マネックスメール 2000年11月22日

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マネックスメール 2000年11月22日

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 マネックスメール(第319号 2000年11月22日夕方発行)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 投資信託情報
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ひまわり解説〜社員勉強中〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
  http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/backno/backno.html

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
休日前のポジション整理が中心、買い方の整理売りに失望売りも加わり下落。
日経平均   14301.31(▲107.15)
TOPIX   1346.58(▲ 11.35)
単純平均     541.81(△  0.39)
東証2部指数  2107.71(▲ 12.20)
日経店頭平均  1345.10(▲ 13.81)
東証1部
 値上がり銘柄数    688銘柄
 値下がり銘柄数    587銘柄
 変わらず       135銘柄
 比較できず       11銘柄
 騰落レシオ(25日) 82.14%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行 指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     526.33(百万株;概算)
 売買代金    633092(百万円:概算)
 時価総額   3691070(億円:概算)
 為替(17時現在)   110.02円

 朝方は明日が休日ということから、売り方の買い戻しと見られる動きが優勢となりました。日経平均は小幅反発して始まったものの、買い戻し以外に積極的に買う動きは感じられません。次第に上値の重い展開となり、冴えない値動きとなってしまいました。

 後場に入ると今度は、買い方が休日前のポジション整理売りに動き出すという状況です。ジリジリと下げ幅を拡大してしまい、日経平均の下げ幅は200円以上まで拡大しました。昨日の後場になって、一部から押し目買いという動きも出ていました。しかし本日早くも下落に転じてしまったことで、昨日の押し目買いが失望売りに変わった部分もある模様です。

 日経平均は終値では100円ほどの下落にとどまっています。しかしこれは下げ渋ったとは言いがたい状況です。引けでの買い戻し等特殊要因により、瞬間的に値を戻す形です。大引け寸前の日経平均は14190円程度にあり、また現物市場の取引終了後、日経平均先物12月限は14230円で終了しています。実際には200円安程度の相場であったと考える必要がありそうです。
 休日前で個別材料株に対する物色意欲は後退してしまいました。Jエナジ−(5014)なども冴えない値動きです。アラ石(1603)は、本日より値幅制限が拡大したことで日計り売買で利益を得やすくなったことで人気化。しかし後場はストップ高買い気配のまま売買が成立しない時間が長くなり、買い注文を入れても資金が回転しない状況になってしまいました。

 祭日明けの相場ですが、24日も金曜日であり積極的なポジションは控えられる日となってしまいそうです。政局に変化も無い事で物色意欲も回復せず、ポジション整理も本日である程度進んでおり、閑散相場になってしまいそうな気配です。

◆個別銘柄◆
アラ石(1603) 1216円(△200):100株単位
 物色材料に困る相場環境が続いていますが、同社は昨日1000円の大台乗せ。これにより、1日の値幅制限が100円から200円に拡大されました。短期値幅取りを目指す目先筋にとって、この値幅制限拡大は、利益を得やすくなったという評価で物色が集中。

ダイエー(8263) 154円(△9)
 新経営計画の発表を材料に値を上げました。ただこの発表で売り方が買い戻しに動いたことと、この流れに乗って目先筋が日計り狙いの買いを入れた部分が中心です。後場になると目先筋の手仕舞い売り、買い戻し一巡などで急速に上げ幅を縮小。

NEC(6701) 1932円(▲30)
 前場はハイテク株は小幅ながら反発歩調。しかし後場になると上値の重い展開となり、いち早く下落に転じてしまいました。政局不透明感の強まる相場環境では、ハイテク株などの買いポジションを取り難い状況です。前場150万株程度の売買高に対し、1日通しての売買高は450万株程度。下げに転じてからの売買高が急増しています。

大平金(5541) 200円(▲2)
 アラ石(1603)が後場になって買い気配となり、売買が成立しないことで目先筋が同社を物色対象とする雰囲気がありました。上昇に転じ、上げ幅をジリジリ拡大する動きとなりましたが追随買いは限定的なものにとどまり失速。
東ガス(9531) 306円(△15)
 日航ソロモン、ファースト・ボストンなどの買いが目立ち後場になって一段高。ハイテク株を売却し、ディフェンシブ銘柄を買う動きという見方。医薬品株等はディフェンシブ銘柄の中でも先駆して上昇したこともあり、ディフェンシブ銘柄の中の出遅れ銘柄と言う位置付けも。

武富士(8564)5650円(▲800):100株単位
 一時ストップ安まで下落し売買高も増加。市場では海外での損失発生、詐欺容疑で逮捕されたクレアモントキャピタル社の古倉容疑者との関係など様々な噂を嫌気。取引終了後に記者会見を予定されていることで、内容が確認されるまで買い意欲も高まらず。

