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マネックスメール(第360号 2001年1月24日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
投資信託情報
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
NASDAQ高でもハイテク株の買い意欲は回復せず。
日経平均 13893.58(▲ 91.08)
TOPIX 1304.07(▲ 4.02)
単純平均 519.49(▲ 0.41)
東証2部指数 1971.78(△ 12.94)
日経店頭平均 1296.12(△ 22.75)
東証1部
値上がり銘柄数 515銘柄
値下がり銘柄数 729銘柄
変わらず 179銘柄
比較できず 8銘柄
騰落レシオ(25日) 79.18%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行 指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 611.14(百万株;概算)
売買代金 685263(百万円:概算)
時価総額 3586413(億円:概算)
為替(17時) 117.15円
米国株式市場が上昇したことで、国内株式市場も上昇するのではという期待感から始まりました。今週に入ってからは、先物主導で14000円の大台を挟んだもみ合いが続き、ハイテク株は手仕舞い売りが優勢となっていました。ハイテク株への物色意欲回復という期待感も膨らんだ相場の始まりでした。
14000円の大台を回復して始まったものの、ソニー(6758)、NEC(6701)、東芝(6502)などのハイテク株に対する物色意欲は回復せず、売り優勢の相場展開となりました。この動きを見て先高期待が後退し、軟調な相場展開を続けてしまいました。
ハイテク株が戻り売り懸念で物色意欲が後退する中、前日は個別材料株を物色する意欲が高まり、アラ石(1603)、昭和電工(4004)などが値を上げる展開となりました。しかし本日はこれら個別材料株に対する物色意欲も後退してしまった相場でした。
ハイテク株、個別材料株双方に共通した懸念は、戻り売り圧力とも言えそうです。ともに値を上げれば上値で売りが控えており、積極的に買い進み難いという雰囲気が強まりました。市場では新たな物色の手掛かりを探す展開となりました。
本日の物色材料は、戻り売り圧力の低い銘柄と言えそうです。この視点で対象となったのは、値がさネット関連銘柄でした。トレンド(4704)、トランスコスモス(9715)、ソフトバンク(9984)などが揃って大幅上昇となりました。
これら銘柄に共通していえることは、昨年の高値から売買高の薄い中急落した点があげられます。これら銘柄は、底値からすでに値を上げているものの、平均買いコストは現水準よりももっと上にあり、まだまだ戻り売り圧力は高まらないという見方をされていました。急落した銘柄のみ買いを入れられるとも言えそうな相場環境でした。
◆個別銘柄◆
アラ石(1603) 860円(▲26):100株単位
ハイテク株に対する買い意欲が回復しないことで、短期値幅取りを狙う目先筋の買いを集め前場は大幅上昇となっていました。しかし次第に戻り売りを懸念する相場となり、昨年末に大商いを演じて値を上げた同社にも手仕舞い売りが優勢となり、後場は下落に転じてしまいました。
トレンド(4704) 10600円(△1000):500株単位
トレンドマイクロ(9715)、ソフトバンク(9984)など昨年急落したネット関連の値がさ株に急伸した銘柄が目立ちます。14000円という水準で市場に戻り売り懸念が高まる中、急落したこれら銘柄は、戻り売りが出てくるのはまだ上の水準という見方。リバウンド狙いの目先筋なども買いを入れて大幅上昇。
ソニー(6758) 8580円(▲170):100株単位
9000円の大台では戻り売り圧力が高まるという見方が強く、買い手控えの中、失望売りで値を下げる展開。ハイテク株全般に戻り売りを懸念する雰囲気が高まっており、富士通(6702)は2000円の大台が下支えとならずあっさりと大台割れ。
セガ(7964) 1470円(△200):100株単位
昨日はPS2などへのソフト供給、本日はドリームキャストの生産中止という材料で連日のストップ高。CSK(9737)も同様の展開。ドリームキャストをどう扱うかが懸念材料となっていた部分もあり、今回の発表をプラス評価。また売り込まれていた銘柄のリバウンドを狙うという相場環境も、買いを集める要因になっています。
スズキ(7269) 1161円(△23)
2001年の販売計画を発表し、これを材料に買いを入れる動き。市場では主に機関投資家による買いという話になっていました。海外市場での販売も、円安メリットを受けるという指摘も。
アイワ(6761) 935円(▲65):100株単位
後場中ごろに2001年3月期の業績予想を下方修正が伝わりました。連結最終益は前回予想の210億円の赤字から、372億円の赤字に拡大。デジタル家電の対応が遅れた点、価格競争による収益減、ユーロ安などによる採算悪化が原因。この報道を嫌気して株価は後場急落しました。
タカラ(7969) 556円(△10)
”モーニング娘。”を起用したカラオケが好調、2001年3月期の連結最終益は、従来予想を達成できそうという報道を評価して堅調な展開。リストラ効果、新製品の投入、コナミとの提携効果など今後にも期待の声。
<プレスリリースなど>
アイコム(6820)
パソコンのUSBポートに接続するだけで高速無線アクセスを実現する、ワイヤレスLANユニットSU−11を発売する。PCカードや拡張ボードは不要。電源はパソコン側から供給される。17800円で1月末から発売開始。
日立(6501)
PCサーバーHA8000シリーズに、PentiumIIIXeonプロセッサを32個搭載可能な「580」をラインナップした。PCIスロットを最大96、メモリは64GBまで追加ができるハイエンドサーバー。
船井電(6839)、リコー(7752)
CD−RWドライブおよびDVD+RWドライブの開発・生産で協業することで合意したと発表。船井が中国広東省の東莞市で製造を行い、初年度100万台以上の出荷を見込む。DVDレコーダー製品化も視野に。
コニカ(4902)
神戸事業場に75億円を投じ新工場を建設する。LCDの基幹材料「液晶偏光板用TACフィルム事業」への積極投資。
三菱電(6503)
このほど、業界で初めてデジタルスチルカメラのモーター制御を1チップで可能にしたモータードライバICを開発した。デジカメの小型軽量化が可能になる。
ソニー(6758)
iモードのiアプリ向けにソネットが「ポストペットトラベラーズ」を提供する。従来のポストペットメールとは互換性がない。
松下(6752)
