マネックスメール 2000年8月17日

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マネックスメール 2000年8月17日

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 マネックスメール(第253号 2000年8月17日夕方発行)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 投資信託情報
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 展示会・イベント情報
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
夏休み明けの戻り売り懸念が高まり薄商いのなか反落。

日経平均   16161.03(▲195.00)
TOPIX   1476.15(▲ 19.29)
単純平均     601.26(▲  7.13)
東証2部指数  2440.67(△  3.37)
日経店頭平均  1725.24(▲  9.90)
東証1部
 値上がり銘柄数    314銘柄
 値下がり銘柄数    931銘柄
 変わらず       132銘柄
 比較できず       12銘柄
 騰落レシオ(25日) 74.73%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     447.11(百万株;概算)
 売買代金    680573(百万円:概算)
 時価総額   3963732(億円:概算)
 為替(17時現在)   108.37円

 前日までは、薄商いの夏休み相場は戻り売りも出難い相場環境として小口の買いで値を上げる展開でした。しかし夏休みも終り、そろそろ本格的な戻り売りが出始めるのではという懸念が高まり、本日は薄商いの中で小口の売りで値を下げるという反対の相場展開になってしまいました。

 実際にはまだ戻り売り自体は目立って出ている訳ではありません。むしろ戻り売り懸念で買いが控えられる中、ここ数日の上昇相場に対する利益確定売りによって値を下げるという相場内容でした。

 薄商いの中での上昇が、一転して薄商いの中での下落ともいえる展開です。夏休み前から懸念されていた戻り売り、上値の重さは何も解決されておらず、また明日は週末という要因から早めのポジション整理売りも加わった模様です。
 辛うじて本日は16000円という大台を維持して大引けとなりました。明日も週末要因によるポジション整理が中心で本格的な売買は控えられる日です。戻り売り懸念と、夏休み明けの新規ポジションを取る動きは来週に入ってからになりそうです。

 チャート的には基準線(16500円程度)が上値の節目と感じられてしまう形です。しかし本日の安値は上昇中の転換線(16088円)水準でもあります。出直り歩調の中での調整局面で、下値を転換線に支えられた形にもなっています。

 上下500円という狭い範囲に基準線、転換線があり、方向感が出難い形になりつつありますが、来週24日は均衡表で変化日と呼ばれる抵抗帯のクロスがあります。なかなか方向感が掴めなかった相場展開でしたが、この変化日にも注目しておきたい点です。

◆個別銘柄◆
古河電(5801) 3400円(△10)
 前場急伸して上場来高値を更新。しかし後場に入ってからは利益確定売りで急速に上げ幅を縮小し、ほぼ前日終値まで値を戻してしまいました。上場来高値更新で、早々と本日の目標達成という雰囲気も漂ってしまいました。

NEC(6701) 2975円(△70)
 後場一段高という展開にはなりましたが、3000円の大台に一時乗せた後は伸び悩み。今までも3000円の大台が上値の壁となっていたこともあり、この大台では買い手控えという雰囲気になってしまいました。

CTC(4739) 18900円(▲1790):100株単位
 大幅リバウンドを続けていましたが、3日連続の大幅安。前日は2万円の大台割れで押し目買いも見られていましたが、本日は19000円も割り込んでしまい、リバウンド継続期待の押し目買いが、失望売りに変わってしまった模様です。

NTT(9432) 122万円(▲3万円):1株単位
 NTT、DDI(9433)、テレコム(9434)など通信株は朝から全面安といえる展開になってしまいました。NTTの第6次放出などで、需給面の不安が通信株全体に広がっている雰囲気です。

NTTドコモ(9437) 264万円(▲7万円)
 東証が浮動株ベースに算出するS&P/TOPIX150先物取引の上場を予定していることや、今後海外でも指数算出に浮動株が考慮される可能性が一部で言われています。今までは時価総額の大きさで組み入れられていた同社などは、今後組み入れ比率引き下げで売り要因となるという見方も出ています。
アドバンテスト(6857) 20500円(△430):100株
 最高益更新予想の報道から上昇ムードを強め、本日はNY市場への上場計画も一部で報道されて買い先行で始まりました。しかし相場の流れで戻り売り本格化となる前の利益確定売りという雰囲気に押され、後場は伸び悩み。

ブリヂストン(5108) 1650円(△50)
 ファイアストン問題で大きく売り込まれた同社ですが、売り方の買い戻しや長期的視野での下値を拾う動きで反発。ただ下げに対して小幅な反発にとどまり、依然この問題に関する先行き不安も残っています。先週末の段階では、売り残よりも買い残の方が増加しており、今後は信用残動向も一つの材料となりそうです。