トレンド(4704) 12780円(△350):500株単位
 IT関連、ネット関連銘柄が冴えない中で堅調な値動き。新種のコンピュータウィルスが国内でも広がっているという報道から、対策ソフト大手の同社に特需発生という思惑で買いが入っていました。

<各社のニュース・リリースなど>
セガ(7964)
 家庭用および業務用ゲーム向けパズルビデオゲーム「ぷよぷよ」をシャープの携帯情報端末「ザウルス」向けに新たに開発、ダウンロードサービスによるコンテンツ提供を決定した。来年初旬から提供開始を予定。

ソニー(6758)
 データストレージAITテープドライブに35GB/巻、4MBpsの大容量かつ高速を実現した普及モデルなどをラインナップに追加。DDSに続く次世代テープストリーマーの標準機としてAIT規格を積極的に推進。

NEC(6701)
 財団法人日本環境協会が制定した「PCエコマーク」を、ノートPC7機種および14.1型TFT液晶ディスプレイ1機種において取得した。今回の同社製品の認定が「PCエコマーク」の認定第一号。

日立(6501)
 FAパソコンでは初めてTurboLinuxを搭載した「HF−W25F/LX」を発売する。24時間連続稼動、使用期間10年を想定した設計。
カシオ(6952)
 ポケットPC「カシオペアE−700」の限定カラーモデルを来月15日より発売する。「青」は首都圏のみ限定。

キヤノン販売(8060)
 新宿サービスセンターとデジタルプリントサービスを行ってきたイメージクリエイトプラザを移転・統合し、ゼロワンショップ新宿に機能を集約。「キヤノンデジタルハウスゼロワン新宿」として新たにオープンさせる。

三洋電(6764)
 音声をゆっくりとした聞き取りやすい速度に変換する「ゆっくり通話技術」を開発したと発表。電話機などに応用できる技術で、高齢者などにニーズがあるとしている。

ケンウッド(6765)
 DVD−RW、Rを使うDVDレコーダーを発売する。ビデオモード録画に対応し、録画したものをDVDプレーヤーで再生も可能。

インプレス(9479)
 国内唯一のWindowsユーザー向けグラフィック専門誌として、「WinGrapic」を新たに月刊化してスタート。

松下(6752)
 松下電池が来年2月からタイでアルカリ乾電池を生産開始する。主な供給先はアジア、大洋州、中近東、アフリカで、年間1億個の生産を予定。

シチズン時計(7762)
 本格派スポーツウオッチ「プロマスター・ナビホーク」シリーズに、航空機の人気アクロバットチーム「ブルーインパルス」の名を冠した「ナビホーク・ブルーインパルスモデル」をラインナップ。来月2日から発売。6万円。

◆ランキング◆ 
 東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率    上昇幅   終値   売買高 アラ石(1603)  +19.69 △200 1216 4377.4 住軽金(5738)  +16.90   △12   83   369 日立造(7004)  +16.28   △14  100  8158 ライトオン(7445)+12.99  △345 3000  33.5 兼松(8020)   +12.62   △13  116  4205
 東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率    下降幅   終値   売買高 マツモトキヨシ(9875)
            −16.72 ▲1000 4980 107.2 千代建(6366)  −15.05   ▲14   79  6121 武富士(8564)  −12.40 ▲800 5650 2732.5 第一セ(5234)  −12.35   ▲20  142    11 宮越商(6766)  −11.76    ▲2   15    69
 東証1部売買高上位
    銘柄            売買高    終値     前日比 Jエナジー(5014)    23671   206      ▲6 東ガス(9531)      13152   306     △15 石川島(7013)      10781   240     △16 東芝(6502)        9952   736      △9 マツダ(7261)       9665   262      △9 ダイエー(8263)      8735   154      △9 日立造(7004)       8158   100     △14 日立(6501)        7144  1070      ▲9 三菱重(7011)       6604   489      △6 千代建(6366)       6121    79     ▲14
 東証1部売買代金上位
    銘柄           売買代金    終値     前日比 NTTドコモ(9437)   33247 277万円   ▲13万円 ソニー(6758)      26111  8040    △100 ソフトバンク(9984)   20219  6160    ▲490 NTT(9432)      19735  90万円  ▲3万3千円 松下(6752)       17349  3010     △70 武富士(8564)      16145  5650    ▲800 野村証(8604)      13556  2400    ▲110 武田薬(4502)      11010  6840    ▲160 トヨタ(7203)      10702  4030     △10 富士通(6702)       8959  1687     ▲33
============<投資信託情報>===============−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
DKA株式オープン 最新銘柄組入れ状況
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組入銘柄上位10社
1.住友電工
2.CTC
3.NTTドコモ
4.サン・マイクロシステムズ(外国株式)
5.ローム
6.スタンレー電気
7.エーザイ
8.富士写真
9.京セラ
10.セブン−イレブン

