1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
楽しい!学べる!得をする
マネックスメール(第361号 2001年1月25日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◆◆◆
<まねっくす 株川柳 募集中!>
ソネットのマネックス証券大研究画面で作品を受付中。優秀作品にはマネックスメールへの掲載など数々の特典も。。。まずは模範作品をチェック。
http://www.so-net.ne.jp/carina/monex/
<ゲームファンド ときめきメモリアル>
ファンド保有者の方にオリジナルテレカのプレゼント。
今回はなんと抽選で50名に当たります。マネックスの投資信託の画面から最新情報をクリックしてご覧下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本日の目次
マネックス相場概況
投資信託情報
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
展示会・イベント情報
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/backno/backno.html
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
昨年売り込まれた値がさ株が軒並み急騰、ハイテク株にも下げ渋りの兆し。
日経平均 13803.38(▲ 90.20)
TOPIX 1300.39(▲ 3.68)
単純平均 520.10(△ 0.61)
東証2部指数 1984.73(△ 12.95)
日経店頭平均 1330.46(△ 34.34)
東証1部
値上がり銘柄数 591銘柄
値下がり銘柄数 676銘柄
変わらず 154銘柄
比較できず 12銘柄
騰落レシオ(25日) 81.70%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行 指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 561.19(百万株;概算)
売買代金 659837(百万円:概算)
時価総額 3576292(億円:概算)
為替(17時) 117.73円
NEC(6701)、ソニー(6758)、東芝(6502)といったハイテク株、Jエナジー(5014)など個別材料株などに対しては戻り売り圧力を懸念し、売りが先行して始まりました。日経平均もこれらの値動きによって軟調な始まりとなってしまいました。
日経平均やハイテク株の弱含みを尻目に、昨年大きく売り込まれた値がさネット関連銘柄の急騰は継続。トランスコスモス(9715)、トレンド(4704)などがジリジリと値を上げ、ともにストップ高まで値を上げて終了しました。
このところ大きく値を上げているこれら銘柄ですが、まだ戻り売りは出てこないという見方が強まりました。短期間の上昇によって利益確定売りが出ても不思議ではないのですが、本日はソフトバンク(9984)によって、これら急落した値がさ株への物色が継続した部分もありそうです。
ソフトバンクはシスコシステムズが第三者割当増資を引き受けるという話によって、朝方は売買停止処置が取られました。売買停止時間、ソフトバンクが買いを集めるだろうという思惑も働き、他の値がさ株への物色意欲を更に高める結果となった模様です。
軒並みネット関連銘柄の値がさ株が値を上げる中、徐々に物色対象は業種に関係なく、急落した値がさ株へと拡大していきました。低位の材料株などを手仕舞い、値動きの良さを材料に値がさ株を物色するというムードが後場に入ると一段と強まりました。
値がさ株一色とも言える相場展開でしたが、後半は冴えない動きを続けていたハイテク株も下げ渋りを見せて終了しています。明日は金曜日ということで、早めに売り方が買い戻しを行なった部分もありそうですが、指数に影響のある銘柄に調整終了感が出ると、来週以降の相場展開にも動きが出てくる可能性もありそうです。
◆個別銘柄◆
トランスコスモス(9715) 7660円(△1000):100株単位 急落していたネット関連の値がさ株への物色意欲は継続し、寄り付き直後にすでにストップ高まで上昇。買い意欲は衰えず、ほとんどの時間帯を買い気配のまま推移しました。
ソフトバンク(9984) 7050円(△1000):100株単位
シスコシステムズが第三者割当増資を引き受けるという報道、これにより朝方は売買停止となりました。売買再開後は結局ストップ高まで値を上げて比例配分。急騰を続けていた他の値がさネット関連銘柄も、この材料でまだ値がさ株に対する物色、関心が続くという見方も広まり利益確定売りもあまり出なかった雰囲気でした。
Jエナジー(5014) 190円(▲13)
大商いを昨年末に演じた同社は、戻り売り圧力が高いという見方が強く、手仕舞い売りが先行。低位材料株を手仕舞い、値動きの良い値がさ株に乗り換える動きもありジリ安の展開となってしまいました。
富士通(6702) 1963円(▲15)
ハイテク株に対しては、戻り売り懸念でジリ安歩調が続いていました。ただ後半はやや下げ渋りの兆しも感じられます。明日が金曜日という点から売り方が早めの買い戻しを行なった点、ネット関連の値がさ株の急騰と比較して、突っ込み狙いの買いも入り始めた雰囲気もあります。
パラマウント(7960) 4400円(△440):100株単位
急落したネット関連の値がさ株が大幅反発歩調となっていますが、物色対象をネット関連銘柄から急落した値がさ株という視点で拡大する動きも見られました。前場冴えない値動きのサンリオ(8136)なども、後場に入ってから急速に上げ幅を拡大。
丸善(8236) 418円(△42)
低位材料株は手仕舞い売りで冴えない展開となる銘柄も多い中、後場売買高を膨らませて一段高の展開。値がさネット関連銘柄の急騰に乗り遅れた一部の目先筋が、値動きの良さから買いを入れた模様です。
武田(4502) 6070円(▲150)
医薬品株は軒並み値を消す展開。値がさネット関連銘柄の急騰で、ディフェンシブ銘柄への資金が流入する地合いではなくなっている模様。また急落した値がさ株が物色のターゲットとなっており、高値からの下落率が低いことも見送り要因に。
