を進めていくのではないかといいます。その頃には普及も進み、高品質高価格のものから、低価格で機能を限定したものまで(例えばテレビ番組だけでいいという人向けにデータ放送の機能を省いたもの)様々なラインナップが揃うと予想されます。

 会場では実際に実験電波を使ったデータ放送のデモも行われていました。大半のコーナーでは係員以外が操作することはできません。多くの人が通り過ぎてしまう見学コースの最後にある食堂に設置されている試作機では、実際に触ってみることが可能で、ボタンがたくさん付いた松下製のチューナーで、天気予報やニュースの選択ができるようになっていました。

 具体的な感覚といえば、メニューが完璧に用意され誰でも使いやすいインターフェイスを持ったホームページ、と表現できると思います。自由に多種多様な情報にアクセスできるというわけではありません。天気予報やニュース、スポーツの結果といった基本メニューと、番組と同時に流れてくる料理のレシピなど、テレビ番組が提供している映像コンテンツに、さらに文字情報が加わったというイメージです。でも、これはすべて(現在のところ)無料であり、従来の文字放送のような画面表示の粗さもありません。フローメディア(常に流れている)とストックメディア(蓄積)の良いところをお互いに補完しあっているような印象を受けました。

 BSデジタル放送の要はハードウエアだけではなく、コンテンツもキーとなるのではないかと感じました。今後、参入放送局各社が内容を充実させる際に、現在のiモードのようなコンテンツ事業者も登場する可能性があります。現在もデータ放送のみに参入する業者は決定していますが、その下請けのような形で、情報制作系ベンチャー企業の参入も考えられます。それもひとつの見所といったところでしょうか。
 
 百聞は一見に如かず、百見は一試に如かず。早いところでは6月にも製品を市場に出すメーカーもあると言われています。沖縄サミットやシドニー五輪では実験放送を行う予定ですので、ぜひ電気店の店頭で触れてみることをお勧めします。

<関連出展企業>
NEC(6701)
 BSや地上波のデジタルデータ放送に対応したパソコン用ボードを開発予定。 現在試作品を北陸地区で実験中。
パイオニア(6773)
 PDP(プラズマディスプレイ)や録画できるDVDでデジタル放送に対応。三菱電機(6503)
 DMDチップを使った明るいところでもくっきりと表示できるプロジェクシ ョンTVを参考出品。製品化時期や価格は未定。
ビクター(6792)
 デジタル放送対応ビデオデッキのモックアップを展示。
松下(6752)
 特にこれといった目玉展示はなかったものの、多数の観客が集まっていた。シャープ(6753)
日立(6501)
東芝(6502)
ソニー(6758)

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編集部員のぼやき

 BSデジタルチューナーにはB−CASカードというICカードを挿して使います。これは購入後1ヶ月以内に同封のハガキを、各チャンネルを共同で管理するB−CASセンターに送らなければなりません。もし送付がない場合は番組は見られますが画面に警告表示が出ます。つまり、将来のペイテレビにも対応した仕組みでありながら、ついでにNHKも受信料を取りやすいシステムにもなっているのです。受信料の賛否はともかく、なかなか考えたものですね。これにより「パラボラチェックマン」の人件費が減り、受信料が安くなったりすれば本望なのですが。

===================================<商品に関して>
◆マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト
 投資方針:米国の幅広い業種の企業株式に投資を行います。
 3ヵ月毎の配当を行いつつ長期的な信託財産の成長を目指します。
◆MFS ストラテジック・グロース・ファンド
 投資方針:企業の規模を問わず、成長の見込みが十分にあると考えられる企 業の株式に投資します。

*上記2商品の関係法人と商品概要は以下の通りです。

<関係法人>
(管理運用会社)マサチューセッツ・ファイナンシャル
         ・サービセズ・カンパニー
(元引受会社)MFS ファンド・ディストリビューターズ・インク
(保管会社)ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニー(受益者サービス代行会社)MFS サービス・センター・インク
(日本における販売会社・代行協会員)マネックス証券株式会社

<商品概要>
米ドル建/オープンエンド契約型外国投資信託 米国籍
お申込み単位:当初・追加申込み 10口以上10口単位
お申込み手数料:10口〜1万口未満 2%、1万口以上〜5万口未満 1%、        5万口以上 0%
中途換金:10口以上10口単位で買い戻し請求が出来ます。原則としてお申込み日の翌営業日が約定日となります。
・お申込みの際は「目論見書」をご覧下さい。
・本ファンドは株式など値動きのある証券(外国証券には為替のリスクもあり ます)に投資し、基準価額は変動します。したがって元本が保証されている ものではありません。

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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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