(11月17日現在、DKAディスクローズ資料より)

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 投資信託基準価額(11月21日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           8,833(−147)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(11月21日現在、Jシェア、USドル)
 バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.05(+0.04) バンガード・スモールキャップ・インデックス 21.95(−0.16) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 20.35(+0.15) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 31.25(−0.13)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========11月22日      <国民投票>

先日の内閣不信任案絡みの件はつぶやく気にもなれませんが、日本も首相公選制をもっと真剣に検討した方がいいのではないでしょうか。アメリカは大統領選で国民がみんな参加しています。ヨーロッパでもユーロ問題の時に各国で国民投票がなされました。先進国で大掛かりな国民投票を近年していないのは日本ぐらいではないでしょうか?首相公選制は全体の制度との関係で問題があるのかも知れませんが、最高裁判事の罷免みたいに、特定の国会議員に対する罷免国民投票ぐらいなら出来ないでしょうか。

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=============<編集長の独り言>=============日曜日に髪の毛を少し切りました。その店内での会話として、“お仕事はどうですか?”と聞かれたとき、とっさに私はあいまいな返答、“それなりに”と答えたのです。すると”どこもそれなりで悪いね”という言葉が返って来ました。それなりに=悪いとなるのが今の現状なのでしょうか。
理髪店という職業は、どちらかと言うとディヘンシブ銘柄に近いと思います。まあ、パーマがカットになるという客単価の下落はあっても、顧客数の大幅な減少は起きないのでは?。やはりお客さん達から悪い、悪いという話を多数耳にしていることで、それなり=悪いに繋がってしまったのでしょうか。
ちなみにこの日、そのお店に“新規顧客”を紹介したのです。簡単に言えば娘です。生まれて初めてお店で髪の毛を切る。今まで私について来ていましたが、席に座ってカットすることが小さな夢だったようです。様子を見ていたせいもあり、席に座って借りてきた猫の様に、おとなしく座り終了。表情だけはにやにやしていましたが。
全く話は変わり、今日の総理の一言。“国民の声は大事に参考しなければならないが、それによって政治を行なうべきものではない”。話の前後が不明なので正確な状況は分かりませんが、これが本心?。“党内の声は大事に参考にしなければいけないが、それによって政治を行なうべきではない”だと思いますが。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp

==========<ひまわり解説〜社員勉強中〜>==========先週は、SQシリーズ〜その1〜「先物取引」=将来を予測して、今売買する取引の解説でした。今週は、SQシリーズ〜その2〜、先物から更に進んだ「オプション取引」の解説です。
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<オプション取引とは?>
ある商品を、将来のある期日までに、予め決められた特定の価格(=権利行使価格)で買う権利、売る権利を売買する取引のこと。
簡単に言うと「権利の売買取引」です。
買う権利をコール・オプション、売る権利をプット・オプションと言います。
将来、株価は上がるだろうと予測するなら、コール・オプションを買う。将来、株価は下がるだろうと予測するなら、コール・オプションを売る。将来、株価は上がるだろうと予測するなら、プット・オプションを売る。将来、株価は下がるだろうと予測するなら、プット・オプションを買う。
<期間>
将来のある期日とは「満期日」と言い、権利行使の期限日(=SQ日)です。この日のある月を限月といいますが、SQ日はその限月の第2金曜日です。オプション取引の限月は商品ごとに異なりますが、例えば日経平均オプションでは期近の4限月制です。従ってオプションのSQ日は毎月あります。オプションの最終売買日は、SQ日の前日です。

<オプションの種類と売買単位>
日本で取引されている株式のオプションには3種類あって、個別株式オプション、業種別株価指数オプション、株価指数オプションです。
また売買単位は、指数オプションのうち日経平均オプションでは指数値の1000倍、TOPIXオプションは、指数値の10000倍です。

<例1:コール・オプションの買い〜日経平均〜>
今、日経平均が14000円で、将来上昇するだろうと予測して、行使価格15000円の日経平均コール・オプションを350円で1単位購入した。その後予測通り上昇し日経平均が15500円に上昇し、4ヵ月後のSQ日に権利行使を行った。