<各社のニュース・リリースなど>
オリンパス(7733)
 デジカメ「CAMEDIA C−3030ZOOM」が、ヨーロピアン・デジタル・カメラ・オブ・ザ・イヤー2000−2001を受賞したと発表。
トレンドマイクロ(4704)
 今年度中に50人の中途採用を行うと発表。インターネットにおけるセキュリティビジネスを拡充するため。

キリンビバ(2595)
 ティピカ種とブルボン種の豆のみを使用して、直火で仕上げた無糖コーヒー「キリンFIRE原種豆」を来週より発売する。喫茶店で飲むような味に仕上げた。

ソニー(6758)
 今秋発売されるPalmOS携帯情報端末の名称を「クリエ(CLIE)」に決定したと発表。Communication Linkage forInformation & Entertainmentの略。9月9日より発売されるが、来週21日よりネット先行予約を開始する。

住商エレ(7556)
 ファッション業界向けに最新デジタルファッションセミナーを開催する。ネット通販のノウハウに関する講演などを行う。

住銀(8318)、トランス・コスモス(9715)
 米i−Escrow社と共同で、ネットオークションの寄託サービスを行う日本法人を設立すると発表。楽天(4755)やビッダーズ、@ニフティ、イーベイジャパンなどのネットオークション大手がサービスを導入する。

NTT(9432)
 スカイパーフェクTVとの企画会社「エスエヌ企画」を事業化し、「データネットワークセンター」と社名変更。CS放送の加入者受付や課金・請求の業務を行う。

ミニストップ(9946)
 首都圏約600店舗でau(IDO)のプリペイド式携帯電話「ぷりペイド」を発売する。電話機のセットおよび追加カード2種類を販売。

東急(9005)
 このたび鉄道ファン向けのサイト「レールファン東急」を開設した。「東京急行電鉄公式鉄道時計」と「東京急行3000系チョロQ」を販売する。
◆ランキング◆
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率    上昇幅   終値   売買高 ソキア(7720)  +16.23   △49  351   138 ドンキホテ(7532)+12.23△1580 14500 104.9 ヨークベニ(8188) +7.60  △190 2690 103.1 学研(9470)    +7.37   △14  204   235 日重化(5562)   +6.43    △9  149  1119
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率    下降幅   終値   売買高 赤井電(6802)  −10.00    ▲2   18  1503 東天紅(8181)   −9.53   ▲43  408   184 CTC(4739)   −8.65▲1790 18900 134.3 テレコム(9434)  −7.54 ▲26万円 319万円 0.85 日コンベヤ(6375) −6.84    ▲8  109   153
 東証1部売買高上位
    銘柄            売買高    終値     前日比 東芝(6502)       18810  1024     △26 NEC(6701)      10256  2975     △70 川鉄(5403)        8372   148      ▲1 新日鉄(5401)       7722   204      ▲3 住友機(6302)       7470   252      ▲4 古河電(5801)       7299  3400     △10 ブリヂストン(5108)    6862  1650     △50 富士通(6702)       6820  3140     △90 丸善(8236)        6666   408      ▲6 ライフ(8587)       6251     1       0
 東証1部売買代金上位
    銘柄           売買代金    終値     前日比 NTTドコモ(9437)   35090 264万円    ▲7万円 NEC(6701)      30428  2975     △70 トレンド(4704)     25330 18010       − 古河電(5801)      25167  3400     △10 富士通(6702)      21636  3140     △90 東芝(6502)       19395  1024     △26 NTT(9432)      17280 122万円    ▲3万円 ソニー(6758)      12849 10580     ▲60 DDI(9433)      12074 70万3千円 ▲4万4千円 ブリヂストン(5108)   11317  1650     △50
============<投資信託情報>===============<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>

先週の投資信託の販売額上位ベスト5です。設定後も順調に販売金額を伸ばしている「ザ・ファンド@マネックス」がまた1位となりました。16日現在で純資産額も19億6千4百万円となり、基準価額も10,569円と好調な推移となっています。

週次のレポートでは佐久間ファンドマネージャーが、基準価額の上昇について次のようにコメントしております。(ホームページもご覧下さい。)

「設定直後に組入れたITサービス関連の銘柄の株価がここ2週間で急上昇したため、株式組入れ比率が比較的低かったにもかかわらず、基準価額が上昇し、比較的順調な滑り出しとなりました。短期的にはIT関連株の全面高ということは想定しておらず、日によって大きく上下することがあると思いますがしっかりと企業の質と株価の評価水準を分析して運用を行っていきます。」

今回はベスト5すべてのファンドが日本株投信となりました。相場動向を反映して、ブルベアファンドのベア型が第4位にランキングされているのが注目されます。短期的な相場下落見通しに基づいて購入された方が多かったようです。
来週からはバンガード社の「スモールキャップ・インデックス・ファンド」も販売開始となります。どのような販売ランキングになるのでしょうか。