DVDの高画質・高音質再生や、BSデジタル放送の高画質・高音質記録を簡単操作で楽しむことができ、BSデジタル放送関連機器とネットワーク対応ができるDVDホームシアターサウンドシステムを発売する。
富士通(6702)
ニフティがマレーシア最大のISPであるテレコムマレーシアマルチメディアとインターネットビジネスで提携した。ダイレクトフリーローミングやコンテンツサービス、ECなどで相互利用が可能となる。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 第一家(8172) +16.36 △9 64 1114 ソフトバンク(9984)
+16.12△840 6050 11664.8 セガ(7964) +15.75 △200 1470 5406.8 CSK(9737) +15.62 △300 2220 2095.3 三井松島(1518) +13.86 △23 189 2506
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 オリコ(8585) −12.57 ▲22 153 3560 山水電(6793) −12.50 ▲1 7 760 小松建(1865) −10.34 ▲15 130 6 新東工(6339) −8.33 ▲22 242 29 洋シヤタ(5936) −8.16 ▲12 135 4959
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比 石原産(4028) 18471 233 ▲2 昭電工(4004) 15692 182 ▲7 Jエナジー(5014) 14494 203 ▲9 日商岩井(8063) 14181 122 △11 ソフトバンク(9984) 11664.8 6050 △840 三菱マテ(5711) 10501 272 △1 三洋電(6764) 10466 989 △14 洋インキ(4634) 10421 372 ▲6 東芝(6502) 9751 781 ▲19 洋エンジ(6330) 8870 133 ▲6
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比 ソフトバンク(9984) 68431 6050 △840 ソニー(6758) 22885 8580 ▲170 NEC(6701) 17381 2400 ▲30 ホンダ(7267) 17072 4500 ▲20 NTTドコモ(9437) 15781 230万円 ▲6万円 富士通(6702) 13057 1978 ▲67 京セラ(6971) 10851 13700 △140 三洋電(6764) 10309 989 △14 キヤノン(7751) 9939 4370 ▲100 松下(6752) 9315 2625 ▲35
============<投資信託情報>===============−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
DKA株式オープン 最新銘柄組入れ状況
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組入銘柄上位10社
1.NEC
2.住友電工
3.NTTドコモ
4.野村証
5.京セラ
6.東エレク
7.富士写真
8.コーニング(外国株式)
9.CTC
10.古河電工
(1月19日現在、DKAディスクローズ資料より)
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投資信託基準価額(1月23日現在)
ザ・ファンド@マネックス 8,228(−87)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(1月23日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.07(±0.00) バンガード・スモールキャップ・インデックス 20.20(+0.48) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 19.58(+0.22) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 27.92(+0.56)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月24日 <株価対策提案 その2>
昨日に続いて株価対策提案を。個人のお金を預貯金から株式市場に移行させるという昨日の提案は、株価対策だけでなく日本が抱えている「バランス・シートの肥大化」という問題の対処にも意義があります。数百兆円単位で赤字を抱えている年金、いまだ公的資金が必要かも知れない銀行、予定利率を下げざるを得ないかも知れない生保。そのような問題を解決する為にも、まずバランス・シート上のお金を移動させて、ある程度ダイエットしてからでないと手術も出来ません。
もう一つの提案は税です。企業が自社株を買入償却することは一株あたりのリターンを高めて行く効果がありますが、現状では資本準備金と税引き後の利益を使わないと償却できません。これを税引き前の利益で償却できるようにならないものでしょうか。更には持ち合いを解消する時には、株の売却から出る利益と、買入償却のコストを税金を掛ける前に相殺できないのでしょうか。私は企業財務も税も素人なのでどこか間違ったことを言っているかも知れませんが、税は使いようでただ取ればいいというものではない気がします。
今日のカブセン 「相場観 雪かき 腰痛 冴えを欠き」 By 雪だるま(雪国の方、御苦労様です)
=============<編集長の独り言>=============随分前ですが、チャイルドシート、ベビーカーの両方をこなす商品があればという私の経験談をコメントしたことがあったと思います。
今日の日経新聞を何気なく眺めていると、コンビという会社の新商品情報が写真入りで掲載されており私の目に止まりました。
1台4役をこなし、新生児から乳幼児までに対応したチャイルドシート兼ベビーカーです。今後安全基準の確立、また同時に使い易さなど改良が進んでいくことを願います。
まだまだ膝の上に子供を乗せている姿、子供たちが車内で暴れている姿などが目立ちます。大人がシートベルトをしていない姿も多く見かけます。
高性能、快適さ、豪華さなどを競った自動車メーカー、最近になって低公害、安全性などを前面に出しているようではありますが。ユーザー側の安全(危険)に対する意識はまだまだ低い部分が大きいと思います。自動車メーカーが作った商品に対する責任を負うのは当然ですが、安全と危険を認識させて使い方を教育するのもメーカーの義務のひつとでしょう。そういう面での取り組み面も、今後の投資判断のひとつになる時代になって欲しいものです。
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