日立金(5486) 618円(▲65)
2001年3月期の業績が、従来予想を下回るという記事で売りが先行。業績面でのマイナス材料に加え、株価的にも物色の対象外という雰囲気の価格帯です。
古河電(5801) 2400円(▲145)
大商いを演じ、戻り売り圧力の高さが懸念される光通信関連の代表格です。また時間外取引で子会社が出資しているJDSユニフェーズが売られていることも伝わり下げ幅を拡大する展開でした。
<株式分割>
モーニングスター(4765)
3月31日現在の株主に対し、1株を4株に分割
効力発生日 5月18日
配当起算日 1月1日
5万円の額面を、無額面に変更
<プレスリリースなど>
三菱電(6503)
昇降機ビジネスにECシステムを導入した。インターネットでエレベーターを販売する。まずはホームタイプからで、順次小形エレベーター・標準形エレベーターへと拡充する予定。
富士通(6702)
富士通デバイスがBluetoothデータアクセスポイントを開発した。モバイル機器のネット接続玄関口となり、モバイルユーザにこれまでにない快適なネット環境を提供できる。
コスモ石(5007)
ネット上での新型販売促進サービスでニフティと提携した。@niftyで買い物をすると、ガソリン代でキャッシュバックになる。
三洋電(6764)
このほどフラットパネルTV/モニタ用解像度変換画質補正LSIを開発した。独自変換アルゴリズムと画質補正機能により高画質を実現。
キヤノン(7751)
独自の光学式手ブレ補正10倍ズームレンズを搭載した高級デジタルカメラ「PowerShotPro90IS」を2月9日から発売する。16万円。
TDK(6762)
このたび、中国・蘇州市に積層セラミックチップコンデンサの製造販売会社を設立したと発表。TDK香港が900万米ドルを全額出資。
NTT(9432)
光ファイバと高速無線技術を利用したパーソナル・ワイヤレス・ブロードバンド「バイポータブル」のトライアル実施を行う。高速無線技術AWAを利用。
ニコン(7731)
安全性・堅牢性を追求するとともに、子供が喜んでかけられるデザイン、カラーリングを採用した子供用メガネフレーム「ジュニアフレーム」を3月中旬より発売する。つる裏面の出っ張りを抑えた新設計を採用。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 シントム(6808) +21.43 △6 34 5541 トレンド(4704) +18.87△2000 12600 909.5 インテック(9738)+18.18 △200 1300 329 CSK(9737) +18.02 △400 2620 4047.5 殖産住(1920) +16.67 △9 63 656
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 三晃金(1972) −10.43 ▲17 146 280 日立金(5486) −9.52 ▲65 618 1303 安川電(6506) −8.95 ▲63 641 2663 パスコ(9232) −8.55 ▲33 353 72 木村化(6378) −8.18 ▲18 202 118
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比 Jエナジー(5014) 16240 190 ▲13 新日鉄(5401) 13875 189 ▲4 丸善(8236) 13588 418 △42 東ガス(9531) 13335 286 ▲15 昭電工(4004) 11895 185 △3 日商岩井(8063) 11441 113 ▲9 セガ(7964) 10133 1670 △200 東芝(6502) 7312 766 ▲15 日産自(7201) 6770 679 ▲9 三菱化(4010) 6515 292 △15
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比 NTTドコモ(9437) 23469 231万円 △1万円 ソニー(6758) 20449 8510 ▲70 セガ(7964) 16474 1670 △200 NEC(6701) 15016 2335 ▲65 京セラ(6971) 13752 12980 ▲720 トヨタ(7203) 12031 3890 △40 松下(6752) 12024 2590 ▲35 ホンダ(7267) 11588 4490 ▲10 トレンド(4704) 11130 12600 △2000 CSK(9737) 10164 2620 △400
============<投資信託情報>===============<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.(ブル・ベア セレクト)ダブル・ブルファンド
3.(ブル・ベア セレクト)ベアファンド
4.ザ・ファンド@マネックス
5.DKA株式オープン
(2001/1/15〜2001/1/19 マネックス調べ)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
投資信託基準価額(1月24日現在)
ザ・ファンド@マネックス 8,258(+30)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(1月24日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.10(+0.03) バンガード・スモールキャップ・インデックス 20.21(+0.01) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 19.64(+0.06) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 28.12(+0.20)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月25日 <マネックスナイター開幕>