1.ザ・ファンド@マネックス
2.IBJITM日経225ノーロードオープン
3.DKA株式オープン
4.ブル・ベア セレクト ベアファンド
5.さくら日本株オープン

(2000/8/4〜2000/8/11 マネックス調べ)
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 投資信託基準価額(8月16日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           10,569(−35)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(8月16日現在、Jシェア、USドル)
 マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 21.04(±0.00) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 36.72(+0.24)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========8月17日     <カラス>

カラスは犬や猫より知能が高いそうです。「脳化指数」という数字があるそうで、ヒトが0.86、イルカが0.64、チンパンジーが0.30、カラスが0.16、イヌ、ネコがそれぞれ0.14、0.12、ニワトリがずっと下がって0.03だそうです。
意外に感じるのは、カラスとニワトリで大きな差があることです。確かに行動を見ていると随分違うとは思いますが、同じ鳥類でもこんなに違うのかと思います。研究をされた宇都宮大学の杉田教授の言によると、人里近くでの生活が脳の発達を促進したのではないかということです。家畜は一般に知能が低いことと比べると、動物の世界でも恒常的な競争や駆け引きが知能を高める、或いは高知能種をサバイバルさせるのでしょうか。
しかしそう考えると、何故イルカは極端に知能が高いのでしょうか。海の中にはイルカに知的に挑戦するような生き物はいないように思えるのですが。不思議ですね。

=============<編集長の独り言>=============ペットブームといわれていますが、ついに2階建ての犬小屋まで誕生したそうです。
1階と2階は階段でつながっており、さらに2階の隅には”寝室”も設置されているとか。1階、2階を行き来することで、従来の閉鎖的なスペースから生じていた犬のストレスが緩和されるとか。
ホームセンターなどでログハウス風、輸入住宅風など、様々な犬小屋が売られていますが皆”平屋”、さすがに2階建てとは。
そういえば、私の家の隣のワンちゃん、ごく普通の”平屋のお宅”ですが、ほとんど外に出ています。寒い北風の日は、”屋外”で犬小屋を風よけにして丸まっています。暑い夏の日は犬小屋を日よけにしてぐったりと。狭い犬小屋は彼にとってはストレスなのでしょうか?
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp

============<展示会・イベント情報>===========展示会情報(名古屋地区)

#これから名古屋地区で開催される展示会の情報です。
#投資のご参考に足を運ばれてみてはいかがですか?

<ポートメッセなごや>

●名古屋アンティークTOYWORLDモダン文化マーケット
 9/3(日)
 http://www.vita-web.co.jp/

●産業とくらしのグランドフェア
 9/15(金)〜16(土)
 http://www.yuasa.co.jp/grandfair/

<名古屋中小企業会館>

●菓子パッケージ展
 9/5(火)〜6(水)

●大転職フェア
 9/8(金)〜9(土)

●ヤナセ決算大商談会
 9/9(金)〜10(日)

●2001年S/S展示受注会
 9/13(水)〜14(木)

●リーダース
 9/15(金)

●クラウンオータムフェア
 9/19(火)

●パーパス秋の大商談会
 9/26(火)

●家具敷物デラックスバーゲン
 9/30(土)〜10/1(日)
===================================<商品に関して>
◆マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト
 投資方針:米国の幅広い業種の企業株式に投資を行います。
 3ヵ月毎の配当を行いつつ長期的な信託財産の成長を目指します。
◆MFS ストラテジック・グロース・ファンド
 投資方針:企業の規模を問わず、成長の見込みが十分にあると考えられる企 業の株式に投資します。

*上記2商品の関係法人と商品概要は以下の通りです。

<関係法人>
(管理運用会社)マサチューセッツ・ファイナンシャル
         ・サービセズ・カンパニー
(元引受会社)MFS ファンド・ディストリビューターズ・インク
(保管会社)ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニー(受益者サービス代行会社)MFS サービス・センター・インク
(日本における販売会社・代行協会員)マネックス証券株式会社

<商品概要>
米ドル建/オープンエンド契約型外国投資信託 米国籍
お申込み単位:当初・追加申込み 10口以上10口単位
お申込み手数料:10口〜1万口未満 2%、1万口以上〜5万口未満 1%、        5万口以上 0%
中途換金:10口以上10口単位で買い戻し請求が出来ます。原則としてお申込み日の翌営業日が約定日となります。
・お申込みの際は「目論見書」をご覧下さい。
・本ファンドは株式など値動きのある証券(外国証券には為替のリスクもあり ます)に投資し、基準価額は変動します。したがって元本が保証されている ものではありません。

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