〜コール・オプション購入から行使までの売買損益〜
購入時の支出=350円*1単位*1000倍= 35万円
権利行使で得る金額=(SQ値 − 権利行使価格)*1単位*1000倍         =(15500円−15000円)*1単位*1000倍         = 50万円
最終利益= 50万円−35万円 =15万円(手数料、消費税は考慮せず)
例1では、コール・オプション取引により、予め決められた特定の価格(例1では15000円)で「買う権利」が得られたのです。

<プレミアム>
この各々の権利に対してつけられる値段(例では350円)をプレミアムと言います。 プレミアム = 本質的価値 + 時間価値
このうちまず、時間価値について説明すると、満期までの時間が短ければ短いほど、株価の変動は限定され、予測し易いので、プレミアムは低くなります。(時間的価値がない)満期までの時間が長ければ長いほど、株価の動きは分からない、この例1では上昇する可能性があるので、プレミアムは高くなります。(時間的価値がある)

次に本質的価値について説明すると、コール・オプションでは、行使価格が高いほどプレミアムは低くなります。プット・オプションでは、行使価格が高いほどプレミアムは高くなります。これは本質的価値、すなわち原資産価格(日経平均)と権利行使価格(例1では15000円)の差額が入ってくるからです。プレミアムは、「オプション価格」ともいいます。
(各商品の権利行使価格、期間は取引所が決めます)

<例2:プット・オプションの買い〜日経平均〜>
相場は下落するだろうと予測して、プット・オプションを購入。行使価格13000円でプレミアムが150円の商品を1単位購入した。(当初の支出は15万円)SQ日、相場は12500まで下がり、権利行使して最終利益は35万円となった。(50万円−15万円)
オプション取引により、時価よりも高い価格で売ることが出来たという事です。
〜オプション購入の場合〜
例1では、35万円の支出で4ヵ月後には50万円が得られたことになります。(差し引き15万円)逆に、予測と反して下落してもプレミアムの35万円の損だけであり、15000円の権利を行使せず放棄しても良いのです。リスクは当初支払ったプレミアムだけで、リターンは相場に応じて大きな利益となる可能性があるのです。(権利行使価格よりも下落した場合では、コール・オプションの買う権利を”売った人”が35万円の利益となります)

〜オプション売りの場合〜
コール・オプションもプットオプションも「売り」についてのリスクは、相場に応じて大きな損失を被ることがあります。買いと全く逆で、最大のリターンはプレミアムで、リスクは大きくなる可能性があります。(その為証拠金を納める)例1で売り方だった場合ならば、15万円損したことになります。日経平均がもっと上昇していたら、それ以上に損することになります。

<オプションの市場への影響>
オプションには、満期日以前にいつでも権利行使できるものと、満期日のみ権利行使できるものと2通りあります。日経平均オプション、日経300、TOPIXオプション、業種別株価指数は満期日であるSQ日のみ権利行使が可能。個別株オプションはSQ前日の最終売買日のみ権利行使できます。SQ日に決済が集中するので市場への影響も大きいのだそうです。
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<感想>
8月23日の水曜日から始まり、今回で第13回を迎えた「ひまわり解説」です。この3ヶ月間、解説を書きながら勉強させて頂き、その甲斐があってか、オプション取引は結構すぐに飲み込めました。ちょっとうれしいひまわり。と思って文章を書いていたら、????。オプション取引は先物取引よりも難しいそうで、余り飲み込めてなかったです。おわり
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<おまけ>
今朝の通勤電車内の中吊り広告は、全て「長崎県」の広告でした。一つ電車を買い占めたという雰囲気です。飲める温泉やぶらぶら節、1600名を島原半島宿泊券、オランダ旅行400名ご招待などなど。なかなか太っ腹ですね。そんな広告の中で目に付いたのは、樹氷のかかった山の景色。手前に大きな木があって、樹氷というよりは雪がかかったような。遠めに見て桜かと思いました。朝のだるい通勤電車が、美しい景色で清清しい気分になりました。
買い占められた広告がつまらないと、電車に乗っている時間がやけに長く感じたりして。週刊誌の広告の方が面白いかも、と思うひまわりです。
日蘭交流400周年を記念して、来年3月までながさき阿蘭陀年を開催中らしく、たぶんその広告なのですね。
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<ながさき羅針盤>
   http://www.nagasaki2000.gr.jp/intro.html

<マネックス用語集> 権利行使やプレミアム、限月等の言葉も載っています   http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HLP/HLP_VQandA_GFrm.html
<FP教室>
   http://www.monex.co.jp/static/MONEX/FPN/FPN_VOpening_GFrm.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皆様からの率直なご意見、ご質問をお待ち致しております。
宛先:feedback@monex.co.jp 件名に「ひまわり」と記し願います。ひまわり
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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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