明日26日に当局より日本初の個人投資家向けの私設取引システム運営業務(PTS)にかかる認可を取得次第(予定)、午後8時より夜間取引を開始する予定です。投資単位を引き下げること。夜間でも取引できるようにすること。この二つが日本においてもっと大勢の人が株に親しむ為の最重要課題だと考えています。私たちが自らのIPOの時に株価を一円増資によって小さくしたのも、今回のマネックスナイターも、発想の根っこは一緒です。個人が主役の資本市場を創って行くこと。マネックスナイターがどのように発展して行くかは今は分かりません。
5時から11時59分まで(初日のみ午後8時より)、3000銘柄超。個人投資家だけで形成する市場です。どうぞ覗いてみて下さい。
今日のカブセン 「高く買い 安く売るのが 得意技」 By わかまつ(評 : これでは必殺技ならぬ自殺技ですね)
=============<編集長の独り言>=============昨日頂いた読者の方からのメールです。昨年12月にこのコーナーで“モーニング娘。”をCMに起用したタカラのeーKARAに関してコメントしました。この読者の方は、ご自身でお店に行かれ、eーKARAの注目度等を調べられたそうです。結果、この商品は売れるという印象を強め、実際に同社の株式購入を決意されました。先日このe−KARAなどの好調により、業績面での報道があり売買高も増加して値を上げています。この方にとって、自分自身で商品を確かめ、消費者という視点、身近な投資情報をもとに株を購入し、結果が出たというメールでした。
同じ期間で比較すれば、もっと上昇率の良い銘柄があったかも知れません。しかしこの方は、自分自身で商品を判断すること、その後の株式市場での評価という動きを肌で感じられ、非常に良い経験になったのではないでしょうか。今までは店頭での人気商品を、株式投資と連動させることなく、何気なく過ごされていたかも知れません。目の前にあった貴重な投資情報に気づかなかったかも知れません。しかし今回の経験で、今後街を歩いていても、次のヒット商品を探すという行動を自然に取れるのではないでしょうか。
もともと多くの人は、新製品、新サービスなどに興味があるはずです。そしてそれら新製品を、消費者として良し悪しを自然に判断しているはずです。興味があるものを投資と連動させる。まだあまり話題となっていない注目商品を探そうという意欲、楽しみながら投資を行なえる秘訣ではないでしょうか。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp
============<展示会・イベント情報>===========
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日本全文具紙製品見本市JASPEX2001レポート
1/11(木)〜12(金)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●キングジム(7962)「テプラ」
今や家庭やオフィスに欠かすことのできない存在となったラベルプリンター。同社でも「テプラ」シリーズとして、数千円から数万円まで幅広いラインナップを取りそろえている。
今回、同社が出展したのはパソコンとつながるタイプの新機種(1月発売予定)だ。小さなボタンのようなキーボードが付いた従来のスタイルこそ踏襲しているものの、内容的にはよりユーザーニーズに近付いた。
今までのテプラでは、本体に内蔵されているマークや書体などしか使うことができなかった。大半のニーズには対応するものの、やはり企業のロゴマークを入れたり好みのフォントを使いたいという声があった。商店でのPOPに使う場合も、その店のロゴなどが入っているほうが見栄えが良い。
そこで、パソコン対応機種を登場させたわけだ。原理的にはパソコンの外部プリンタとして扱うようになっているために、ロゴマークだけではなく写真も印刷が可能。もちろん画質は落ちてしまうが、つまりテプラ本体に依存することなく自由なレイアウトで自由な表現が可能となったのだ。仮に本体に内蔵されていない漢字が必要な名前でも印刷できる。子供向けには顔写真や好みのアニメマンガのキャラクターを入れたネームラベルも作ることができる(著作権には注意が必要)。
従来のキーボードも搭載しているので、必ずしもパソコンに接続する必要はない。むしろ日常では本体だけで使うことのほうが多いと思われ、パソコン接続キットはオプション対応となっている。
競合製品に、カシオのラベルプリンターがある。これはパソコン接続専用となっていて価格も安い。マウス内蔵タイプまである。この新しいテプラは価格が多少高く設定されているために、パソコンを持っていて普段そんなにラベル印刷をすることがないユーザーには向かないかもしれない。だが、普段は本体だけ、たまにはパソコンでレイアウトしてみたいというユーザーであれば、使い方次第で大きな効果が上げられるだろう。
===================================<マネックスメールを解除したい時は>
・弊社に直接申し込まれたお客様
マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
▽ http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/monexmail.html
アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
・まぐまぐ、Macky!、Pubzine、melma!ご利用のお客様
解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。
▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽Melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00015629
何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行する メールマガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可 なく複製・再配信等を行うことはできません。投資等のご判断は、ご自身 の自己責任においてされますようお願い致します。当社は、お客様のマネ ックスメール情報サービスのご利用により生じた損害につきましては、そ の責を負いません。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。